【注意】記事内の海外暗号資産(仮想通貨)取引所掲載情報につきまして
国内における無登録業者(海外暗号資産取引所)は、日本居住者に対して口座開設すること又は日本語で当該無登録業者が口座開設の勧誘をすることは法律で禁止されています。そのため暗号資産(仮想通貨)の取引をされる際にはこの点に関して充分ご注意ください。また当サイトに掲載している海外取引所へのリンクはあくまで読者の皆様に情報をお伝えするものであり、海外取引所への勧誘を目的としたものではありません。当サイトといたしましては、まずは国内暗号資産(仮想通貨)取引所へのご登録を推奨しております。
(引用)情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律 (平成31年3月15日提出、令和元年5月31日成立)
2020年4月28日に海外大手仮想通貨取引所BitMEXの日本居住者向けサービスが終了したことを受け、Bybitが話題となっています。
Bybitはシンガポールに拠点を置く、海外仮想通貨取引所 (デリバティブ取引プラットフォーム) です。 仮想通貨のFX取引に特化した取引所で、倍率は最大で100倍まで設定できます。
海外の取引所ではめずらしく日本語でのサポートに完全対応。またトレード大会など、定期的にお得なイベントが開催されていることも話題となっており、ニュースなどでも多く取り上げられています。
- BINANCEは国内取引所に比べて手数料が安い
- BINANCEは公式ではないアプリがある
- BINANCEの登録方法は簡単
BINANCEは世界最大の取引所と呼ばれている中国の香港から発祥した仮想通貨取引所です。現在は、ブロックチェーンの発展に力をいれているマルタ島へ本拠地を移設させ、運営をしています。
本記事では、BINANCEの概要や使うメリット、登録方法を説明します。
BINANCE (バイナンス)
取り扱い銘柄がとにかく豊富な点や、仮想通貨界隈に対する影響力が絶大であり、BINANCEに上場が決まった銘柄は一時的に価格が暴騰するこも珍しくありません。
CEOはCZの愛称で親しまれているChangpeng Zhao氏で、twitterなどでの彼の発言にも絶大な影響力があります。仮想通貨取引を本格的に行うのであれば、登録は必須の取引所と言っても過言ではありません。
現在は日本語対応されていない
残念ながら、BINANCEは日本語には未対応となっています。
2017年末から2018年初頭にかけて、日本にも拠点を置く話が進んでいたのですが、コインチェック事件をきっかけに仮想通貨への取り締まり強化が重要視されていた日本では、取り扱い銘柄数の多さから懸念されてしまい、日本の金融庁からも直接指摘が入るなど関係はよくありません。
今後、BINANCEが日本語対応される可能性は低いのではないかと思われます。
BINANCE (バイナンス) 公式サイトを使うメリット
BINANCEを使うメリットは主に5つあります。それらを解説していきましょう。
取り扱い銘柄の豊富さ
BINANCEの最大のメリットは取り扱い銘柄の豊富さです。
現段階では、140種類を突破し注目の草コインも多く取り扱いが行われています。
BINANCEに上場するには、厳しい審査をクリアしなくてはいけないため、スキャム(詐欺目的)の通貨や中途半端な開発プロジェクトの通貨は殆どありません。
BINANCEとビジネスパートナーとしていい関係を結ぶことができると判断された通貨のみ上場することができます。
需要と供給のバランスにより価格が決定するので、全ての通貨に将来性があるとは言えませんが、比較的ポテンシャルを秘めた通貨が揃っていると考えていいでしょう。
手数料が国内取引所に比べて安い
BINANCEは国内取引所に比べて手数料が安いのも特徴的です。最近は無料キャンペーンをやっている取引所も増えていますが、それらを除けば手数料は水準よりも低く設定されています。
またBNB (バイナンスコイン) とよばれる独自トークンを採用しており、それらを基軸に取引を行うことが可能です。BNBを使えば、さらに手数料が割安になるため、非常に人気です。
※登録年数が経過するごとに割引率は下がっていきます。
参考 : 【徹底解説】BINANCE (バイナンス) の手数料はいくら?取引手数料・入出金手数料を他社と徹底比較
BNBの価値の上昇
手数料を安くすることができるBNBですが、BINANCEでの取引量が増えれば、BNBの需要も高まり価値が上がると考えることができます。そのため、BNBそのものを長期的に保有するユーザーも増えています。
