- bitFlyer Lightningでは24時間365日取引することができる
- 証拠金口座間の入出金は24時間365日取引することができる
- レバレッジ取引は証拠金維持率に注目して追証の発生に注意
参考 : ビットコイン (Bitcoin/BTC) の買い方・購入方法 | おトクな購入手順をやさしく解説
「仮想通貨で多くの利益を出したい、しかし、価格はなかなか上がらずに利益を出すには時間がかかる。」そう感じている投資家が多く存在します。
仮想通貨の取引ではレバレッジ取引という取引手段が存在していて、自分が保有している資産よりも多く保有していることにして、多額の資金をかけたハイリスクハイリターンな取引を行うことができます。
レバレッジ取引は、仮想通貨自体の価格があまり変動しなくても、レバレッジをかけることで通常の現物取引よりも短期間で利益を得ることができます。bitFlyerでは、bitFlyer Lightningと呼ばれる、仮想通貨のレバレッジ取引をすることができるサービスが存在します。
bitFlyer Lightningに関して、様々な用語が存在しているので、投資初心者の方にとっては難しく感じるかもしれません。しかし、用語や使い方を覚えることで、スムーズにレバレッジ取引を行うことができます。仮想通貨のレバレッジ取引に関する用語や、bitFlyer Lightningの使い方についてご紹介します。
※注意
2019年4月22日よりbitFlyerのレバレッジ倍率が最大2倍に引き下げされました。
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) 評判・レビュー評価・口コミ
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引における特徴
取引方法が2種類用意されている
bitFlyerのレバレッジ取引には2種類の方法があります。ひとつは通常どおりに証拠金を預けて決まった倍数分の予算分を売買に使えるレバレッジ取引です。bitFlyerでは最大2倍のレバレッジをかけられます。
もうひとつは先物取引です、1週間や3カ月先というような期限を設けて、約束の期日における注文内容を先に決めることです。指定した期日が訪れたが実際の内容どおりに取引が成立します。
証拠金としてビットコインを使える
bitFlyerのLightning FXでは日本円だけでなく、ビットコイン自体を証拠金に使えます。現在の仮想通貨取引所ではレバレッジに使えるのは日本円だけがほとんどですが、bitFlyerでは仮想通貨同士のレバレッジ取引もでき、幅広い投資戦略が望めるようになりました。
Lightningビットコインの現物の価格は、現実の最新相場のうち80%を評価額とするので、BTC/JPYのチャートに0.8を掛け算するなどの計算も取り入れましょう。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引について
bitFlyerでは、bitFlyer Lightningと呼ばれる仮想通貨にレバレッジをかけた取引ができるサービスが提供されており、レバレッジ取引には多くの用語が存在しています。難しく感じるかもしれませんが、一つずつ用語を覚えることで、レバレッジ取引のハードルは下がり簡単に取引することができるようになります。
bitFlyerは、ゴールドマン・サックスの元トレーダーが作ったビットコイン取引所で、80%以上の顧客の資産をコールドウォレットで保管、マルチシグ対応していて、安心して取引を行うことができます。
レバレッジとは
取引をする時、アカウントの口座に資金を証拠金として預け入れることで、証拠金の数倍から数百倍の金額で取引することができる効果、機能の名称です。レバレッジをかけた取引のことを、レバレッジ取引といいます。
FXや先物取引などで、レバレッジをかけた取引を行うことができます。
参考 : 仮想通貨のレバレッジとは?メリット・デメリットとおすすめの取引所を紹介!
Lightning FX
bitFlyer Lightningにて、証拠金を預入れることで、主に差金決済によるビットコインの取引が行えるサービスです。
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) FXのやり方 – レバレッジ・使い方・手数料
仮想通貨・ビットコイン取引所のFX・レバレッジ比較ランキングを見る
手数料
bitFlyer Lightningでのポジション決済にかかる手数料は、**加重平均約定価格(取引が成立する価格) x 建玉数量(保有している未決済の取引の数) x 20%**で算出した日本円金額が発生します。
参考 : bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料について徹底解説してみた!
