【2021年】ビットコイン以外の人気銘柄!アルトコインおすすめランキング

そもそもアルトコインとは?

アルトコインとは、ビットコイン (BTC) 以外の仮想通貨のことを指します。由来としては英語の「代わり」という意味の「alternative」から来ており、将来的にビットコインの代わりになりうる仮想通貨という意味合いで使用されています。

現在アルトコインの種類は1万種以上Coinmarketcap, 仮想通貨, 2021年6月24日時点あるとされ、それらの開発目的や使用用途はビットコイン (BTC) とは異なります。各アルトコインが利用されている領域の盛り上がりがアルトコインの価格変動に大きく影響し、アルトコイン投資ではそれぞれの関連分野における情報収集が欠かせません。

アルトコインに投資するメリット

アルトコインに投資することには大きく2つのメリットが存在します。

  • リターンが大きい
  • リスク分散できる

1つめは、ビットコイン (BTC) 投資以上のリターンが期待できる場合があることです。

多くのアルトコインは、ビットコイン (BTC) に比べて1単位当たりの価格が安く、同じ資金量でも比較的多くの枚数を購入できます。またボラティリティが高く、上昇と下落の幅が大きい傾向にあるのも特徴です。そのためアルトコインが価格上昇した際には一気に大きな利益を上げられる可能性があります。

2つめは、リスクを分散できる点です。

アルトコインはいくつも種類があるため、保有している資産を分散して投資できます。もしビットコイン (BTC) だけに投資すると、ビットコイン (BTC) の価格が暴落したときに大きな損失を抱えてしまいますが、さまざまなアルトコインに分散投資しておけば、資産へのダメージを少なくできます。

アルトコインの選び方

どのアルトコインに投資すればいいのか分からないという方向けに、選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

  • 流動性
  • 性能
  • プロジェクト進捗

1つめは、流動性が高いかを確認することです。

流動性が高いとは、ある一定期間でのその通貨が取引された量が多いことを意味し、このような流動性の高い通貨は価格が比較的安定しているため取引に向いているといえるでしょう。

2つめは、その仮想通貨の性能が評価されているかです。

例えばスマートコントラクトやブロックチェーンに関連する技術は高い注目を受けていて、さまざまな分野で応用されたりサービスが提供されたりしています。このようにビットコイン (BTC) とは異なる長所を持った通貨は、将来性に期待が集まり価格上昇が見込めるでしょう。

3つめは、通貨のプロジェクト開発が進んでいるか、または今後予定している開発があるかどうかです。

開発の目的や通貨の特徴、今後の構想などが記述されているホワイトペーパーの内容がしっかりしているもの、開発の進捗が公式ホームページやSNSで頻繁に示されているものは、ユーザーから信頼できる通貨とされ、取引量が増える傾向にあります。

おすすめアルトコイン10選

次に、各分野で注目されているおすすめアルトコインを分野ごとにご紹介します。アルトコイン投資でどの通貨にすればいいか悩んでいる方は参考にしてください。

テザー (USDT)

テザー (USDT) は2014年に公開された世界初のステーブルコインです。ステーブルコインとは、仮想通貨のボラティリティの大きさを克服し、価格が安定した基軸通貨としての役割を担う仮想通貨です。

ステーブルコインは価格を安定させる手法により、法定通貨担保型、仮想通貨担保型、無担保型の3つに分類されます。テザー (USDT) はドルと連動する法定通貨担保型のステーブルコインです。

テザー (USDT) は価格が安定しているため、投資対象ではなく決済手段として主に用いられています。決済時にビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) を利用すると、その時点で利確したとみなされ課税対象になってしまいますが、テザー (USDT) のような価格が安定している通貨であれば、含み益があまり発生しないためそのほかの仮想通貨と比べると税金を考慮する必要が少なくなるでしょう。

またマルチチェーン対応として、複数のブロックチェーン上で発行されている点もメリットです。現状のブロックチェーンの仕組みでは、異なるブロックチェーン上で発行されている通貨を扱うことはできませんが、テザー (USDT) はマルチチェーン対応を行うことで、ビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) 、イオス (EOS) などさまざまなブロックチェーンで活用できるようになっています。

バイナンスコイン (BNB)

