逆張りとは | 投資の有名手法【逆張り】の特徴と効果的な活用法を解説!

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Kasobu 編集部 (Kasobu editorial team)
1分で理解する要約
  • 逆張りだけでなく順張りについても押さえよう
  • 逆張りについて知りメリットやデメリットを抑えよう
  • 逆張りはトレードする期間によって狙い目が違う

逆張りは相場に逆らうためリスクの高い投資方法と言われています。ですが同時に上手くいけば大幅に利益をあげることができる取引でもあります。

本記事では逆張りについて、そして逆張りのメリット・デメリットや各トレード手法での逆張りについても解説します。

逆張りとは

逆張りの概要

相場の大きな流れに逆らって注文を行うことを逆張りといいます。下落局面で買い注文を入れ、上昇局面で売り注文を入れることです。

「下落しているときに買い注文を入れると損失が膨らむのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。たしかに買い注文を入れたのに相場が下落し続けると、損失が膨らみます。

しかしもちろん、逆張りは利益を出すために行います。なぜ利益を出せるのかというと、逆張りは「 今は下落局面だが上昇に転ずる 」または 「 今は上昇しているが下落に転ずる 」と信じたときに行うからです。ゆえに下落局面で買い注文をいれても、上昇に転じて利益を出せるというわけです。

逆張り注文を行うときは、相場の潮目が変わるポイントを見極める力が重要です。

順張りの概要

順張りはトレンドに乗って注文を行うことをいいます。上昇局面では買い注文を入れ、下落局面では売り注文を入れます。

買うタイミングを逃さなければ利益を出せるため、比較的だれでも用いることができる投資手法といえるでしょう。またトレンドと同じ方向に注文を出すため、心理的に注文を出しやすいことが特徴です。

逆張りと順張りのメリット・デメリット

順張りのメリット・デメリット

力強く長期的に続くトレンドの場合は、順張りにしたときに利益が大きくなります。たとえば上昇局面のときにビットコインを購入しておけば、長期保有するほどどんどん利益が大きくなっていくでしょう。ただし利益が出ているうちに売却し、短期的に利益を確保する投資家も多くいます。

しかし相場が下落した場合、上昇するタイミングを待つことで売ることもできず、塩漬けになりやすいというデメリットがあります。損切りのタイミングをあらかじめ考えておくことが大切です。

逆張りのメリット・デメリット

逆張りは相場の反転を狙った取引であるため、注文が通ると短期で利益を得られる点がメリットです。ただしもし相場が反転しなかった場合、決済注文が通らず損失が膨らみます。ゆえに相場の転換点を見極める目が必要となるでしょう。

逆張り・順張りに向いている人

順張りに向いている人

順張りに向いているのは、大きな流れに逆らわず流れに身を委ねることが好きな人です。また一時的に相場が反発したときも、注文時のトレンドを信じて保持し続けられる根気がある人に向いているでしょう。

逆張りに向いている人

逆張りに必要なのは相場の潮目を読む力です。ゆえに逆張りに向いている人は、相場の分析力が高い人だといえるでしょう。もしトレンドを読み間違えたときには大きな損失が出るため、きちんと損切りできる能力も必要です。

順張りと逆張りは「静と動」の取引スタイル

順張りは「静」の取引スタイルで、逆張りは 「動」の取引スタイルだといえるでしょう。なぜなら順張りは大きな流れに乗ることを選択するため、すぐに決済注文を出すことは少ないからです。相場が一時的に転換したとしてもポジションを手放しません。

一方逆張りは相場が変わるポイントを読み、比較的短期間で決済注文を出します。ゆえに自分の判断で機敏に注文を行う 「動」 の取引スタイルだといえます。

逆張りと順張りの使い分けが重要

逆張りと順張りはどちらが優れているということはありません。ゆえに「順張りだけ使う」・「逆張りオンリー」などといった手法はあまり好ましくありません。相場の潮目を読めるのであれば、逆張りと順張りをその時々に合わせて柔軟に使い分けるとよいでしょう。

また相場は上昇し続けたり下降し続けることはありません。上昇してもいったん下落するポイントはありますし、下落しつづけていてもいつかは上昇に転じるはずです。順張りと逆張りを通して培った相場のトレンドを見極める目は、今後のトレードに必ず役立つでしょう。

逆張りをデイトレードでするための2つのポイント

デイトレードで逆張りをするためのポイントは以下の2つです。それぞれについて解説します。

  • キリのいい数字付近での反発狙い
  • 直近の安値・前日終値付近での反発狙い

ポイント1 キリのいい数字付近での反発狙い

仮想通貨のチャートでは節目の価格で反発することがよくあります。このような反発を狙って指値しておくことも1つのポイントです。

ポイント2 直近の安値・前日終値付近での反発狙い

前日の終値が意識されて安値となり、以降は下がっても反発する場合があります。

逆張りをスイングトレードでするための3つのポイント

スイングトレードで逆張りをするためのポイントは以下の3つです。それぞれについて解説します。

  • 移動平均線からの乖離が大きくなった場合
  • 節目付近でなかなか価格が下がらなかった場合
  • 他の銘柄や指標と比較をして下げの流れが止まったと判断できた場合

ポイント1 移動平均線からの乖離が大きくなった場合

画像中に表示されているとおり、スイングトレードで逆張りをする場合は移動平均線からどれくらい離れたかを目安に逆張りをすることになります。移動平均線からの乖離が大きくなると、上昇トレンドでも1度反発しています

ポイント2 節目付近でなかなか価格が下がらなかった場合

デイトレードの場合と同じ考えなのですが、節目の価格は意識されます。節目の価格を突破すると大きく抜けますが、そうでない場合は反発します。節目の価格はなかなか突破されません。

そのため節目の価格における反発狙いも1つのポイントです。

ポイント3 他の銘柄や指標と比較をして下げの流れが止まったと判断できた場合

株式取引などでは同じ業種の企業であれば株価が連動します。そして連動して同じく下げていた株の価格が下がらなくなれば逆張りのチャンスです。

まとめ

逆張りは一見すると危ない投資方法です。しかし価格連動している同類の銘柄とチャートを比較したり、移動平均線からの価格乖離幅などに着目すれば、ある程度安定した利益をあげることができます。

順張りに比べるとリスクは高くはありますが、しっかり損切りラインを設定して挑むことで安心して逆張りすることができるでしょう