- エイダコインはイーサリアム開発のホスキンソン氏が関わっている
- 独自技術で安心かつ実用的
- 手数料の安い取引所を選ぼう
エイダコインはイーサリアムを開発したチャールズ・ホスキンソン氏が開発に携わっているため、多くの暗号資産(仮想通貨)ファンから支持を得ています。またスマートコントラクトやウォレットなど独自技術を開発、実装し安全性や機能性に対する期待が大きい通貨です。
本記事ではそんなエイダコインをコストをかけず取引するために、手数料の安い取引所をご紹介します。
エイダコイン (Cardano/ADA) について
チャールズ・ホスキンソン氏が開発に関わっている
エイダコインの開発にはチャールズ・ホスキンソン氏が関わっています。チャールズ・ホスキンソン氏といえば、2020年10月現在暗号資産(仮想通貨)時価総額第3位のイーサリアム開発に携わっていた人として有名です。
専用のウォレット「Daedalous」を要する
エイダコインには、ダイダロスという専用ウォレットが存在しています。ダイダロスは、秘密鍵を用いてコインを保管することで強固なセキュリティを実現していて、エイダコイン自身の送受信履歴を管理できるウォレットです。
世界初であるプルーフオブステークを使用した暗号資産(仮想通貨)である
エイダコインは世界ではじめてプルーフオブステーク (PoS) というブロックチェーン承認方式を採用した暗号資産(仮想通貨)です。
従来のプルーフオブワークよりも消費電力が少ないためマイニングの負担が軽減され、マイナー選定がよりランダムになっているのでより公平なマイナー選定が行われています。
エイダコイン (Cardano/ADA) にかかる手数料の種類
取引手数料
取引手数料は暗号資産(仮想通貨)サービスを利用する際の利用料です。暗号資産(仮想通貨)を扱う業者はセキュリティや取引環境の維持向上を日々行い、安全で快適なサービスを提供するよう努めています。
これには一定の費用が当然かかりそのサービスを継続するために顧客からは手数料をとっています。
スプレッド
スプレッドとは売値と買値の差のことで、取引所形態で暗号資産(仮想通貨)を売買する際に発生します。スプレッドはトレーダーの立場からすれば取引の都度発生するコストですが、取引所からすれば利益です。トレーダーからするとスプレッドが広ければコストが大きく、狭ければコストが小さくなります。
スプレッドの設定は各社異なり取引手数料をとらずに広めのスプレッドを設定していたり、逆に取引手数料をとって狭いスプレッドを設定していたりと様々です。トレーダーとしてはよりコストを削減した取引を継続するため、なるべく狭いスプレッドを設定している取引所を選びましょう。
レバレッジ手数料
暗号資産(仮想通貨)取引には現物取引とレバレッジ取引があり、多くの取引所ではどちらかを取引の度に選択できます。
レバレッジ手数料は、レバレッジ取引を行う際に発生するコストです。レバレッジというしくみがあることによってトレーダーは実際の資金よりも大きな金額の取引を行え、資金効率の良い投資となります。
レバレッジ取引を行うことは一時的に資金を業者から借りて取引することを表し、レバレッジ手数料はその際に発生する利子といえます。
入手金手数料
暗号資産(仮想通貨)の取引を行うためには取引所に入金しなければいけませんし、保有している通貨を利用しようと思ったら出金しなければいけません。その際に発生するのが入出金手数料です。
暗号資産(仮想通貨)の入出金は銀行を通さずシステム上で完結するため、法定通貨と比べると安く設定されていますし取引所によっては無料です。そもそも暗号資産(仮想通貨)は既存の法定通貨よりも利用しやすいことを特徴としていますので手数料が安いことは当然といえるかもしれません。
一方法定通貨の入出金手数料は銀行を通した手続きが基本となるため、暗号資産(仮想通貨)と比べると高めの設定となっています。
送金手数料
送金手数料は今ある取引所から別の取引所へ送金する際にかかる費用です。これも取引所によって設定金額が異なりますし、送金する金額によっても手数料が異なることもありますので事前によく確認しておきましょう。
エイダコイン (Cardano/ADA) の手数料が安いおすすめ取引所3選
BINANCE (バイナンス)
BINANCE (バイナンス) の手数料一覧表
バイナンスの取引手数料は一律0.1%ですが、バイナンスが発行する独自トークンのBNBを利用して取引すると割引を受けられるためお得です。
