【入門】Coincheck NFTとは?始め方や購入方法を解説!

Coincheck NFTとは

Coincheck NFTは、2021年2月に国内主要仮想通貨取引所CoincheckによってローンチされたNFTマーケットプレイスです。

Coincheck NFTは、Coincheckの口座開設者のみが利用できるようになっており、ガス代と呼ばれるネットワーク手数料や取引方法の複雑さなどの課題を解決した国内初のNFTマーケットプレイスです。

Coincheck NFTにて取扱われるNFT商品は、トレーディングカードゲームのCrypto Spellsとメタバースと呼ばれる仮想空間上に土地を購入したりレンタルしたりして遊べるThe Sand Boxです。

またCoincheck NFTローンチ後、さまざまなコラボレーション企画などを開催しています。2021年4月には「Crypto Spells」の19枚の新規NFTカードを発売したり、2021年6月には、アイドルグループ「SKE48」とのコラボデジタルトレーディングカード「NFTトレカ」などを限定販売しています。

Coincheck NFTは、国内初となるNFTマーケットプレイスです。他のユーザーが出品するNFTを購入したり、自身が保有するNFTを出品したりできます。Coincheck NFTは、従来のNFTマーケットが抱えている「高騰するガス代」と「複雑な操作」を解決する目的で作られました。

Coincheck NFTの特徴

Coincheck NFTの特徴は、次の3つです。

  • 知識がなくてもNFTをかんたんに売買できる
  • ウォレットと接続しなくても売買をはじめられる
  • 購入・出品にガス代が発生しない

1つめの特徴は、初心者にもやさしいわかりやすいインターフェイスになっている点です。ブロックチェーンの知識がないユーザーでも、かんたんにNFTを売買できます。

ほかのNFTマーケットプレイスは英語のものがほとんどなため、はじめて使用するには少し敷居が高いと感じる方もいるでしょう。一方Coincheck NFTは、国内初のNFTマーケットプレイスでもあり取引所としての実績があるCoincheckが運営元となっているため、はじめてNFTを購入したいと思う方やブロックチェーンの知識がない方でも安心して使用できるでしょう。

2つめは、ウォレットを接続しなくても売買できる点です。ウォレットとは、この場合、発行や出品の際に発生する手数料の仮想通貨を送金したり、購入したNFTを保管する場所を指します。一般的なNFTマーケットは運営側が資金を管理することがないため、ユーザーはウォレットを使って仮想通貨を送金する必要がありますが、Coincheck NFTではその作業が必要ありません。

Coincheck NFTでは、取引所であるCoincheckの口座に入れている資金を使って売買が可能です。なのでCoincheckの口座にすでにイーサリアム (ETH) を所有している場合は、そのままNFTの支払いに使えます。なお一部商品に関してはクレジットカードの対応もしているようですので、支払通貨はあらかじめ確認するようにしましょう。

購入したNFTを外部のアプリで利用したり、外部のアプリから取得したNFTをCoincheckで出品したりする場合はウォレットとの接続が必要になります。たとえば、Coincheck NFTで購入したCrypto SpellsやThe Sand boxのNFTを出庫してゲームで使用したい場合には、ウォレットの利用が必須です。

3つめの特徴は、購入や出品時にガス代が発生しないことです。ガス代が発生しないため、ユーザーはコストを気にせず好きな時にNFTの売買を楽しめるでしょう。

ガス代とは、ブロックチェーンネットワークを利用するときに発生する処理手数料を指します。一般的なNFTマーケットはブロックチェーン上で動作するため、ユーザーが出品したり、購入したり、入札に参加する際にプログラムを処理するためのガス代を支払う必要があります。Coincheck NFTではブロックチェーン上では処理が行われないため、このガス代が発生しません。

なお外部のアプリと連動させ、NFTをCoincheck NFTへ出庫・入庫したいときは、ブロックチェーン上の処理が必要なため、ウォレットを使ってガス代を支払う必要があります。

Coincheck NFTの始め方

Coincheck NFTを利用するには、Coincheckで口座開設する必要があります。
口座開設の手順は、次の3STEPです。

STEP1アカウント登録
STEP2SMS認証する
STEP3本人確認手続き

次の本人確認書類 (いずれか1点) を準備して、口座開設を進めましょう。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード

なお本人確認手続きを行うときは、アプリから「かんたん本人確認」を利用するのがおすすめです。郵送などの手続きが不要で、アプリで口座開設申請が完結します。口座開設が完了するまでの時間も比較的短い傾向にあります。

Coincheckで口座開設したら、まずCoincheckにログインします。なおNFTを購入するには仮想通貨が必要ですので、口座開設が完了したら日本円を入金しておきましょう。

またNFTの作品によって、支払いに使用できる仮想通貨が異なる場合がありますので、ほしいNFTを見つけたあとに必要な仮想通貨を準備するという流れで進めるのがよいでしょう。

Coincheck NFTの購入方法

Coincheck NFTからNFTを購入する手順は、次の3STEPです。

STEP1Coincheckへログインし「Coincheck NFT」をクリックする
STEP2ほしいNFTを探す
STEP3「購入確認」>「購入」と進む

まずCoincheckへログインし、左のメニューから「Coincheck NFT」へ進みましょう。

そうするとCoincheckで取扱のあるNFTの一覧が「新着入庫順」で表示されているのが確認できます。ただ売り出されていないNFTなども表示されているため、見にくいと感じてしまうかもしれません。

