Coincheck (コインチェック) の評判は?100人以上の口コミからわかるメリット・デメリット


Coincheckの特性と評判を知る
Coincheckのメリットは何か?
Coincheckのデメリットは何か?

かつて日本国内最大の取引所として、ユーザーに最も人気があったCoincheck。ネム流出事件を契機として営業を停止していました。しかし、2018年10月30日に新規口座開設を再開しました。

このCoincheckの営業再開を心待ちしていたユーザーも多くいます。しかし反面「Coincheckって、大丈夫なの?」と言う疑問の声もあるようです。

そこで今回は、再開したCoincheckの評判、メリットやデメリットについて、ツイッター上の評判も含めてもう一度基本的な内容を整理してみましょう。

Coincheck (コインチェック) 評判・口コミ・レビュー評価

Coincheck (コインチェック) の評判

Coincheckは、2014年8月に運営がスタートした仮想通貨取引所です。2018年1月26日に起った、580億円相当の仮想通貨ネム流出事件は日本中を震撼させましたが、オンライン証券大手の「マネックスグループ」の傘下となることでCoincheckは営業を継続することができました。

そして、新しく就任した勝屋敏彦代表取締役のもと、「世界最高水準のセキュリティーを目指す」仮想通貨取引所としてリニューアルし、10月30日より新規口座開設が再開されました。

ハッキング事件後のサービスの信頼性

2019年4月にCoincheckは金融庁の厳しい認可も無事取得し、正式な「仮想通貨取引所」として復活を果たしています。しかし、ハッキングの事件の影響であまり信用できないという方も多いのではないでしょうか。

実はCoincheckの評判は現在比較的良い傾向にあります。その理由は2つあります。

  • 事件後の対応の高さ
  • マネックスグループ傘下であることへの信頼感

事件後の対応の高さ

まず事件の3ヶ月後にはすでに流出した日本円にして総額460億円ものネムは返金を完了しており、ユーザーファーストの対応には高い評価が集まりました。

また仮想通貨取引所として復活した今では盗難補償サービスが完備されており、万一ハッキングにより、取引所から仮想通貨が盗難されたとしても、二段階認証をおこなっていた場合には、最大100万円までの補償を受けられるようです。

マネックスグループ傘下であることへの信頼感

マネックスグループは「次の時代のスタンダードとなる価値交換のプラットフォームをつくる」を目標に本格的に仮想通貨産業へ参入しましたが、オンライン証券で培ったノウハウを活かし、特にセキュリティ面の徹底管理などが高評価につながりました。。

取扱通貨は多い?

Coincheckはジーキャッシュやダッシュなどの匿名通貨と未来予測に用いるオーガーなどを含む、13通貨の売買を2018年6月18日まで取り扱っていました

最近まで国内取引所で最も多くの通貨をあつかっていた取引所はZaifで14通貨でした。しかし、Zaifもまたハッキングによって67億円相当を盗難されたことで、FISCOに運営が移行した際に6通貨のみの取扱いとなりました。

やはり取扱通貨がその分管理が難しくなるということでしょうか。2019年12月現在のCoincheckの取扱通貨は10種類です。

Coincheckで売買できる通貨は以下の通りです。

  • BTC (ビットコイン)
  • ETH (イーサリアム)
  • XRP (リップル)
  • BCH (ビットコインキャッシュ)
  • ETC (イーサリアムクラシック)
  • LTC (ライトコイン)
  • XEM (ネム)
  • LSK (リスク)
  • FCT (ファクトム)
  • MONA (モナコイン)
  • XMR (ステラ)

ファクトムを取り扱っているのは国内だと、Coincheckのみですのでマイナーコインで大きく儲けたい方にはおすすめです。

Coincheck (コインチェック) の評判からわかるメリット

それでは、Coincheckには、どんなメリットがあるのか、3つの観点でピックアップしてみましょう。

  • すべての仮想通貨を日本円で買える
  • アルトコインの種類が多い
  • UIが優れている

メリット1 すべての仮想通貨を日本円で買える

一つ目のメリットは、Coincheckで扱っている9種類の全ての通貨は、日本円で購入できるという点です。

日本円で直接全ての仮想通貨を購入できるのは、特に初心者ユーザーの方にとっては安心ですよね。国内の取引所の中には、ビットコインは日本円で購入できるものの、イーサリアムなどその他のアルトコインは、いったんビットコインを購入した後、そのビットコインであらためてアルトコインを購入しなければならない取引所もあります

