- イーサリアムクラシックはイーサリアムが分裂して生まれた
- 取引所を選ぶポイントはサーバーの強さ・補償サービスなど
- Coincheckは資金力もあり補償サービスがあるためおすすめの取引所
イーサリアムクラシックを取引しようと思ったけど、どの取引所を利用すれば良いか迷っていませんか?
この記事ではイーサリアムクラシック誕生の経緯、イーサリアムクラシックの取引所を選ぶときの基準、おすすめの取引所について解説します。
イーサリアムクラシックに興味があるけど、どの取引所が良いのかわからないという方はぜひ読んでみてください。
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC) とは?
イーサリアムクラシックとは、イーサリアムから分裂して作られた、分散型アプリーケーションやスマートコントラクトを構築するためのプラットフォームのこと。
イーサリアムクラシック誕生のきっかけは、THE DAO事件。この事件では、約360万ETHがハッキング被害に遭いました。
そして事件の対応を巡り、イーサリアムは分裂しますが、非中央集権的な体制を目指して分裂したのがイーサリアムクラシックです。
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC) 取引所の選び方
イーサリアムクラシックの売買ができる取引所はいくつかありますが、どの取引所で取引しても同じではと考えているかもしれません。
イーサリアムクラシックの取引所の選び方は8つの項目で判断できます。
会社の信頼度
仮想通貨の取引所を選ぶ上で最も大事なのは、
会社の信頼度です。
- 仮想通貨交換業者として登録されている業者か?
- 資本金の高い会社か?
- 万が一の補償対策はできているのか?
もしこれらのうち、1つでも満たしていなければ、会社の信頼度には疑問符がつきます。
最悪のケースでは、取引所が倒産したり、仮想通貨が盗まれることもあるので、あなたの預けた仮想通貨が戻ってこないかもしれません。
手数料
仮想通貨の取引所では、手数料がかかります。たとえばコインチェックの場合は7つの手数料があり、取引所手数料と入金手数料のみ無料です。
- 取引所手数料
- スプレッド
- 入出金手数料
- 借入手数料
- スワップ手数料
- 入金手数料
- 送金手数料
取引手数料はほとんどの仮想通貨取引所で無料。気にしないといけないのは、スプレッドや入出金手数料です。
入出金手数料と借入手数料▼
(画像引用元:Coincheck公式サイト)
スワップ手数料と仮想通貨および入金手数料▼
(画像引用元:Coincheck公式サイト)
仮想通貨および送金手数料▼
(画像引用元:Coincheck公式サイト)
全ての手数料を比較して考える必要がありますね。
スプレッド
スプレッドとは、取引ごとに必ずかかる手数料のことで、仮想通貨の売値と買値の差を表します。
取引手数料が無料の会社でも、スプレッドが大きいこともあるので注意しましょう。
スプレッドは明確に公表されていません。ただ各取引所の売値と買値の差を見れば、どの取引所のスプレッドが安いのか概ねわかります。
bitFlyerでETCを取引する場合のスプレッド▼
DMMビットコインでETCを取引する場合のスプレッド▼
取扱銘柄の数
仮想通貨取引所ではビットコインだけではなく、「イーサリアムクラシック」「リップル」などさまざまな仮想通貨を取引できます。
取扱銘柄が少ない取引所では5銘柄、海外の取引所では、100種類もの仮想通貨を取り扱っています。
複数の仮想通貨を取引したい場合は、なるべく取扱銘柄の数が多い取引所を選びましょう。
サーバーの強さ
仮想通貨取引所はサーバーの強さも大事です。
なぜならサーバーが弱いと取引所にログインができなかったり、相場の急変時に注文が通らないことも起こりうるからです。
仮想通貨は金融商品のなかでも値動きが激しいため、注文のタイミングが遅れると、
- 取引しようとした価格で約定しないのでチャンスを逃す
- 保有しているポジションの決済ができず、大きな損失を抱える
などのリスクも発生するので注意が必要です。
セキュリティ
不正ログインや盗難にあった際の補償サービスを提供している仮想通貨取引所の利用をおすすめします。
なぜならこれまでに仮想通貨取引所は何度かハッキング被害に遭っているからです。
補償サービスを提供している取引所なら、万が一ハッキングされても、あなたの仮想通貨が戻ってくる可能性があります。
なお補償サービスがある取引所は実は多くありません。たとえば国内の取引所で正式に補償制度があるのは以下の3社です。
- bitFlyer
- Coincheck
- TAOTAO
取引高
取引所を選ぶときに取引高が少ない取引所は避けるのが無難です。その理由は以下の2つになります。
- 注文が約定しにくいため、思った価格で注文できない可能性がある
- 取引手数料が高い
取引高が少ない取引所は、参加しているユーザーが少なく、希望の価格で約定しない可能性があります。
そうなると条件の悪い価格で約定することがあるため、利益も出しづらいです。
また取引高が少ない取引所は取引手数料を高く設定しています。なるべくユーザー数が多くて、取引高が高い取引所を利用しましょう。
使いやすさ
はじめて投資をする場合、使いやすさで選ぶことも重要です。
もし取引画面が使いづらければ、クリックミスや投資判断を誤ることもあります。
具体的には以下の3点に注意してください。
- スマホのアプリやパソコンの画面がシンプルで見やすいか?
- チャートが見やすいか?
- インディケーターなど機能面が豊富か?
画面の見やすさとチャートの見やすさは重要です。
画面がごちゃごちゃしている場合やチャートが見えづらい取引所は避けることをおすすめします。
イーサリアム (ETC)を購入するのににおすすめの取引所を紹介!
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC) 取引所おすすめランキング
1位 Coincheck (コインチェック)
最大100万円ぶんの補償サービスもあります。また店頭取引では、購入量を入力して、金額を確認後、クリックするだけなのでかんたんに購入できます。
第2位 DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
DMMビットコインはDMM FXや他の事業を多数手がけるDMM.comが運営しています。DMMビットコインは珍しいレバレッジ取引が可能で、イーサリアムクラシックも取引できます。
また顧客の資産の90%をコールドウォレットで管理しており、ハッキングによる被害は少ないです。サーバーも安定しているので、相場が急変しても取引がしやすいですね。
第3位 bitFlyer (ビットフライヤー)
bitFlyerは「国内ビットコイン取引量・ユーザー数 3年連続No,1」の取引所です。取引量が多い分、自分の希望する価格で快適にトレードができます。またユーザー数が多いだけでなく、信頼性が高いことでも有名です。
イーサリアムクラシックもbitFlyerなら取引することができます。
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC) 取引所まとめ
イーサリアムクラシックの取引所比較です。おすすめは、補償サービスがあり、スプレッドも低いCoincheckです。
ただサーバーの強さや資金の安全性を求める場合は、DMMビットコインを選んでも良いですね。