次の検索手順にそって、目的のNFTを見つけましょう。

  • タイトルを指定する
  • 「出品中」のNFTだけを表示する
  • キーワード検索する

「タイトル」の欄でゲームのタイトル名を指定すると、目的のゲームのNFTだけを表示できます。執筆時点 (2021年6月) でCoincheck NFTにて取扱のある商品はCrypto SpellsThe Sand Boxの2種類です。

次に検索ボックスの右にあるボタンをクリックしましょう。「出品ステータス」という項目に「出品中」と「売り切れ」というボタンがあります。「出品中」をクリックすると、売出し中のNFTだけが表示されます。

もし目当ての商品やアイテムがある場合は「検索ボックス」にキーワードを入力して検索し、NFTを探し出しましょう。

なお、商品ごとに提示されている通貨単位でしか購入できないことに注意してください。たとえば販売価格が「12,000XEM」と表示されている場合は、ネム (XEM) を保有しておく必要があります。よって自分が保持している仮想通貨で販売されているNFTを探し出すか、新たに取引所で仮想通貨を購入する必要があります。

ほしいNFTをクリックすると、購入画面に変わります。「購入確認」ボタンを押し「購入」ボタンを押すと購入完了です。

Coincheck NFTの出品方法

Coincheck NFTでNFTを出品するとき、次の2パターンがあります。

  • Coincheck NFTで購入したNFTを出品する
  • ウォレットに保有しているNFTを出品する

Coincheck NFTで購入したNFTを出品する際には「出品」だけで済みますが、ウォレットに保有しているNFTを出品する場合は、出品の前にウォレットからCoincheck NFTへ持っているNFTを「入庫」する必要があります。

ここでは「入庫」「出品」という順番で解説していきます。Coinchek NFTで購入したNFTを出品する場合は「入庫」を飛ばして「出品」から読み進めてください。

なおCoincheck NFTでは、すでに保有しているNFTのみを出品できます。デジタルファイルからNFTを生成することはできませんので、ご注意ください。

入庫

NFTを入庫するには、次をすべて満たしている必要があります。

  • NFTをすでに保有している
  • 保有しているNFTはCoincheck NFTで取り扱えるタイトルのもの
  • MetaMaskをインストールしている
  • MetaMaskにNFTが入っているアカウントをひもづけている

2021年6月現在、Coincheck NFTに出品できるNFTの銘柄は「Crypto Spells」と「The Sand Box」の2種類です。

またCoincheck NFTにNFTを入庫するときは、ウォレットのMetaMaskを利用します。MetaMaskをダウンロードし、NFTを保有しているアカウントを紐付けておきましょう。

以上の条件を満たしていれば、CoincheckにNFTを出品できます。次の3STEPを順番に進めましょう。

STEP1MetaMaskとの連携を行う
STEP2入庫するNFTのTokenIDを調べて入力する
STEP3入庫手続きを行う

まずMetaMaskとの連携を行います。Coincheck NFTのトップページ画面右上の「マイページ」をクリックします。MetaMaskのダウンロードが完了していると「MetaMaskに接続」と表示されます。MetaMaskにログインし、使用するアカウントを選択した上で「次へ」のボタンを押し「接続」「署名」と進みます。「MetaMaskから入庫」が表示されたらクリックします。

すると「入庫内容の確認」というポップアップが表示され「入庫するNFT」と「Token ID」という欄が表示されます。「入庫するNFT」にはゲームタイトルを選択します。

「Token ID」は、miimeEtherscanから確認できます。

今回はEtherscanでの確認方法を説明します。MetaMaskを開き、NFTのトランザクションを表示させます。上部の「詳細」欄にある「右上を向いた矢印」をクリックしましょう。するとEtherscanの画面に遷移します。

このページの中央より少し下に「Tokens Transferred」欄があり、TokenIDが書かれています。こちらのIDをコピーして「Token ID」に貼り付けましょう。

最後に「入庫」ボタンを押すと完了です。

出品

Coincheck NFTトップページから「マイページ」へ移動します。出品したいNFTをクリックし「出品」をクリックします。

「受け取る通貨」欄で、受け取りたい通貨種類を選択しましょう。なおここでは、Coincheckで取扱のある仮想通貨種類から選択できます。

そして「出品金額」を入力し「出品」ボタンを押しましょう。

Coincheck NFTのまとめ

Coincheck NFTについてまとめると、次のとおりです。

  • 初心者の方でもかんたんにNFTを購入できる
  • ウォレットなしで始められる
  • 利用するにはCoincheckのアカウントが必要
  • NFTの生成には対応していない
  • 外部からNFTをもってきたり外部にNFTを出すときはMetaMaskを使う

Coincheck NFTは、非常にわかりやすいインターフェイスなので、海外のNFTマーケットに少し壁を感じるという方は、Coincheck NFTからはじめてみるのもよいでしょう。

CoincheckNFTを使用するにはCoincheckにて口座開設が必要です。
口座開設がまだな方は下のボタンから口座開設をして、NFTを使ってみましょう。

Coincheck (コインチェック)
取扱通貨
29銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。

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