- BITPointは取引手数料や出金手数料が無料
- イーサリアムはさらなるアップデートが続いている
- BITPointはイーサリアムの購入に適している
日本の仮想通貨取引所BITPointでは、ビットコインのほか、イーサリアムなどのアルトコインの取引もできます。この記事では仮想通貨取引所BITPointでイーサリアムを購入する方法を中心に、BITPointやイーサリアムの基礎知識についてご紹介します。
BITPoint (ビットポイント) とは
BITPoint (ビットポイント) の概要
BITPointは2016年3月に設立された仮想通貨取引所で、日本では早い時期からサービスを提供してきました。2017年に施行された改正資金決済法によって、日本で仮想通貨取引所として営業を行うためには金融庁に「仮想通貨交換業者」として登録することが義務付けられましたが、BITPointは2017年9月29日付で関東財務局に登録されています。
これまでに大きな流出事件などのトラブルに見舞われたことはありませんが、他の取引所の不祥事によって金融庁の検査が厳しくなったことから、2018年6月に業務改善命令を受けました。その後はガバナンスやセキュリティの強化などに取り組み、真摯に対応していることがうかがえます。
BITPoint (ビットポイント) の提供サービス
BITPointでは、大きく分けて3つのサービスが提供されています。
現物取引
現物取引とは一般的な取引のことで、仮想通貨の通常の売買が行われています。取扱通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップルの5種類で、日本円との売買が可能です。ビットコインではさらに、米ドル、ユーロ、香港ドルとの取引ペアも提供されています。
レバレッジ取引
レバレッジ取引ではビットコインと日本円のペアのみの提供です。レバレッジは1倍、2倍、4倍から選択できます。0.01BTCから取引が可能で、初心者が体験的にレバレッジ取引をやってみたいという場合にも適しています。
ビットポイントMT4取引
ビットポイントMT4取引ではビットコインと4種類の法定通貨のペアでレバレッジ取引が可能です。4種類の法定通貨とは、日本円のほか、米ドル、ユーロ、香港ドルとなります。トレーディングツールとして人気の高い「**MetaTrader4 (MT4) **」によって、様々な機能を便利に利用しながら取引できます。
「レバレッジ取引」と「ビットポイントMT4取引」の場合は、取引の性質上、購入したビットコインを別のウォレットに送金することはできません。
イーサリアム (Ethereum/ETH) の基本情報
イーサリアムとは時価総額ではビットコインに次ぐ、最もメジャーなアルトコインの一つです。新しい仮想通貨を作るためのプラットフォームとして広く利用されていますが、時価総額の大きさや広く普及していることから、多くの仮想通貨取引所で基軸通貨としても利用されています。
スマートコントラクト機能
イーサリアムがこれほどまで広まったのは、「スマートコントラクト機能」が大きな要因です。「スマートコントラクト機能」では、送金や決済に契約や条件の情報を付加できます。
簡単な例を挙げると、「明日、巨人が阪神に買ったら10ETHを〇〇に送金する」といったことが可能になります。この条件の部分をプログラムとして設定することで、より複雑な契約や条件を設定できるようになります。
段階的なアップデート
イーサリアムはリリースされた時点で完成されているわけではありません。リリース後4段階に分けたアップデートが予定されています。
現在 (2018年2月25日) はメトロポリス・アップデートの途中です。メトロポリス・アップデートはさらに2つに分かれており、最初のビザンチウム (Byzantium) は2017年9月に実施されました。
2つ目のコンスタンティノープル (Constantinople) は2018年11月に予定されていましたが、何度かの延期が発表され、2019年2月27日頃に実施される予定となっています。
アップデートはその通貨の価格に大きく影響を与えることもあり、イーサリアムの将来性とともにいつ実施されるのかが注目されています。
ICOへの活用
イーサリアムのスマートコントラクト機能は、プログラミングによって複雑な条件を設定できます。そのため新たな仮想通貨を発行する際のプラットフォームとして多く利用されています。
新しい仮想通貨を発行する際は、その目的や計画を詳細に記したホワイトペーパーを発表し、その内容に賛同する投資家から出資をつのります。それをICO (Initial Coin Offering) といいます。
2017~18年にかけては、非常の多くのICOが行われました。そしてその9割以上が、イーサリアムをプラットフォームとして利用しているといわれています。
プラットフォーム型の仮想通貨としては、リスクやネム、ネオやウェーブスなど多くの通貨が独自の機能とともに提供されていますが、イーサリアムの牙城を崩す通貨は今のところ現れていません。
イーサリアム (Ethereum/ETH) を買うならBITPoint (ビットポイント) が安い
