「仮想通貨を始めてみたものの、どの通貨に投資していいのか分からない」
「情報量がたくさんありすぎて、あまり頭に入ってこない・・」
仮想通貨投資をはじめると、誰もが一度はそのように思ったことがあるのではないでしょうか。
仮想通貨に関する情報は、日本にとどまらず世界中のあらゆるプラットフォームで提供されているため、自身でリサーチや情報収集を行おうとすると、結構な時間と労力がかかってしまいます。
そこで本記事では、「仮想通貨の専門家」ともいえる仮想通貨のYouTuberの紹介と、そんなYouTuberが注目している最新の仮想通貨や2021年に実施されたパートナーシップ連携を紹介します。
国内のみならず、海外YouTuberの情報もまとめています。海外の仮想通貨YouTuberには100万人以上の登録者数を抱える人もおり、マーケットへの影響力も大きいといえるでしょう。
ぜひ記事を最後まで読んで、お気に入りのYouTuberを見つけ、仮想通貨情報のインプットを効率化させましょう。
仮想通貨YouTuberとは?
仮想通貨について発信するYouTuberは世界中にたくさんいます。
ビットコインをはじめとする人気通貨の仕組みや将来性、また海外YouTuberなどではテクニカル分析を使って画面を見せながら解説するスタイルなど、多岐にわたります。
YouTuberたちが発信する主な内容を以下にまとめてみました。
- IEO/ICO/IDO
- NFTの概要
- DeFiの概要
- ツール・サービスの紹介
- おすすめ取引所
- マーケット分析
- 仮想通貨のレビュー
- 仮想通貨の今後・予測
- ブロックチェーンの概要
NFTやDeFi、おすすめ取引所など、初心者・入門者に必要な情報が揃っています。YouTuberごとに解説の仕方や更新頻度、また着目点なども異なっているため、自分に合ったYouTuberを見つけていきましょう。
仮想通貨YouTuberの紹介
ここからは、実際に仮想通貨について発信している日本と海外のYouTuberを、それぞれ紹介していきます。
各YouTubeチャンネルの特徴とともにリンク先を記載するので、必要になった際にすぐにYouTubeチャンネルに飛ぶことができるよう、この記事をブックマークしておくと便利かもしれません。
日本で活躍する仮想通貨YouTuber
まずは日本で活躍するYouTuberです。
アンゴロウ暗号資産研究ちゃんねる
「アンゴロウ暗号資産研究所ちゃんねる」は、2018年6月20日に1番最初の動画が投稿されており、2021年11月時点で約8万8千人の登録者がいます。動画の長さも10〜15分と、適度な長さといえるでしょう。
当チャンネルの特徴は以下の通りです。
- 世界経済の動きや株価・日経平均などの指標分析が含まれる
- ホワイトペーパーなど難しい資料をわかりやすくポイント解説
- 最新情報(ニュース)などをいち早くキャッチ
またなんといってもキャラクターと声に特徴があり、動画を見ていると引き込まれていく感覚があります。
「アンゴロウ暗号資産研究所ちゃんねる」は、YouTube以外にもSNSを運営しています。興味のある方は下記リンクを参照してください。
COIN CATSチャンネル
「COIN CATSチャンネル」が最初にリリースされたのは2020年2月22日です。ネコのキャラクターがモチーフになっているだけに、リリース日が「222」なのかもしれません。
2021年11月時点で登録者数は約8万2千人です。動画の長さは10〜20分程度です。
当チャンネルの特徴は以下の通りです。
- 各種サービスの利用手順をわかりやすく解説
- 相場分析をしている
「COIN CATSチャンネル」は、YouTubeの運営以外にも、マイニングマシンの販売、暗号資産コンサルティング、メディア運営、全国セミナー、暗号資産や資産運用の勉強会等、幅広い分野にて活躍しています。
興味のある方は下記リンクからチェックしてみましょう。
Dan Takahashi 高橋ダン
3人目は、投資系YouTuberの「Dan Takahashi 高橋ダン」です。仮想通貨のみならず、株・金など幅広い資産運用について解説を行うYouTubeチャンネルです。
