- CryptoGTでは最大500倍のレバレッジをかけて仮想通貨FXがおこなえる
- レバレッジをかけるほど大きな利益を狙えるが、発生する損失にもレバレッジがかかる
- ゼロカットシステムによって保証金を超える損失は発生しない
CryptoGTでは最大500倍のレバレッジをかけられます。このレバレッジは世界の仮想通貨FX取引所の中で最も大きな倍率となっていますが、そもそも取引にレバレッジをかける意味を理解していますか。よく内容を把握せずレバレッジ取引に取り組んでしまうと、一気に資産を失いかねない状況におちいってしまいます。
本記事ではレバレッジについての注意点と、CryptoGTでレバレッジを設定する方法を紹介します。
CryptoGT (クリプトGT) とは?
CryptoGTはキプロスに拠点が置かれる仮想通貨取引所です。2018年6月にサービスが始まり、最大500倍のレバレッジなどの特徴で多くのユーザーから人気を得ています。
CryptoGTは取引チャートシステムとしても高機能なMT5を採用していて、システム面でも妥協がありません。日本語対応もバッチリなので、海外の取引所を利用したことがない人でも使いやすくなっています。
そもそもレバレッジとは?
レバレッジは日本語に訳すると「てこ」の意味になります。てこの原理は少ない力で大きなものを動せることを意味していますが、レバレッジも少ない金額によって大きな金額での取引が可能です。
つまりFX取引の際に資金を担保にすることで、設定された倍率に基づいた金額を借りて取引がおこなえます。一般的にレバレッジとは証拠金における倍率のことで、レバレッジが大きいほど大きな金額で取引ができるようになっています。
レバレッジ取引のメリット
資金がなくても大きな金額でトレードできる
レバレッジ取引のメリットは資本金を収めることで、元金以上の金額を借りて取引ができる点です。もともとの資本金が10万円の場合、通常では10万円分の取引しかできませんが、10倍のレバレッジが効いていると100万円を使った取引ができます。
さらに利益を出した時はその金額も10倍になるため、通常の取引よりも大きな成果を出しやすいという特徴があります。短期間で大きな成果を挙げられる点がレバレッジ取引のメリットです。
レバレッジ取引のデメリット
長期トレードには不向き
レバレッジ取引をおこなう時には、ポジションを取ります。このポジションを持ったまま規定の時間帯を経過すると、手数料が徴収されます。手数料はレバレッジが大きいほど増える取引所も多く、長期間のトレードをすると発生する仕組みです。
一般的にレバレッジ取引の場合は、長期トレードはおこなわず短期トレードを繰り返すことが多いです。また手数料が発生する時間帯までにポジションをしまえれば、余分な出費を防ぐことも可能です。
大きな利益が狙える反面、損失も大きい
レバレッジ取引ではかけたレバレッジの分だけ利益にもレバレッジがかかりますが、損失が出た場合にも同じことが言えます。つまり発生した損失にもレバレッジがかかります。
発生した損失は保証金から補填されますが、保証金並の損失が発生するとロスカットが実行されるため、レバレッジ取引はハイリスクハイリターンな取引方法といえるでしょう。取引のさいには十分気をつける必要があります。
CryptoGT (クリプトGT) の最大レバレッジは500倍!
CryptoGTでは、レバレッジを最大500倍まで効かせられます。取引ボリュームによって発生するレバレッジは変動しますが、レバレッジが大きくかかるほど大きな金額を動かすことが可能です。
GT革命により最大レバレッジが200倍から500倍に
GT革命とはCryptoGTが実行している施策です。世界一の仮想通貨FX取引所としてさらなる成長を遂げるために、取引所のサービスなどの見直しをおこなっています。
その施策の項目の一つとして最大レバレッジの拡大がありました。もともとCryptoGTでは最大レバレッジが200倍で、仮想通貨FX取引所の中では世界一のレバレッジをかけられましたが、GT革命によって最大500倍のレバレッジがかかるようになりました。
現在のCryptoGTでは、さらに少ない元手で取引が始められるようになっています。
ダイナミックレバレッジ | 通貨ペアによってレバレッジが変わる
CryptoGTでは取引ボリュームに応じて発生するレバレッジが変動する、ダイナミックレバレッジシステムが採用されています。取引ボリュームの段階が小さいほどレバレッジが大きくかかります。つまり取引ボリュームが小さいほど、少ない金額で取引が可能です。
基軸通貨 (BTC・XRP・DSH・LTC・BCH・ETH・EOS・XMR)
通貨ペアごとの最大保有額は100万ドルまで可能です。
基軸通貨 (ADA・BNB・BSV・TRX)
通貨ペアごとの最大保有額は30万ドルまで可能です。
為替FXペア
通貨ペアごとの最大保有額は2,000万ドルまで可能です。
XAU / USD
通貨ペアごとの最大保有額は1,000万ドルまで可能です。
Nikkei225・DOW30
通貨ペアごとの最大保有額は1,000万ドルまで可能です。
CryptoGT (クリプトGT) はレバレッジが高いだけではなくゼロカットもある
ロスカットは保有ポジションによって発生する含み損が決められた証拠金維持率を下回ったさいにおこなわれ、ポジションが強制決済されます。CryptoGTのロスカットは100%を下回ることで発生します。他の取引所で求められる追証がCryptoGTではないため、100%という厳しいラインが敷かれているようです。
さらにCryptoGTでは、口座にある資産を超える額以上の損失を負担する「ゼロカット」制度を採用しています。ゼロカットによって取引の結果で借金を背負うことがなくなっています。
国内のFX業者は「賞金取引法」によって顧客の損失補てんが禁止され、ゼロカット制度が採用されていません。CryptoGTはレバレッジの高さから取引を怖がることもあるかもしれませんが、借金を背負うことがないという点で、大きな安心感を持てる仮想通貨FX取引所だといえます。