証拠金維持率とロスカットや追証
現在行っている取引の金額に対して、口座に入金している証拠金の残高割合のことをいいます。bitFlyer Lightningでは、証拠金維持率が80%を下回った場合、追証ルールが適用されます。ロスカットは、証拠金維持率が50%を下回ると発生し、強制的に取引が決済されてしまいます。
追証証拠金維持率とは、レバレッジをもとに使える予算のうち証拠金がどれだけ残っているかを示しています。レバレッジ取引とはかんたんに言うと、この証拠金を担保にお金を借りて取引をしているようなものなので、損失が大きくなると当然担保の額を増やさなければならなくなります。これを「追証」と呼びます。全ての取引所で、この追証の基準は証拠金維持率を元に引かれていますが、Coincheckでは100%を下回った場合となります。
ロスカット損失額があまりに大きくなりすぎた際、トレーダーの損失をこれ以上増やさないために、買い注文が強制的に売られたり、空売りしたものが強制的に買い戻されたりします。これを「ロスカット」と呼びます。ユーザーの過剰な損失を防ぐための安全装置とも言えますが、急激な価格の変動で間に合わず、ユーザーが多額の損失をしてしまう場合もあります。ロスカットも追証と同様に証拠金維持率を元に基準が設定されており、Coincheckでは50%を下回った場合となります。
参考 : ロスカットとは | ロスカットを避ける対策や計算方法・具体例を紹介!
取引可能時間
基本、365日24時間取引することができます。(午前4時00分から午前4時10分の定期メンテナンスを除く)
SFD
Lightning FXでは、Lightning FXでの取引価格とLightning 現物の取引価格が5%以上差がある場合に、Lightning FX SFDと呼ばれる手数料が発生します。
スワップポイント
Lightning FXでは、取引中のポジションを日付が変わる0時に保有したままにしておくと発生します。(建玉金額の絶対値 × 0.04% /日)
ビットフライヤーFX (bitFlyer Lightning) 取引画面の使い方
bitFlyer Lightningの取引画面では、様々な画面が表示されています。使い方を覚えてスムーズに取引を行いましょう。取引銘柄は、現物取引と先物取引の2種類あるので注意しましょう。
取引する銘柄を選択
bitFlyer Lightningにて取引したい銘柄は、画像の左上にある通貨ペアをクリックすることで確認することができます。取引画面も銘柄に応じて更新されます。
保有する資産の確認
bitFlyerのアカウント口座で保有している資産は、画面右上の残高で確認することができます。このアカウントの口座では、日本円を16円分保有していたので、真ん中の¥の箇所が16と表示されています。
bitFlyer Lightning のチャート
bitFlyer Lightningのチャートは、画面左側で確認することができます。しかし、このままではチャートが小さいので、チャート左上の「bitFlyer」と書かれた場所をクリックすることでチャートを新しいタブで表示することができます。
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) 取引ツールbitFlyer Lightningとは?使い方を丁寧に解説!
bitFlyer Lightning の取引板
注文一覧が表示されている取引板は、画面中央で確認することができます。上が買い注文で、下が売り注文一覧です。
損益を確認
bitFlyer Lightningで発生した損益は、全て画面右上の「トレード損益」で確認することができます。
取引成立した注文
過去に成立した取引の一覧を、画像の枠内で確認することができます。自分だけでなく、他のユーザーが成立させた取引も確認することができます。
注文画面
取引を注文するには、画像の枠内から取引の種類を選択して数値を入力する必要があります。
保有ポジション
現在保有しているポジションは、画面左下の「注文」の中で確認することができます。
取引履歴
過去に成立済みの注文は、画面右下の「取引履歴」で確認することができます。
ビットフライヤーFX (bitFlyer Lightning) でレバレッジ取引する
bitFlyer Lightningにて、レバレッジ取引する準備から注文するまでをご紹介します。bitFlyer Lightningにて取引をするには、本人確認を済ませる必要があります。本人確認書類の提出がまだの方や、bitFlyerからハガキが届いていない方は、ハガキの到着を待って本人確認を済ませましょう。
証拠金に必要な資金を入金する
bitFlyer Lightningにて、レバレッジ取引を行うには、取引に必要な証拠金を入金する必要があります。証拠金は証拠金口座へ入金するのですが、その前にbitFlyerのアカウント口座に資金を入金する必要があります。
証拠金口座へ入金する
bitFlyerのアカウント口座へ入金を済ませたら、証拠金口座へ必要な資金を移動させましょう。トップページ左側にある三本線のメニューを開いてください。