現在確認できる限り、一番最初に投稿されたのは2019年11月12日で、2021年11月時点で54万人をも超える登録者数がいます。
当チャンネルの特徴は以下の通りです。
- プロ目線での投資に関する考え方が学べる
- 高度なチャート解析をわかりやすく解説
- タイムリーな世界的なニュースと今後の相場動向
「Dan Takahashi 高橋ダン」を運営する高橋ダン氏は、米国ウォール街出身の投資家であり、毎日英語・日本語のチャンネル両方を更新しています。
書籍なども複数出版しており、信頼のおける経歴からもネットでは評価をする声が多くあります。
そんな仮想通貨だけではない、投資全般の動向が知りたい方は下記リンクから「Dan Takahashi 高橋ダン」のアカウントをチェックできます。
海外で活躍する仮想通貨YouTuber
次にご紹介するのは、海外の仮想通貨YouTuberです。
さすがグローバル市場を相手にするだけに、登録者数も日本国内と比べると、遥かに上回っています。
今回は、その中でも特に仮想通貨界隈で有名な3名のYouTuberを紹介します。100万人を超える登録視聴者を持つYouTuberたちは、それなりの影響力があるため、どんな仮想通貨を紹介しているのか気になるところです。
ただし本記事も含めて、彼らが紹介する仮想通貨に投資することで必ずしも利益を得ることができるわけではないため、自身で十分なリサーチを行った上で投資判断をするように心がけましょう。
Coin Bureau (コイン・ビューロー)
1人目はイギリスの「Coin Bureau」です。
YouTube動画内で解説を行う「Guy」氏は、会計士の父を持ち、株式市場の仕組みやお金の賢い使い方などを教えてもらい、金融に興味を持ったといいます[1] Coin Bureau, About Coin Bureau, 2021年11月15日参照。
しかし金融業界に蔓延していた汚職や無謀さから、現在の金融システムは単に壊れているだけでなく、本来の目的に適合していないことに気付き、ビットコインの存在を知るとともに仮想通貨に夢中になっていきました。
友人らが「Coin Bureau」を立ち上げると知り、大学で英文学を学んだGuyは最初のライターとして初期の教育的な記事の多くを執筆しました。その後、2018年にYouTubeチャンネルを開設しています。
現在チャンネル上で確認できる「Coin Bureau」の最古の動画は、2019年3月13日にアップされたものです。動画の長さは、20〜30分ほどです。2021年11月時点で、162万人の登録者数を抱えています。
500以上の動画は、以下のようにカテゴリー分けされています。
特に更新の頻度が高い「通貨概要」では、取り上げる通貨の目的・用途、開発陣メンバーのバックグラウンドまで深いリサーチが行われ、信頼性や将来性について語られています。
Guyは、YouTubeチャンネル以外でもTwitterやメールマガジン、テレグラム運営などを通して、さらに詳細な情報を共有しています。メールマガジンでは、Guy本人のポートフォリオなども公開しており、ファンからの信頼を獲得しています。
また彼らは営利目的の動画投稿を一切行っていません。そんな姿勢からもファンの更なる信頼性を得ることで、動画で取り上げられる通貨は、リリース前後に価格上昇することも少なくありません。
「Coin Bureau」は、2021年7月に日本語版チャンネルが設立されています。吹き替え動画がアップされているこのチャンネルには、2021年11月11日時点で22本の動画があります。
日本語版でアップされる動画はセレクションが行われているのか、本数には相違があります。また英語版がリリースされてから約2週間ほどのタイムラグも発生しているようです。
タイムリーに情報を入手されたい方は英語版をフォローし、その後日本語版でじっくり内容を理解することも可能でしょう。
興味のある方は是非以下リンクからチェックしてみてください。
BitBoy Crypto (ビットボーイ・クリプト)