BINANCE (バイナンス) の特徴
BINANCEはエイダコインを取扱っている海外暗号資産(仮想通貨)取引所で、取扱通貨数は1,000種類を超え非常に豊富な通貨を取扱っています。
エイダコイン含め取引手数料はどの通貨でも安く、BINANCE独自トークンであるBNBを利用して取引するとさらに取引手数料が安くなる設定です。
以前は日本語対応を停止していましたが、2020年10月現在公式サイトが日本語対応していますので今まで以上に親しめる取引所になりました。
BITTREX (ビットレックス)
BITTREX (ビットレックス) の手数料一覧表
BITTREXの取引手数料は0.25%で海外取引所の中では比較的高めです。取引回数が増えると取引コストがかさむので取引回数が少ない長期トレーダーに向いています。
BITTREX (ビットレックス) の特徴
BITTREXはアメリカに拠点を置く海外暗号資産(仮想通貨)取引所です。取扱通貨数は200種類を超え、名の知られていない草コインもあるので掘り出し物が見つかるかもしれません。
また格安の出金手数料が魅力で、入出金をトータルで考えるとBINANCEにも引けをとりません。
Kraken (クラーケン)
Kraken (クラーケン) の手数料一覧表
出金手数料は金額にかかわらず一律1ADAです。取引手数料が0.1%と安めの設定となっています。
Kraken (クラーケン) の特徴
Krakenは、アメリカのカリフォルニアに拠点を置くPayword,Incが2011年から運営する仮想通貨取引所です。現在、取引量世界11位でトップクラスを占めています。
2014年には日本でのサービスを開始した古参のサービスでした。海外居住者の日本円による取引は引き続き行うことがきます。
取扱通貨数は46種類ですが、これから増える可能性も十分考えられるでしょう。
取引手数料は一律0.1%で、比較的安めです。取引手数料を安めに抑えて取引したい方は取引してみてはいかがでしょうか?
エイダコイン (Cardano/ADA) 取引所全9社の手数料比較
エイダコイン (Cardano/ADA) の手数料に関する注意点
手数料が発生するタイミングは取引時、入金時、出金時、送金時など様々です。また取引所によって手数料の設定は異なりますので、どのタイミングでどの程度の手数料がかかるかを把握しておきましょう。
一部の手数料のみではなく、入金、取引、出金、送金のトータルで計算しておくことをおすすめします。
エイダコイン (Cardano/ADA) の手数料を抑える秘訣
販売所よりも取引所を利用しよう
暗号資産(仮想通貨)の取引ができる場所は、販売所と取引所の2種類です。
販売所は任意の価格での購入を指定する指値注文があったり、売値と買値の差であるスプレッドが比較的狭かったりするので無駄な取引コストが抑えられます。
一方販売所は取引手数料やスプレッドが大きく、コスト高になりやすいため特別な事情がなければ取引所がおすすめです。
スプレッドの狭い取引所を選択する
取引所の中にもスプレッドの大きいところと狭いところがあります。スプレッドは取引の都度発生するコストですが、1回の取引にかかるスプレッドはあまり大きくないため意識しない人もいるかもしれません。
しかし何度も取引して積み重なれば大きなコストとなって利益を圧迫しますので、なるべくスプレッドの狭い取引所を選びましょう。
ウォレットで保有する
取引コストは取引を行うから発生します。逆にいえば取引を行わなければ取引コストは発生しません。つまり暗号資産(仮想通貨)をウォレットに入れて保有し続ければ良いというわけです。
価格の変動も考慮しなければいけないので、むやみになんでも保有し続ければ良いというわけではありませんが、今後の値上がりを期待して購入した通貨なら長期的に保有することを検討しても良いかもしれません。
エイダコイン (Cardano/ADA) の手数料に関するまとめ
エイダコインは独自技術により、従来の暗号資産(仮想通貨)の問題点を改善し今後の展望に期待が集まっている暗号資産(仮想通貨)です。さらにイーサリアムの開発者であるホスキンソン氏が関わっていることで信用を集めています。
エイダコインを扱う際は手数料が安い取引所を利用しましょう。残念ながら国内取引所ではまだ上場していませんので、手数料が安く優良な海外取引所での取引をおすすめします。