ビットコイン (Bitcoin/BTC) の自動売買 | メリット・デメリットを解説!

1分で理解する要約
  • 自動売買ツールのメリットは投資家の負担が減ること
  • 自動売買ツールのデメリットは、コスト、詐欺、不具合など

ビットコインの売買を自動でしてくれるシステムがあれば楽だと考えたことはないでしょうか。寝ている間も仕事をしている間もうまく取引をしてくれる仕組みがあれば投資家は楽になります。

ビットコインの自動売買は実際に可能です。そこで今回はビットコインの自動売買について解説します。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) の「自動売買」とは

魅力を感じるビットコインの自動売買ですが、あらかじめ決めた値段になったら売り買いを繰り返すプログラムになります。

為替のFXではよく使われていますが仮想通貨にもその仕組みを応用して投資している方も少なくはありません。自分の投資ルールにもとづいてプログラムをONかOFFにするだけで利益を上げていく環境に向かっていきます。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) 自動売買のメリット

自動売買をするメリットは4つ考えられます。

[メリット1] リスクの低い取引ができる

ビットコインの自動取引はあらかじめ、売る値段と買う値段を設定します。「ここまで値下がりしたら売却」とプログラムに設定することで、損失を最小限に抑えることができます。

損切り」のタイミングは迷うものです。「もう大丈夫だろう」と考えていても二番底になる場合もあります。それを未然に防げるメリットは大きいです。

[メリット2] 時間に縛られない

仮想通貨の取引は365日24時間可能ですが寝ている時に相場が上がる可能性もあります。その時に取引の対応をするのは困難ですから自動売買は重宝します。

[メリット3] 投資ストレスを感じにくい

チャートとにらめっこする必要もありませんし気にすることもありませんので投資のストレスは軽減されます。

[メリット4] 手間がかからない

売り買いの手間が省けるのもメリットになります。通常であれば取引所の取引画面を開いて売ったり買ったり操作をしなければいけませんがその必要もありません。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) 自動売買のデメリット

自動売買には色々なメリットがありますがデメリットも、もちろんあります。

[デメリット1] 知らないうちに損をしていることがある

先に解説したように、自動売買は過去のデータを参考にプログラムを組みます。歴史が浅くデータが取りにくいこと以外にも、突発的な出来事にも対応し切れません。

ビットコインの相場に悪影響なニュースが流れてもプログラムが対応できず、損失を出してしまうときも考えられます。

[デメリット2] 情報収拾は欠かせない

突発的な出来事による相場の変動には対応し切れないデメリットがあるので、情報収拾は欠かせません。自動売買ですがビットコイン関連のニュースには目を向けておき、損失は最小限に食い止めなければなりません。全くの初心者が簡単に使いこなせるツールではありません。

[デメリット3] 送金詰まりに対応し切れない

一時期よりビットコインの取引は落ち着いた印象がありますが送金詰まり(取引の遅れ)も自動売買にはデメリットになります。自動売買と言っても、円滑に売買が進まないとプログラムエラーに陥るかもしれません。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) 自動売買のアプリ・ソフト3選

ビットコインの自動売買をしたいときにはすでにリリースされているアプリやソフトを使ってみましょう。厳選したアプリやソフトを3つ紹介します。

CryptoTrader(クリプトトレーダー)

ツールも使いやすくパフォーマンスも良好な自動売買ソフトになります。月々の使用料金が2000円から5000円ほどです。

ストラテジー (売買のルール)が1つあたり2000円から10000円程度ですから投資資金が10万円以上ある方でないと利益はあまり見込めません。

クリプトトレーダーが対応している国内取引所は「QUOINEX」のみで、その他、「BINANCE」、「Kraken」、「Huobi」、「Bittrex」など12箇所の海外取引所も対応しています。

基本英語なので使いにくいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。

Cointrader(コイントレーダー)

コイントレーダーは細かな投資戦略のカスタマイズができますのでニーズを満たしやすいソフトです。初月利用無料など特典があるのも嬉しいポイントです。(キャンペーンなどは時期により変更あり)

動かすプログラム数によって料金は異なりますが月々5400円からの運用が可能です。最大は20ボットまで動かせ注文金額に上限がないプラチナコースの月34800円になっています。

ソフトの対応取引所は国内取引所のザイフ(Zaif)とビットフライヤー(Bitflyer)に対応しています。さらにバイナンス (Binance) との提携もはじまっています。

コイントレーダーにはアプリ版もあり設定は簡単で1ボットしか動かせませんが月々の使用料は0円ですのでお試し運用も可能です。

MT4 (メタトレーダー4)

国内取引所「BITPOINT(ビットポイント)」ではメタトレーダー4を使った自動売買ができます。メタトレーダー4は為替FXでは有名で使用した経験のある方は使いやすさを感じます。

国内の取引所で使える安心感はありますが取引所間の送金によって差益を出すアービトラージはできません。ビットポイントの取引所内でしか自動売買ができないのです。

しっかりと金融庁にも認められた取引所なので安心感はあります。

参考 : 暗号資産(仮想通貨)ビットコイン (Bitcoin/BTC) のMT4取引について おすすめ海外取引所も紹介

自分でビットコイン (Bitcoin/BTC) 自動売買システムを作ることもできるの?

自動売買システムは、買うとなるとソフトやアプリを使えば導入はさほど難しくありません。ただ、利用料金が発生してしまいます。そして、自分の投資ルールに沿ってカスタマイズできない場合もあります。

自分の投資ルールを反映させたいのなら自動売買システムを自作してみてはどうでしょうか。「Python」というプログラミング言語を使って自作することができます。Pythonは数あるプログラミング言語の中でも様々な分野に利用が可能で、コードが似通っていて初心者でも勉強しやすいメリットがあります。

プログラミングの知識は昨今、注目を浴びていますのでこの機会に勉強を始め自分だけの自動売買ツールを作ってみるのもいい経験です。実際に自作している方のブログなどもありますし、参考にしてみてください。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) 自動売買 まとめ

ビットコインの自動売買は組んだプログラムに従って売買を行います。非常に優れもののツールに思えますが自分の投資ルールや戦略があってはじめて自動売買ツールが生かされます。

導入すればほったらかしで儲かる」というのは間違った認識です。デメリットでも述べたようにまだまだシステムが追いつかない部分もありますので、あくまでも自分の投資戦略が重要だと考えてください。どんな投資方法にしても「お金を預ければ大丈夫」というのはありませんので、自動売買システムについてもビットコインについてもと学んでいきましょう。

自動売買ツールを装った詐欺も横行していますで、お気をつけください。

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