次に紹介するのは、アメリカのBen Armstrong氏により2018年1月に設立された「BitBoy Crypto」というYouTubeチャンネルです。YouTubeチャンネルの登録者数は、2021年11月現在で138万人です。
最古の動画は2018年2月10日に投稿されており、10分ほどの動画から1時間以上の動画もあります。スタジオのようなセットを背景に話すものから、ラフに携帯で撮影したもの、また他インフルエンサーらとのインタビュー形式で行うものなど多岐にわたります。
動画のカテゴリーは以下のようなものがあります。
イーサリアムやその他のアルトコインの情報をはじめ、最新のニュースや通貨レビュー、仮想通貨取引におけるアドバイスなどのコンテンツを毎日配信しています。スタジオで撮影された動画には、チャートなどを用いた高品質な視聴体験を提供しています。
「BitBoy Crypto」はYouTubeチャンネル以外にも、InstagramやTwitter、TikTokなどを運営しており、それらSNSチャンネル全体のフォロワー数が500万人に達したと2021年9月にプレスリリース[2] を配信しています。
前章の「Coin Bureau」と比べ「BitBoy Crypto」はビジネス拡大に積極的で、チャンネル上の広告枠販売や記事の執筆を行なっており、インタビューなどの出演料は数百万円にのぼるケースもあるようです。
「BitBoy Crypto」に興味がある方は、以下リンクからチェックしてみてください。
Andrei Jikh (アンドレイ・ジク)
最後にご紹介するのは、176万人の登録者数を持つ「Andrei Jikh」です。2017年3月にYouTubeチャンネルを設立しており、自分自身のことを「金融ミニマリストのハリーポッター」と称しています。
Andrei Jikh氏は、ロシアのサーカス団員の息子として生まれ、手先の器用なマジックとともに複雑な金融トピックを分解することで視聴者を楽しませています。このことから自身を「ハリーポッターのよう」と呼んでいるのでしょう。
YouTube設立当初は一般的な投資チャンネルとしてスタートしましたが、現在では仮想通貨に関する動画を多く取り上げています。
YouTube動画のカテゴリーには以下が含まれます。
Andrei Jikh氏はチャート分析等を用いるような技術的な投資家とは言えませんが、非常に分かりやすいファンダメンタル分析を提供しています。
また彼自身のポートフォリオも金額とともに公開しており、株式から仮想通貨まで、使用するアプリの画面共有をしながら解説しています。
Andrei Jikh氏に興味を持った方は、下記リンクから飛んで動画を試聴してみてください。
そのほか人気海外YouTuber
上記3名以外にも海外には数多くの仮想通貨YouTuberが存在します。
その中でも比較的人気のあるYouTuberを一覧にまとめました。
仮想通貨YouTuberのメリット・デメリット
100万人を超えるファンを持つYouTuberたちですが、彼らが発言する内容だけを信じて投資を行う行為は危険です。
本章では、仮想通貨YouTubeを視聴するメリット・デメリットをまとめています。
仮想通貨YouTubeのメリット
仮想通貨YouTuberの動画を見ることで得られるメリットとしては、以下が挙げられます。
- 複雑な情報を分かりやすくまとめてくれている
- 更新性が高く、仮想通貨を取り巻く金融や世界情勢を知ることができる
- 分析やレビューを参考に、投資したい仮想通貨を発見できる
- 仮想通貨愛好家の考え・動向を知ることができる
- 保有している仮想通貨が紹介されると、価格上昇に繋がる可能性がある
多くのYouTuberは、教育目的や仮想通貨の魅力をより多くの人に伝えたいと配信しています。熱心なリサーチや分析レポートは、普段時間がない視聴者にとって大変参考になります。
またYouTubeはサムネイルが特徴的です。英語が苦手な方でも、サムネイルを見ただけでどんな内容が取り上げられているのかを大体知ることができます。
タイムリーな世界の移り変わりを確認するために、グローバルで活躍するYouTuberのチャンネルはフォローしておいても損はないかもしれません。
