- コスモスはブロックチェーン同士をつなげる暗号資産(仮想通貨)として話題
- BINANCEやBITTREXなど海外の人気取引所で買える
- 理想の取引所を選ぶには取引スピードや安全性などをチェック
「コスモスはどこで買えるの?」「お得な取引所がわからない」などと悩んでいませんか。コスモスはブロックチェーン同士をつなぐ能力を備えており、将来性が高いといえます。期待の通貨は、理想の取引所でお得に買うように心がけましょう。
今回はコスモスをお得に買いたい方のために、取扱中の取引所の特徴をまとめました。選ぶポイントも合わせて紹介するので、この記事を読めばコスモスを買う準備を進められます。
コスモス (Cosmos/ATOM) とは
コスモスは最近注目を受けている暗号資産(仮想通貨)のひとつです。「アトム」という別名があります。
関係のないブロックチェーン同士をつなぐ役目があり、取引所を通さないスピーディな送金に協力できます。ブロック容量がいっぱいになって暗号資産(仮想通貨)の送金が鈍る「スケーラビリティ問題」の解決が望めると言われています。
コスモスは暗号資産(仮想通貨)の送金や、システム開発の常識を変える可能性に注目です。
コスモス (Cosmos/ATOM) が購入できる取引所
BINANCE (バイナンス)
取引スピード
BINANCEは取引スピードの速さが特徴です。マッチングエンジンが世界最高クラスだからです。
BINANCEが取引に使うエンジンのおかげで、1秒間に最大140万件の取引を処理できます。取引スピードの速さにこだわるなら、ハイレベルなマッチングエンジンを秘めたBINANCEが見逃せません。
直感的
直観的な操作で暗号資産(仮想通貨)を買えるのも、BINANCEの強みです。
トレード画面に行けば、チャートの真下に注文スペースがあります。1枚あたりの希望相場として「価格」、売買対象の枚数としての「金額」を選ぶだけで準備は整います。
たとえばコスモスをビットコイン払いで買うなら「ATOM/BTC」です。価格はビットコイン換算、金額はコスモスの注文枚数を決めて購入か売却ボタンを押しましょう。シンプルな手順で売買できるのもBINANCEの魅力といえるでしょう。
安全
BINANCEは海外の取引所としては、トップクラスの安全性です。ログイン時は二段階認証やパズル認証などを使っているので、ユーザーのなりすましによる不正アクセスを防げます。
運営側ではSAFU(セキュアアセットファンド)保険基金の不正防御サービスを取り入れるなど、強力な監視体制です。世界トップクラスの数のユーザーを守るため、BINANCEはセキュリティにも積極的といえます。
安全性でも妥協がないという意味で、BINANCEは誰もが安心して利用できるでしょう。
流動性
BINANCEは流動性にも注目です。流動性とは、安定して換金できる可能性という意味です。BINANCEは利用者が多くて、取引所内での出来高も世界トップクラスになります。コスモスに限らず多くの暗号資産(仮想通貨)で、安定した相場での取引を望めるでしょう。
珍しい暗号資産(仮想通貨)は相場が不安定というケースも多いです。しかしBINANCEではレアな通貨でも安定した流動性に期待ができます。
追記
2022年12月から日本人ユーザーの登録が禁止になりました。
BITTREX (ビットレックス)
取扱通貨数
BITTREXは暗号資産(仮想通貨)の取扱数が豊富です。コインゲッコーによると、その数は2021年3月26日時点で342にもなり、取引ペアにして722です。
日本国内ではCoincheckの15種類が最多です。しかしBITTREXはケタ違いで、日本では見られない暗号資産(仮想通貨)も多数手に入れられます。
コスモスを買うついでに、ほかの注目の通貨もチェックしてみましょう。取扱通貨数が多いほど、多様な投資戦略が可能になります。
取引高
BITTREXは取引高が世界上位クラスです。取引高とは売買に使われたお金を意味します。取引高が高いほど多くのユーザーによって多額のお金が動いたことになるのです。
取引高の高い取引所は、ユーザー同士が価格を決め合いながら行う取引も成立しやすいといえます。世界中のユーザーが暗号資産(仮想通貨)を求めて毎日集まるので、売買の相手を見つけやすいのがポイントです。
BITTREXは取引高に優れているので、理想の注文内容を通しやすいといえます。コスモスのような珍しい暗号資産(仮想通貨)でも、注文内容に同意してくれる相手が見つかるかもしれません。
本人確認が必要
BITTREXを使うには、本人確認が必要です。パスポートや運転免許証のような身分を証明するものを用意しなければなりません。しかし本人確認が必要であることは、なりすまし被害を防ぐ上で有用です。
