bitbankTrade (ビットバンクトレード) の最新情報 [2019年11月]
bitbankTradeは2019年3月31日をもってサービスを終了しました。
2015年夏に日本国内に仮想通貨取引所が存在していなかった状況で、bitbankTradeのサービスが開始されました。顧客と当時最大の仮想通貨取引所OKExをつなぐことで、国内初のビットコインFX取引ができる取引所となりました。
現在では国内に多くの仮想通貨取引所があり、また別サービスであるでの流通量も増えました。結果としてbitbankTradeが流通を担う必要がなくなったため、サービスが終了となります。bitbankTradeにBTCを保有しているユーザーは、bitbankTradeのサービス終了後に自動的にbitbankに移行されます。
公式サイトでは以下のような発表がなされています。
https://www.bitbanktrade.jp/
国内初の仮想通貨レバレッジ取引所であったbitbank Tradeは、リリース以降数多くのお客様にご利用頂いておりましたが、現在では国内にも幾多の取引所が存在していること、また、弊社別サービスbitbank.ccが国内1位、世界8位の売買代金を誇る様になったこと(※)等から、bitbank Tradeの流動性への寄与度合いが低減し、その役目を終えたと判断した為、サービスを終了させることといたしました。
bitbank.cc を圧倒的No.1の取引所とするべく、全社一丸となってより一層の態勢強化に注力して参りますので、今後とも弊社サービスをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
bitbankTradeはサービスを終了しましたが、bitbankは現在もサービスの提供を継続しています。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の基本情報
bitbankTradeはビットコインのレバレッジ取引に特化した、ビットバンク株式会社が運営する取引所です。最大レバレッジは20倍と国内随一の大きさを誇っており、資金が少ない方でも大きな利益を狙うことができます。
またセキュリティ面の対応も抜かりなく、ハッキング被害もこれまでありません。bitbankの系列ということでサポートが充実しているのも嬉しいポイントです。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の特徴
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のアカウントクラス
bitbankTradeでは本人確認の状況によってアカウントクラスが分かれ、それに応じて上限額が変動する制度を採用しています。
本人確認を行う場合はbitbankでアカウント開設を行い、本人確認まで完了させることが必要です。bitbankで本人確認が完了するとbitbankTradeとの連携IDが発行されますのでそのIDで連携することでbitbankTradeでの本人確認も完了することができます。
アカウントクラスごとの具体的な違いは以下になります。
取引が活発的に行われている
bitbankTradeはOKExに注文を取り次いでいます。OKExとは中国にある世界最大級の仮想通貨取引所で、取引量、流動性ともに世界でも有数の取引所です。bitbankTradeが窓口となることで、日本にいながらOKExを利用して先物取引が可能となります。
取引が活発ということは買いたいときに買えて、売りたいときに売れるということなので、快適な取引を実現できます。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のメリット
bitbankTradeのメリットとしては以下の4点が挙げられます。
- 金利の支払いがない
- レバレッジ取引が可能
- ロスカットがあまりない
- 情報量が多い
金利の支払いがない
bitbankTradeでは金利(スワップポイント)の支払いがありません。
先物取引には限月(げんげつ)と呼ばれる定められた日に買います(売ります)という約束をして取引する方法であり、信用取引のような他社の資金を借りて取引をしているわけではありませんので金利自体が発生しません。
レバレッジ取引が可能
レバレッジとは自身の手元にある資金を担保として、それ以上の資金をもって注文が出せる取引のことをいいます。bitbankTradeの先物取引ではレバレッジは最大20倍です。日本の取引所では最大級で少ない証拠金でもおおきな注文が可能です。ハイリターンも望める分ハイリスクでもありますので注意が必要です。
またキャピタルゲインフィー(決済損失積立金)という制度が導入されており、利益が出たときのみその利益の0.2%を支払う必要があります。この積立金はレバレッジ取引時の追証を不要にするために導入されており、元金以上の損失が出た場合も追加で証拠金を納める必要がない制度となっています。
