- BINANCEの取扱通貨数は365種類 (2022年3月8日時点)
- 上げ幅が期待できる通貨に先行投資したいなら、海外取引所の利用は必須
BINANCEで口座開設を考えているけれど、何種類の仮想通貨を取り扱っているのか気になっていませんでしょうか。
今回の記事では、BINANCEの取り扱い通貨数だけでなく、人気の高いおすすめ銘柄もご紹介していきます。
取扱通貨数の観点から見た海外取引所の強みも解説しているので、BINANCEで口座開設を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
BINANCE (バイナンス) の取扱通貨一覧表【365種類】
BINANCEの取扱通貨数は、365種類以上に及びます。
ビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) などの主要通貨はもちろん、多くのアルトコインの売買ができるので、自由度の高い取引が可能です。
BINANCE (バイナンス) の取り扱い銘柄を他の仮想通貨取引所と比較
BINANCEは世界最大の取引所で、その取扱仮想通貨数は365種類以上です。
BINANCEの取り扱い通貨数の多さを把握するために、他の取引所と比較して見ました。
※2022年3月8日現在
BINANCE、Bybit、FTX、Coinbaseの世界4大取引所の中で比較しても、BINANCEの取扱銘柄数はダントツで多いです。
もちろん、gate.ioやkucoinの様にBINANCEよりも取扱通貨数の多い取引所もありますが、こちらはBINANCEほどの市場の活発さ(流動性)は無いので、一長一短な感じがあります。
なお、BINANCEの取扱通貨数は、国内取引所と比較すると、平均して20倍以上の圧倒的な差があるとわかります。
国内取引所は金融庁の規制が厳しく、上場審査に時間と労力を要するためです。
国内取引所では、せっかく上場が完了して取引できようになっても、その頃には通貨として伸びしろを失い、価格が天井から上がっていかないケースも少なくありません。
これからの将来性が期待できる通貨に早い段階で投資しておきたいなら、BINANCEをはじめとする海外取引所の利用は必須といえるでしょう。
BINANCE (バイナンス) の人気取扱通貨12選
BINANCEの取扱通貨の中でも、特に取引量が多くおすすめなのが以下 12つです。
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- バイナンスコイン (BNB)
- カルダノ (ADA)
- リップル (XRP)
- ベーシックアテンショントークン (BAT)
- ライトコイン (LTC)
- ビットコインキャッシュ (BCH)
- イーサリアムクラシック (ETC)
- ステラ (XLM)
- イオス (EOS)
- ネオ (NEO)
それぞれの特徴を解説していきます。
ビットコイン (BTC)
ビットコイン (BTC) は、世界で初めて開発された仮想通貨で、開発から2022年3月現在まで、一貫して時価総額ランキング1位を誇る人気通貨です。
ビットコイン (BTC) は全ての国内取引所で取り扱いがあるため、わざわざBINANCEで取引する必要性は無いと思う方もいるかもしれません。
しかし、BINANCEは世界1位の取引高を誇る世界最大の取引所なので、取引したいときにすぐに取引相手を見つけ取引を成立させる「約定力」が非常に高いです。
逆に、国内の仮想通貨取引所を利用すると、取引増枚数によっては約定しない(取引が成立しない)こともあります。
そのため、BINANCEでビットコイン (BTC) を売買することで、注文のタイミングを逃して損失を被ってしまうリスクを低減できます。
加えて、BINANCEの市場では、売値と買値の差であり、実質的な手数料として働くスプレッドも非常に狭いです。
イーサリアム (ETH)
イーサリアム (ETH) は、時価総額ランキングでビットコイン (BTC) に次ぐ2位を誇っています。
イーサリアム (ETH) の最大の特徴は、そのスマートコントラクト (自動契約) 機能により、非中央集権型の分散型アプリケーションを開発するプラットフォームとして活用されている点です。
DeFi (分散型金融) やNFT (非代替性トークン) など、ブロックチェーン界で現在トレンドとなっている分野は、イーサリアム (ETH) の技術を元にして生まれました。
今後もこれらのブロックチェーン分野が成長していくにつれて、イーサリアム (ETH) の需要の拡大が見込めるでしょう。
バイナンスコイン (BNB)
バイナンスコイン (BNB) は、BINANCEが独自に発行する仮想通貨です。
