Changelly (チェンジリー) の使い方ガイド | 口座開設・購入・送金

1分で理解する要約
  • 最大の特徴!仮想通貨の購入を代行するサービス!
  • 手数料は0.5%と割安
  • ベストレートを自動で検出するシステム

かんたんに仮想通貨を購入するためのプラットフォーム「Changelly (チェンジリー) 」。

Changellyの特徴や使い方、注意点について、くわしく解説していきます。

Changelly (チェンジリー) とは

Changellyとは、仮想通貨取引所を使わずに、仮想通貨を購入したり仮想通貨を他の仮想通貨に交換できるサービスです。

ユーザーは、「入金する通貨」と「購入したい通貨」をChangellyへ入力し送金するだけで、Changellyが代わりに仮想通貨取引所で注文を行い、指定したウォレットへ送金してくれます。

BINANCEやPoloniex、BITTREXなどの大手仮想通貨取引所を比較し、ベストレートを出しているところへ自動的に注文してくれます。

例えるなら、ホテルの予約サイトのようなものです。ユーザーが直接ホテルへ連絡しなくても、予約サイトを通じてホテル予約が完了するように、取引所を使わなくても通貨の売買が行うことができます。

Changellyは取引所?

Changellyは取引所ではありません。

なぜなら、いわゆる仮想通貨取引所はユーザー同士で売買を行いますが、Changellyには「ユーザー同士で売買する」仕組みはないからです。

Changellyは、あくまで「ユーザーと仮想取引所を仲介するサービス」です。Changellyを使うことで、ユーザーのさまざまな負担を軽減できます。

Changelly (チェンジリー) のメリット

Changellyのメリットをいくつかご紹介していきましょう。

指値注文を出す必要がない

Changellyでは、一般的な仮想通貨取引所を使うときのように「指値注文を出す」必要ありません。

ユーザーは、「売りたい通貨」と「その数量」、「買いたい通貨」を入力するだけ。いちいち相場分析する必要がありませんので手軽に利用できます。

アルトコイン同士の交換が1度の注文で完了する

Changellyでは、アルトコインからアルトコインへ交換したいときに非常に便利です。なぜなら、1度の注文でアルトコインへの交換が完了するからです。

通常、アルトコインからアルトコインへ交換したいときは取引を2回行う必要があります。例えば、ネム (XEM) からライトコイン (LTC) へ交換したいときは、次のようになります。

アルトコインへの両替
1回目の取引ネム (XEM) からビットコイン (BTC) へ交換
2回目の取引ビットコイン (BTC) からライトコイン (LTC) へ交換

ユーザーはたった1度注文するだけで、Changellyでは、上記の2つの取引を自動的に行ってくれす。

アルトコイン同士を交換したいときに、かんたんに済ませられる点がメリットです。

取扱通貨の種類が多い

Changellyの取扱通貨数は、100種類以上です。国内取引所でもおなじみのリップルやネム、LISKなどもサポートしています。

Changellyを使うことで、日本で購入した通貨を他のアルトコインに替えられます。

取扱通貨一覧
メイン取扱通貨BTC、ETH、XRP、DASH、LTC、LSK、ETC、ZEC、EOS、EXP、XEM、NLG、STRAT、ARDR、REP、LBC、MAID、DOGE、AMP、NXT、NAV、EDG、、NEO、OMG、MCO、BTG、ARK
マイナー取扱通貨TRX、DGB、BCH、ABC、USNBT、POT、GNT、SWT、DGD、TRST、WAVES、WINGS、RLC、GNO、DCR、GUP、SYS、LUN、XLM、BAT、ANT、BNT、CVC、PAY、ADX、ZRX、QTUM、PTOY、STORJ、HMQ、NMR、SALT、XVG、、DNT、VIB、RCN、POWR、ZCL、STX、KMD、WAX、BRD、DCN、SNM、NGC、NOAH、BNB、ZEN、AE、ARN、PART、ZAP、ABYSS、XZC、SMART、BQX、NEXO、ONT、BETR、ENJ、BCD、DENT、BKX、TEL、DAI、MKR、AION、IGNIS、ADA、PROC、GRS、BCHSV、DGTX、PAX、NIM、PMA、RFR、XTZ

