- Coincheckでは17種類の仮想通貨の入出金ができる
- 送金手数料は「有料」だが初心者に優しい機能
- 送金ステータスが「手続き中」であれば出金キャンセル可能
Coincheckでの送金 (仮想通貨の入出金) は、シンプルな手順となっています。
本記事では入出金の方法や、入出金時に起こりやすい「送金が反映されない」「入金アドレスを間違えたら取り消せる?」などの疑問を、ビットコインを例に分かりやすく解説していきます。
Coincheck (コインチェック) から送金 (出金) する方法
他取引所からCoincheckへの送金 (出金) 方法も入金方法と同じくとても簡単です。
必要な入力項目は必要最低限で、他の仮想通貨取引所やウォレットの宛先を一旦登録すれば、2回目の出金からは登録したアドレスを選ぶだけで簡単に送金ができるようになります。
1. 「暗号資産の送金」をクリック
まずはログインし、ページ上部の「暗号資産の送金」をクリックします。
2. 送りたい通貨をクリック
画面が切り替わったら、上記の枠の中から送りたい通貨をクリックします。
3. 「送金先リストの編集」をクリック
送り先のアドレスをまだ登録していない、もしくは今まで送ったことのないアドレスに送る場合、「送金先リストの編集」をクリックして、宛先を追加します。
4. 必要事項を入力し、「追加」をクリック
「新規ラベル」「新規宛先」を入力し、「追加」をクリックします。特に「新規宛先」の入力内容は「追加」をクリックする前に何度も確認しましょう。
- 新規ラベル: 送付先に名前をつけます。「BINANCE BTC」のように、「どこ」に「なんの通貨」を送ったのかを入れておくのをおすすめします。
- 新規宛先: 送金先アドレスを入力します。
その下には送付枚数を入力する欄がありますので、送りたい通貨の枚数を入力し、「送金する」ボタンを押します。
Coincheck (コインチェック) へ送金 (入金) する方法
他取引所からCoincheckへの送金 (入金) 方法はとても簡単です。Coincheckは仮想通貨の初心者にもわかりやすい言葉を採用しており、送金方法もとてもシンプルです。
1.「暗号資産の受け取り」をクリック
まずはログインし、ページ上部の「暗号資産の受け取り」をクリックします。
2. 受け取りたい通貨をクリック
受け取りたい通貨をクリックします。Coincheckではビットコイン含めて上記17種類の仮想通貨を受け取れます。
3. 「アドレスを作成」をクリック
「アドレスを作成」をクリックします。CoincheckではテキストアドレスとQRコードの両方が用意されます。
4. ウォレットアドレスをコピー&ペースト
PCからCoincheck (コインチェック) へ送金する場合
テキストでCoincheckに入金する用のウォレットアドレスが表示されます。
アドレスを送金元 (BitFlyerやBitPoint、bitbankなど) の送金先アドレス欄にコピー&ペーストします。
スマホからCoincheck (コインチェック) へ送金する場合
スマホから送金する場合は、「QRコードを表示」をクリックします。
その後、送付元のアプリ上でカメラを起動し、出てきたQRコードを読み取りましょう。
Coincheck (コインチェック) の送金の反映時間
Coincheckの入出金にかかる時間は仮想通貨の種類や混み具合などにより異なります。
Coincheckの場合、送金して3回承認が得られた時点で「確実に入出金された」と認められることになっています。安心して入出金まで待てるよう、入出金の操作に慣れていても毎回宛先アドレスの確認を怠らないようにしましょう。
入金にかかる時間
入金にかかる時間は、仮想通貨そのものの種類や性質によって変わります。例えばビットコインは通常10分~30分程度で取引が承認され入金が反映されます。
ただし特に取引が活発で取引承認が混み合っている場合は数時間、場合によっては1日以上反映が遅れることがあります。
出金にかかる時間
出金にかかる時間も入金にかかる時間と同様、仮想通貨そのものの種類・性質によって変わります。出金するときもアドレスの確認は必ず行いましょう。
Coincheck (コインチェック) で送金できない場合
Coincheckに限りませんが、仮想通貨取引所やウォレットから送金するときに「送金してから1時間以上、1日以上経つのにまだ反映されない」というトラブルはときどきあります。そんなときにチェックすべき点を解説します。
送金が反映されない場合
送金が反映されない場合、責任は送金・受け取りする仮想通貨取引所やウォレットの責任ではありません。仮想通貨のネットワークが混雑していることが原因です。
アドレスを正確に指定している限り時間はかかっても最終的には必ず着金します。「正確なアドレスに送っているのにまだ着金しない」という場合は落ち着いて待機しましょう。
入金アドレスに間違いがある場合
入金アドレスを間違え、送金ステータスが完了になると送った仮想通貨を取り戻すことはできません。ただし、Coincheckでは、送金ステータスが「手続き中」であれば、以下の手順で送金をキャンセルすることができます。
- メニュー画面から「コインを送る」を選択。
- 「コインの送金履歴」内のキャンセルしたい送金申請をクリック。
- 「送金情報の詳細」内の「送金をキャンセルする」をクリック。
- 「キャンセルしました」の表示が出たらキャンセル完了。
Coincheckからの送金は送金手数料がかかりますが、送金ステータスが「手続き中」であれば、送金のキャンセルが可能となっています。
送金完了後の対処方法はありませんが「送信する前にきちんとアドレス確認する」「初めて送金する宛先であればまず少額を送ってテスト送金をする」ことで事前に防ぐことができます。
Coincheck (コインチェック) で送金するときに押さえたいポイント
ラベルを有効活用する
Coincheckから仮想通貨を送金するときは、ラベルを有効活用しましょう。
ラベルとは、名前のようなものです。
仮想通貨の入金アドレスは英数字の羅列なので、パッと見てどこの取引所のアドレスなのかわかりません。ですが、ラベルをつけることでどの取引所のアドレスかひと目でわかるようになります。
Coincheck (コインチェック) の送金に仮想通貨を使うメリット
仮想通貨を送金するメリットは、国をまたいだ送金がスムーズに行えることです。
例えば海外取引所に現金を入金するときは、銀行に行って電信送金で送るなど手続きが煩雑です。ですが仮想通貨で送金すればパソコン上で完結しますし、土日や真夜中でも即座に送金を行えます。さらに現金を送るよりも手数料は安いので、節約になるでしょう。
海外へ送金するだけでなく、クラウドファンディングや寄付などにも利用され始めています。
このように、いつでもどこへでもスムーズに送金を行える点が仮想通貨のメリットです。
Coincheck (コインチェック) の送金方法 まとめ
Coincheckでは非常に簡単な手順で入出金ができるようになっています。また、Coincheckからの出金は「手続き中」であればキャンセル可能という親切な仕組みも採用しています。
これらのことから、Coincheckは初心者向けの仮想通貨取引所であることがわかると思います。仮想通貨取引に興味のある方はぜひトライしてみましょう。