- スプレッドとは売値と買値の差額のこと
- スプレッドが小さいほど利益を出しやすい
- BITPointのスプレッドはやや大きい
「BITPointのスプレッドはぶっちゃけどうなんだろう?」と気になっていませんか。
この記事では、BITPointのスプレッドについて国内の他の6取引所と比較します。
「なぜスプレッドが狭いほど良いとされるのか?」など初心者の方が抱きやすい疑問も含めて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
BITPoint (ビットポイント) とは?
BITPointは、東証2部上場企業のリミックスポイントの子会社が運営する仮想通貨取引所です。運営会社はビットポイントジャパンという名前の企業です。
取り扱い通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の5種類。これらの現物取引の他にビットコイン(BTC)の差金決済取引(※)を行えます。
現物を保有せず「売り」と「買い」の取引を1セットで行い、その差額を利益とする取引のこと。証拠金を預け入れ、それを担保に手持ち資金の数倍~十数倍の取引が行えることが特徴。大きな利益を狙える一方、相場が予想と逆に動くと大きな損失を出す可能性もある。
スプレッドとは
スプレッドとは、「売値」と「買値」の差額のことで、取引所を選ぶ上で重要な指標となるものです。結論から申し上げますと「スプレッドが小さいほど利益を出しやすく良い」とされています。
例えば、A取引所とB取引所という2つの取引所があり、それぞれのスプレッドが以下だったとしましょう。
A取引所では、通貨を買った後に300円以上値上がりすれば、含み益を出すことができます。なぜなら、買値が700,600円なので、売値が現在から+300円の700,600円以上になれば利益を出せるからです。
一方B取引所では、通貨を買った後に利益を出すには、700円以上の値上がりを待つ必要があります。
300円と700円、それぞれ値上がりを待つことを比べたとき、どちらが利益を出しやすいでしょうか?
もちろん、300円の値上がりを待ったほうが利益を出す確率は高いでしょう。
このように、スプレッドが小さいほど利益を出しやすいため、スプレッドが低いほど取引には良いとされています。
スプレッドが開いてしまう(大きくなってしまう)原因は、その取引所を使う人数が少ないことが挙げられます。今すぐ買いたい、または今すぐ売りたい人が少ないため、注文価格が剥離した状態になってしまいます。
BITPoint (ビットポイント) と他の取引所のスプレッド比較
では、実際に他の取引所と比べて、BITPointのスプレッドは小さいのでしょうか?結論から申し上げますと、BITPointのスプレッドはやや大きめです。
ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)について、2018年11月10日の16~17時ころのスプレッドを調査しました。
ご覧の通り、BITPointのスプレッドは7つの取引所の中で最も大きく、346円でした。スプレッドが最も小さかったのは、BitTradeの12円でした。
ビットコインキャッシュ(BCH)では、BITPointのスプレッドは6つの取引所中3位でした。スプレッドが最も小さかったのはbitbankの51円です。
イーサリアムでは、BITPointは4つの取引所中3位のスプレッドでした。スプレッドが最も小さかったのは、Zaifの5円です。
リップルでは、BITPointのスプレッドは4つの取引所中3位です。最も小さかったのは、bitbankの0円、続いてbittradeの0.001円でした。
BITPoint (ビットポイント) のスプレッド以外の手数料
BITPoint (ビットポイント) のスプレッド以外の手数料については以下の通りとなっています。他の仮想通貨取引所と比較してどの手数料も安く設定されています。
◆現物取引
取引手数料・・・全ペア無料
◆差金決済取引
取引手数料・・・無料
建玉管理料・・・0.035%/日
BITPoint (ビットポイント) のスプレッド まとめ
BITPointのスプレッドは、他の取引所に比べて大きめだということがおわかりいただけたと思います。
スプレッドは取引所や取引する通貨ペア、日時によっても変動しますので、取引したいときにチェックすることをおススメします。あらかじめたくさんの取引所に登録しておき、スプレッドに応じて取引に利用する取引所を変更すると、最も利益を出しやすいでしょう。