余ったCoinをBNBに変換できる
これは非常に便利な機能です。取引所でのトレードを行うと、わずかながらBTCやETHが余ることがあります。他の取引所ではどうすることもできないことがほとんどですが、BINANCEではこれらをBNBに変換する事ができます。
手数料を安くすることもできますし、BNB自体の価格上昇を見込んで長期保有することもできるので長期保有する方にはおすすめの機能です。
セキュリティに力をいれている。
BINANCEは世界最大級の取引所ということで、当然ハッカー達からの攻撃対象にもなり得ます。
しかし、BINANCEは世界基準で見ても非常に強固なセキュリティを完備しており、例えば不正と思われる出金があればすぐに取引を中止させるなど対応の早さが伺えます。
以前は、BINANCEにハッキングしたハッカーを懸賞金付きで指名手配をするなど、セキュリティへの意識の高さが伺えます。
BINANCEにコインを預けておくよりもウォレットを使ったほうが楽ですが、草コインの中には初心者には難しい仕組みのウォレットしか存在しないものもあります。そういった時にBINANCEに預けておけば比較的流出は防げるのではないかと思われます。
BINANCE (バイナンス) 公式サイトを使うデメリット
次にBINANCEを使うことでのデメリットを紹介していきます。
海外なので、何か会った時の対応は不便
セキュリティは強固ですが、何かトラブルが会った時の対応は海外取引所ということもあり難しいと考えます。英語ができる人ならば、このトラブルも多少は回避できるかもしれませんが、あくまで自己責任のもとでBINANCEを使うようにしましょう。
金融庁による規制対象
日本の金融庁がBINANCEに対して注意喚起をしました。理由としては、日本では金融庁が認めた仮想通貨しか売買ができないからです。
他の海外取引所が、日本から完全撤退するような例がありましたが、BINANCEもどうなるかわかりません。金融庁の出方によってはBINANCEが完全撤退してしまう可能性も捨て切れないため、ここでしか買えない銘柄を諦めざるをえなくなってしまいます。
日本円に未対応
BINANCEは日本円に未対応のため、一度日本の取引所でBTCやETHなどを購入してから送金する必要があります。一度日本の取引所を挟むので、購入スピードが少し遅くなるのはデメリットと言えるでしょう。
BINANCE (バイナンス) 非公式アプリの使い方
ダウンロードしてみる
BINANCEのアプリはスマホで公式サイトにログインするとダウンロードできます。アプリは公式のものではないので、自己責任で使用しましょう。
資産管理の方法
Fundsをタップする
下のメニューからFundsをタップしましょう。
銘柄管理画面に移行
銘柄の管理画面に移ったら、管理したい通貨をタップしましょう。
管理画面での操作
管理画面では、トレード画面への移行と入出金に対応しています。
売買の仕方
売買画面で、購入(売却)希望金額を設定し、希望枚数を入力します。赤く囲んである%の表記をタップすると、自動で取引可能資産から算出してくれます。
また、右側の板の部分の数値をタップすると、自動でその金額が希望金額に設定されます。非常に簡単にトレードできるので、初心者の方にもおすすめです。
BINANCE (バイナンス) の公式twitter
BINANCEはtwitterの公式アカウントを持っています。またCEOであるChangpeng Zhao氏のアカウントもフォロワー数が多く影響力を持っています。
過去にどのようなツイートがあったのかを紹介しましょう。
発信内容① 上場銘柄関連
#Binance Lists #NEM ( $XEM )https://t.co/a4NZzAautQ pic.twitter.com/H6Na7LS05W
— Binance (@binance) March 20, 2018
こちらはBINANCEにXEM(NEMの通貨名)が上場した時の様子です。公式サイトから新規上場銘柄として発表がありました。非常にシンプルに画像1つで発表をするので、英語が苦手な人にでも簡単に情報が届きますね。
この時NEMは高騰したので、フォローをして銘柄の上場を待つのがいいかもしれませんね。
発信内容② 重大ニュース
重大ニュースも公式アカウントから発信されます。例えば、以下の画像です。
Alert!