ロスカットがあまりない
ロスカットとは、相場が自分の予想とは逆に動き、含み損が発生し、その含み損が一定の閾値を超えた場合に強制的に決済を行い、これ以上含み損を大きくすることを防ぐための仕組みです。
通常どの取引所もこのロスカットの閾値が設定されているのですが、bitbankTradeではこの閾値が「証拠金維持率が20%以下」になるまではロスカットされることがありません。
この閾値には一長一短があり、ロスカットがされないことで、さらに含み損が大きくなる可能性もあるので、あくまで自身の判断で損切りできる範囲が広く保てるという考えでいることが重要です。
情報量が多い
日本国内の取引所ですので情報量は多いです。取り扱いはビットコインの先物取引のみですのでブログなどの情報も先物に特化したトレード手法などが多く、参考になることも多いでしょう。
しかしアルトコインもとりあつかっているbitbankの情報がより多く、bitbankTradeの情報と混合しないように注意が必要です。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のデメリット
bitbankTradeのデメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- ビットコイン (Bitcoin/BTC) しか取り扱っていない
- 現物取引は一切行っていない
- 手数料がかかる
ビットコイン (Bitcoin/BTC) しか取り扱っていない
bitbanktradeはビットコインしか取り扱っていません。ビットコイン以外の仮想通貨を取引するには、別サービスのbitbankや種類の豊富な海外の仮想通貨取引所などを、利用する必要があります。
現物取引は一切行っていない
bitbanktradeはビットコインFXに特化した取引所となっています。そのため現物での取引には対応していません。FXよりも現物取引を希望する人は、他の仮想通貨取引所を利用しましょう。
手数料がかかる
bitbanktradeの手数料は新規時に0.01%,キャピタルゲインフィー(決済損失積立金)に利益の0.2%がかかります。
金利(スワップポイント)の手数料は発生しませんが、注文時と利益が出たときには手数料が発生しますのでこの発生手数料をしっかりと計算しておくことが必要です。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の取扱仮想通貨
bitbankTradeでは取扱通貨はビットコインのみとなります。現物取引にもFXにも対応しています。アルトコインの取引には残念ながら対応していません。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の手数料
アカウント・口座開設手数料
bitbankTradeではアカウントの開設からその後の保有まで一切手数料がかかりません。気軽に口座を持てるのでこの機会にぜひ口座を開設しておきましょう。
入出金手数料
bitbankTradeでは日本円の入出金には対応していないため注意が必要です。入金手数料は無料ですが、出金手数料が発生するため計画的に出金するようにしましょう。
取引手数料
キャピタルゲインフィーとは
キャピタルゲインフィーは決済損失積立金ともよばれ、利益が出た場合のその利益に対する0.2%が徴収される制度です。ですので損失が出た場合には発生しません。
bitbankTradeでは新規にポジションを持ったタイミングと、決済において利益が発生したタイミングで手数料が発生します。スワップ手数料がかからないため他の取引所よりもお得と言えます。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の取引ツール

10種類を超えるインジケーター/オシレーター、またトレンドラインやフィボナッチなどの描写機能も搭載されており、さまざまなチャート分析を行うことが可能です。
レバレッジ取引に特化した取引所だけあって、トレード上級者も満足できるチャート分析機能を搭載しています。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のセキュリティ
コールドウォレット
インターネットから完全に切り離されたウォレットのこと。コールドウォレットを用いることで、不正アクセスなどによる仮想通貨盗難の危険性はなくなりますが、コールドウォレットを物理的に盗まれてしまう危険性が存在することに注意しましょう。
二段階認証
スマートフォンを使い、メールアドレスとパスワードでのログインの他に認証コードなどによってセキュリティを高める方法です。ほとんどの取引所・販売所で導入されているサービスですが、個人の資産を守るためには欠かせないので必ず設定しましょう。
SSL通信
インターネットによる情報を暗号化する技術です。
アカウントロック
パスワードを一定回数以上間違ってしまうと、アカウントへのログインがロックされる技術です。