このような間接的な売買方法を、BTC建などと表現します。たとえて言うならば、Coincheckが乗り換えなしの直通電車であるのに対し、BTC建の取引所は一度違う電車に乗り換えをするような感覚ですね。

日本円 → アルトコイン
日本円 ← アルトコイン

逆にアルトコインを日本円で決済する際にも、BTC建の取引所は「乗り換え」を必要とします。つまり、アルトコインをいったんビットコインに替えてそのビットコインで日本円と交換するということです。

結局、BTC建でのアルトコイン購入は手間がかかりさらに手数料も2回発生するので、全ての仮想通貨を日本円で買えるのはCoincheckの大きなメリットと言えるでしょう。

日本円 → ビットコイン → アルトコイン
日本円 ← ビットコイン ← アルトコイン

メリット2 アルトコインの種類が多い

次に、Coincheckが取り扱っているアルトコインは全部で10通貨と国内取引所の中でアルトコインの取り扱いが一番多い取引所という点も、評判の良い理由の一つです。

先述の通り特にファクトムは、国内取引所においてCoincheckでのみ購入が可能です。ファクトムは、2018年の12月に仮想通貨市場全体が低迷する中、価格が上昇した数少ない仮想通貨であることで評判になりました。

通貨ファクトムの特徴としては、証券や登記簿など様々な書類をブロックチェーン上に記録させられる分散型データ管理プラットフォームであることが挙げられます。今研究が進んでいるブロックチェーンの応用技術の一つですので、今後高騰する可能性は十分に考えられます。他にもIT超大手のマイクロソフトと提携を結んでおり、高い信頼性を持っているという点があげられます。

またCoincheckでは、リップルやネム、リスクなどの話題のアルトコインを売買もできるのは嬉しいですね。

メリット3 UIが優れている

最後にCoincheckは、早くからユーザーインターフェイス(UI)が優れた取引所として定評があります。

PC上の取引画面もわかりやすいですが、特にスマホアプリはとてもシンプルで、斬新な横割り2段組の画面構成となっている点が評判です。

その結果、簡単な操作でチャートに表示される価格変動の状況や取扱通貨の現在の価格が一画面で見られるので、初心者でも扱いやすい点で高評価でした。

  • スマホアプリがシンプルなデザイン
  • 横割り2段組の画面構成
  • 一画面にチャートと現在の価格を表示

ちなみに、UIが優れている理由として、創業者で元代表取締役だった和田晃一良 (わだ・こういちろう) 氏が、元々天才プログラマーと呼ばれ「日本一使いやすい仮想通貨取引所」を目指してアプリの開発をしてきたからのようです。

特に仮想通貨初心者が取引を行う場合、わかりやすく見やすいという点は必須です。

事実、Coincheckが営業停止処分を受けている最中も、取引はCoincheck以外の取引所で行って主要仮想通貨の値動きのチェックはCoincheckのスマホ画面で確認するというユーザーの話も聞こえており、アプリの評判の高さを物語っています。

Coincheck (コインチェック) の評判からわかるデメリット

  • 手数料が高い
  • 取引所にはビットコインしかない

デメリット1 手数料が高い

しかし、Coincheckは良いことばかりではありません。Coincheckのデメリットとして一番にあげられるのが、手数料の高さです。

そもそも、仮想通貨取引に関する手数料はたくさんの種類があります。この手数料を一覧にしてみると、以下のようになります。

  • スプレッド
  • 取引手数料
  • 入出金手数料
  • 送金手数料
  • FX手数料
  • クレジットカード購入手数料

今回は、特に重要な「スプレッド」に絞ってまとめてみます。

まずスプレッドのことを説明する前に、「取引所」と「販売所」に関して説明をする必要があります。「取引所」と「販売所」、初めての方には同じように聞こえるかもしれませんが、その中身は大きく異なります。