— Binance (@binance) February 12, 2018
Scammers are impersonating official Binance accounts and tweeting to ask for deposits to specific addresses in return for gifts.
You will lose your tokens if you do this!
Binance will never ask you to send coins directly to any address for any reason.
これは、詐欺師がBINANCEを装い、通貨の請求をすることはないという内容が書かれています。このように注意喚起を行ってくれることもしばしばあります。
また、以下のようにブロックチェーンイベントへの告知などが見られます。
In Bangkok this week? Meet with #Binance chief growth officer @Teddy_Lin at @GreenBook’s #IIeX Asia Pacific, where he will be speaking on Growth Through Inspiration. Prepare to be inspired! pic.twitter.com/LaaSEIFZLj
— Binance (@binance) November 25, 2018
ブラウザをChromeで使用すれば、日本語に翻訳をしてくれるので、フォローしておく価値は十分あるのではないかと思います。
BINANCE (バイナンス) の公式サイトへの登録方法を紹介
BINANCEへの口座開設は国内取引所よりも非常に簡単に行えます。以下手順を開設していきます。
新規登録
BINANCEのトップページの右上にある、『Log In or Register』のRegisterの部分をクリックしましょう。Login画面に飛んでしまった場合は、右下にある『Register』をクリックしましょう。
上から
- メールアドレス
- パスワード
- パスワードの確認
- 紹介者がいる場合はそのID
を入力し、チェックボックスにチェックを入れてRegisterを押して登録しましょう。
取引所のパスワードなので、盗難の被害に合わないためにも、自動生成したパスワードをお勧めします。覚えられない方は数字や大文字を混ぜるなどしてセキュリティを強化しましょう。
メール承認
その後、承認メールが送られてくるので、登録を完了しましょう。
翻訳機能を使うと便利
ブラウザはChromeを使いましょう。Chromeには翻訳機能があるため、日本語にすることができます。
完璧な日本語ではなく、通貨の名前も無理やり日本語になるので見にくい部分はありますが、どこで入出金すればいいのかが、英語が苦手な方でもわかるので非常に便利です。
画面右上をクリックし、言語を日本語に設定しましょう。
二段階認証を設定しよう
二段階認証は必ず設定しましょう。大手取引所なのでハッキングの数も多いです。
自分の資産は自分で守りましょう。
設定手順
メールアドレスをクリックすることで移動ができます。二段階認証の設定をクリックします。
Googleのアプリを使うのがおすすめです。アプリをダウンロードしたら、QRコードを読み取りましょう。隣の文字列はバックアップに必要なのでメモをしてオフラインで管理しましょう。
このあとにパスワードと、二段階認証アプリに表示されている番号を入力すれば設定は完了です。
出金制限を解除しよう
出金制限を解除するには、身分証明書を提出する必要があります。
設定手順
まずは、プロフィール画面右上の部分をクリックしましょう。個人登録の方を選ぶと、ユーザー情報の登録画面に移行します。
個人情報を入力しましょう。
パスポートの提出を求められるので、カバーの部分と顔写真の部分を撮影しアップロードします。自分の顔写真、自分の顔写真が入りの身分証、Binaceと今日の日付を書いたメモが入った写真を撮影し提出します。
以上で出金上限解放は完了です。これ以上の制限解放は100BTCと現実的でない金額の出金なので、今回は割愛させていただきます。
BINANCE (バイナンス) の入金方法
BINANCEは日本円が使えないので、日本国内の取引所で調達したビットコインなどの仮想通貨を送金しましょう。
