- Krakenで取り扱っている銘柄は幅広く厳選されている
- Krakenの口座開設手順はむずかしくない
- Krakenは日本居住者へのサービスを停止中
アメリカに拠点をおく仮想通貨取引所のKrakenはPayward,Incが運営しています。日本国内での認知度はそれほど高くありませんが、日本では取り扱っていない銘柄もあり、取引においても独自の仕組みがあります。
そこで今回はKrakenの取り扱い通貨を中心に詳しく解説しています。
Krakenは日本語対応だけではなく、日本円の入金にも対応している数少ない海外の取引所でもあります。いろんな面で日本人が使いやすい取引所でしたが2018年(平成30年)7月26日の最終取引日をもって日本居住者の取引が行えなくなりました。 ※公式的な発表ではサービス再開の旨は記されていません。
Kraken (クラーケン)
Krakenは2011年に運営がスタートし、2014年には日本法人も設立されています。海外の取引所でありながら日本にも拠点があるのでサポート体制では安心できます。また、取引画面も日本語に対応しているので使いこなすにも時間はかからないでしょう。
Krakenの特徴的な仕組みに認証レベルがあります。レベルに応じて取引や入出金に制限が出てきます。以下の表をご覧ください。
個人の投資家であれば認証レベル3までで十分な取引が可能です。本人確認書類の提出までいって、認証レベルをあげていきましょう。
Kurakenの口座解説手順
Kurakenの大まかな口座開設手順は以下のようになります。
- 公式サイトの右上の「アカウント作成」をクリック
- メールアドレス、ユーザー名、パスワードの入力
- 返信されてきたメールのURLをクリック
- 公式サイトに戻り「ログイン」から取引ページなどに入る
一般的な仮想通貨取引所の口座開設と変わりませんのでそこまで難しくはないでしょう。アカウントの開設に成功したら先の認証レベルをあげるステップをこなします。
Kraken (クラーケン) での取り扱い通貨について
Krakenでは2020年7月時点で34種類の仮想通貨を取り扱っています。メジャーのものから国内取引時では取り扱いのない銘柄が厳選されています。
Kraken (クラーケン) 取り扱い仮想通貨一覧
Kraken (クラーケン) で取り扱っているおすすめの仮想通貨
Krakenで取り扱っている34種類の銘柄で国内ではあまり聞かないおすすめ銘柄を紹介します。
Gnosis (グノーシス/GNO)
2017年にイーサリアムのブロックチェーン上で開発された分散型予測市場です。例えていうならば競馬やカジノのようなものです。ある未来の事柄についてどうなるか予想し、仮想通貨を賭けることで成り立ちます。
分散型市場ですので胴元が不在でオッズ(見込みを表す確率)が決められていないのが特徴となります。
Stellar (ステラ/XLM)
Rippleをもとにしてつくられた仮想通貨で2014年7月に公開されています。特徴もRippleに似ていて、銀行や決済システムと人を結ぶプラトフォームであり、コストをかけずにスムーズな国際送金や決済を可能にします。
Kraken (クラーケン) に上場したカルダノエイダコイン (CARDANO/ADA) とクアンタム (Quantum/QTUM)
Krakenではカルダノエイダコインとクアンタムの取り扱いが開始され、いくつかの仮想通貨と法定通貨でも取引が可能になっています。
ともに法定通貨なら米ドル、ユーロ、カナダドルでの取引ができて仮想通貨ならビットコインとイーサリアムで取引ができます。
Kraken (クラーケン) の取り扱い通貨に関するまとめ
Krakenはアメリカの会社が運営し歴史も長く、世界的にみても取引量の多い取引所となります。取り扱い銘柄は決して多いとは言えませんが珍しいコインの取引も可能です。
取引には認証レベルを設定して顧客の管理もしっかりと行っているため安心した取引が可能です。国内でのサービス再開があったら利用しやすい取引所ですので念頭に入れておきましょう。
Kraken (クラーケン) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。