bitFlyer (ビットフライヤー)の社長が交代!前社長・加納氏の辞任意図と現社長の人物像を紹介!


本記事は2018年の10月のbitFlyer人事について開設しています。

現在、bitFlyerの社長は林邦良氏から関 正明氏に変更されました。

最新の情報につきましては、bitFlyerの公式サイトをご覧ください。


加納祐三元社長の経歴を解説
突然の辞任意図とは?鈴木元代表取締役の経歴と実績
bitFlyerの執行役員で有名な金光碧さんについて

国内取引所で人気のあるbitFlyerが、2018年10月1日、社長交代の人事を発表し大きな話題になりました。

この記事では、加納祐三元社長の経歴と辞任意図、鈴木元代表取締役の経歴などをまとめ、同社の執行役員で有名な金光碧さんについてもくわしく解説しています。資産を預ける取引所についての情報を抑えておくことは非常に重要です。この機会にぜひ理解を深めていってください。

bitFlyer (ビットフライヤー) の前社長・加納祐三氏

学歴と経歴


生年月日,1976年生まれ (誕生日は非公開)
出身地,愛知県
最終学歴,東京大学大学院工学系研修科修了
職歴,ゴールドマンサックス証券株式会社、デリバティブ転換社債トレーダー

加納祐三氏は東京大学大学院を卒業、ゴールドマンサックスへ入社など、非常に優秀な経歴の持ち主です。

2014年1月にbitFlyerを設立してからも、JBAの代表理事や経済産業省や全国銀行協会などの検討メンバーとして在籍するなど、日本国内におけるブロックチェーン技術の推進に尽力しています。

bitFlyer (ビットフライヤー) での実績

bitFlyerの基本情報は以下の通りです。


会社名,bitFlyer
設立,2014年1月
資本金,41億238万円(資本準備金含)
現代表取締役,関 正明氏
所在地,東京都
取引所/販売所,取引所&販売所
取引仮想通貨数,21種類
日本語対応,○
スマートフォン対応,○
最大レバレッジ,2倍
取引方法,FX/信用取引/現物取引
最低取引単位,0.0001BTC
セキュリティ,コールドウォレット/マルチシグ対応/二段階認証
サポート,電話サポートなど
法人口座,○

国内取引所で見ると資本金は最大規模の約41億238万円(資本準備金含)ですが、それだけでなく仮想通貨の取引量でも国内最大級を誇ります

twitterでの発言集

加納祐三さんというとTwitterでの発言がよく注目を集めますが、現在のフォロワーは約5万3千人ほどです。それでは最近のものをいくつかご紹介していきます。

自分の活動報告や業界著名人との写真、世間で騒がれるニュースに対する意見など、幅広いジャンルのツイートを投稿しています。

その他特筆事項

資本金・取引量共に国内最大級という点がすごいのはもちろんですが、bitFlyerは設立までわずか2ヶ月しかかかっていないというスピード感も衝撃的です。

また取引所としての人気を支えているのは手数料の安さと安定性が挙げられます。それを実現させたのはやはり電通デジタル・ホールディングス、三井住友海上キャピタル、リクルートといった大手企業から融資を受けているからだと考えられます。

bitFlyer (ビットフライヤー) の鈴木元代表取締役

学歴、経歴など


生年月日,1955年生まれ (誕生日は非公開)
出身地,不明
最終学歴,不明
職歴,1979年4月 株式会社三井銀行(現三井住友銀行)入行、2010年3月 株式会社セディナ出向 執行役員、2012年6月 株式会社セディナ常務執行役員、2018年8月 株式会社bitFlyer 顧問、2018年10月 同代表取締役就任

bitFlyer(ビットフライヤー)での実績

就任からしばらくたちますが、取り立てて動きはないようです。大きな動きがあればまたこちらで速報を出していきます。

その他特筆事項

社長交代の背景に、金融庁からの内部管理体制の改善命令を受けていたことが考えられます。社長交代の同日、bitFlyer Holdings (ビットフライヤーホールディングス) を設立し、加納祐三氏が代表に就任しました。これにより業務執行機能と監督機能が分かれて義務と責任の所在がはっきりとなり、不正行為の防止と競争力および企業価値の向上にむけた企業体制が新しくされたといえるでしょう。

bitFlyer (ビットフライヤー) のCFO・金光碧氏

学歴、経歴など

bitFlyerの執行役員が女性ということで話題になった金光碧さんについて紹介していきます。


生年月日,1982年生まれ (誕生日は非公開)
出身地,不明
最終学歴,**一橋大学経済学部**
職歴,ゴールドマンサックス証券株式会社、bitFlyer CFO (最高財務責任者)