※上段はメインの取り扱い通貨、下段はその他マイナーな取り扱い通貨

最安値レートを自動で発見

Changellyの最も優れた点は、最安値のレートを見つけてくれるところです。

いちいち各取引所のレートをチェックしなくても、Changellyが自動的に最安のレートを選んでくれますので、手間がかかりません。

Changelly (チェンジリー) のデメリット

Changellyのデメリットをいくつかご紹介していきましょう。

リアルタイムのレートではない

Changellyを使って通貨を発注するとき、発注時とレートが変わることがあります。

なぜなら、ユーザーが発注してからChagellyが実際に取引所へ注文を出すまでにタイムラグがあるからです。

具体的に言うと、入金する通貨がChangellyへ到着するまでと、Changellyが実際に取引所へ注文を出すまでの2つのポイントでタイムラグが発生します。

ご存知の通り、1分もすれば市場価格が変わるのが仮想通貨です。通貨を発注したときとレートが変わる点は、通常の仮想通貨取引所を使うのと比べてデメリットだと言えるでしょう。

手数料が高い

Changellyの手数料は、一律0.5%です。例えば、総額10万円程度の取引を行うと、500円の手数料が取引価格から差し引かれます。

これは、海外の仮想通貨取引所を使うのと比べて高いと言えます。

実際に、Changellyと大手の海外取引所の取引手数料を比較しました。

手数料比較
取引所名取引手数料
Changelly0.5%-
BINANCE0.1%▲0.4%
PoloniexMaker0.1%/Taker0.2% (取引量によって変動)▲0.4%~▲0.3%
BITTREX0.25%▲0.25%

ご覧のとおり、Chagellyは他の海外取引所よりも取引手数料が0.25~0.4%高いことがわかります。例えば、10万円程度の取引なら250円~400円多く手数料を支払うことになります。

ただし、取引所でアルトコイン同士を交換する場合は2回取引する必要があるため、取引手数料が倍かかることになります。ですが、それでもChangellyより高くなるところはありません。

最安の取引所を見つけてくれたり、アルトコイン同士の交換が手間をかけずに行えたりする点はメリットですが、実際に支払う金額は取引所よりも多いです。

マネーロンダリングに使われており、規制の可能性あり

Changellyは、マネーロンダリングの温床となる可能性があるため、規制される可能性があります。

というのも、日本やアメリカの取引所の多くは利用者の本人確認を厳格化し、テロリストや犯罪組織などは利用できないのに対し、Changellyは基本的にメールアドレスだけで利用できるからです。

Changellyも全くマネーロンダリング対策を行っていないわけではありませんが、他の取引所に比べてやや甘めの対策となっています。今後、仮想通貨に関する世界的な規制が強まることで、これらの規制の仕組みは変わっていくかもしれません。

