デプスチャートとは

編集:
安藤 啓明 (Hiroaki Ando)

デプスチャートとは、株式や仮想通貨などの取引において、さまざまな価格での売買注文をグラフで表したものです。デプスチャートは、特定の価格帯で販売できる資産の量を示すために、需要と供給の両側を示しています。

デプスチャートは中央で分割された形で描画されます。これは、直近の取引における資産の価格です。デプスチャートの横軸は価格を、縦軸 (深さ) は注文量を表しています。資産のオーダーブックの両側にあるオープン指値注文が多いほど、ブックの深さが増します。

デプスチャートを見ることによって、市場において買いが優勢か売りが優勢かを視覚的に判断できます。たとえば買い注文が高く、売り注文が浅い場合、それは買いが優勢であることを示します。また、特定の価格で大量の注文が行われた場合、その価格で大きな壁が形成されます。

特定の価格で未実現の買い注文が多いほど、買いの壁は高くなります。高い買いの壁は、価格が特定の価格を下回らないとトレーダーが判断していることを示します。逆に売りの壁が高い場合、価格が特定の価格を超えないと多くのトレーダーが判断していることを示すと言えるでしょう。