- BINANCEのチャートには「ベーシック」と「アドバンス」の2種類がある
- 「アドバンス」はチャートに指標を重ねられる
- デフォルトで表示されているのは「移動平均線」と「MACD」
2022年12月最新情報
BINANCEが2022年11月30日に日本からの新規ユーザーが口座開設・登録することを禁止しました。
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本コンテンツでは、BINANCEで仮想通貨を取引する際のチャートの見方・使い方を画像付きで徹底解説しています。ぜひ今後の相場分析等に役に立ててみてください!!
BINANCE (バイナンス) のチャート見方は二種類
BINANCEには、次の2つの取引画面があります。
- Basic (ベーシック)
- Advanced (アドバンス)
2つのチャートは、チャートを分析する指標である「インジケーター」を追加できる・できないという点が違います。
ベーシックのチャートに表示されるインジケーターは、「移動平均線」と「MACD (マックディー) 」のみで、追加したり削除したりすることはできません。
一方、アドバンスのチャートはインジケーターを追加したり、削除したりできます。
では、それぞれのチャートの見方を詳しく見てみましょう。
ベーシック
ベーシックの取引画面を出すには、トップページ左上の「Exchange」から「Basic」を選択します。
すると、ページの中央にチャートが表示されます。
チャートの中には、以下のものがあります。
- ローソク足の時間幅の変更
- 3本の移動平均線
- 取引ボリューム
- MACD (マックディー)
ローソク足
ローソク足とは、「価格がどれくらい変化したか」や「価格が変化した方向」を表すものです。
ローソク足は、□の形をしているローソクの「実体部」と|の形をしている「ヒゲ」で構成されています。それぞれが表す意味は次のとおりです。
そして、BINANCEでは始値よりも終値が高かかったらローソク足の色が緑色で、安かったらピンク色で表されます。
ローソク足を見ることで当該期間における価格の動きの大きさや価格が上昇 (または下降) したかを知ることができます。
そして、1本あたりのローソク足が示す期間を1分~1ヶ月まで変更できます。BINANCEのチャートでは、左上にあるボタンで時間幅を変更できます。
例えば、「1H」を選択すると、1本のローソク足が示す価格変化は一時間あたりのものとなります。
移動平均線
メインのグラフ上に表示されている3本の線は、「移動平均線」です。
移動平均線とは、終値の平均値を「一定期間ごと」にずらして集計し、期間ごとのトレンドの変化を見るものです。
3本あるのは、短期・中期・長期のトレンド (傾向) を見るためです。色ごとに集計する期間が異なっており、一番なだらかなものが長期、一番動きが激しいものが短期、どちらでもないものが中期の移動平均線です。
取引ボリューム
取引ボリュームとは、その名のとおり、取引量のことです。
棒グラフの高さが高いほど、その期間あたりの取引量が多いことを示しています。
MACD (マックディー)
MACDは、トレンドの変化を見るための指標です。
移動平均線のように平均値を用いるのではなく、時間軸が新しいものに価値をおいて計算されます。
「MACD」と「シグナル」という2本の線を元に、マーケットのトレンドを判断します。
アドバンス
アドバンス版のチャートを表示させるには、左上のExchangeからAdvancedに進みます。
そうすると、黒い背景のチャートが表示されます。ベーシックのチャートと同じように、ローソク足や移動平均線、取引ボリューム、MACDが表示されていることがお分かりいただけると思います。
チャートの左上の部分を拡大してみましょう。
ベーシックの方には表示がなかった「ツール」と「インジケーター」という項目があります。
ツールは、Trend Line、Regression Line・・など13種類、インジケーターは、MACD、KDJなど18種類を利用できます。アドバンス版のチャートでは相場の動きを分析できるインジケーターを追加できます。
BINANCE (バイナンス) のチャートを見てみよう
BINANCEのチャートを観察してみましょう。
時系列で分けてみる
ローソク足が示す期間を変更し、時間ごとにトレンドがどのようになっているか観察しましょう。
BINANCEで選べる期間は、次の通りです。
