投資と投機の違いとは|今話題のビットコイン投資についても解説

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1分で理解する要約
  • 投機と投資の違いを押さえて勘違いを解消しよう
  • 投機であるといわれがちなビットコイン投資は本当に投機なのか
  • 投資と投機を使い分けて正しく投資しよう

この記事では相場における「投資」や「投機」というワードについて、そして投資や投機、ギャンブルの違いなどについて解説します。

投資や投機はギャンブルと同じであると考えられがちですが、全く違います。また合わせて仮想通貨やビットコインの取引は投資なのか投機なのかについても解説します。

投資・投機・ギャンブルの違い

投資と投資、そしてギャンブルの違いについて解説します。ある程度の共通点はありますが、もちろん違う投資法になります。

投機とは

投機は資金を稼ぐためのわかりやすいチャンスに乗じる投資方法です。そのため投機で利益が発生することは、ほぼ偶然で当たればラッキー程度になります。短期間で大きな利益をあげられる特徴があるのです。

後に発表されるファンダメンタルズの予想値などを参考に、テクニカル分析そっちのけでポジションを持つことも投機といえます。短期的でゲーム性があります。

「一回の勝負が短時間で終わる」という点で、ギャンブルと似ているとも言われているのです。

Tips

【主な投機取引】

変動が激しいほど投機的投資となりやすいため、一部では価格変動の激しい仮想通貨も投機取引であると話題になりました。価格変動が激しければいいので、アメリカの雇用統計を利用したドル円取引のスキャルピングも投機であるといえます。

ギャンブルとは

ギャンブルとは賭博や博打のことを指しています。2人以上で金品を募り賭けて、勝負事をすることです。「偶然性の高い事象に対して金品を賭ける」という点が投資や投機との最も大きな違いになります。

Tips

【主なギャンブル取引】

主なギャンブル取引ですが、投資においてあらゆる情報を一切考慮せず雇用統計といったファンダメンタルズを利用すれば、十分にギャンブル取引であるといえます。また宝くじや競馬などは代表的なギャンブルとして有名です。

投資とは

投資とは自身が保有する資産を、将来帰ってくることを期待して運用資金として投じることです。設備投資や人材投資ということばがあるように、投資の対象となるのは株式などだけではありません。

「自己投資」という言葉があるように、FXや株式取引などは将来の自分のために資産を利用しているので、投資はある意味「自己投資」ともいえるでしょう。

Tips

【主な投資取引】

主な投資の取引には、先ほども記載したとおり法定通貨の為替取引や株式取引などがあります。他にも国債や金などの取引も投資に分類されます。

投資と投機、ギャンブルの違いのまとめ

投機・投資・ギャンブルの特徴と違いについて表にまとめました。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分にあった方法を選ぶようにしましょう。

主な投資取引一覧

種類

ひと言説明

具体的なイメージ・行動

投機

短期間で大きな利益を狙う取引方法

間も無くやってくるファンダメンタルズに合わせてスキャルピングする。

投資

テクニカルやファンダメンタルズ分析を使って利益を狙う取引方法

過去のチャートから今後の値動きを分析して資産を投じる。

ギャンブル

短期間で大きな利益を運や期待値に合わせて狙っていく方法

「丁か半か」といった確率にお金をかける。

投資と投機どちらがよいのか

投資と投機のメリット・デメリット

株式投資のメリットは1度の取引で大きな利益を狙える点です。長期的な視点で企業の業績や将来性を分析することで、大きな含み益を期待できます。

たとえば2004年に株式を公開したGoogleの株価は当時85ドル (約9,400円) でしたが、2019年8月現在は1200ドル (約132,000円) と14倍になっています。もし当時100万円投資していれば、15年後は含み益が1,300万円となっているのです。また株主優待や配当を狙える点もメリットでしょう。

デメリットは読みが外れた際に損失が大きくなりやすいことです。たとえば2018年に株式を上場したメルカリの株価は当時約4,500円でしたが、2019年8月現在は2,500円と約半額になっています。もし100万円投資していたら、損失はマイナス45万円です。ただしメルカリの場合は、今後株価が上昇すると期待されています。