「販売所」と「取引所」

大きな違いの一つとして、取引する相手が挙げられます。「取引所」での取引は取引所内のユーザー同士で売買を行います。一方、「販売所」での取引はユーザーが仮想通貨取引所自体 (販売所) と取引を行うのです。

つまり、「取引所」での売買では、買い手と売り手の間で、お互いの希望価格が合致するところで、売買が成立します。その結果、買い手が多く売り手が少なければ価格は上昇し、買い手が少なく売り手が多い時には価格が下落するのです。

一方、「販売所」では、販売所が示す価格でユーザーが売買を行うので、販売所の希望価格をユーザーが受け入れる、と言う形で売買されるということです。いわゆる、販売所の言い値で、売買がなされる仕組みになっているのです。

  • 取引所・・・ユーザー同士で売買を行う
  • 販売所・・・ユーザーが、仮想通貨取引所自体と直接取引をする

スプレッドの例

売値と買値の差額のこと。販売所形式の取引所の主な収入源。

ユーザーとしてはスプレッドは手数料を払っていることと同じです。たとえばある販売所では、同じ1BTCなのに売値と買値の差額が8,284円である場合があります。このとき誰かが販売所から1BTC購入して即座に売却したとすれば、販売所に手数料として8,284円を支払うことになるのです。

(買値) 418,341円 - (売値) 410,057円 = (スプレッド) 8,284円

Coincheckがネム保有者約26万人に580億円もの膨大な金額を自己資産のみで完済ができたのも、Coincheckがこの手数料で大きく利益をあげていたからだと言われています。

しかし手数料の高いCoincheckは、ある程度売買に慣れてきた中級以上のレベルのユーザーからの評判は良くないようです。

販売所のスプレッドは広い

スプレッドは「取引所」にも「販売所」にも両方あるのですが、「取引所」のスプレッドはほぼ0に近いので取引時に神経質になる必要はあまりありません

しかし「販売所」でのスプレッドは、GMOコインの例にもあげたとおりとても広いのです。そしてこのスプレッドの幅は各取引所によって違いがあり、Coincheckの場合は他の取引所に比べてスプレッドの幅が大きく手数料が高いと言われるのです。

この手数料の高さは、値動きの緩急によっても左右されますが、数パーセントから10パーセントはあると言われていてCoincheckの大きなデメリットと言えます。

デメリット2 取引所にはビットコインしかない

またCoincheckで扱う11通貨のうち「取引所」で売買できる通貨はビットコインしかありません。残りのアルトコインは全て、「販売所」での売買しかできない点が、デメリットの2番目です。

Coincheckで扱っている仮想通貨は全部で11種類です。つまり、ビットコインと残りのアルトコインが10種類。この中で取引所で売買できるのはビットコインのみで、残りのアルトコインは全て「販売所」での売買となるわけです。

つまりCoincheckはアルトコインの取引をする時には販売所での取引となるので、アルトコインの数は多いものの高い手数料を支払うことになってしまうのです。

Coincheck (コインチェック) の良い評判・口コミ

使いやすいという口コミが多く見られます。仮想通貨の取引に慣れていない初心者の方には、使いやすくわかりやすいことが重要です。


 

## Coincheck (コインチェック) の悪い評判・口コミ
良い評判では使いやすさ初心者には良いと評判でしたが、悪い評判はやはり手数料やスプレッドの高さが出てきました。中〜上級者の方にはもの足りないところがあるようです。


 

## Coincheck (コインチェック) の評判まとめ
Coincheckは**UIと言う観点では相変わらず人気があるようで、使いやすさと言う点で他の仮想通貨取引所に勝っている**と言う印象を受けます。したがって、これから仮想通貨を始めようとする人や、始めたばかりの初心者ユーザーの方にとっては、使い勝手の良い取引所だと言えるでしょう。

Coincheckはハッキング被害を受け、国内の仮想通貨市場の下落を誘引した取引所と言うマイナスイメージがあります。しかし被害者への補償を済ませており、事件からの反省としてセキュリティが強化されているので大きく問題視する必要はないと言えます。

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