レンディング (Lending)

編集:
安藤 啓明 (Hiroaki Ando)

金融とブロックチェーンの新しいトレンドのひとつであるレンディングとは、投資家が利息を受け取ることと引き換えに借り手に暗号資産 (仮想通貨) を貸すことで、DeFi (分断型金融) の一種です。また、レンディングを行うためのプラットフォームも存在し、そこでは通常、安定した通貨のみがレンディングの対象になります。

レンディングのメリットは、安定した不労所得を得られることです。暗号資産 (仮想通貨) で利益を得たい場合、通常は取引を行う必要があります。しかし、取引は損失を抱えるリスクがあり、また、トレード時間を費やさなくてはなりません。一方、レンディングはリスクを負ったり時間を費やしたりすることなく、利益を得ることができるのです。

また貸し付ける資産の種類によっては、資産の値上がり以上の金利を得られる場合もあります。

さらに、貸した暗号資産 (仮想通貨) が返済されないことで、損をしてしまうリスクがないのも特徴です。レンディングでは、借り手が返済の保証として独自の通貨を預け入れなければなりません。したがって、借り手が返済を行わないと決めた場合、貸した側は損失を補填するために、あらかじめ預け入れられた通貨を売却することができます。

日本国内では、いくつかの取引所がレンディングの仲介サービスを展開しています。これらのサービスは仲介者が存在するため、貸し借りに関するトラブルが起きにくいのがメリットと言えるでしょう。