株式投機のメリットは、読みが外れても損失が小さいこと。ですが読みが当たったとしても利益が小さいため、常に株価を注視してトレードの数をこなす必要があります。

どちらもリスク管理が重要

投資と投機はどちらにおいてもリスク管理が非常に重要です。なぜなら投資 (または投機) において利益を出せるかどうかは、成功したトレードを増やすことではなく、損失をどれだけ抑えることができるかにかかっているからです。

投資 (または投機) 先を分散したり、注文時に損切りのタイミングを決めておいたり、購入する時期を分散させたりすることで損失を抑えることが重要です。

同じ商品が投資にも投機にもなりうる

投資と投機に明確な違いはない

投資と投機は突き詰めると明確な線引きはありません。長期的な目線で利益を狙ったり企業や国の経済成長に期待をかけたりすることを投資と言いますが、投機も投資もどちらもリスクをとって利益を狙うものです。

また数多くある金融商品は、取引を行う人の姿勢によって投資にも投機にもなり得ます。商品によって数年以上持ち続けるものもあれば、数ヶ月で手放すものもあるでしょう。

初心者には投資がおすすめ

初心者の方には投資がおすすめです。なぜなら投機は常に相場をチェックする必要があったり、リスクを小さく抑えるためのテクニックが必要とされるからです。

投資は投機に比べて相場を細かくチェックしなくてもよく、トレードのテクニックを必要としないので、初心者の方にうってつけです。トレードに慣れてきたら投機を行ってみても良いでしょう。

投機と投資の使い分けをしよう

投機と投資を具体的に使い分けるには、短期的な値動きに乗じて利益を上げようとしているかどうかに着目します。投資では基本的に過去の価格推移から値動きを分析し、テクニカル分析やファンダメンタルズを駆使して取引しているのです。

投機はチャンスや機会に運用資金を投じる手法となっています。主に大きな値動きに飛びつくことになるため、損切りラインの設定を忘れないようにしましょう。

仮想通貨・ビットコインは投資なのか?投機なのか?

2017年末に高騰し2018年始に暴落した仮想通貨市場は、「投機である」といった指摘もあります。

仮想通貨は投機性が強い商品

「ブロックチェーン技術」と呼ばれる情報の共有管理ネットワークシステムに価値があり、利便性が評価されています。そのため仮想通貨は投資であるといった意見があります。

しかし仮想通貨は、値動きが激しくテクニカル分析が効かない不規則な動きをすることもあります。そのため投機といわれる傾向があります。

「価値の裏付けが難しい」ことが投機と呼ばれるゆえんでしょう。

仮想通貨で資産運用していく上での注意点

現状の仮想通貨は、値動きが激しくデタラメな値動きをしています。そのため取引するときは、しっかりと損切りラインや利確ラインを決めてポジションを持つ必要があるのです。

そして仮想通貨市場は新興の取引所が多いことでハッキングや頻発していることや、法整備が遅れていることで詐欺が横行しています。そのため急な価格変動に注意しましょう。

投資・投機の具体的な取引方法一覧

投資・投機の具体例

投資

投機

株式の長期保有

株式の短期取引

金利を狙ったFX投資

キャピタルゲインを狙ったFX投資

投資信託の長期保有

投資信託の短期取引

預金

宝くじ

国債

仮想通貨

金の長期保有

金の短期売買

不動産投資

保険・個人年金

ここでは投資と投機の具体的な取引例をあげてみました。前述した通り、同じ商品や運用方法でも考え方によっては投資と投機の側面があることがわかります。

ご自身の目的に合わせて投資と投機を使い分け、取引方法を選ぶようにしましょう。

投資と投機の違い まとめ

投機と投資の違いは、過去の値動きを考慮している点や取引する期間の違いにあります。ギャンブルも極めれば奥が深いです。しかしよく使われているギャンブルというワードは、主に運任せな取引といった印象があります。

投機やギャンブルのような取引をするときは、損切りラインの設定が重要であるといえるでしょう。