バイナンスコイン (BNB) は、ただ取引できる資産としてだけでなく、保有量に応じてBINANCE内の取引手数料が割引されたり、BINANCE LaunchpadプログラムのICO投資として利用できたりと、BINANCE利用者への利益還元を目的に開発されました。
2022年3月現在、時価総額ランキングは3位と、こちらも人気の通貨です。
カルダノ (ADA)
カルダノ (ADA) は、イーサリアム (ETH) 創始者の一人であるチャールズ・ホスキンソン氏によって開発されました。
イーサリアム (ETH) と同じく、スマートコントラクト機能を備え、分散型アプリケーション開発のプラットフォームとして活用されています。
ただ、イーサリアム (ETH) との違いとして、承認アルゴリズムにPoS (プルーフ・オブ・ステーク) を採用し、高効率な取引処理を実現している点が挙げられます。
既に様々な企業や団体と提携していますが、2021年9月に完了した大型アップデート「Alonzo」に伴い、その注目度はさらに高まっています。
時価総額ランキングは、2022年3月時点で6位です。
国内取引所でカルダノ (ADA) を取り扱っているのはBITPOINTだけです。
そのため、手数料を抑えて取引したいなら、海外取引所のBINANCEがおすすめです。
リップル (XRP)
リップル (XRP) は、送金に特化した仮想通貨です。
通常、異なる法定通貨同士を国際送金で交換するのには、大きな手間と時間がかかります。
そこで、リップル (XRP) はブロックチェーン技術を活用し、2つの異なる法定通貨を仲介するブリッジ通貨としての役割を担うことで、送金速度を圧倒的に高めることに成功しました。
リップル (XRP) は、各国の金融機関・大手企業との提携を積極的に行っています。
例えば日本では、三井住友信託銀行や三菱UFLフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループなどとの提携が話題となりました。
2022年3月現在、時価総額ランキングは8位となっています。
ベーシックアテンショントークン (BAT)
ベーシックアテンショントークン (BAT) は、Brave Software社が開発した仮想通貨です。同社が提供するWebブラウザ「Brave」内で利用されています。
Braveでは、ユーザーが広告を視聴するかどうかを任意で選択でき、視聴すると報酬としてベーシックアテンショントークン (BAT) が付与されます。
Braveは広告を自動で検出・削除する機能を持ち、競合のブラウザと比較しても高い読み込み能力を誇ります。
今後Braveのユーザーが増加すれば、ベーシックアテンショントークン (BAT) の価格上昇も期待できます。
ライトコイン (LTC)
ライトコイン (LTC) は、2011年にビットコイン (BTC) から派生して誕生した通貨です。
ライトコイン (LTC) は決済用途に特化していて、ビットコイン (BTC) の約4倍の処理速度を誇っています。
ビットコインキャッシュ (BCH)
ビットコインキャッシュ (BCH)は、2017年にビットコイン (BTC) から派生して誕生した通貨です。
ビットコイン (BTC) の取引速度の遅さを、ブロックサイズの拡大によって解決すべく開発されました。
ブロックサイズの大きさによる高い取引処理能力に加えて、スマートコントラクトを搭載している点も特徴的です。
イーサリアムクラシック (ETC)
イーサリアムクラシック (ETC)は、The DAO事件を機にイーサリアムから分裂した仮想通貨です。
基本的にはイーサリアム (ETH) と同等の機能を有していますが、イーサリアム (ETH) がコンセンサスアルゴリズムをPoSに移行しようとしているのに対し、PoWを使い続ける方針を取っている点や、発行上限が2億1000万枚~2億3000万枚と決められている点などが異なります。
ステラ (XLM)
ステラ (XLM) は、リップル (XRP) の技術をもとに開発された仮想通貨です。
リップル (XRP) と同じく送金に特化していますが、リップル (XRP) が営利企業リップル社によって管理されているのに対し、ステラ (XLM) は非営利団体Stellar.orgが管理しているという点で、透明性・公平性を担保しているのが特徴です。
イオス (EOS)
イオス (EOS) は、スマートコントラクト機能を持ち、分散型アプリケーション開発のプラットフォームとして活用されています。
イーサリアム (ETH) と近い性能を持ちますが、トランザクション処理の速さや、取引手数料無料など、何点かイーサリアム (ETH) よりも優れた機能を有していることから、イーサリアムキラーとして注目されています。