手続きをする側からすると多少めんどうかもしれませんが、本人確認制度を設ける取引所は健全といえます。本人確認なしでかんたんにアクセスできても、取引所がハッキングを受けると信頼に関わる大問題につながります。
以上の事態を避ける意味でも、身分を証明してくれるユーザーだけを受け入れるBITTREXは健全でしょう。
FTX (エフティーエックス)
商品数が多い
FTXは商品数の多さが強みです。専門はデリバティブという金融商品ですが、レバレッジトークン、オプション取引、無期限先物など多岐に分かれています。
ほかにもFTTトークンの購入が可能です。先物取引ではFTTトークンを証拠金の代わりに使え、一定以上を持っていれば手数料割引も受けられます。暗号資産(仮想通貨)では珍しい自動売買サービスも展開しており、多種多様な投資戦略が可能です。
業界の先を行くような金融商品が多いことが、FTXの特色です。
レバレッジトークン
レバレッジトークンはERC-20規格の通貨のひとつです。種類に応じてポジションとレバレッジ倍数が決まっています。
たとえば「BULL」を買えば、3倍のレバレッジで買いポジションを持てます。BEARなら同じ3倍でも、持っていない通貨を先に売って買い戻す「売りポジション」をもらう形です。
決まった条件でレバレッジがかかったポジションを持てる権利をもらったとイメージしましょう。倍数やポジションを決めるのに迷ったら、レバレッジトークンに頼るのも選択肢です。
オリジナルトークン
先ほどもお伝えしたように、FTXには独自開発の「FTTトークン」があります。証拠金の代わりに利用できるほか、保有数に応じて手数料割引を受けられるのが特徴です。
FTTトークンは、総発行数の半分がバーンを受けることがあります。バーンとは流通中の暗号資産(仮想通貨)に対し、運営側が一部の数量を使えなくすることです。総発行数を減らすので、希少価値からFTTトークン自体の価格が上がる可能性もあります。
取引所を便利に使える機能がメインのオリジナルトークンですが、FTTトークンは投資対象としても魅力的といえるでしょう。
自動売買システム
2020年4月にFTXは自動売買システム「Quant Zone」を始めました。自分で売買ルールのセッティングを行い、機械がそれに応じて自動で取引をしてくれるシステムです。
FXでは「システムトレード」として、設定に応じて売買を自動で行ってくれるサービスが人気です。しかし暗号資産(仮想通貨)に対応した自動売買システムは珍しいといえます。
仕事や家事で忙しい方でも、Quant Zoneがあれば暗号資産(仮想通貨)の売買を任せられます。コスモスがほしい方もこちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
投票制度
FTX独自のルールに、投票制度「FTX Vote」があります。期間限定で新規上場通貨を決める投票イベントが行われるしくみです。
公式サイトで新規上場候補の一覧が示されています。ユーザーは一覧からお気に入りの通貨を選んで一票を投じます。暗号資産(仮想通貨)の選挙というイメージです。
新しい通貨の魅力を感じられるイベントは、投資家としての視野を広めるきっかけになります。
Kraken (クラーケン)
世界第4位
Krakenはコインマーケットキャップにおける取引高ランキングで、世界第4位に入っています。BINANCE、コインベース、Huobi Globalに次ぐ順位で、信頼性の高さがわかるでしょう。
コスモスに限らず、ポルカドット、クサマなど複数のブロックチェーンの相互利用を得意とする暗号資産(仮想通貨)も複数取り入れています。上場中の通貨の数は55で、豊富な投資戦略を組めるでしょう。
取引高の高さは、多くのユーザーに愛されている証拠です。さまざまな通貨を安定した相場で買いやすいのは魅力的でしょう。
セキュリティ
Krakenはセキュリティ対策に優れています。取引所のセキュリティランキングでも上位に入るほどで、徹底したハッキング対策に安心する方も多いでしょう。
たとえばコールドウォレットとして、顧客資産をオフラインで管理しています。オンライン上のウォレットに資産を収めているとハッカーに狙われやすいのが弱点です。しかしKrakenはオフライン管理でリスクを抑えています。
二段階認証の設定も可能です。IDやパスワードを知られても、本人確認のための二段階認証があれば不正アクセスを防げます。
徹底的なセキュリティを施しているおかげで、Krakenはこれまで一度もハッキング被害にあっていません。
流動性
Krakenは流動性も特徴です。希望価格を指定する指値注文で、思いどおりの内容が通りやすいメリットがあります。
