- ビットフライヤーFXは売りからエントリーすることで下げ相場も稼げる
- bitFlyer Lightningでは24時間365日取引することができる
- 証拠金口座間の入出金は24時間365日行うことができる
FXの魅力の一つは、下落相場でも「売り」から参入できて、その下げ幅分が利益となることでしょう。本記事では、bitFlyer (ビットフライヤー)のFXについて、始め方から手数料までを網羅しました。ぜひ最後まで読んで、FXをマスターしましょう。
「仮想通貨の下げ相場が続いている、どうにか価格が上がっている仮想通貨を探して、利益を出したい...。」下げ相場が続くと、そう感じる投資家さんも多いのではないでしょうか。
仮想通貨の取引には、仮想通貨の下げ相場でも売り注文を出すことで「売り」からエントリーすることができる、FX取引という取引手段が存在しています。通常の取引であれば、仮想通貨は「買うだけ」で、あとは価格が上がるのをひたすら待つだけです。
しかし、ビットフライヤーFXでは、売りからエントリーすることで、下げ相場になればなるほど利益を上げることができる手段が存在します。bitFlyerでは、「bitFlyer Lightning」と呼ばれる、bitFlyer上でFX取引をすることができるサービスが存在します。
bitFlyer Lightningに関して、様々な用語が存在しているので、投資初心者の方にとっては難しく感じるかもしれません。しかし、用語や使い方を覚えることで、スムーズにFX取引を行うことができます。
それでは仮想通貨のFX取引に関する用語や、bitFlyer Lightningの使い方・レバレッジ等についてご紹介します。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのFX取引
bitFlyerでは、bitFlyer Lightningと呼ばれるbitFlyerのFX取引ができるサービスが提供されており、FX取引には多くの用語が存在しています。難しく感じるかもしれませんが、一つづつ用語を覚えることで、FX取引のハードルは下がり簡単に取引することができるようになります。
Lightning FX
bitFlyer Lightningにて、証拠金を預入れることで、主に差金決済によるビットコインの取引が行えるサービスです。
レバレッジ
取引をする時、アカウントの口座に資金を証拠金として預け入れることで、証拠金の数倍から数百倍の金額で取引することができる効果、機能の名称です。レバレッジをかけた取引のことをレバレッジ取引といいます。FX取引、信用取引、先物取引などで、レバレッジをかけた取引を行うことができます。
手数料
bitFlyer Lightningでのポジション決済にかかる手数料は、**加重平均約定価格(取引が成立する価格) x 建玉数量(保有している未決済の取引の数) x 20%**で算出した日本円金額が発生します。
証拠金維持率とロスカットや追証
現在行っている取引の金額に対して、口座に入金している証拠金の残高割合のことをいいます。bitFlyer Lightningでは、証拠金維持率が80%を下回った場合、追証ルールが適用されます。ロスカットは、証拠金維持率が50%を下回ると発生し、強制的に取引が決済されてしまいます。
証拠金維持率とは、レバレッジをもとに使える予算のうち証拠金がどれだけ残っているかを示しています。レバレッジ取引とはかんたんに言うと、この証拠金を担保にお金を借りて取引をしているようなものなので、損失が大きくなると当然担保の額を増やさなければならなくなります。これを「追証」と呼びます。全ての取引所で、この追証の基準は証拠金維持率を元に引かれていますが、Coincheckでは100%を下回った場合となります。
損失額があまりに大きくなりすぎた際、トレーダーの損失をこれ以上増やさないために、買い注文が強制的に売られたり、空売りしたものが強制的に買い戻されたりします。これを「ロスカット」と呼びます。ユーザーの過剰な損失を防ぐための安全装置とも言えますが、急激な価格の変動で間に合わず、ユーザーが多額の損失をしてしまう場合もあります。ロスカットも追証と同様に証拠金維持率を元に基準が設定されており、Coincheckでは50%を下回った場合となります。
取引可能時間
基本、365日24時間取引することができます。 (午前4時00分から午前4時10分の定期メンテナンスを除く)
SFD
Lightning FXでは、Lightning FXでの取引価格とLightning 現物の取引価格が5%以上差がある場合に、Lightning FX SFDと呼ばれる手数料が発生します。
スワップポイント
Lightning FXでは、取引中のポジションを日付が変わる0時に保有したままにしておくと発生します。(建玉金額の絶対値 × 0.04% /日)
