アームズボックスとは | ボックスの形状ごとの特徴をわかりやすく解説


アームズボックスは出来高対応チャートの一つ
アームズボックスの形状ごとの特徴に注意しましょう

数あるテクニカル分析の中の1つにアームズボックスという手法があります。トレンドの把握に有用な指標の一つですが、他のテクニカル分析とどのような違いがあるのでしょうか。

本記事ではボックスごとの特徴を丁寧に解説しますので、トレードの参考にしてください。

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さらに、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成も可能で、全世界で数多くのトレーダーに愛用されています。

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができます。トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。

アームズボックスの基本情報

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ひとこと特徴,その日の高値と安値を示し、取引量を把握可能
ジャンル,トレンド系
難易度,中級テクニカル分析
使うタイミング,主にトレンド相場
主な使い方,株式の場合、妥当な期間は2年間の平均

ボックス・チャートは、出来高の大きさによって**価格変動の背後にある動きの強さや切迫度を推計すること**を基本としています。

支持線と抵抗線の強弱やトレンド形成時の上昇・下降の勢いを推し量る目的で使用されます。具体的には価格と出来高を1つのグラフの中で表示することによって、価格の背後にある動きをわかりやすくしようとしたものです。ボックス・チャートの作成でもっとも重要なのは、ポイント数の基本となる出来高を平均するための「妥当な期間」です。これについてアームズは「株式の場合、2年間の平均がよい」と述べています。
ボックス型の横幅のポイント数は、一定期間の出来高の3分の2倍を用いており、相対的な出来高の評価をしています。そのためその時々の相場の注目度合いによっては、出来高が多く大きなボックス型が頻繁に出る期間や出来高が少なく小さなボックス型の形状が多く現れる期間があります。

そのため出来高の平均期間を長いスパンとする場合には、ボックス型の形状だけではなく**近接するボックス同士を比較するようにしましょう**。

アームズボックスとは

アームズボックスの概要

アームズボックスとは、アメリカのテクニカル・リサーチ社の子会社ヴォリュメトリックス社の取締役であるリチャード・W・アームズ・ジュニアが著書「出来高で儲ける法」で紹介したものです。

ボックスの上限と下限に各々その日の高値と安値を示し、さらにボックスの幅によってその日の取引量を示すことができます。

ボックス・チャートの概要

ボックス・チャートの考え方は、出来高の大きさによって価格変動の「背後にある動きの強さ」や「切迫度」を推計することを基本としています。

よって支持線と抵抗線の強さ・弱さや、トレンド形成時の上昇・下降の勢いを推し量る目的で使用されます。具体的には価格と出来高を1つのグラフの中で表示することによって、価格の背後にある動きをわかりやすくしようとしたものです。

ボックス・チャートの作成でもっとも重要なのは、ポイント数の基本となる出来高を平均するための「妥当な期間」です。これについてアームズは「株式の場合、2年間の平均がよい」と述べています。

アームズボックスの見方

アームズボックスの3つの種類

アームズボックスは形状によって以下の3種類に分けることができます。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

  • 縦長のボックス
  • 正方形に近いボックス
  • 横長のボックス

縦長のボックス

縦長のボックス型は価格が上昇・下降するために、大きな出来高を必要としないことから**価格が上下しやすいこと**を表しています。
つまり価格が上昇途上の段階でこの形が現れた場合はその後**さらなる上昇**が期待され、下降途上の段階でこの形が現れた場合は**さらなる下降**が予想されます。

正方形に近いボックス

縦と横がほぼ同じ長さのボックス型は価格を動かすために大きな出来高を必要とするため、**値動きが小さいこと**を示します。
仮にある銘柄の上昇途上でこの形が出た場合は、売り圧力の高まりに遭遇しているときです。そのため、この形が出たらそれまでによほど強い買いエネルギーの高まりがない限り、相場は**売り場**を迎えていると考えられます。逆に下降途上でこの形が出た場合は、相場は**買い場**を迎えていることになります。

横長のボックス

横長のボックス型の持つ意味は正方形に近いボックスとほぼ同じですが、**横長のボックスのほうがより強い信号**といえます。

アームズボックスの比較が重要

ボックス型の横幅のポイント数は、一定期間の出来高の3分の2倍を用いています。

つまり相対的な出来高の評価をしているので、その時々の相場の注目度合いによっては、出来高が多く大きなボックス型が頻繁に出る期間や出来高が少なく小さなボックス型の形状が多く現れる期間があります。

そのため出来高の平均期間を長いスパンとする場合には、ボックス型の形状だけではなく近接するボックス同士を比較する必要があります

アームズボックスとの組み合わせが有効なテクニカル分析

支持線

<s-table headline=""side"" title=""支持線の基本情報"">
ひとこと特徴,過去の価格推移から反発を予想
ジャンル,トレンド系
難易度,初級テクニカル分析
使うタイミング,トレンド・レンジ相場
主な使い方,安値同士を線で結ぶ

相場は投資家の心理が反映されて価格が推移するので、他の投資家にも意識される支持線を引くことが重要になります。たとえば多くの投資家が「可能な限り安いところで買い、高いところで売りたい」と考えている場合、**安値同士を結んだ支持線で買い支えられる**という判断をすることができます。

しかし注意しなければならない点は、全ての安値部分を結ぶわけではないということです。支持線でトレンドラインを作るということを意識し、もっとも顕著な安値に注目するようにしましょう。
支持線で買い支えられず、価格が割り込んでしまった場合には「もっと価格が下がるかもしれない」「上昇トレンドが終わるかもしれない」という心理が働きます。これにより不安感が強まるため、このあと**価格は一気に下がる可能性が高くなります**。このような局面では、出来高なども考慮したうえで「順張り」を行うことが最適です。

アームズボックスのまとめ

アームズボックスを使うことによって相場の売買の勢いの方向やその強さを読み取ることができます。そのため、アームズボックスは順張り投資にも逆張り投資にも使える万能なテクニカル分析手法と言うことができます。

ぜひ実戦の中で使ってみることでその効果を試してみることをおすすめします。慣れてきたら他のテクニカル分析と併用することでさらに精度の高いトレードを目指してみてください。

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