Changelly (チェンジリー) の登録方法、口座開設

Changellyの口座開設・登録方法をご紹介していきましょう。

なお、仮想通貨取引所とは異なり、Changellyには「仮想通貨を預ける」仕組みはありません。

つまり、「Changellyの口座から仮想通貨を出金させる」ことや、「Changellyに不正ログインされて仮想通貨が盗まれる」といったことは起こリ得ません。

二段階認証の手順を紹介していますが、あくまでログイン時の本人確認を強化するためだけのものですのでご留意ください。

新規登録

まずは公式サイトにアクセスし、右上の人型のマークからアカウント作成に進みましょう。

Changellyへ登録する際に必要なものは、次のとおりです。

新規登録で必要なもの
パターン1メールアドレス
パターン2Facebookアカウント、Twitterアカウント、Googleアカウントのいずれか

基本的にメールアドレスだけでも登録できますが、各SNSのアカウントがあればメールアドレスを入力する手間がなく、より簡単に登録できます。

それぞれのパターンの手順を見ていきましょう。

メールアドレスで登録

指定欄に「メールアドレス」を記入しましょう。

チェックマークを入れて、「Continue to Exchange」ボタンを押します。そうすると、メールが届きます。

メールに書かれているリンクをタップし、認証を済ませましょう。その後、ログインパスワードが記載されたメールが届きます。

メールに書かれているパスワードを使って、ログインを行いましょう。

SNSアカウントで登録

SNSアカウントで登録するときは、各SNSから「Changellyにアカウントの利用を許可しますか?」といったメッセージが出ますので、「許可」をクリックしましょう。

以上でログインは完了です。

パスワードの変更

メールアドレスで登録した方は、セキュリティ強化のためパスワードを変更しましょう。メールに書かれているパスワードを使い、ログインします。

右上の「Settings」をクリックしてください。

Old Passwordに現在のパスワードを、New PasswordとRepeat new Passwordに新しいパスワードを入力し、「Save」ボタンを押します。

二段階認証の設定

Changellyには、デポジットする機能はありませんので通貨が盗まれるといったことは起こりません。

ですが、不正ログインを防ぐ役割がありますので、心配な方は二段階認証を設定しましょう。

先程の画面左側にある「Enable」ボタンをクリックしましょう。

そうすると、QRコードが表示されます。

この画面では、まず、QRコード下にある「英数字の羅列」をメモします。

これは、スマートフォンを機種変更したときのアプリの再セットアップに必要ですので、きちんと保管しておきましょう。

次に、スマートフォンでGoogle Authenticatorを立ち上げ、「QRコード」を読み込みます。そうすると、アプリに認証コードが表示されるようになります。

そして「ログインパスワード」と「認証アプリに表示されたコード」を入力してください。

Enable」をクリックしましょう。

以上で二段階認証の設定は完了です。

Changelly (チェンジリー) の使い方

Changellyの使い方をご紹介していきましょう。

両替の手順

両替する手順は、次の5STEPです。

手順
STEP1通貨の数量を入力
STEP2受け取り用アドレスを入力する
STEP3内容を確認する
STEP4通貨を送金する
STEP5通貨が送金されてくるまで待つ

STEP1 通貨の数量を入力

まず、Changellyへログインし、「Exchange now」ボタンを押しましょう。

そうすると、両替の画面に切り替わります。

送金する予定の通貨の「数量」を入力し、シンボルを選択します。

次に、手に入れたい「通貨のシンボル」を選択します。

チェックを入れて、「Next Step」ボタンを押しましょう。

STEP2 受け取り用アドレスを入力する

次に、受け取り用のアドレスを入力します。

Changellyは、仮想通貨取引所のように自分のアカウントに仮想通貨が入金されるわけではありません。

通貨を保管するためのウォレットを自分で準備し、そのウォレット宛に通貨を送金してもらいます。

受け取る通貨を保管するためのアドレスを入力します。

リップルを受け取るのであればリップル用のアドレスを、ネムを受け取るのであればネム用のアドレスを入力します。このアドレスは、利用している取引所の入金用アドレスでも構いません。

そして「Next Step」ボタンを押しましょう。

通貨の種類や取引所によってはタグの入力が必要な場合も

受け取り用アドレスを入力する際、通貨の種類や取引所によっては、タグやメッセージを付ける必要があります。

受け取りに使う取引所やウォレットで受け取り用アドレスを表示したときに、注意事項として書かれている場合がありますのでしっかりチェックしてください。

STEP3 内容を確認する

次に、確認画面が表示されます。

書かれている項目の日本語訳は次のとおりです。

日本語訳
項目日本語訳
You Send送金する通貨
You Get獲得する通貨
Recipient address受け取り用アドレス
Destination Tag宛先タグ
Exchange Rate交換レート
Exchange fee (*)交換手数料
Network fee (*)ネットワーク手数料
Estimated arrival到着までの予定時間