bitFlyer Lightning (ビットフライヤーライトニング) のLightning FXの使い方
bitFlyer Lightningの取引画面では、様々な画面が表示されています。使い方を覚えてスムーズに取引を行いましょう。取引銘柄は、通常の取引と先物取引の2種類あるので注意しましょう。
取引する銘柄を選択
bitFlyer Lightningにて取引したい銘柄は、画面左上をで確認することができます。取引画面も銘柄に応じて更新されます。
保有する資産の確認
bitFlyerのアカウント口座で保有している資産は、画面右上のウィンドウで確認することができます。
チャート
bitFlyer Lightningのチャートは、画面左上確認することができます。しかし、このままではチャートが小さいので、画像の一番左上をクリックすることでチャートを新しいタブで表示することができます。
取引板
注文一覧が表示されている取引板は、画面中央で確認することができます。上が買い注文で、下が売り注文一覧です。
損益を確認
bitFlyer Lightningで発生した損益は、全て画面右上の「トレード損益」で確認することができます。
取引成立した注文
過去に成立した取引の一覧を、画面右上で確認することができます。自分だけでなく、他のユーザーが成立させた取引も確認することができます。
注文画面
取引を注文するには、画面上部から取引の種類を選択して数値を入力する必要があります。
保有ポジション
現在保有しているポジションは、画面左側から確認することができます。
取引履歴
過去に成立済みの注文は、画像の枠内で確認することができます。
bitFlyer Lightning (ビットフライヤーライトニング) でFX取引をする方法
bitFlyer Lightningにて、FX取引をする準備から注文する方法やキャンセルまでをご紹介します。bitFlyer Lightningにて取引をするには、本人確認を済ませる必要があります。本人確認書類の提出がまだの方は提出を済ませ、bitFlyerからハガキが届いていない方は、ハガキの到着を待って本人確認を済ませましょう。
証拠金に必要な資金を入金する
bitFlyer Lightningにて、FX取引を行うには、取引に必要な証拠金を入金する必要があります。証拠金は証拠金口座へ入金するのですが、その前にbitFlyerのアカウント口座に資金を入金する必要があります。
証拠金口座へ入金する
bitFlyerのアカウント口座へ入金を済ませたら、証拠金口座へ必要な資金を移動させましょう。メニューを開いてください。
メニューを開いたら、入出金をクリックしましょう。
入出金をクリックしたら、画面を下にスクロールして画像の枠内で、入金する資金の選択、数量を入力して証拠金口座へ預け入れるをクリックすれば入金完了です。下の欄から、同じ手順で出金することもできます。
同じ画面から、bitFlyerアカウント口座への日本円の入出金や、レバレッジの変更なども可能です。証拠金口座の入出金は、メンテナンス時間以外は24時間365日対応しています。
レバレッジのかけ方
レバレッジのかけ方は、変更をクリックして、レバレッジの倍率を変更することで、レバレッジを変更することができます。初期設定ではレバレッジ2倍に設定されています。
注文する
実際にFX取引を行ってみましょう。レバレッジは既に設定されていますので、注文内容を上から順に設定しましょう。まずは注文方法を選択、次に注文する数量を設定、最後に買いでポジションを持つか売りでポジションを持つか選択してクリックしましょう。
矢印の部分で、取引手数料を確認することができます。ここで売りからエントリーできることが、FX取引の強みです。
取引をキャンセルする
注文後、持っているポジションをキャンセルする場合は、取引が成立してしまう前に注文の欄から、画像の枠内に表示されているバツボタンをクリックしましょう。
複数のポジションを保有している場合は、バツボタンの上にあるCancel Allのボタンをクリックすると、全てのポジションを一括でキャンセルすることができます。
bitFlyer (ビットフライヤー) のFXまとめ
bitFlyerにてFX取引を行うには、bitFlyer Lightningにアクセスして取引を行いましょう。bitFlyer Lightningには、現物取引と取引期間が決まっている先物取引があるので、選択ミスがないように注意しましょう。
FX取引ではレバレッジをかけることができるので、小さい値動きでも短期間で利益を出すことができるというメリットが存在する反面で、利益と同じだけ損失があることを忘れないようにしましょう。レバレッジは大きければ大きいほど利益や損失の幅が大きくなります。
証拠金口座に十分の資金を入れ、相場についてある程度の分析を行ってから、FX取引を行うようにすることを推奨します。証拠金維持率やロスカットの基準に注目して、追証が発生しないように気をつけて取引を行いましょう。