仮想通貨YouTuberのデメリット
一方でデメリットは以下の通りです。
- YouTuberが投資している仮想通貨を意図的に紹介し、価格上昇を操作する
- スポンサーなどからお金をもらい紹介している仮想通貨がある
- たくさんの取引所から紹介料を受け取るために、使ってもいない取引所の宣伝を行う
- 十分で公平なリサーチを行わず、一方的な意見を述べている
- 不適切な発言を含む動画を配信する
YouTubeで動画を視聴する際は、あくまでも一個人の見解によるものであり、仮想通貨の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されていないことを認識しておきましょう。
多くのYoutuberは動画内で、投資の勧誘を目的にしていないことやファイナンシャル・アドバイザーとして発言しているものでないことを名言しています。
仮想通貨に投資をする際は、必ず自分自身でリサーチを行い、判断するようにしましょう。
【2021年】海外YouTuberが注目する仮想通貨6選
今回は上記で紹介した「Coin Bureau」がYouTube動画で取り上げた仮想通貨を新着順に、6つ紹介していきます。
- ファントム (Fantom/FTM)
- ソーチェーン (Thorchain / RUNE)
- アルゴランド (Algorand/ALGO)
- コーティ (Coti/COTI)
- アバランチ (Avalanche/AVAX)
- オーディアス (Audius/AUDIO)
ファントム (Fantom/FTM) とは?
ファントム (FTM) は、スマートシティやそのサービスの原力となるDAG(Directed Acyclic Graph)ベースのプラットフォームを構築するための、分散型台帳テクノロジースタックです。DAGとは有向非巡回グラフを指し、サイクルが存在しない有向グラフであるため、同じ頂点に戻ってこれないという特徴があります。
ファントム (FTM) は、超高速・高性能なプラットフォームとして、新興スマートシティのITインフラのバックボーンになり得ると考えています。
1秒間に30万件のトランザクションを実行することを目標とし、複数のサービスプロバイダーとの通信を可能にすることで、膨大な量のデータを安全に保存するソリューションになるとしています。
ファントム (FTM) のチームは、このプラットフォームが、公共事業、スマートホームシステム、医療、教育、交通管理、資源管理、環境維持プロジェクトなど、幅広い分野で利用されることを想定しています。
ファントム (FTM) は、海外取引所BINANCEから購入できます。
BINANCEの使い方を詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
ソーチェーン (Thorchain / RUNE) とは?
ソーチェーン (RUNE) は、2018年になってから構想された比較的新しい仮想通貨です。取引所としてのサービスは充実しており、継続的な流動性プールは業界でも一目置かれる存在です。
ソーチェーン (RUNE) は、クロスチェーン・ソリューションとして構築されているため、ソーチェーン (RUNE) を使ってあらゆる資産を交換することが可能であり、他の分散型取引所よりも比較的優れている点が多くあります。
コスモス (ATOM) を動かすビザンチン将軍問題エンジンであるテンダーミント (Tendermint) 上に構築されたソーチェーンは、RUNEトークンを結合することが求められるPoS (プルーフ・オブ・ステーク) ブロックチェーンです。
検証者が悪さをした場合は、結合したトークンを切り捨てることで罰せられ、悪質行為への抑止力となっています。またネットワークノードは、金庫の作成や取引の検証にも使用されています。
ソーチェーン (RUNE) も、BINANCEから購入可能です。BINANCEは、取引高世界一を誇る世界最大級の仮想通貨取引所です。
アルゴランド (Algorand/ALGO) とは?