Changellyに対して支払う手数料は、 (*) のExchange feeNetwork feeの部分です。

0.5%の交換手数料のほかに、マイナーへ支払う送金手数料 (ネットワーク手数料) が差し引かれます。

これは、Changellyがあなたのアドレスへ通貨を送金するときに、マイナーに対して支払うものです。

確認してOKであれば、「Confirm and make payment」ボタンを押しましょう。

STEP4 通貨を送金する

通貨の送金アドレスが表示されます。

To address欄にあるコピーボタンを押すと、アドレスがコピーされます。

手持ちの仮想通貨を保管している取引所やウォレットを操作し、表示されたアドレス宛に通貨を送金してください。

なお、このときの送金手数料は利用者の自己負担となります。

STEP5 通貨が送金されてくるまで待つ

通貨の送金が完了したら、後は待つだけです。

通常は5~30分くらいですが、1BTCを超える金額やブロックチェーンの込み具合によっては、30分以上かかる場合があります。

Changelly (チェンジリー) を使う上での注意点

Changellyを使う上で注意すべき点は、次の3つです。

  • 入金用アドレスを間違えない
  • アドレスを入力する際に、メモやタグの入力の有無を確認する
  • 交換手数料以外に、送金手数料の負担が必要なことを認識する

最も大事なのは、入金用のアドレスを間違えないことです。

例えば、リップルを受け取るのにネム用のアドレスを入力してしまうと、受け取ることができなくなってしまいます。

さらに、通貨や取引所によっては、通貨を送金する際に「メモ」や「タグ」の入力が必要なところもあります。

受け取り用のアドレスを表示させたときに、メモやタグが表示されていないかチェックしましょう。

また、受け取り用と送金用の2回分の送金手数料が自己負担になることも認識しておきましょう。

Changelly (チェンジリー) と他の取引所との比較

Changelly (チェンジリー)を他の仮想通貨取引所を比較して相対的に見ていきます。

国内の取引所との比較

Changellyが国内取引所と比べて優れている点は、取扱通貨数が豊富なことです。

購入したい通貨を指定し、持っている通貨を送金するだけで100種類以上の通貨から好きなものを購入できるのはメリットと言えます。

海外の取引所との比較

Changellyが海外取引所と比べて優れている点は、手間がかからないことです。

さまざまな海外取引所に口座を開設したり、レートを見ながら指値を出したりする必要はありません。

購入したい通貨」「売りたい通貨」「数量」の3つを指定するだけで30分ほどで取引が成立します。仮想通貨取引所へ口座開設するよりも、手軽に利用できます。

Changelly (チェンジリー) に関するよくある質問

Changellyに関するよくある質問のご紹介です。

交換にかかる時間は?

通貨の交換にかかる時間は、5~30分程度です。

トランザクションの込み具合や、送金する金額が大きい場合は、30分以上かかる場合があります。

クレジットカードで購入できる?

クレジットカードでも購入できます。ですが、入金できる法定通貨は米ドルとユーロのみです。

日本で発行されているクレジットカードを使うと、日本円から米ドルに替えるための為替手数料が余分にかかります。

ですから、クレジットカードの利用はおすすめできません。

交換でも税金は発生する?

通貨の交換でも、所得税の対象となります。

なぜなら、仮想通貨の取引で税金がかかるのは「仮想通貨同士を交換したとき」「日本円に売却したとき」「仮想通貨で商品を購入したとき」の3つだからです。

仮想通貨同士の交換についても課税の対象となりますので、しっかり日本円換算で「得た所得」を計算しておきましょう。

Changelly (チェンジリー) の使い方 まとめ

Changellyは、取引所に登録しなくても100種類以上の仮想通貨を購入できる代行サービスです。

手数料はやや高めですが、その時の最安のレートを自動で見つけてくれますので、労力がかかりません。ぜひ一度試してはいかがでしょうか?

Changelly (チェンジリー) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。

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