CryptoGT (クリプトGT) のレバレッジ計算方法
レバレッジの算出については通貨ペアごとにおこなわれます。保有ポジションをドル換算した後にレバレッジが出されます。以下の例に従って必要証拠金を算出していきましょう。
- 価格:1BTC=1万ドル
- レバレッジ:500倍 (MT5)
- 通貨ペア:BTC/USD
- 注文:ショート (買い)
- 数量:1ロット
この場合では1ロット = 1万ドルです。レバレッジはステージ1に相当し500倍になります。この場合の計算は
必要証拠金 = 1万ドル ÷ 500倍 ÷ 1万ドル (BTC/USD)
となり必要証拠金は0.002BTCです。
また保有通貨ペアのポジションを追加すると、追加金額を足して再計算がおこなわれます。
CryptoGT (クリプトGT) のレバレッジ設定方法
今回はビットコインのトレーディングアカウントを作成します。
CryptoGTにログイン後「MT5」のメニューから、「Create live account」内を選択していきます。 「Platform」でMT5 Liveを選択して、「Leverage」で自由にレバレッジを選択していきましょう。
最後に「Open account」を押すとトレーディングアカウントの作成が完了し、登録メールアドレス宛にアカウント情報を記載したメールが届きます。MT5へのログインは記載された情報を使っておこないましょう。
CryptoGT (クリプトGT) のレバレッジ変更方法
CryptoGTでは自分でレバレッジ倍率を変更することはできません。一手間はかかりますが公式に問い合わせをして、レバレッジが変更可能です。
jpsupport@cryptogt.comのメールアドレス宛に以下の情報を記載しましょう。
- 変更したいアカウントID
- 希望するレバレッジ倍率
早ければメール送信後30分ほどでレバレッジが変更されます。
CryptoGT (クリプトGT) のレバレッジ変更の注意点
CryptoGTでは公式に問い合わせることでレバレッジの変更が可能になりますが、そのさいの注意点を記載します。
ポジションを決済してからレバレッジ変更を伝える
はじめの注意点としてポジションを持っている通貨ペアでは、レバレッジを変更することはできません。レバレッジ変更を望む通貨ペアに関しては、一度保有ポジションを決済しておく必要があります。それまでは何度連絡をしてもレバレッジは変更できません。
レバレッジ変更はメールのみ受け付けている
CryptoGTではチャットサービスで質問を受け付けています。しかしチャット上でのレバレッジ変更については対応していないようです。公式のメールアドレス宛にレバレッジ変更を要請しましょう。
CryptoGT (クリプトGT) とBitmex (ビットメックス) 比較
CryptoGTはハイレバレッジの仮想通貨FX取引所として有名ですが、Bitmexもレバレッジを大きくかけられる取引所として名前が知られています。2つの取引所を比較してみましょう。
上記の表をもとに比較するとCryptoGTのほうが全体的に優れているようです。通貨ペアも多いため、より広い範囲で取引をおこなえます。しかしMakerとしてポジションを取ることでマイナス手数料が入る点や、ロスカット基準ではBitMEXが有利になっています。
片方のサイトがサーバーエラーをおこしアクセスできなくなることもあるので、両方の取引所を利用できるようにしておいてあなたにあった取引所を見極めていきましょう。
CryptoGT (クリプトGT) の革命はレバレッジだけではない
CryptoGTではより多くのユーザーを引き込むために、GT革命という企画を進行中です。GT革命ではレバレッジの見直しの他にも取引を促進する施策があります。
GT革命第2弾はボーナスキャンペーン革命
GT革命の第2弾として2019年11月1日からボーナス革命がはじまっています。内容としては以下の2つです。
- 新規登録で3,000円分のボーナス付与
- 初回入金で50%ボーナス
新規登録で3,000円分のボーナス付与
このボーナスはCryptoGTに会員登録後、MT5のトレーディングアカウント作成で適用されます。このボーナスは常に実施されており、今後も新規登録とトレーディングアカウントを作成したユーザー全員に付与されます。
初回入金で50%ボーナス
CryptoGTのeWalletからトレーディングアカウントにはじめて資金を移動すると、移動金額の50%が付与されます。このボーナスには上限があるのでチェックしておきましょう。
GT革命第3弾はスプレッド革命
2019年11月5日には、GT革命の第3弾としてスプレッド革命も実施されています。スプレッドは売値と買値の差額の数値のことです。スプレッドが狭いほど利益を出しやすくなっています。
CryptoGTではスプレッドを狭める施策として**マーケットデプス (Depth of Market)**が導入されました。これにより業界最小水準のスプレッドが実現しています。スプレッド革命の実施は取引の促進や透明性のある取引を可能にしました。
CryptoGT (クリプトGT) のレバレッジまとめ
CryptoGTではユーザーの満足度を高めるためにレバレッジの見直しをおこない、500倍の導入をしました。CryptoGTでは取引ボリュームによりレバレッジが変動しており、500倍は最もボリュームが低い取引時に適用されます。
すなわちいままでのCryptoGTよりも少ない金額から、仮想通貨FXをはじめられるようになりました。
CryptoGTで新規登録をおこなった人にはボーナスが支給されることもあり、仮想通貨FXを始めやすい環境ができています。この記事を機会にCryptoGTで仮想通貨FXをはじめてみるのもおすすめです。