アルゴランド (ALGO) は、分散化されたパーミッションレスのパブリックブロックチェーンによって、ボーダレス経済の実現を目指しているブロックチェーンプラットフォームです。
アルゴランド (ALGO) は、誰もが参加できるブロックチェーンのエコシステムとなり、プラットフォームの簡易さ、即時取引、直接の使用と適用、そしてパフォーマンスを基本原則として構築されています。
またアルゴランド (ALGO) は、分散性を犠牲にすることなく、高速性と拡張性を兼ね備えたプラットフォームを構築するという、ブロックチェーン技術における最大の課題の一つに挑戦しています。
コーティ (COTI) とは?
COTI(Currency of The Internet)は、効率的なグローバル・コマースを促進するために、分散型でスケーラブルな決済ネットワークを構築することを目的としています。
分散型台帳技術と従来の決済ソリューションを組み合わせることで、コーティ (COTI) は、信頼性が高く、即時性があり、費用対効果に優れた次世代の分散型決済ソリューションの構築を目指しています。
コーティ (COTI) は、革新的な信頼メカニズム、分散型調停システム、マルチカレンシーウォレット(Fiatと仮想通貨)、ネイティブ通貨交換からなる徹底したソリューションを提供することで、他の決済ソリューションとは一線を画しています。COTIエコシステムの原動力となるのは、ネイティブカーレンシーであるCOTIコインです。
コーティ (COTI) の分散型台帳は、有向非巡回グラフ(DAG)データ構造に基づいており、これはIOTAネットワークの基礎技術と同様です。このDAGを使用することで、COTIは1秒間に1万件以上のトランザクションを可能にします。
アバランチ (Avalanche/AVAX)
アバランチ (AVAX) は、開発者とユーザーのニーズを橋渡しするオープンソースのブロックチェーンです。これにより、開発者が指定したルールに基づいて動作する新しいブロックチェーンを作成することができます。
新しいアセットを作成し、特定のパラメータや取引制限に従うようにコード化することができます。そうすることで、拡張可能なスマートコントラクトやdAppsが現実のものとなります。
アバランチ (AVAX) の開発者であるAva Labsは、スマートコントラクトを扱えるだけでなく、1秒以内に取引を行うことができる初めてのブロックチェーンであると述べています。
アバランチ (AVAX) は、誰もが独自のブロックチェーンを構築できるプラットフォームとして開発されました。モジュール式でカスタマイズできるように作られており、スマートコントラクトプラットフォームにセキュリティ、スケーラビリティ、ハイパフォーマンスをもたらしています。
アバランチ (AVAX) プラットフォームのユニークな特徴は以下の4つです。
- モジュール式
- カスタマイズ可能
- 拡張性と安全性
- 即時性
「アバランチ (AVAX) を購入したいけど、海外取引所を使ったことがなく、送金・入金できるか不安。」と思われた方は、以下記事を参考にしてみてください。
オーディアス (Audius/AUDIO) とは?
