HODLとは、暗号資産 (仮想通貨) を売却せずに保持することを意味するネットスラングです。日本語では「ホドル」や「ホードル」などと読まれます。これは「HOLD」のスペルミスに由来する言葉です。
HODLという用語は、ビットコイントークフォーラムにおけるひとつの投稿がきっかけで広まりました。2013年12月にGameKyuubiというユーザーが、ビットコインを保持する決意を表した「I AM HODLING」というタイトルの投稿を行ったのですが、これがまたたく間にインターネットミームとなったのです。
HODLはすぐに、短期的な価格変動に基づく取引を避ける、暗号資産 (仮想通貨) 投資へのアプローチの代名詞となりました。このアプローチはGameKyuuniの理論と同じで、初心者のトレーダーは市場のタイミングを読もうとして、却って保持した状態を保つよりも損をしてしまう可能性が高いのです。
現在では発祥となった米国だけでなく、日本を含む世界中の暗号資産 (仮想通貨) 界隈でHODLが使われています。