三尊と逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) | チャート頻出パターンと勝てる活用法を徹底解説!


三尊と逆三尊がチャートでどのような形になるのかを押さえる
三尊と逆三尊の活用方法を押さえれば有利にトレードすることができる
三尊と逆三尊を利用して勝率を上げる方法についても押さえる

この記事では三尊や逆三尊の特徴と活用法について解説します。チャート上に頻繁に出現する形なので、パターンを覚えれば取引を有利に進めることができるようになります。

仮想通貨取引のみならず株やFXでの取引にも活用できる手法なので、この機会にぜひ習得してみましょう!

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) の基本情報



ひとこと特徴,トレンドが転換するときに形成されるチャートパターン
ジャンル,トレンド系
難易度,中級テクニカル分析
使うタイミング,主にトレンド相場
主な使い方,下降トレンドが終了するシグナル

**【三尊・逆三尊のポイント】**

逆三尊とは、1つのヘッドと2つのショルダーで構成されるチャートパターンです。三尊の逆の形で、**下降トレンドが終了するタイミング**で形成されます。

トレードするポイントは、ネックラインを上に抜けて、逆三尊を形成した時です。上抜けすることで、ネックラインはサポートラインとして機能するようになり、効果を発揮しやすい傾向にあります。

勝率を上げるための+α
逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) で勝率を上げるには「逆指値を利用する」ことが重要です。逆指値を入れておくことで、万が一下落した場合にポジションを保有していて損失を出すリスクを回避することができます。

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さらに、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成も可能で、全世界で数多くのトレーダーに愛用されています。

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができます。トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

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三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) とは

三尊は別名「ヘッドアンドショルダートップ」、逆三尊は別名「ヘッドアンドショルダーボトム」と呼びます。

この2つのヘッドアンドショルダーは、トレンドが転換するときに形成されるチャートパターンですのでかなり重要です。名前は似ていますが、それぞれ異なる形でチャート上に形成されるので、違いをしっかり押さえておきましょう。

三尊 (ヘッドアンドショルダートップ)

チャート上の三尊について

ヘッドアンドショルダートップとは、1つのヘッドと2つのショルダーで構成されるチャートパターンです。上昇トレンドが終了するタイミングで形成されるチャートパターンとなっています。

見た目が人間の上半身に見えるとして、先述の通りヘッドアンドショルダーと呼ばれています。また3つの仏像が並んでいるように見えることから、日本では三尊と呼ばれました。

逆三尊 (ヘッドアンドショルダーボトム)

ヘッドアンドショルダーボトムについて

ヘッドアンドショルダーボトムとは、下降トレンドが終了するタイミングで形成されるチャートパターンです。三尊の逆なので押さえておきましょう。

ネックライン

ネックラインについて押さえる

三尊と逆三尊の解説で記載した、ネックラインについて解説します。

ネックラインは上記の画像のとおりで、三尊と逆三尊でサポートラインやレジスタンスラインとして機能するラインです。

ポイントFで相場がサポートラインを下抜けることにより、ネックラインは完成します。ネックラインの使い方についてはあとで詳しく解説します。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) の使い方

ヘッドアンドショルダーを活用してトレードする方法を解説します。解説する内容を押さえて、有利に取引しましょう。

ヘッドアンドショルダーを確認した後にエントリーポイントがある

ネックラインについて押さえる

トレードするポイントは、ポイントF地点でネックラインを下に抜けて三尊・逆三尊を形成したときです。完成後のポイントGがエントリーポイントとなります。

ポイントFで下に抜けると、ネックラインはレジスタンスラインになります。長期間かけて形成された三尊・逆三尊は、相場を左右する強力なチャートパターンです。

そのやめネックラインも効果は非常に高く、レジスタンスラインとなったネックラインは効果を発揮しやすい傾向にあります。ポイントGでショートポジションを保有すれば、利益を上げやすくなります

ヘッドとネックラインの2倍は値幅が出る

チャート上の三尊について

画像のように、AからCまでは2倍の値幅が出ています。画像の形を意識しておくことでポジションを決済するタイミングが掴めます。画像は三尊ですが、逆三尊でも同じ形になるので意識しておきましょう。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) を使ったトレードの実践例