取引所の方が販売所よりも安い
仮想通貨取引所の形態には「取引所」と「販売所」があり、BITPointは「取引所」になります。どちらにも一長一短がありますが、「取引所」の方が安く購入できます。
「販売所」では取引相手は取引所になり、提示された金額での売買になります。急いで取引したい場合や、一度に大量に売買したいときに向いています。
「取引所」での取引相手は別のユーザーです。そのため売買価格を自由に設定できます。ただし希望する金額に応えるユーザーがいなければ、いつまでたっても取引が成立しないということもあります。
急ぐ場合や大量に取引したい場合は販売所、希望金額で取引したい場合は取引所が適しています。急がないのであれば、取引所の方が一般的に安く買って、高く売ることができます。
取引手数料がかからない
BITPointの売買手数料は無料です。そのため何度も売買を繰り返すうちに、いつの間にか取引手数料によって資産が目減りしてしまうということがありません。
特に頻繁に売買を繰り返すトレーダーにとっては、取引手数料が無料ということは大きなメリットです。
送金手数料がかからない
BITPointで購入した仮想通貨を他の仮想通貨取引所や自分が管理するウォレットに送金する際、送金手数料はかかりません。そのため海外の仮想通貨取引所を利用するために、BITPointで日本円を仮想通貨に両替し、それを海外取引所の自己口座に送金する際にも便利です。
メインを海外取引所で行うトレーダーも、日本円との窓口には日本の仮想通貨取引所を利用しなければなりません。そのためBITPointは、そういったトレーダーにも人気の高い取引所になっています。
BITPoint (ビットポイント) でイーサリアム (Ethereum/ETH) を購入する
日本円でイーサリアムを購入する手順について、基本的な方法をご説明します。
BITPointにログインし、「仮想通貨取引」から「BITPoint Trade」をクリックします。
通貨ペアから(ETH/JPN)を選択します。
「現物取引注文」の各欄に、注文内容を入力していきます。
通貨ペアが(ETH/JPN)になっていることを確認し、「買」を選択します。購入したいイーサリアムの数量を入力します。
注文方法を選びます。取引板の最も安い注文に応える形で購入する場合は「成行」を選択します。希望の購入金額を指定したい場合は「指値」を選択し、希望金額を右の欄に入力します。
4桁のパスワードを入力し、最後に「注文」をクリックします。
BITPoint (ビットポイント) でイーサリアム (Ethereum/ETH) を売却する
イーサリアムを売却して日本円にする手順について、基本的な方法をご説明します。
BITPointにログインし、「仮想通貨取引」から「BITPoint Trade」をクリックします。
通貨ペアから(ETH/JPN)を選択します。
「現物取引注文」の各欄に、注文内容を入力していきます。
通貨ペアが(ETH/JPN)になっていることを確認し、「売」を選択します。売却したいイーサリアムの数量を入力します。
注文方法を選びます。取引板の最も高い注文に応える形で購入する場合は「成行」を選択します。希望の売却金額を指定したい場合は「指値」を選択し、希望金額を右の欄に入力します。
4桁のパスワードを入力し、最後に「注文」をクリックします。
メイカーとテイカー
仮想通貨取引所で取引をする際、よく「メイカー」や「テイカー」という言葉を目にします。この言葉について、簡単にご説明します。
メイカー (Maker) とは
「数量」と「金額」を指定して売買注文を出すトレーダーを「メイカー」と呼びます。出された売買注文は「取引板」と呼ばれる一覧に掲載され、取引相手が現れるのを待ちます。取引板に掲載された注文は、買い注文は金額が高いものから、売り注文は金額が低いものから取引相手が現れ、消費されていきます。
売買金額を自分で設定することができますが、相場とかけ離れた金額で注文を出すと、いつまでたっても取引が成立しません。
BITPointのビットコイン(BTC)/日本円(JPN)のペアの現物取引の取引板には、メイカーから出された売り注文と買い注文が掲載されています。最も安い売り注文と最も高い買い注文を中心に、実際に活発に取引が行われている金額付近が画面に表示されます。
テイカー (Taker) とは
「数量」のみを指定して売買注文を出すトレーダーを「テイカー」と呼びます。取引板に掲載されている注文一覧から、買いたい場合は最も安く出された売り注文に、売りたい場合は最も高く出された買い注文に応える形で取引が成立します。
取引板に掲載されている全ての注文の合計より大きな量の注文でない限り、すぐに注文が成立します。ただし多くの注文が一気に集中した場合などは、思いもよらない金額で取引が成立してしまう可能性があります。
BITPoint (ビットポイント) イーサリアム (Ethereum/ETH) まとめ
BITPointはガバナンスやセキュリティにしっかり取り組んでいる、信頼できる仮想通貨取引所です。イーサリアムの将来性に期待して投資を検討しているなら、BITPointの利用を検討してみましょう。