仮想通貨の買い方を初心者向けに解説!基本情報まとめ

1分で理解する要約
  • 仮想通貨の買い方が概観できる
  • 仮想通貨購入時の注意点を紹介

仮想通貨取引は通貨の購入から始まりますが、正しい買い方がわからない方もいるかと思います。

本記事では、仮想通貨初心者の方向けに購入方法や注意点をまとめました。最後まで読んで、購入時のポイントをしっかりおさえていきましょう。

仮想通貨を買う前に

仮想通貨取引所は「取引所」と「販売所」に分けられます。それぞれ特徴や買い方が異なるため、違いを理解しておきましょう。

取引所は、投資家同士が価格を決めて取引を行うところです。運営側は、投資家同士が売買する場所を提供し、その対価として手数料を受け取っています。

自分の希望する価格で取引できるメリットがある一方、同意する相手がいなければ取引できないため、時間がかかるケースがあるのがデメリットです。

販売所では、運営側を相手に取引します。運営側は自社の利益を上乗せした販売金額を掲示して、直接ユーザーと取引します。ユーザーは掲示された価格でしか購入できません。

メリットは注文を出すとすぐに取引が成立する点です。一方運営側が価格を設定するため、手数料が割高な傾向にあるのがデメリットです。

仮想通貨は少額から購入できます。例えばビットコイン (BTC) の場合、ビットコイン (BTC) の単位は1BTC=約370万円 (執筆時点) ですが、円やドルと違って仮想通貨は小数点単位で購入できるので、0.1BTCや0.01BTCのような数量から選択が可能です。最小の取引数量は各仮想通貨取引所が定めているので、事前に確認しておきましょう。

2021年6月時点での国内大手取引所のビットコイン (BTC) の最小取引数量は以下のとおりです。

  • Coincheck (コインチェック) :500円
  • DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) :0.0001BTC=約370円GMOコイン:0.0001BTC=約370円bitFlyer (ビットフライヤー) :0.001BTC=約3700円

各取引所によって多少の差はあるものの、数百円〜千円とお手軽な価格でビットコイン (BTC) を入手できることがわかります。

仮想通貨の買い方

仮想通貨の購入手順を以下3ステップで説明します。

STEP1仮想通貨取引所で口座を開設する
STEP2日本円を入金する
STEP3実際の売買方法

まず利用する仮想通貨取引所を決め、口座を開設しましょう。
どの仮想通貨取引所にするか迷っている方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

参考:日本国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング
参考:海外おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング

口座開設には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類と、自分のメールアドレス、銀行口座、スマートフォンなどが必要です。スムーズに手続きを進めるために、事前に準備しておきましょう。

仮想通貨取引所の公式ホームページでアカウントを作成・ログインしたら、本人確認書類の提出画面に移動して、氏名や生年月日、住所などの個人情報を入力しましょう。送信すると本人確認書類の提出に移るので、先程用意した本人確認書類をカメラで撮影し、アップロードします。

個人情報や本人確認書類の送信が完了すると、仮想通貨取引所が審査を行います。最短即日〜1週間程で審査が完了し、口座開設が完了します。 なお仮想通貨取引所の混雑時には遅れが生じる場合がある点には注意しましょう。

次に、仮想通貨を購入する資金として口座へ日本円を入金しましょう。入金方法は利用する取引所によっても多少異なりますが、銀行振込による入金が一般的です。

仮想通貨取引所マイページから入金画面に移り、ご利用の口座番号を入力し金額を指定して入金を押せば完了します。

銀行振込は最も一般的な方法で、手続きがシンプルで手数料も安いですが、銀行の営業時間外の入金は翌日以降に反映される場合があるので注意してください。

口座に入金できたら、最後に取引ページ内から購入手続きを行います。販売所であれば購入ページで自分が購入したい仮想通貨の種類を選択し、数量や金額を設定して「購入する」ボタンをクリックすれば購入完了です。

仮想通貨を買う時の注意点

仮想通貨を買うときには以下の4つの点に注意しなくてはなりません。

  • レバレッジ取引による借金
  • サーバーダウン
  • 詐欺
  • ハッキング

1つめは、自己資産がマイナスになって借金をする可能性がある点です。

仮想通貨をただ購入して保有しているだけならば借金をするリスクは基本的にはありませんが、レバレッジ取引によって高い倍率をかけて損失を出してしまった場合、追証によって借金を抱える可能性があるので注意しましょう。追証とは、通貨の価格変動によって証拠金維持率が一定水準を下回ると発生する追加証拠金のことです。証拠金がマイナスなると、借金と同じなので損失が出てしまいます。

