FOMO

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安藤 啓明 (Hiroaki Ando)

FOMOとは「Fear of missing out」の頭文字を取って造られた言葉で、直訳すると「取り残されることの恐れ」となります。これは「自分が周囲から取り残されているのではないか」という不安を表す造語です。あるいは「自分だけが知らないことがあるのではないか」や「何かを見逃しているのではないか」といった落ち着かない状態も指すことから「見逃しの恐怖」とも言われます。この言葉やその概念は、2011年にNew York Timesが取り上げたことで広まりました。

FOMOの具体例として、常にSNSをチェックしていないと落ち着かない人や、流行のものを経験するために多くを費やす人などが挙げられます。

FOMOはまた、投資の文脈でも用いられることがあります。たとえば上げ相場において、他の投資家が利益を出していることへの不安や、上げ相場を見逃すことの不安から、市場にエントリーするといった行為、あるいはその心理状態がそれに当たります。これは、強気相場の終わりに近づく中での急速な値上がりとなって表れます。