ビットコイン (Bitcoin/BTC) の創設者は日本人!?「サトシ・ナカモト」の正体とは!

1分で理解する要約
  • ビットコインの創設者は「サトシ・ナカモト」
  • サトシ・ナカモトは、個人でも日本人でもない可能性がある
  • サトシ・ナカモトの9ページの論文が世界を変えつつある

2009年に誕生したビットコインは、今や世界中から注目される「次世代通貨」として、各種メディアでも取り上げられ、ビットコインによって莫大な資産を築く人も誕生しています。そんなビットコインの構想は2008年に「サトシ・ナカモト」名義で発表された論文が始まりでした。

ビットコイン (BTC) の創設者は「サトシ・ ナカモト」

2008年、サトシ・ナカモトによりビットコインの仕組みが発表されました。2021年現在、仮想通貨=ビットコインと言っても過言では無いほどにその認知度を高めています。しかし次世代通貨であり、次世代の仕組みであるビットコインシステムがこれ程の知名度を誇りながらも、創設者である「サトシ・ナカモト」の正体は明らかになっていません。

最初の論文を発表後、姿を消す

サトシ・ナカモトは、ビットコインの仕組みを発表し、プログラムコードを公開した後、姿を消しました。一説では、しばらくコミュニティでの交流に参加していたという噂もありますが、定かではありません。「サトシ・ナカモト」という名義と、ビットコインの仕組みだけを世に残し、完全に“謎”の人物と化してしまったのです。

サトシ ナカモトの素性は?

「サトシ・ナカモト」は日本人の名前のような名義となっていますが、本当に日本人なのか、“個人”であるのかすら分かっていません。

謎の多い”名義“であるため様々な推測が飛び交っており、「数人のグループ名義」であるという説や、プログラムのソースコードに記載されたコメントや論文が、流暢なイギリス英語であることから「日本人では無い」という説が浮上しています。

サトシ・ナカモトと思われる人物がコミュニティ内で発言したとされる時間帯から、北米や中央アメリカ、西インド諸島や南米に住む者という推測をしている人もいます。

このように「サトシ・ナカモト」の素性は、全てにおいて推測の域を出ない人物像しか分かっていないのです。そんな中、「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が“数名”出て来ているという事実もあります。

過去にサトシ ナカモトと推測された人々

これまでに「サトシ・ナカモト」であると推測された人物や、名乗り出た人物は多数存在します。

日本人としては、京都大学の教授である「望月新一氏」、マウントゴックスの設立者である「ジェド・マケーレブ氏」、自身で名乗りを上げたオーストラリアの起業家である「クレイグ・ライト氏」など、数名の名前が挙がっています。

望月新一教授

2013年、米情報工学の権威といわれているテッド・ネルソン氏が、ビットコインの革新性やサトシナカモトを絶賛した彼の自作動画内で、「ナカモト氏=京都大学数理解析研究所の望月新一教授」と主張したことがきっかけで、「サトシ・ナカモト=望月新一氏」という説が浮上しました。しかし、望月教授本人が自身のブログにより完全否定をしています。

ジェド・マケーレブ氏

仮想通貨初の大事件となった仮想通貨取引所「マウントゴックス」の設立者です。マウントゴックスの破城事件は、仮想通貨やビットコインという存在を“良くも悪くも”有名にした事件でもありました。

後に「リップル」などの創設に関わった人物でもあり、仮想通貨やブロックチェーンには縁の深い人物であることからの推測です。

クレイグ・ライト氏

上記2名とは異なり、自ら「サトシ・ナカモト」であると名乗り出た人物です。オーストラリアの起業家で、ビットコインシステムの基本概念を発明したとし、サトシナカモト本人しか知り得ないはずの暗号キーによって改ざんできないブロックチェーンに電子署名してみせ、それを裏付けとしました。

その後も積極的に自身がサトシナカモトであるとい主張を続けていたライト氏ですが、「ライト氏=サトシナカモト」という説には疑問が残るという旨の報道が多くなったことをきっかけに、彼は自身のブログに「I'm Sorry」と残し、これまでの態度から一転して自身がサトシナカモトである主張を今後一切行わないと説明しています。

彼が本当にサトシナカモト本人であるかどうかは未だ謎に包まれたままです。

サトシ ナカモトが書いた論文とは

サトシ・ナカモトが書いた論文内容とは、ビットコインの基礎となる技術的な仕組みを説明したものです。それは僅か9ページという簡素なモノですが、その9ページを基にしたビットコインのシステムは、今や世界中の経済を動かそうとしています。

論文の内容

論文の内容は、ビットコインの仕組み(ブロックチェーンの基礎)となる以下のような内容が記載されています。

  • 金融機関を必要としない事
  • 二重使用の解決策
  • 不正や改ざんの出来ないPoW技術
  • ネットワーク参加に対するインセンティブ
  • 51%問題について

などです。

ビットコインはもちろんのこと、その他アルトコインの根本にあるブロックチェーン技術の全ての基となる内容となっています。

今でも論文は読めるのか

論文については、インターネット上で原文が公開されていますので、いつでも読む事が出来ます。

以下、原論文と日本語訳を参考にしてください。

サトシ・ナカモトまとめ

「サトシ・ナカモト」名義の9ページの論文がきっかけとなり、現在も次々とアルトコインが生み出されています。

「サトシ・ナカモト」の正体は、今のところ誰にも分かりませんが、生み出されたブロックチェーン技術は、“仮想通貨”という表面的な価値にとどまらず、今後の社会インフラとしても幅広く活用される事になるでしょう。

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