- スプレッドは売値と買値の数値の差で広いほど利益を得にくくなる
- CryptoGTはマーケットデプスの導入でスプレッドが狭くなった
- 国内仮想通貨FX取引所と比較してもスプレッドは狭くなっている
仮想通貨FXをおこなう時に重要視されるのが、スプレッドの開き方です。仮想通貨FXにおいて手数料の役割を持っているスプレッドですが、CryptoGTではユーザービリティを追求するためにGT革命と呼ばれる企画を実施しており、スプレッドについても大幅な改善がされました。
本記事ではCryptoGTのスプレッドとスワップの情報、算出方法を紹介します。
CryptoGT (クリプトGT) とは?
CryptoGTは2018年6月からサービスが開始された仮想通貨取引所です。
特徴として世界で唯一レバレッジ500倍が可能です。
トレードシステムとして採用されているMT5は見やすい設計と高度なテクニカル指標によって、初心者や上級者関係なく使いやすいチャートシステムです。日本語対応もしっかりしているので、英語が苦手な人でも安心して利用できます。
そもそもスプレッドとは?
スプレッドとは売値と買値の差額の数値のことです。このスプレッドが広いほど、同じタイミングで売りと買いをおこなっても損をすることになります。つまりスプレッドは仮想通貨FXにおいて実質的に手数料といえるでしょう。
一般的にスプレッドが狭いほど利益が出しやすくなっており、投資家は仮想通貨FX取引所の利用項目でも、スプレッドの広さを一つの目安にしています。CryptoGTは後で紹介するマーケットデプスを導入したことで、世界最小水準のスプレッドを実現しました。
CryptoGT (クリプトGT) のスプレッドは?
CryptoGTではスプレッドが0.08%~0.6%となっています。通貨ペアによってスプレッドは変化します。
上記の表で比較すると、スプレッドが最も狭いのはBTC/USDとBTC/EURで0.08%になっています。
お得に取引をおこなうならこの2つの通貨ペアがおすすめです。
CryptoGT (クリプトGT) のスプレッドを決めるマーケットデプス (Depth of Market) とは?
マーケットデプスは注文ロット数に応じて価格が変化する仕組みです。マーケットデプスの採用によって大きなロット数で注文するほど、売りや買いに関わらず有利な金額で取引が可能になります。
つまりロット数が少ないとスプレッドが狭くなり、ロット数が多いとスプレッドは広くなります。

上の画面で説明するとAskが31.09で、Bidは30.97の表示になっています。通常のBid注文なら30.97でポジションを持ちますが、マーケットデプスが導入されていると、ロット数が多いところで30.74という値のポジションが取られることもあります。たくさんの量でポジションを取ることで、有利な取引が可能になっています。
マーケットデプス (Depth of Market) の計算方法
マーケットデプスの計算をおこなうには、MT5の気配値表示から確認したい通貨ペアを選択し右クリックします。表示メニューから板注文画面を出しましょう。

上の画像を例に買い注文のマーケットデプスを計算します。
計算の順番は以下の通りです。
1では合計ロット数が92.8になります。また2で出した金額を足した金額3が678548.8673となり、3を1で割ることで7311.949001077586207の数字が算出されます。
この計算結果は92.8ロットのポジションを取る場合に、7311.949001077586207ドルが必要になることを意味しています。
実際にもっと少ないロット数を保有したい場合は、ポジションを取りたいロットの段落まで計算するといいでしょう。
CryptoGT (クリプトGT) の他社とのスプレッド比較
CryptoGTとDMMビットコイン、GMOコインのスプレッドを表で比較します。スプレッドは対円表示になっています。
上記の表を見る限りCryptoGTのスプレッドは他の2社と比べても十分狭いものになっています。どの仮想通貨でFXをするにしてもCryptoGTを活用することで、利益を得られる確率が高められます。
注意点として相場の安定しない時には、特にスプレッドに注意しましょう。スプレッドも大きく変動するため、一時的にスプレッドが広がる可能性もあります。
CryptoGT (クリプトGT) のスワップ
CryptoGTでは仮想通貨FX取引所としてスワップ (レバレッジ手数料) もかかります。国内の仮想通貨FXでは「日付をまたいだ時に保有するポジション」に0.04%のほどの手数料がかかります。
CryptoGTは国内取引所とはタイミングが異なっており、仮想通貨ペアでの取引のさいはスワップが4時間ごとに発生します。為替FX/CFDペアでは1日単位で発生します。
仮想通貨ペアのスワップタイミングは以下になります。
3:00
7:00
11:00
15:00
19:00
23:00
(サーバータイムGMT+3)
仮想通貨ペアや為替FX/CFDペアはともに価格の急変で、スワップレートが変動することもあります。
仮想通貨ペアのスワップ計算方法
仮想通貨ペアのスワップ計算方法は以下になります。
スワップ = ロット数 × スワップレート × 証拠金の価格 ÷ 100
以下のポジションを保有していると想定して、計算します。
今回のポジションではBTCのスワップレートは (-0.0185) が適用されます。
計算式は「10 × -0.0185 × 28,000 ÷ 100」です。結果としてこのポジションでは4時間ごとにスワップ代で51.8XRPがかかります。
為替FX / CFD通貨ペアのスワップ計算方法
為替FX / CFD通貨ペアでは、仮想通貨ペアとは計算方法が変わってきます。
ロット数 × 契約サイズ × 通貨ペアの少数桁 × スワップレート × 証拠金の価格
今回は以下のポジションを保有しているとして計算をおこないます。
このポジションではスワップレートとしてEUR/USDの-6.34が適用されます。
計算式は「1 × 100000 × 0.001 × -1.45 × 0.02235」となり、ポジションを保有して1日たつごとに14.19225XRPがスワップとして発生します。
CryptoGT (クリプトGT) のスプレッド まとめ
CryptoGTではGT革命の企画としてユーザービリティ向上のための施策を打っていますが、スプレッドの改善もCryptoGTの利用促進に十分な効果を発揮しています
マーケットデプスの導入によって取引ボリュームが増えるほど有利な取引できるようになっており、CryptoGTでの取引量増加も期待できるでしょう。取引量が増えることでユーザーとしても十分な流動性が確保された取引が可能になり、CryptoGTを利用するメリットになります。