バイナンスコイン (BNB) は、世界最大級の海外仮想通貨取引所BINANCEが発行する独自トークンです。

バイナンスコイン (BNB) はBINANCEで活用することでメリットを発揮します。具体的には、取引手数料の支払いにバイナンスコイン (BNB) を利用することで元々0.1%だった手数料が最大0.05%まで減額されたりBINANCE, Trading Fees, 2021年6月24日参照、取引をする中で余ってしまった通貨をバイナンスコイン (BNB) に両替できたりといったサービスに用いられています。

バイナンスコイン (BNB) の価格は、BINANCEの評価と密接に関わっているといえます。BINANCEは取引所としての事業のみならず、世界最大規模の仮想通貨専用ショッピングモール「クリプトモール」との業務提携や、DeFiプロジェクトとしてバイナンスDEXをローンチしたりなど、活発に事業を展開しています。

今後BINANCEの評価が上がりユーザー数が増えていけば、バイナンスコイン (BNB) の価格上昇が期待できるでしょう。

ドージコイン (DOGE)

ドージコイン (DOGE) は、ミームコインとも呼ばれるネットやSNSで流行ったことをモチーフに作られる仮想通貨です。ドージコイン (DOGE) はビットコイン (BTC) を模倣して作られていて、基本的な機能はほぼ同じです。

2021年1月時点では約0.8円程度Coinmarketcap, Dogecoin Chart, 2021年1月27日時点の草コインでしたが、テスラ社CEOイーロン・マスク氏がTwitterでドージコイン (DOGE) を支持するようなツイートを相次いてしたことにより、2021年5月には約70円台まで驚異の高騰を見せました。最近は約25円と落ち着いていますが、いかに草コインが投資家心理で動いているかを表した事例であるといえます。

ドージコイン (DOGE) は発行上限がなく、有名人一人の発言により価格が大きく動くなど、値動きの予想が難しい通貨でもあります。

ユニスワップ (UNI)

ユニスワップ (UNI) はDEX (分散型取引所) のUniswapで利用されている独自トークンです。

アーベ (AAVE) と同じく、ユニスワップ (UNI) はUniswapでレンディングを行うことによりインセンティブとしても獲得できます。

Uniswapは2018年から運営されているDEXの権威的な存在であり、非中央集権の強みを生かした手数料の安さ、取引の手軽さ、取扱通貨の豊富さといった点が評価されています。

DEXはまだまだ取引量が小さく法整備も整っていないこともあり、現状は従来型の中央集権取引所が大部分のシェアを占めています。

今後DeFiがさらに進化し、信頼できる技術として普及していけば、DEXもより存在感を増していくでしょう。そうなれば、ユニスワップ (UNI) の価格上昇も期待できます。

チェーンリンク (LINK)

チェーンリンク (LINK) はDeFi分野で注目されている通貨です。DeFiとは、Decentralized finance (分散型金融) の略で、主にイーサリアムブロックチェーン上のスマートコントラクトを活用した、非中央集権の金融システムです。

チェーンリンク (LINK) は、ブロックチェーンネットワークと外部システムを繋ぐ中間処理役の機能を持った通貨です。

ブロックチェーンネットワークに安全に外部データを取り込んだり、逆にブロックチェーン技術を外部システムで活用させたりといったことが、チェーンリンク (LINK) を介して実現可能になります。

現在多くのDeFiではスマートコントラクトを活用するために外部システムとの接続が求められていて、チェーンリンク (LINK) の需要は非常に高まってきています。

今後DeFi分野への注目が大きくなっていけば、チェーンリンク (LINK) の存在感も増していくでしょう。

シータ (THETA)

シータ (THETA) は、ブロックチェーン技術を用いた非中央集権型動画配信サービスTheta Networkで活用されている通貨です。

YouTubeをはじめとした従来の中央集権型動画配信サービスは、サーバーの維持に高いコストがかかったり、4K・8Kなどの高画質が再生できなかったりという問題を抱えていますが、Theta Networkでは、ブロックチェーン技術でプラットフォームを分散化し、多くのユーザーに分担してサーバーを維持してもらうことによって、高品質な動画配信サービスを提供しています。

Theta Networkに参加しサーバーの維持に貢献すると報酬としてシータ (THETA) が支払われる仕組みになっています。

既にシータ (THETA) を活用している動画配信サービスに「SLIVER.tv」があります。SLIVER.tvは多くのユーザーが利用している人気のeスポーツ配信サービスで、SLIVER.tvユーザーが増えていけば、シータ (THETA) の価格も上昇していくと見込まれます。