2つめは、取引所のサーバーがダウンしてしまう可能性がある点です。

大きな価格変動が起こり注文が殺到した場合は、一時的に注文が行えず、その間に損失を被ってしまうケースもあります。

3つめは、仮想通貨の詐欺に遭うリスクです。

仮想通貨で利益を出したい人の心理を利用して、必ず利益を出せるなどと謳って大金を支払わせる事例が起きています。セミナーへの勧誘やICOを悪用した持ち逃げなど、手口はさまざまです。金融庁も注意喚起を行っているので「仮想通貨に関するトラブルにご注意ください!」に記載のある事例や注意喚起を事前に確認しておきましょう。

4つめは、取引所がハッキングに遭うリスクです。

仮想通貨はデジタル通貨という性質上、常にハッキングの危険が伴っています。特に取引所は顧客の資産をまとめて管理している場所なので、ハッキングの標的となりやすいです。取引所に預けっぱなしにするのではなく、自分でウォレットを用意して分散管理するなどの対策が必要です。

仮想通貨の買い方のポイント

一見、複雑に思われがちな仮想通貨投資ですが、口座開設や購入手続きは比較的かんたんに行うことができます。

なお本人確認などには数日以上かかってしまう場合もあるため、すぐに仮想通貨を購入したり取引することができない可能性があることは予め覚えておきましょう。

仮想通貨の買い方がわかったら、次はどの取引所にするのか、ビットコイン以外の仮想通貨投資を行うのかなど、仮想通貨におけるリスクを理解した上で少しずつ進めていきましょう。また仮想通貨の取引種類を知ることや複数の取引所で少量ずつ仮想通貨投資を行うことでリスクを分散することができます。

仮想通貨は、代表的なビットコイン (BTC) をはじめ、イーサリアム (ETH) 、ビットコインキャッシュ (BCH) といったアルトコインなど、全世界で1万種以上存在すると言われています。

それぞれの通貨の特徴を理解して、将来的に需要が高まり価格の上昇が見込めるものを購入しましょう。

仮想通貨の買い方に関するQ&A

現物取引とレバレッジ取引の違いは?

現物取引とは、実際に仮想通貨を購入・売却する取引です。一方レバレッジ取引とは、実際に仮想通貨の現物を取引するのではなく、将来の値上がり・値下がりを見込んで、注文により「建玉」を保有し、建玉を決済することで価格が変動した差額の分を利益として受け取れる取引です。レバレッジ取引では、自分が預けている証拠金を担保にして、証拠金以上の何倍もの金額で取引できるため、少額の資金でも大きな利益を狙えるのがメリットです。一方で損失も大きくなりやすいので、現物取引に比べハイリスクハイリターンな取引方法と言えるでしょう。

各取引所に違いはあるの?

国内には金融庁に認可された30の取引所があり、それぞれ手数料や取扱通貨の種類、セキュリティ体制、使いやすさなどが異なります。取引所を選ぶ際は、自分の投資スタイルを考慮してそれにあったものを選ぶようにしましょう。

例えば、アルトコインのなかでもまだあまり知名度が高くない草コインなどを取引したい方は、取扱通貨が豊富な取引所を選ぶことで選択肢が広がります。短期で売買を繰り返す取引をしたい方は、取引のたびに発生する取引手数料やスプレッドが安い取引所を選ぶと良いでしょう。

仮想通貨の買い方まとめ

仮想通貨は取引所と販売所のどちらでも購入可能です。

取引所の方が手数料が比較的安い傾向にある上、自分の希望価格で購入できますが、取引が成立するまでに時間がかかる場合があります。

販売所では業者側が掲示した価格で購入するため、買値は取引所と比べ高めに設定してある場合がほとんどですが、リアルタイムで購入できます。

仮想通貨の最小取引値が数百円など、一般的に複雑に思われがちな仮想通貨投資ですが、口座開設や購入手続きは比較的かんたんに行うことができます。

しかし、実際に購入するまでに本人確認などの審査が必要で、取引所によっては数日以上かかってしまう場合もあるため、仮想通貨投資に興味がある方はまず口座開設を早めに行っておくと安心でしょう。

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