流動性は安定して取引を進められる指標です。Krakenはユーザー数が多く、取引高も大きいので、高水準の流動性が続いています。初めて海外の暗号資産(仮想通貨)取引所を使う方にとっても、スムーズな取引を進めやすいでしょう。
流動性は取引所の質を決めますが、Krakenは一定の水準を満たしています。
コスモス (Cosmos/ATOM) の取引所を選ぶ際のポイント
取扱通貨数
コスモスを買うために取引所を選ぶなら、取扱通貨数を基準としてもよいでしょう。暗号資産(仮想通貨)にはさまざまな種類があり、特徴が異なるからです。
最初はコスモスだけが目当てでも、知識を得ていくうちに段々とほかの通貨に興味を示す可能性があります。そのときにコスモスと同じ取引所でほしいものが買えないと、別の場所に口座を開かなければならず、面倒です。
1カ所で複数の通貨をチェックできるように、上場通貨の数はなるべく多いところがよいでしょう。BINANCEやBITTREXのように100以上の種類を誇る取引所が望ましいといえます。
安全性
健全な取引上選ぶうえで、安全性も大切です。有名な取引所でも過去にハッキング事件を受け、資産が盗まれたケースがあります。被害を未然に防ぐ取り組みを行いましょう。
具体的には取引所におけるセキュリティを確かめてください。以下の項目はとくに要チェックです。
顧客資産を専用のコールドウォレットで分別管理
二段階認証の設定ができる
コールドウォレットとは資産をオフラインで管理できるデータツールです。会社の資産と分けて管理していればなおよいでしょう。ユーザーのなりすましを避けるためには、本人確認用の二段階認証も欠かせません。セキュリティへの意識の高さが、資産を守ります。
機能性
取引所の機能性も、選定基準に入れましょう。画面の構造がわかりづらいと、操作ミスが起きたり、作業に時間がかかってストレスにつながるからです。
おすすめの調べ方は、画像検索です。取引所への入会前に検索をかけ、公式サイトのページの様子を写真でチェックしましょう。メニューやチャート、注文スペースなどがすっきりとしていれば使いやすいと判断できます。
スマートフォンの使用機会が多いなら、アプリとしての使いやすさも重視しましょう。取引所をストレスなく使うには、機能性が重要です。
手数料
手数料の安い取引所がおすすめです。主に現金や暗号資産(仮想通貨)の入出金、売買などに手数料がかかります。
複数の取引所の手数料を比較しましょう。より安いところを優先しながら、サービス内容も加味して総合的に判断すると、理想の1カ所を決められます。
手数料は入出金も取引も、1回ごとにかかります。余分な出費を避けるためには、なるべく安いところに登録し、ムダな入出金や取引を避けるなどの工夫が大切です。
流動性
取引所のステータスを決めるものに、流動性があります。売買の活発性やユーザーの多さなどから決まる指標です。流動性が高ければ希望の注文内容が通りやすく、取引自体も短時間で成立しやすいでしょう。
とくに自身で価格を決める指値注文は、同意してくれるユーザーがいなければいつまでも成立しません。流動性が高い取引所なら、取引成立に名乗ってくれる人が来やすいといえます。
コインゲッコーやコインマーケットキャップといった暗号資産(仮想通貨)の情報サイトを確かめ、流動性の高いところをチェックしましょう。
コスモス (Cosmos/ATOM) の取引所に関するQ&A
コスモスは国内取引所で買えませんか?
コスモスは国内の取引所では買えません。しかしKrakenはアメリカ拠点ながら、2020年10月に日本人向けのサービスを始めており、日本円でコスモスを買えるようになりました。
コスモスは国内進出をまだはたしておらず、基本的にコスモスは海外取引所で求めることになります。BINANCEやBITTREXなど海外ではいくつかの有名な取引所で購入可能ですので、注目してみましょう。
コスモスの現在の価格がいくらですか?
BINANCEにおけるATOM/BTCの価格は、2021年3月25日の終値で0.0003335BTCです。
同じ時期のCoincheckではBTCは561万2528円を記録しています。ATOM×BTCの結果は約1872円です。
コスモス (Cosmos/ATOM) の取引所に関するまとめ
コスモスはブロックチェーン同士を連携させ、送金をスムーズにする能力が期待されています。投資で利益を得るなら、流動性や安全性などで取引所を比べて判断することも大切です。
コスモスは現在海外拠点の取引所でしか購入できませんが、Krakenのように日本円対応の場所もあります。自身にとって最適な環境での投資行動が、売買を楽しむきっかけになるでしょう。