ネオ (NEO)
ネオ (NEO) は、中国企業「Onchain」が2016年に開発した通貨です。
「中国版イーサリアム」と称される通り、スマートコントラクト機能を有し、分散型アプリケーション開発のプラットフォームとして活用されています。
取引処理に関して、イーサリアム (ETH) が1秒15件なのに対し、ネオ (NEO) は1秒間に1000件と、処理速度が圧倒的に速いです。
加えて、様々なプログラミング言語で開発できるように設計されているので、多くの開発者がプロジェクトに関われる点もネオ (NEO) の人気を後押ししています。
BINANCE (バイナンス) のおすすめNFT銘柄3選
ここからは、NFT関連銘柄に絞って、おすすめの通貨をご紹介していきます。
BINANCEで取引できるおすすめのNFT銘柄は、以下3つです。
- ディッセントラランド (MANA)
- ザ・サンドボックス (SAND)
- シータ (THETA)
ディッセントラランド (MANA)
ディッセントラランド (MANA) は、メタバース (仮想空間) でトップクラスのシェアを誇る「Decentraland」の決済通貨です。
Decentlarandでは、ユーザーはメタバース上の土地にアート作品やゲームをNFTとして展示・交流できます。
そして、DecentlarandマーケットプレイスでこれらのNFTを取引する時に利用されるのが、ディッセントラランド (MANA) です。
2022年3月時点の時価総額ランキングは27位です。
ザ・サンドボックス (SAND)
ザ・サンドボックス (SAND) は、Decentlarandと並んでメタバースでトップクラスのシェアを誇る、「The Sandbox」で利用される通貨です。
The Sandboxは、メタバースの土地上でゲームの開発・プレイを楽しめるプラットフォームです。
ゲームを開発するときやプレイする際に、手数料としてザ・サンドボックス (SAND) を支払う仕組みになっています。
2022年3月現在の時価総額ランキングは36位です。
シータ (THETA)
シータ (THETA) は、ブロックチェーンを活用した動画配信ネットワーク「THETA」の基軸通貨です。
THETAは、プロックチェーン技術により、中央のサーバーを必要とせず、ユーザー一人ひとりがサーバーを分担する仕組みを採用することで、高速かつ高品質の動画配信を可能にしています。
シータ (THETA) は、THETAサービス内でインセンティブとして活用されています。
THETAのユーザーが今後増加すれば、シータ (THETA) の価格上昇も期待できるでしょう。
2022年3月現在の時価総額ランキングは、37位となっています。
BINANCE (バイナンス) のおすすめステーキング銘柄3選
ステーキングとは、仮想通貨を取引所に預けることで、利息を受け取る投資手法です。
BINANCEでは、以下の4種類のステーキングが可能です。
BINANCEでのステーキングにおすすめの通貨は、以下3つです。
- ポリゴン (MATIC)
- ポルカドット (DOT)
- アルゴランド (ALGO)
それぞれ解説します。
ポリゴン (MATIC)
ポリゴン (MATIC) は、イーサリアムブロックチェーン上に開発された分散型アプリケーションを相互に接続し、互換性を生み出す機能を持ったステーキングコインです。
BINANCEでポリゴン (MATIC) をステーキングした場合の最大利回りは、約10%~14%です。
なお、2022年3月現在、ポリゴン (MATIC) の時価総額ランキングは13位と、純粋に通貨としての人気も高いです。
ポルカドット (DOT)
ポルカドット (DOT) は、イーサリアム (ETH) の共同創業者の一人キャビン・ウッド氏が設立したプロジェクト「Web3 Foundation」内で利用される通貨です。
ポルカドット (DOT) は、異なる規格のブロックチェーンを相互に接続し、互換性を持たせる機能があります。
例えば、ビットコインブロックチェーン上のデータをイーサリアムブロックチェーン上に移行するといったことが、ポルカドット (DOT) を利用すると容易に実現できるようになります。
その注目度は高く、2022年3月時点、ポルカドット (DOT) の時価総額ランキングは9位で、ステーク数量に至っては2位となっています。
BINANCEでの平均年間利回りは約12%~14%と、高いパフォーマンスも残しています。
アルゴランド (ALGO)
アルゴランド (ALGO) は、従来型のCeFi (中央集権型金融) と近年成長中のDeFi (分散型金融) を融合した新たな金融システム「FutureFi」の実現を目指して開発された通貨です。
