- Bitpoint (ビットポイント) では注文パターンが3つある
- Bitpoint (ビットポイント) ではスマホアプリでは通常の成行注文しかできない
- 仮想通貨の受取や送付はBitpoint Walletから可能
「Bitpoint (ビットポイント) で仮想通貨を買いたいけれど注文方法がわからない」「どんな種類の注文があるかを知りたい」と悩んでいませんか?
今回はBitpoint (ビットポイント) に登録して仮想通貨への参入を考える初心者向けに、同取引所での仮想通貨の買い方について方法をそれぞれ画像を交えて解説します。
BITPoint (ビットポイント) とは
Bitpointは2016年3月に運営を開始した日本の仮想通貨取引所であり、2017年9月に金融庁より正式な仮想通貨交換業者として認定されています。
同取引所は海外にも展開しており、韓国・香港・台湾などにも取引所があります。
Bitpointには販売所がありません。すなわちBitpoint側から直接仮想通貨を買うことはできず、必ず取引所で他のユーザーを相手に仮想通貨の売買を行うことになります。ただし、このおかげで買値と売値の差を意味する「スプレッド」が常に狭いため、売値よりも買値が高すぎることで不便を強いられることはあまりありません。
セキュリティ面も強固であり、ハッキングなどの大規模被害のリスクが抑えられています。他の取引所でもある二段階認証はもちろんのこと、マルチシグネチャ、コールドウォレットなども加わり仮想通貨が厳重に守られる仕組みになっています。
マルチシグネチャとは仮想通貨を収めるウォレットに与えられた複数のキー、コールドウォレットとはオフラインで管理できるウォレットで、USBや小切手のような紙で管理されるものです
BITPoint (ビットポイント) はいろんな手数料が無料
最大の特徴は手数料が無料であること。売買の取引はもちろんのこと、入金や出金、口座開設・管理などに手数料が一切かかりません。
手数料がかからず強固なセキュリティ面もあるため、Bitpointは初心者にとって使いやすい取引所です。
BITPoint (ビットポイント) で取り扱っている通貨
Bitpointでは現在、以下の7種類の仮想通貨を取り扱っています。
- BTC (ビットコイン)
- BCH (ビットコインキャッシュ)
- ETH (イーサリアム)
- XRP (リップル)
- LTC (ライトコイン)
- トロン (TRX)
- ベーシックアテンショントークン (BAT)
このなかで最も人気のあるビットコインのみレバレッジ取引にも利用できます。イーサリアムは所有した通貨を元にアプリやゲームなども開発できるので、投資を超えたビジネス活用に最適です。
ビットコインキャッシュは仮想通貨の分裂 (ハードフォーク)により誕生した仮想通貨です。リップルやライトコインは国内では取り扱っている取引所が少ないですが、世界的には人気のある仮想通貨であるため貴重です。
BITPoint (ビットポイント) で仮想通貨を買うための準備
事前にBitpointの口座開設および日本円の入金を済ませておく必要があります。
BITPoint (ビットポイント) の口座開設
Bitpointで仮想通貨を購入するためには、自分のBitpontの口座をもっている必要があります。Bitpointの口座をもっていない方は、まず初めに口座開設をしましょう。
BITPoint (ビットポイント) での入金
Bitpointでは銀行振込と即時入金の2つの入金方法があります。
Bitpointの口座をもっていても、入金をしないと仮想通貨を購入することはできません。日本円の入金がまだの方はBitpointに入金をしてから仮想通貨の購入に進むことができます。
BITPoint (ビットポイント) の仮想通貨の買い方 (WEB取引ツール)
BitpointのWEB取引画面はPCとスマホ版があります。注文のパターン別に画像を交え解説します。
まずはWEB取引による注文の仕方を紹介します。WEB取引ツールでは、シングル注文・逆指値注文・ストリーミング注文の3つの方法で仮想通貨を購入することができます。
## BITPoint (ビットポイント) の取引画面
こちらがBITPointの注文画面です。それぞれの注文方式の解説の前に、上記の画像を参考にして、注文画面の全体観を把握してください。
シングル注文
通常の注文をシングル注文と言います。まずは注文スペースの最上部にある注文形式を「シングル」に指定します。売りか買いかを選び、注文に指定する数量を入力しましょう。
価格の欄にある「成行」か「指値」は、仮想通貨1枚あたりの値段 (レート)の決め方です。
「成行」は買いの場合はBitpoint内で残った売り注文の最低額に、売りの場合は買い注文の最高額のレートで注文が成立します。「指値」はユーザーが希望したレートでの注文です。
有効期限欄の「GTC」は「Good Till Cancel」の略であり、注文に応じる人が現れ取引が成立するか、ユーザーがキャンセルするまで注文が残り続けることを意味します。取引暗証番号はユーザーが好きな4桁の数字を打つことで成立します。
全ての項目に間違いがないかを確認して「注文」をクリックすれば注文成立です。
例えば、買い注文でビットコインの数量を0.01とし、指値で1BTCを「370000」とした場合、「3700円分のビットコインを買いたい」と注文したことになります。
買い注文でビットコインの数量を0.3BTCとし、成行に指定して注文を出すと、Bitpoint内に残る最低額の売り注文で成立します。しかし、最高額の注文数量が「0.1BTC」のみだと、2番目以降に安い額の注文を出した人に残りの0.2BTCを売ることになります。