メニューを開いたら、入出金をクリックしましょう。
入出金をクリックしたら、画面を下にスクロールして「Lightning FX/Futures 証拠金」というところから、入金する資金の選択、数量を入力して証拠金口座へ預け入れるをクリックすれば入金完了です。下の欄から、同じ手順で出金することもできます。
同じ画面から、bitFlyerアカウント口座への日本円の入出金や、レバレッジの変更なども可能です。証拠金口座の入出金は、メンテナンス時間以外は24時間365日対応しています。
レバレッジのかけ方
レバレッジのかけ方は、画像の枠内から変更をクリックして、レバレッジの倍率を変更することで、レバレッジを変更することができます。初期設定ではレバレッジ3倍に設定されています。
注文する
実際にレバレッジ取引を行ってみましょう、レバレッジは既に設定されていますので、画面右側の取引情報を上から順に設定しましょう。まずは注文方法を選択、次に注文する数量を設定、最後に買いでポジションを持つか売りでポジションを持つか選択してクリックしましょう。
矢印の部分で、取引手数料を確認することができます。
取引をキャンセルする
注文後、持っているポジションをキャンセルする場合は、取引が成立してしまう前に注文の欄から、取引情報の一番左にあるバツボタンをクリックしましょう。
複数のポジションを保有している場合は、バツボタンの上にあるCancel Allのボタンをクリックすると、全てのポジションを一括でキャンセルすることができます。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引を他の取引所と比較してみた
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、レバレッジ取引に使えるペアの多さが魅力です。9種類の仮想通貨に対してレバレッジ取引が可能で、日本円だけでなく仮想通貨建ての売買も可能です。使える通貨ペアが合計16種類にも及び、柔軟な投資戦略を組みやすいでしょう。
インターネット大手のDMMグループ運営だけてあってセキュリティのハイレベルで、使いやすさではbitFlyerに負けていません。
GMOコイン
GMOコインは、両建てもできる取引所として注目です。レバレッジ取引は販売所形式ですが「仮想通貨FX」として利用できます。ビットコインやイーサリアム、リップルなど5種類を、最大2倍のレバレッジで売買できます。
両建てができる仕組みなので、長期的に買いポジションを取る一方で、短期的な売りポジションで利益をプラスできるかもしれません。アルトコインを使った両建てができる貴重な取引所として、GMOコインは役に立ちそうです。
TAOTAO
TAOTAOでは、レバレッジ取引に関連する準リアルタイムデータ「Trade Blotter」を配信しており、投資戦略に役立てられます。Trade Blotterでは未決済建玉や歩み値、指値などをデータ化しており、相場のトレンドやポジションの傾向などを分析できます。
本格的に投資戦略が組める場所としてTAOTAOの人気が高く、2020年2月には約1000億もの出来高を記録しました。Yahoo!を運営するZホールディングスは、FX取引アプリ「YJFX!」などの配信で投資業界でも影響力が高く、TAOTAOの将来性にも期待がかかります。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引のまとめ
bitFlyerにてレバレッジ取引を行うには、bitFlyer Lightningにアクセスして取引を行いましょう。bitFlyer Lightningには、現物取引と取引期間が決まっている先物取引があるので、選択ミスがないように注意しましょう。
レバレッジ取引には、小さい値動きでも短期間で利益を出すことができるというメリットが存在する反面で、利益と同じだけ損失があることを忘れないようにしましょう。レバレッジは大きければ大きいほど利益や損失の幅が大きくなります。
証拠金口座に十分の資金を入れ、相場についてある程度の分析を行ってから、レバレッジ取引を行うようにすることを推奨します。証拠金維持率やロスカットの基準に注目して、追証が発生しないように気をつけて取引を行いましょう。
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) 評判・レビュー評価・口コミ
参考 : 暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所比較【2021年最新ランキング】
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) 評判・レビュー評価・口コミ
※[補足]bitFlyerの完全ガイドには、bitFlyerには最大レバレッジ2倍のFX取引や、最大限の利益が狙えるトレール注文など仮想通貨取引を有利に進めるための便利な機能が多く備わっています。bitFlyerを使ったことのない初心者でも読めるよう、1コンテンツごとにていねいに解説しているので、ぜひご活用ください。