時間足を変えてみるときは、「時間の単位の大きいものが、小さい時間単位の方向性を決めている」ことを意識しながら見ると良いでしょう。つまり、「大きな流れには逆らえない」ということです。
例えば、1分足~30分足が上昇トレンドであっても、1日足が下降トレンドであれば、いずれ価格は下降していきます。
ですから、1ヶ月や1週間、1日といった大きいスケールでのローソク足チャートを必ずチェックし、相場全体がどの方向に流れていっているのか俯瞰してみることが大切です。
平均線を観察する
平均線を見ることも、トレンドをつかむ上で大切です。
移動平均線は、短期・中期・長期の3本がチャートに表示されています。この線の向きが上方向か下方向かを観察しましょう。
上記のチャートでは、赤色で示される長期の移動平均線が下向き、中期のピンクと短期の黄色の線がゆるやかな上昇傾向であることがお分かりいただけると思います。
これは、「短期~中期ではやや価格は上昇するが、長期的には下落傾向にある」ということを示しています。
スマートフォンからチャートを見る
スマートフォンからチャートを見るには、BINANCE公式サイトへアクセスし、チャートを見たい通貨をタップするだけです。
BINANCE (バイナンス) のチャートを使って実際に取引する
BINANCEでチャートを使って、実際に仮想通貨を売買する方法を解説します。
ベーシックで注文する方法
BINANCEのベーシックで注文するには、BINANCEのトップページからベーシックへ進みます。
通貨ペアを選択する
BINANCEへログイン後、売買したい通貨を選択しましょう。画面の右上の部分で、通貨を検索します。
右上の部分で、①基軸通貨を選び、②通貨を入力して検索します。
BINANCEの基軸通貨は、次の8種類から選択できます。
- バイナンスコイン (BNB)
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- リップル (XRP)
- Tether (USDT)
- TrueUSD (TUSD)
- Paxos Standard Token (PAX)
- USD Coin (USDC)
注文する
取引したい通貨を選択したら、チャートの下の部分で注文しましょう。
注文方法は、次の3種類があります。
- Limit・・・指値注文
- Market・・・成行注文
- Stop Limit・・・逆指値注文
指値注文
指値注文は、「価格」と「数量」を指定して注文する方法です。
①「Limit」を選択し、②「Price」に価格を、「Amount」に数量を入力します。
その後、BuyまたはSellを押しましょう。
成行注文
成行注文は、「数量」のみを指定して注文する方法です。
①「Market」を選択し、②「Amount」に数量を入力します。
BuyまたはSellを押します。そうすると、市場価格ですぐに約定します。
逆指値注文
逆指値注文は、主に損切りに使います。
「注文が発動する条件」と「数量」を指定して注文しますが、発注した時点では注文は執行されません。
逆指値注文を使うときは、①まず「Stop-Limit」を選択します。
②次に、右側の「Stop」欄に注文を発動させる価格条件を入力します。価格条件とは、「この価格まで下がったら売る」とする「市場価格」です。
③そして、「Limit」欄に「この価格以上で売る」という「売却価格」を入力しましょう。売却価格は、「Stop」欄に入れた価格よりも少しだけ安くするのがコツです。
④最後に「Amount」欄に注文数量を入力し、Sellボタンを押します。
確認画面が出ますので、「Yes」をクリックしましょう。予約注文となり、市場価格が指定した価格まで下がったら自動的に売り注文が出されます。
BINANCE (バイナンス) のチャートは使いやすい?
BINANCEは、たくさんの方に使われている取引所です。世界の取引所の中でも、取扱高はトップクラスで、取扱通貨数は400種類以上と豊富です。
「チャートが見やすいかどうか」については、個人の主観となるため「見やすい」と断定することはできません。
ただし、日本人の利用者がとても多いことや世界トップクラスの取引高を誇っていることを考えると、使いやすいといえるでしょう。
BINANCEのチャートを見る方法は、ベーシックとアドバンスの2種類がありました。アドバンスでは、インジケーターを追加できるため、相場の動向を分析したい人に向いています。
BINANCEのチャートを上手に利用できるようにしましょう。
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