オーディアス (AUDIO) は、世界初の分散型音楽ストリーミングプラットフォームとして、新しいクリエイティブな方法を提案しています。
オーディアス (AUDIO) は、ミュージシャンやその他のクリエイターが、自らの音楽作品、またそれらを取り巻くファンのコミュニティに対して、より高い自由度、制御性、柔軟性を与えることを目的としてゼロから設計されています。
オーディアス (AUDIO) のプラットフォームの特徴の1つは、2020年10月にメインネットと一緒にリリースされたユーティリティー・トークンAUDIOです。
AUDIOトークンは、最終的にミュージシャンやその他のクリエイターが、自らの作品を伝統的な方法と新しい方法の両方でマネタイズできるようにします。
トークン保有者は、ブロックチェーンのセキュリティを確保することで参加し、そのインセンティブとしてネットワークフィーの一部を受け取ることができます。またトークン保有者は、プラットフォームのガバナンスに参加するとともに、将来的には限定的な機能にアクセスできるようになります。
現在すでに誰でも自由にオーディアス (AUDIO) のアカウントを作成し、プロジェクトに参加することができます。新しいオーディオファイルをアップロードしたり、プラットフォームのお気に入りのコンテンツを聴いたり、「いいね!」を押したりすることができます。
オーディアス (AUDIO) は、2020年10月にメインネットを開始して以降、月間アクティブユーザー数が50万人を超え、月間ストリーム数が100万回を超えるまでに成長しています。
上記仮想通貨を取り扱う海外取引所BINANCE以外にも、自身の投資スタイルにあった海外仮想通貨取引所を探すことは大切です。
以下記事では最新のおすすめ仮想通貨取引所を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
【2021年】海外YouTuberが注目する仮想通貨パートナーシップ6選
YouTuberたちは、たくさんの情報をキャッチして分析し、仮想通貨市場の成長に関わるさまざまなトピックを取り上げています。法令、規制に関することや機関投資家の発言、また企業や国とのパートナーシップ提携などがその一例です。
本章では、YouTube動画で紹介されているものも含め、2021年の注目パートナーシップをまとめています。
イーサリアム (ETH) &Reddit
2021年最初に起きた重要なパートナーシップは、1月に行われたアメリカ最大級の掲示板Redditとイーサリアム (ETH) のパートナーシップ連携です。
Redditは、毎日5,000万人以上のユーザーと何十万ものコミュニティを抱えており、ユーザー自身でコミュニティを作成・管理し、成長させることができるようにすることで、非中央集権を維持してきました。
今回のイーサリアム (ETH) との提携により、Redditのブロックチェーンへのコミットメントをより強化し、ブロックチェーン技術の価値と独立性を提供していきたいと、Redditはスレッド[3] reddit, Reddit announces partnership with the Ethereum Foundation, 2021年1月28日配信で述べています。
またRedditは、2020年に分散型技術を用いてコミュニティ・ポイントを導入しています。このコミュニティ・ポイントはイーサリアム上に構築されており、コミュニティにおけるユーザーの所有権を表し、投稿やコメントなどのユーザーの個人的な貢献に対して報酬を与えることができるとしています。
VISA&Crypto.com
次に紹介するのは、クレジットカード会社のVISAが仮想通貨USDCでの決済を開始すべく、仮想通貨取引所Crypto.com、ならびにCircleとAnchorageのパートナーシップです。
本パートナーシップ提携の目的は、Crypto.comのユーザーが、VISAの仮想通貨デビットカードを用いて、商品やサービスの代金を直接USDCで支払うことを可能にするというものです。
このUSDCでの支払いは、連邦銀行の認可を受けデジタル資産銀行としての地位を確立したAnchorageの協力を得て、Ethereumブロックチェーン上で決済されます。
VISAはプレスリリース[4] で、「VISAのデジタル資産決済エージェントとして、Visaの財務システムをAnchorageと統合する」としており、Crypto.comからAnchorageにあるVISAのイーサリアムウォレットのアドレス宛にUSDCを送ることで、取引を決済することが可能になります。
VISA加盟店はVISAから自国の法定通貨で支払いを受ける仕組みになっています。
ステラ (Stellar/XLM) とウクライナ政府
2021年最初の重要な公共とのパートナーシップは、1月のステラ (XLM) とウクライナ政府とのパートナーシップ提携[5] です。