取引時暗証番号
自分自身で設定する暗証番号のことです。
マルチシグネチャ
複数のシグネチャ(署名)を活用して、セキュリティを高める方法です。
ログイン履歴の通知
メールなどでログイン時に確認のメッセージが届きます。
クーリングピリオド
お客様の資産を安全に保護するために設定される期間。ログイン情報(パスワード、2段階認証、メールアドレス)変更完了後は、3日間の仮想通貨の出金が制限されている。
bitbankTradeはbitbankの系列取引所なだけあって、セキュリティにも定評があります。コールドウォレットやマルチシグの採用はもちろん、二段階認証を設定することでハッキングやなりすましのリスクを格段に抑えています。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のFX・レバレッジ
bitbankTradeのFXではなんと最大レバレッジ倍率20倍の取引ができます。資金がかなり少ない方でも、取引が成功すれば多額の利益を狙える取引所です。
またロスカット率もかなり低く設定されているため、ロスカットによってポジションが強制決済されてしまう危険性も低いです。資金は少ないけれど多くの利益を狙いたい方には特におすすめの取引所と言えます。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の使い方・使用方法
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の入金方法

bitbankTradeでは、ビットコインの入金のみ受け付けています。まずはログイン後、メニューバー「入出金」>「BTC預入」をクリックしましょう。

上記のようなアドレスが表示されるため、送金する側の取引所からこのアドレスにビットコインを送ることで入金が完了します。
※入金完了までの目安は30分とされていますが、ビットコインネットワークの混雑状況により前後します。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の口座間振替方法
先物取引を行う前にビットコインをFX用の口座に移動(口座間振替)させる必要があります。そのためにビットコインを現物口座からBTCFX口座へ移す操作(口座間振替)を行います。振替予約が行われると、その下部にある「振替履歴」に現在の状態が表示されます。
※通常振替処理は10分以内に反映されるようですが、状況により遅れる場合もあるようなので、事前に振り替えしておくことをお勧めします。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の口座開設方法
bitbankTradeで口座開設をする方法について解説します。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の口座開設の準備
bitbankTradeで口座開設をする際には、メールアドレス・銀行口座・本人確認書類の3点をまずは準備するようにしましょう。
メールアドレス
キャリアメールに限らず、gmailやYahoo!メールのようなフリーメールでも登録することができます。普段からよく使うメールアドレスで登録しましょう。
銀行口座
普通預金口座であれば、銀行・郵便局問わず利用できます。必ず本人名義の口座を使うようにしましょう。
本人確認書類
本人確認書類としては、運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・在留カードが認められています。場合によっては裏表両面の提出や複数書類の提出が求められるので気をつけましょう。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) の口座開設の手順
bitbankTradeでの口座開設の手順は以下の3STEPで完了します。
STEP1 メールアドレスの登録
まずはホームページからメールアドレスを登録します。送られてくるメールのリンクを開くことで、次のステップに進みます。
STEP2 個人情報の入力と本人確認書類の提出
サイトの案内に従って個人情報の入力と本人確認書類の提出を行います。少々時間がかかりますが、間違いのないように入力しましょう。
STEP3 bitbankとの同期
取引所側で審査が終わると、まずはbitbankでの本人確認が完了します。その後でbitbankTradeと同期することで登録が完結します。
bitbankTrade (ビットバンクトレード) のまとめ
bitbankTradeはビットコインFXに特化した取引所として、最大レバレッジ20倍などの個性的なサービスを提供してきました。しかし現在はサービスを終了し、bitbankのみの運営となっています。高いセキュリティはbitbankにも引き継がれているため、現物取引も行いたい方はbitbankに登録することをおすすめします。