加納裕三氏と同じく、最終学歴や職歴を見ても非常に優秀であることがうかがえます。

bitFlyer (ビットフライヤー)での実績

加納裕三さんと前職が同じであることからヘッドハンティングで引き抜かれたことは想像に難くありません。

正確にどんな仕事をしたのかということは明記されていませんでしたが、アメリカだけでなく欧州にも進出を果たした同社において、CFOである金光さんが果たした役割は大きかったと考えられます。

twitterでの発言集

彼女のTwitterでの発言も注目を集めています。ルックスがよく、自撮り写真も多く載せているため、まとめサイトなどでも頻繁に取り上げられ男性のファンを多く持っています。

その他特筆事項

ゴールドマンサックスという超大手から、まだその地位を確立していない仮想通貨業界のベンチャーに飛び込んだことが特筆すべき点だと思います。

加納さんに、「一緒に世の中を変えていこう」と誘われ決断したそうです。「転職時、安定した環境から離れるより、ワクワク感の方が強かった」と話されています。

bitFlyer (ビットフライヤー) の社長交代が意味するもの

仮想通貨の今後と、bitFlyer (ビットフライヤー) の方針

社長交代の意義についてはすでに少し触れましたが、ここではさらに深掘りしてお伝えしていきます。bitFlyerは2018年6月22日に金融庁から業務改善命令を受けており、新規口座開設を規制していました (現在も規制されています)。

先述の通り、業務執行機能と監督機能を分離し、法令遵守にコミットしています。ビットフライヤー・ホールディングスの役員には住友銀行出身の大西一郎氏、弁護士で銀行役員経験もある佐藤明夫氏、公認会計士で銀行経験を持つ近江恵吾氏といった、銀行経験のある人物を中心に構成されています。

取引所を運営するbitFlyerのCEOには鈴木信義氏、役員には大西一郎氏、三菱UFJ銀行出身の妹尾賢俊氏、経済産業省出身の山中唯義が就任しています。

ホールディングス化は責任機能の分断による責任機能向上だけでなく、各子会社の裁量が大きくなることを意味します。しかし親会社と子会社の間で情報に齟齬が生まれないかといった懸念もあります。

今回の経営体制の変更により健全な印象を与えて世間の仮想通貨に対する疑念を払拭する意図がありそうですが、ずさんな管理体制の他の取引所ときちんと差別化ができるのかが鍵になりそうです。

これからは何に注目していけばよいか

業務改善命令の内容として、マネーロンダリング対策や管理体制について指摘があったようです。セキュリティアプリサービスを提供しているSqreen社の調査結果で、世界一 (※ Sqreen 社調べ。2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査。) の評価を受けたbitFlyerでさえ改善が求められるということは、仮想通貨交換業者が達成するレベルがいかに高いかが分かります。

加納氏はBusiness Insider Japanのインタビューで「ブロックチェーン技術を現実の経済に浸透させ、さらに投資参加者を増やしたい。」と答えています。

国内だけでなく、欧州・米国にも展開し、さらに前職がゴールドマン・サックスという加納氏ですが、そのネットワークや法律、技術などのスペシャリストと協力していけば、より健全な市場を作り、仮想通貨の普及に貢献できるのではないでしょうか。

その上で注目する指標として、新規口座開設を再開させるのがいつになるかは重要だといえます。現在はGMOコインにユーザーが流れている声も聞かれますが、bitFlyerで取引を行うユーザーは絶えません。bitFlyerだけでなく金融庁の業務改善命令によって、市場の健全化が進んでいくのか引き続き目が離せません。

bitFlyer (ビットフライヤー) の社長についてのまとめ

本記事では、2018年10月1日にホールディングス化したbitFlyerの新旧社長の経歴と、女性CFOの金光碧さんについて解説してきました。

その背景には金融庁からの業務改善命令がありましたが、2018年に起きた仮想通貨に関するネガティブなニュースを踏まえると、市場の健全化に向けて動き始めた年だといえます。

コインチェックの流出事件に始まり、Zaifでも同様の事件が起こり、仮想通貨に関する知識が正しく普及していないのが現状ですが、加納氏をはじめとしたbitFlyerの役員など影響力を持つ人々の動向で大きく変わる可能性は高いので、引き続き注目していく必要があるでしょう

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