ログイン後、ホーム画面上部にある「Funds」を押し、サブメニューの「Deposits」をクリックすると仮想通貨の預入ができます。
「Select Deposit Coin」をクリックするとBINANCEで扱っている仮想通貨リストが表示されます。
ビットコインならBTCを選びましょう。送金先としてのBINANCE側のアドレスが示されますので、コピーして送金元へペーストしましょう。
BINANCE(バイナンス)の取引方法
BINANCEにおける仮想通貨の注文の仕方を解説します。
STEP1 取引画面のチェック
トップ画面上部のメニュー欄から「Exchange」を押します。2つの形式が出ますが初心者は「Basic」がおすすめです。
こちらがBasicの取引画面で、左側は取引成立前の注文が並んだ板であり、売りと買いのリストです。中央は値動きを示すチャート、注文スペースです。右上で注文/支払通貨の組み合わせを選びましょう。取引履歴で、BINANCE全体と自身の取引履歴が見られます。
STEP2 注文
注文形式を指値注文の「Limit」、成行注文の「Market」、逆指値注文の「Stop-Limit」の3つから選びましょう。ここでは「Limit」の買いを選びます。
「Price」で注文する通貨1枚あたりの支払通貨のレートを指定し、「Amount」で数量を決めましょう。注文内容が決まれば「Buy」を押します。
仮想通貨を売るならSellのスペースを使いましょう。
逆指値注文では、本来の価格指定に加え、自動で注文分の買いや売りが決まる価格も指定できます。
BINANCE (バイナンス) の出金方法
メニュー欄より「Funds」→「Withdrawals」とつなげます。入金時のように仮想通貨を指定し、送金先の取引所からコピーしたアドレスを貼ります。
数量を入れて「Submit」を押します。
BINANCEから出金承認メールが届き、「Confirm Withdraw」を押せばクリアです。
BINANCE (バイナンス) を利用する際の注意点
BINANCEを使いたい場合、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
注意1:日本円を入金できない
BINANCEでは日本円を使えません。米ドルなど使える法定通貨もありますが、日本在住者は国内の取引所でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入し、BINANCEへ送金する必要があります。取引も仮想通貨同士で行います。
注意2:取引所の閉鎖や規制による影響
世界的に仮想通貨をめぐる規制の変化が多数報じられているため、BINANCEもその影響により業態変更や閉鎖する可能性がないとは言い切れません。
BINANCEの拠点はマルタ島という規制の緩い国ですが、マルタ国内の金融庁などの規制強化次第では日本人がBINANCEを使えなくなることも考えられます。
注意3:フィッシングサイトがある
BINANCEは世界的に人気の取引所なので、なりすましサイトを作って資産をだまし取る「フィッシング」のもとになる可能性があります。
過去には2018年にBINANCEのフィッシングサイトが多くの資産を奪う事案が発生しています。
二段階認証の設定で口座への侵入を防いだり、本物のサイトをブックマークしたりすることで、フィッシングの被害を防げます。
BINANCE (バイナンス) 公式のまとめ
今回は世界最大取引所であり、人気の高いBINANCEを紹介させていただきました。BINANCEは上述したように、メリットも多く、初心者にも使いやすい取引所になっています。
ぜひ登録をして、仮想通貨ライフを楽しんでみてください。
BINANCE (バイナンス) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。
これから取引を始めたい方には、安全な国内暗号資産(仮想通貨)取引所であるCoincheckがおすすめです。いつでもどこでもかんたんに暗号資産を取引できるスマホアプリが魅力的で、国内暗号資産(仮想通貨)取引アプリダウンロード数No.1の実績を誇っています。(対象期間:2018年1月~2019年12月)
また2018年4月マネックスグループ株式会社の完全子会社傘下に入り、経営体制・内部管理体制などの抜本的な改革を実行。万全のセキュリティ体制で初心者でも安心してはじめられますので、暗号資産の購入を検討している方はぜひ登録してみてください。