このパートナーシップの目的は、ウクライナの約4,400万人の市民のために、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を開発するというものです。
今回のウクライナ政府とステラ (XLM) 間で行われたパートナーシップは、仮想通貨のブロックチェーンが国家規模の決済システムをサポートする能力があることを証明するものであると言えるでしょう。
カルダノ (Cardano/ADA) を開発するIOHKとエチオピア政府
ウクライナ政府に続いて、2021年4月に起きた2つ目の公共とのパートナーシップは、カルダノ (ADA) を開発するIOHK(Input Output Hong Kong)とエチオピア政府とのパートナーシップ[6] Cointelegraph, IOHK partners with Ethiopian government to revamp education system, 2021年4月29日配信です。
このパートナーシップの目的は、エチオピア国内の500万人以上の学生と教師が、成績やパフォーマンスを記録するためのデジタルIDシステムを構築するためです。
このデジタルIDシステムは、カルダノ (ADA) 上に構築されたアタラ・プリズム (Atala PRISM) を使用しています。
IOHKはアフリカ諸国の政府との提携に向けて何年も前から取り組んでおり、今回の提携はその一部に過ぎず、今後の動きにも注目です。
テゾス (Tezos/XTZ) &Redbull F1
パートナーシップ連携の中でも2021年に新しい動きをし始めたのが、スポンサーシップ連携です。
そのうちの一つに、5月のテゾス (XTZ) がRed BullのF1チームのスポンサーになったこと[7] Redbull, Tezos Joins The Charge As Official Blockchain Partner, 2021年5月20日配信が挙げられます。
このスポンサーシップは、Red BullのF1レースカーの側面にテゾス (XTZ) のロゴが表示されるだけでなく、テゾス (XTZ) のブロックチェーン上でRed BullのNFTが発行されます。
F1は毎年何億人もの人々の注目を集めており、テゾス (XTZ) はもちろん、仮想通貨における認知度向上が期待されます。
またF1ファンをターゲットにしたNFT発行にはテゾス (XTZ) が必要になるため、人気がでればテゾス (XTZ) の価格上昇も見込めるでしょう。
FTX&MLB
もう一つ注目を浴びた仮想通貨のスポンサーシップ提携は、海外仮想通貨取引所のFTXが6月にメジャーリーグベースボール(MLB)のスポンサーになったことです[8] mlb.com, MLB, FTX cryptocurrency exchange partner, 2021年6月23日配信。
このスポンサーシップでは、リーグのすべての審判のジャージにFTXのロゴが刺繍されます。
野球大国とも言えるアメリカで、MLBのファンに訴求できるのは、テゾス (XTZ) とRed Bull F1のスポンサーシップに劣らない認知向上施策に期待できるでしょう。
【まとめ】一覧でみる注目YouTuber、仮想通貨、パートナーシップ
2021年は仮想通貨市場にとって、さまざまな分野で活躍の場を広げてきた年と言えるでしょう。
本記事を読んでいただき、仮想通貨を取り巻く全ての人・企業が、新たなステージに向けて前進している様子がお分かりいただけたのではないでしょうか。
本記事で紹介した3つのトピックをまとめていきます。
YouTubeチャンネル総まとめ
日本の仮想通貨YouTuber
- アンゴロウ暗号資産研究ちゃんねる
- COIN CATSチャンネル
- Dan Takahashi 高橋ダン
海外の仮想通貨YouTuber
- Coin Bureau
- BitBoy Crypto
- Andrei Jikh
- MMCrypto
- The Moon
- Crypto Zombie
- Crypt0
- //Bitcoin 𝕵ack
注目・おすすめ仮想通貨
- ファントム (Fantom/FTM)
- ソーチェーン (Thorchain / RUNE)
- アルゴランド (Algorand/ALGO)
- コーティ (Coti/COTI)
- アバランチ (Avalanche/AVAX)
- オーディアス (Audius/AUDIO)
上記仮想通貨は全てBINANCEから購入が可能です。
まだBINANCEに登録されていない方は、以下公式サイトから気になる通貨を探してみましょう。
2021年注目のパートナーシップ
- イーサリアム (ETH) &Reddit
- VISA&Crypto.com
- ステラ (XLM) &ウクライナ政府
- カルダノ (ADA) を開発するIOHK&エチオピア
- テゾス (XTZ) &Redbull F1
- FTX&MLB
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2022年も更なる仮想通貨市場の飛躍に期待しましょう。