Teata NetworkはGoogleやサムスン、ソニーといった複数の大企業から出資を受けています。今後のプロジェクトの進捗に注目です。

インターネットコンピュータ (ICP)

インターネットコンピュータ (ICP) は、分散型ネットワーク「Internet Computer」が発行する独自トークンです。

インターネットコンピューター (ICP) は、2021年5月10日に取引が開始されてからわずか1日で時価総額が約5兆円Coinmarketcap, Historical Data for Internet Computer, 2021年5月11日参照に達するなど、さまざまな投資家から注目されました。

Internet Computerは、AWSやGoogle Cloudのような特定企業による集中サーバーから脱却し、インタネット上の任意の人がサーバーとなることで、分散型ネットワークを構築し、アプリケーションサービスの高速化を目指しています。

モネロ (XMR)

モネロ (XMR) は2014年に公開された高い匿名性が特徴の仮想通貨です。

モネロ (XMR) の特徴は主に2つです。

1つめは、匿名性が高く、プライバシー保護に優れる点です。モネロ (XMR) はリング署名、ステルスアドレスという技術を採用することにより、誰が誰に送金したかという情報を第三者が特定できないようになっています。これにより情報の流出や不正なアクセスを防ぐことができるのです。

2つめは、送金速度の速さです。ビットコイン (BTC) の場合送金に約10分かかるのに対し、モネロ (XMR) は約2分で送金できます。

モネロ (XMR) はこれらの点で非常に便利な通貨ですが、一方で匿名性の高さを逆手に取り犯罪組織のマネーロンダリングに利用されてしまうという懸念があり、規制の対象になることを見据えて、国内外の取引所でモネロ (XMR) の扱いを取りやめる動きが見られています。この課題を乗り越え、通貨としての信頼性と利便性をどう両立していくのか、今後の展開に注目です。

アーベ(AAVE)

  • 分野:DeFiレンディング・イールドファーミング
  • 時価総額ランキング:29位Coinmarketcap, 仮想通貨時価総額上位100, 2021年6月24日時点

アーベ (AAVE) は分散型レンディングプラットフォームAaveの独自トークンです。

Aaveで仮想通貨のレンディングを行い流動性を提供すると、インセンティブとしてアーベ (AAVE) が獲得できます。

Aaveは20種類以上のトークンを使ってレンディングが可能AAVE, 資産, 2021年6月24日参照なのに加え、通貨を貸し出すだけでなく借りることによってもアーベ (AAVE) が得られる点が、他のレンディングサービスにないメリットとして評価されています。イギリスの金融機関FCAから公式ライセンスを得ているFinancial Conduct Authority, Aave Limited, 2021年6月30日参照<>のもポイントです。

今後Aaveのユーザーが増えていけば、アーベ (AAVE) の価格も上昇していくことが期待できるでしょう。

ベーシックアテンショントークン (BAT)

ベーシックアテンショントークン (BAT) は、Webブラウザ「Brave」の中で活用されている仮想通貨です。

Braveは広告やトラッカーをブロックする機能が実装されているブラウザで、広告を自動で削除してくれるため、快適にブラウジングできるのが特徴です。

ベーシックアテンショントークン (BAT) は、Braveが提供する特定の広告を閲覧することで報酬として付与され、獲得したベーシックアテンショントークン (BAT) はYoutubeの生配信やeスポーツの試合での投げ銭として利用されています。

現状Braveのユーザー数はGoogle ChromeやSafariなどと比較すると少ないですが、広告の自動削除やプライバシー保護といったメリットが支持されてユーザー数が増えれば、価格が上昇する可能性は十分にあると言えます。

アルトコインおすすめに関するまとめ

本記事ではおすすめのアルトコインについてご紹介しました。

アルトコイン投資には、ビットコイン (BTC) 投資以上のリターンが期待できる点や複数のアルトコインに分散投資することでのリスクヘッジが可能な点など、さまざまなメリットがあります。

上記で紹介したアルトコインを選ぶ際のポイント3つの流動性、性能、プロジェクト進捗に加え、開発元情報などは投資を行う前に確認し、価格の上昇が見込めるか、その通貨の特徴とロードマップを良く理解し、判断する姿勢を大切にしましょう。

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