コンセンサスアルゴリズムに「PPoS」を採用したパブリックブロックチェーンにより、高速かつ安全な取引処理を可能にしています。
アルゴランド (ALGO) を1ALGO以上保有すると、コミュニティ内で取引承認を行う「バリデーター」なる権利を得ることができます。
BINANCEでの平均年間利回りは、5%~10%となっています。
BINANCE (バイナンス) の各取引方法における取扱通貨一覧
現物取引
現物取引とは、仮想通貨を実際に売買する取引のことです。
BINANCEで取り扱っている365種類全ての通貨で行えます。
365種類の通貨一覧は、次の章で一覧表にしています。
マージン取引
マージン取引とは、証拠金を担保として取引所から借りた資金を使って行う取引のことです。レバレッジ取引、信用取引とも呼ばれています。
こちらもBINANCEで取り扱っている365種類全ての通貨で行うことができます。
P2P取引
P2P取引とは、取引所のサーバーを介さずに、売り手と買い手が1対1で行う取引です。
取引にかかる時間を短縮できるなど様々なメリットがあります。
P2P取引に対応している通貨は以下のとおりです。
※上の表は2022年3月7日時点のものです。
OTC取引
OTC取引とは、売り手と買い手が取引所を仲介せずに、直接行う取引のことです。店頭取引、相対取引とも呼ばれています。
大量の注文を一度に同じ価格で取引することが可能です。
また、非公開で取引が行われるため、市場に影響が及ばないことも特徴です。
OTC取引に対応している通貨は以下のとおりです。
※上の表は2022年3月7日時点のものです。
先物取引
先物取引とは、特定の仮想通貨において、価格や数量を決め、将来の定められた期日までに売買を行うことを取り決める取引方法です。
仮想通貨の市場価格の変動によって損益が出ます。
BINANCEでは以下の2つの方法での先物取引が可能です。
そもそもBINANCEとは?
BINANCEは、2017年に設立された世界最大級の仮想通貨取引所です。
2022年3月現在、取引高とユーザー数で共に世界1位を誇ります。
BINANCEが支持されている理由は、主に以下の3つです。
- 取引手数料が安い
- セキュリティが高い
- 口座開設が簡単
順に解説します。
取引手数料が安い
BINANCEの取引手数料は一律0.1%と格安です。
さらに、BINANCEの独自トークンっであるバイナンスコイン (BNB) を利用すれば、最大で0.05%まで手数料が割引となるサービスも行っています。
割引は、2017年7月にバイナンスが設立されてからの年数に基づいて、以下の表の通りに変化します。※
※2021年7月14日に4周年を迎えましたが、BINANCEは「お客様の継続的なサポートに感謝して」と、25%割引のオプションを2022年7月13日まで有効にすると発表しています。[1] BINANCE,BNBを使用して手数料のお支払いと25%割引を獲得する方法,2021年8月25日参照
セキュリティが高い
BINANCEはセキュリティに対する投資を積極的に行っています。
BINANCEは2019年5月に約44億相当のハッキング被害に遭っていますが、当時はすぐに原因の特定とユーザーへの補償を行い、信頼を回復、その後も再発防止に向けて力を入れ続け、今では世界トップクラスのセキュリティを実現しています。
口座開設が簡単
BINANCEはメールアドレスとパスワードを登録すればすぐに口座を開設でき、国内取引所のような本人確認を必要としません。
その代わりに、二段階認証などを用いて、セキュリティの確保に努めています。
BINANCE (バイナンス) の取扱通貨まとめ
今回の記事では、BINANCEの取扱通貨について、おすすめのピックアップから、網羅的な一覧表での解説まで、幅広く触れてきました。
海外取引所は、国内取引所に比べ圧倒的に取扱通貨数が多く、市場の動向に合わせて自由度の高い取引が可能です。
中でもBINANCEは、300種類以上の豊富な取扱通貨数に加えて、手数料、セキュリティ、使いやすさの項目でもトップクラスです。
いろいろなアルトコインの取引をしてみたい方は、ぜひBINANCEで口座開設してみてはいかがでしょうか。
2022年12月最新情報
BINANCEが2022年11月30日に日本からの新規ユーザーが口座開設・登録することを禁止しました。
他の海外仮想通貨取引所をお探しの方であれば、BYBITがおすすめです。
BYBITの口コミや評判を知りたい方は下記のリンクをクリックしてください。
また、BINANCEの日本ユーザー登録禁止に関しては、下記の記事で詳細が記載されていますので、参考にしてください。