- Liquid by FTXの各種手数料は安い
- 日本円の誤入金回復は不可能となっているので注意
- Liquid by FTXでは0.01 BTCから取引可能
QUOINEXとQRYPTOSが統合されたことで誕生した、国内仮想通貨取引所Liquid by FTX。元はQUOINEXという名前の取引所でした。
「入金手数料って結構とられるところ多いけど実際Liquid by FTXは安い?」「取引手数料ってややこしいよね・・・」
そんな疑問を抱いていませんか?
本記事ではLiquid by FTXにて発生する取引手数料や日本円の入出金手数料などをくわしく解説していきますのでご安心ください。
それではみていきましょう。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) とは
Liquid by FTXは金融庁 (関東財務局) より仮想通貨交換事業者として認可を受けた取引所です。
みなし業者ではありませんので、取引所が突然閉鎖するといったリスクは少なくなっています。さらにLiquid by FTXはワールドブックと呼ばれるシステムを採用することで、流動性の少なさを改善している取引所です。
加えて取引所独自の仮想通貨「QASHトークン」を取り扱っていることでも話題となっており、QASHトークンは今後取引手数料の割引などといったさまざまな機能を付与される予定となっています。
Liquid by FTX取引所の公式スマホアプリがリリースされていますので、外出先でも気軽にアクセスすることができるいまオススメの取引所。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の取引 (売買) 手数料
Liquid by FTXにて発生する取引手数料について、他の国内仮想通貨取引所にて発生する取引手数料と比較していきます。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の取引手数料
Liquid by FTXは日本円建の仮想通貨取引で発生する取引手数料を、無料に設定しています。またLiquid by FTX独自のトークンQASHの取引も、取引手数料が無料です。日本円建以外の仮想通貨取引は、取引手数料が一律0.1%に設定されています。
取引手数料をQASHで支払うと、半額の0.05%で仮想通貨を取引できます。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の取引 (売買) 手数料を他の取引所と比較
Liquid by FTXを含めた、8箇所の取引所にて発生する仮想通貨取引手数料、そして最低取引単位を表にしました。
さすがにどこも「無料」で大差はありません。取引の回数を心配することなく、安心してお使いいただけます。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) のスプレッド手数料
Liquid by FTXにて発生するスプレッド手数料についてもみていきましょう。
※スプレッド手数料とは仮想通貨の価格における、買値と売値の価格差になります。
基本的に取引所内では、「手数料無料」の取引所が多く、取引にて手数料は発生しませんが、板取引ではない販売所形式にてやや高めの「スプレッド」が発生する可能性があります。
このあたりに注意しておけば、手数料での失敗はなくなります。
ちなみに、Liquid by FTXにて発生するスプレッドは「100円前後」となっています。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) のレバレッジ手数料
Liquid by FTXのレバレッジ取引で発生する取引手数料は、一律無料に設定されています。ただポジションを保有し続けていると、日本時間1時・9時・17時の3回に分けて合計0.1%の手数料を徴収されます。
またロスカット時に発生する手数料は、「取引量×決済時の価格×0.2%」です。それぞれ取引手数料の発生するタイミングが異なるので注意しましょう。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) のレバレッジ手数料
Liquid by FTXでは、ビットコインやアルトコインといった種類に関わらず、ポジションを保有したまま日をまたぐと「0.025%/日」の手数料が発生するように設定されています。
レバレッジ手数料とは仮想通貨を用いて行うFXの取引手数料を指しています。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) のレバレッジ新サービス「Liquid Perpetual」とは
取引手数料が新しく
リキッドバイコインでは、取引手数料のルールを新しくしています。指値注文で発生するmaker手数料は-0.025%で、お得な売買が可能になりました。
成行注文によるtaker手数料もQASHユーティリティに従い、取引手数料のうち半分が戻ってきます。直近30日間の出来高で手数料が決まるしくみですが、売買しやすい環境に変わったでしょう。
QASHユーティリティとはリキッド独自開発トークンであるQASHで手数料を払った場合、成行注文時の手数料から半分を還元してもらえるルールです。
スワップポイントが発生
Liquid Perpetualと他の複数の取引所における現物平均価格の違いから、スワップポイントが発生しますが、プラスなら取引所から手数料を受け取れます。
1日3回スワップが発生するので、プラスなら保有期間が長いほど利益を重ねやすくなるでしょう。ただしマイナスに変わった場合は取引所に支払わなければならないので、余分な損を避けるために決済などの判断が重要です。
専用オーダーブック
Liquid Perpetual独自のオーダーブックができました。通常のレバレッジや現物の各取引とは別に使えるので便利でしょう。
対象者は?
Liquid Perpetualは、リキッドバイコインに承認済みアカウント登録を済ませていれば、誰でも利用できます。しかし2020年4月30日までに承認済みでなければPerpetualやレバレッジを使えないので注意が必要です。
改正金融商品取引法により、リキッドは予定している第一種金融商品取引業への登録をクリアできるまではみなし業者になります。その期間内にアカウントを作ってもPerpetualを利用できません。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の日本円入出金手数料
Liquid by FTXにて発生する日本円入出金手数料について、他の取引所と比較してみていきましょう。
誤入金回復手数料について
Liquid by FTXにて日本円を誤って入金してしまった場合ですが、入金を取り消すことはできません。
しかし仮想通貨の場合は、5,000USD相当額以上の場合のみ、入金数量の10%と処理手数料500QASHを支払うことで可能となっています。
QASHトークンを保有していない方は、QASHを購入してから誤入金回復手続きを行ってください。
日本円入出金手数料 他の取引所との比較
Liquid by FTXを含めた、8箇所の取引所にて発生する日本円入出金手数料を表にしてみました。
LiquidbyQuoineは、出金手数料がやや他の取引所に比べて高いと言えます。
出金を頻繁に行いたい方は、このあたりにご注意ください。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の送金手数料
Liquid by FTXの仮想通貨送金手数料についてみていきます。こちらも他の取引所にて発生する仮想通貨の送金手数料と表を用いて比較していきます。
送金手数料 他の取引所との比較
Liquid by FTXを含めた8箇所の取引所にて発生する仮想通貨の送金手数料です。
送金手数料が「無料」となっている取引所では、取引所が設定する送金手数料が無料となっています。しかし仮想通貨の送金には、仮想通貨の取引承認作業であるマイニングを行なっているユーザーに報酬として支払う「マイナー手数料」が発生しますので、無料と記載されている取引所であってもこのあたりに注意してください。
マイナー手数料は、マイナーの人数や送金詰まりの状態により変動します。
Liquid by FTXでは送金手数料は「無料」です。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の手数料を他の取引所と比較
Liquid by FTXの各種手数料は、日本円の出金手数料とレバレッジ取引手数料を除けば安いといえます。取引所によって各種手数料が異なるので、状況に応じて使い分けるのがオススメです。
Liquid by FTX (リキッドバイエフティーエックス) の手数料のまとめ
ここまでLiquid by FTXにて発生する各種手数料について解説してきました。他の国内仮想通貨取引所にて発生する各種手数料と比較してみると、比較的安いといえます。
最後にLiquid by FTXの「手数料」に関する情報を一覧表にしてまとめておきましょう。