成行注文は、安い額の注文をした人たちに対し希望数量をオーバーしない状態で、こちらの売り注文の希望数量分を売り切ります。
逆指値注文
逆指値注文は、通常の指値注文のようにこちらからレートを指定して即注文を出すのではなく、指定したレートに実際の仮想通貨が到達した地点で成行注文として取引が成立します。
Bitpointの注文スペースでは、シングル注文と比較した場合、価格の欄のみが「逆指値条件価格」に変化しており、その他の欄では、注文形式を「逆指値」に指定する以外、扱い方が変わりません。
逆指値条件価格には、市場価格の買値 (または売値)がこちらの指定したレート以上になった場合に「注文」を執行する、つまり取引を成立させます。
例えば、現在の1BTCのレートが「390000」のとき、逆指値条件価格を「370000」と指定して買い注文を出した場合、実際のBitpointでの1BTCのレートが「370000」に到達した場合に自動的に買い注文が成立します。
ストリーミング注文
ストリーミング注文を指定した場合、Bitpoint側が示した売値と買値が示され、リアルタイムで変動します。
成行は取引成立時、指値は注文を出した地点でのレートで注文します。注文から取引が成立するまではタイムラグがあり、その間も仮想通貨は値動きを続けており、変動幅が大きいと思い通りの値段で取引できない場合もあります。
指値の場合は注文時のレートの値段で取引することになるので、それ以降の価格変動にはとらわれません。
BITPoint (ビットポイント) の仮想通貨の買い方 (スマホアプリ BITPoint Lite)
Bitpointでは、スマホアプリ「BITPoint Lite」より仮想通貨の注文を出すことも可能です。ただし、スマホアプリでは成行でしか注文できません。
画面説明
アプリを開き、左上のハンバーガーメニューから「ログイン」をタップします。
IDとパスワードを入力し、「ログイン」をタップしましょう。
再びハンバーガーメニューを押すと、「ログイン中」であることを確認できます。「仮想通貨取引」をタップすれば、仮想通貨取引の画面へ行くことができます。
注文方法説明
Bitpoint Liteでは、こちらの画面より通貨と売買の意思を決めてから注文スペースに入ります。
数量を指定し、注文を出します。Bitpoint Liteは成行でしか注文ができず、レバレッジ取引、ストリーミング、逆指値注文も不可能ですのでご注意ください。
もしスマートフォンでBitpoint Liteでできない形式の注文をする場合は、アプリではなく、スマートフォンでWEB取引にアクセスすることになります。
BITPoint (ビットポイント) のスマホで購入後に入出金する際の注意点
入出金はPC版Webページのみ
Bitpoint Liteのトップメニューは「仮想通貨取引」、Bitpointで所有している仮想通貨を確認できる「資産サマリー」、「取引履歴」、システムの「設定」のみです。現金の入出金を行うことはできません。
もし入出金をしたければ、PC版WeBページから行います。以下が入口です。上は通常の銀行振込による入金で、実際の銀行の営業時間内に入金が反映されます。即時入金の場合は、時間帯を問わず手続きが完了したそのときに入金が反映されます。
送金と受取はアプリのBITPoint Walletからも可能!
仮想通貨の送金 (送付) 受取 (預入) はBITPoint Walletからも行えます。
まずは以下の画面よりIDとパスワードを入力しログインしてください。
預入の場合、QR読み取りかアドレス入力でWalletに仮想通貨を入れられます (下の画像の②と③はどちらか選択です) 。Walletに入れられるのはビットコインとイーサリアムの2種類だけです。アドレスはコピーなどで記録しておくといいでしょう。
下のメニュー欄は、ログインしている限り、常時表示されます。「ホーム」、「預入」、「送付」、「履歴」、「情報」の5択です。
送付の場合、相手のアドレスに仮想通貨を送ることができます。送付する仮想通貨を指定し、カメラマークからのQRコード読み取りがアドレス入力で送付先を決めます。
数量は仮想通貨の量に限らず、法定通貨での相当額で決めることもできます。内容に間違いがなければ、確認から手続きを完了させましょう。
Bitpoint Walletに限らず、仮想通貨の送金を行う場合は、アドレス間違いに注意が必要です。もし間違ったアドレスに送付した場合、仮想通貨が全く違う人に届いたり、何もないところに送られたまま取り戻せません。事態を防ぐため、アドレスは手打ちではなくコピー&ペーストで入力しましょう。
BITPoint (ビットポイント) ではレバレッジ取引もできる
レバレッジを最大25倍までかけることができるのがBitpointの魅力の1つです。仮想通貨FXの取引に慣れたら、MT4を使うことができるBitpointでレバレッジ取引するのがおすすめです。
BITPoint (ビットポイント) の買い方・購入方法 まとめ
Bitpointでは、PCとスマホから仮想通貨を買うことができます。PCの場合はWEB取引から注文します。通常形式の「シングル注文」に加え、指定したレートに仮想通貨が到達次第取引が成立する「逆指値注文」リアルタイムで変動する通貨をもとに注文する「ストリーミング注文」の3つのパターンがあります。
スマートフォンのアプリからも注文できますが、こちらはシングルの成行注文しかできません。それ以外の注文形式を希望する場合は、スマートフォンからWEB取引にアクセスすることになります。
Bitpointでは、現金の入出金はPC版のサイトからしかできません。ただし仮想通貨はBitpoint Walletで預入をしたり、別のアドレスに送付することができます。