逆指値を利用する

三尊・逆三尊で勝率を上げるには「逆指値を利用する」ことが重要です。

画像では高値が2つあるので、下降トレンドラインを引いています。そして傾きを下にスライドさせ、アウトラインも引きました。

アウトラインが支持線の役割を果たしているポイントAでは、逆三尊のヘッドになっています。その後ネックラインを上に抜けてから反発し、ポイントBで反発しました。

ポイントBで上昇トレンドに転じるサインとして、下降トレンド・ネックラインと重なっています。この場合ポイントBで買いポジションを保有すれば、利益を上げやすくなっています。

ポイントBでポジションを持つときは、逆指値を利用することがおすすめです。ポイントBで反発したあたりの価格を設定しましょう。

逆指値を入れておくことで、万が一下落した場合はポジションを保有して損失を出すリスクを避けることができます。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) の活用法

安値圏出現が買いサイン

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー)_02

逆三尊は3つの谷と2つの山で構成されるサインです。出現する順番に底1~3とすると、底2は底1や底3よりも低いことが特徴です。安値圏にこの逆三尊が出現すると、長期の上昇トレンドに入る可能性が高くなります。

このチャートと逆の形、つまり3つの山と2つの谷で構成されるサインを三尊天井と呼びます。天井2が最も高い価格となります。この三尊天井が高値付近で現れると下落する可能性が高くなります。

ネックラインに注目

逆三尊または三尊天井が出たときはネックラインに注目しましょう。逆三尊の場合は天井2つを結んだものをネックラインとします。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー)_01

三尊天井の場合は、2つの底を結んだものをネックラインとします。このネックラインを見ることで注文を出すタイミングをつかむことができます。

買いはネックラインを超えてから

逆三尊のチャートを見てみると、底2が最も安値となっています。しかし底2の時点では逆三尊の形は形成されていません。底3ができるのを待ってから買い注文を行いますが、ネックラインを超えたタイミングで買い注文を出すのが最も確実です。

逆三尊のチャートを形成しても上昇に転じない可能性があるからです。安いタイミングでの購入とはなりませんが、しぶとく待つことが大切です。

三尊天井の場合は、ネックラインを下回ったタイミングで売り注文を行いましょう。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) との組み合わせが有効なテクニカル分析

フィボナッチ



ひとこと特徴,サポートとレジスタンスの地点を判断する指標
ジャンル,トレンド系
難易度,中級テクニカル分析
使うタイミング,主にトレンド相場
主な使い方,「**23.6%、38.2%、61.8%、76.4%**」で反転

**【フィボナッチのポイント】**

フィボナッチ分析とは、「フィボナッチ比率」をトレードの世界にも応用した分析方法のことです。フィボナッチ比率は、1つのツールというわけではなく、いろいろな使い方がありますが、絶対覚えておきたいのが、「フィボナッチ・リトレースメント」です。

フィボナッチ・リトレースメントとは、高値と安値の値幅にフィボナッチ比率をかけて、**どこがサポート・レジスタンスになるか判断するもの**です。相場は一方的に進むことはなく、必ず「押し目」や「戻り」を作る習性があるため、あらかじめフィボナッチ・リトレースメントを引くことで、反転する可能性を予測します。これによって、トレードの戦略がより一層立てやすくなります。

参考 : フィボナッチ・リトレースメントとは | フィボナッチ分析を徹底解説

勝率を上げるための+α
市場では、トレンドが発生した時「半値押し」「3分の1戻し」という言葉が用いられます。それと同じように、フィボナッチでは「23.6%」、「38.2%」、「61.8%」、「76.4%」の比率が重要視されることが多いです。

三尊・逆三尊 (ヘッドアンドショルダー) のまとめ

三尊や逆三尊は時間をかけて形成しているチャートパターンなので、非常に強い効力を持っています。その効力を最大限に発揮するためにはうまく逆指値を使用して、トレードしたいポイントに仕込んでおくことをおすすめします。

そもそも三尊と逆三尊の2つは形が上下逆なだけでその性質にほとんど違いはありませんので、片方をマスターすれば、もう片方も問題ありません。この記事を参考にしてトレードに活用してみましょう!

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