- ライトコインはビットコインよりも送金時間が短い
- ライトコインが高騰しているのは半減期を迎えたことが要因
- 2020年に半減期を迎えるのはビットコイン・モナコイン・ジーキャッシュ
2019年末から2020年3月頃まで、ライトコインの価格は上昇していました。ただライトコインが半減期を迎える時期は、さらに高騰していたことをご存知ですか?
本記事では、ライトコインの特徴、高騰時のラインコインの値動き、ラインコインの取引におすすめの取引所を紹介します。
高騰しているライトコイン (Litecoin/LTC) とは?
ライトコインは2020年に入って上昇を続けていました。ただ過去にも今回以上の高騰が何度も起きています。
そもそもライトコインが開発されたのは2011年10月。ビットコインの弱点を補うために開発されました。ライトコインは、アルトコインの中でも歴史が古いため、ほとんどの国内取引所で取引ができます。
また時価総額は2020年3月時点で2,789億6,388万6,482円もあり、7番目に時価総額が高い仮想通貨です。
高騰しているライトコイン (Litecoin/LTC) の特徴
2020年1月頃からライトコインが高騰しています。ライトコインの特徴は4つあります。
- 発行上限が多い
- 送金時間が短い
- 非中央集権的な仮想通貨
- 半減期が価格を変える
発行上限が多い
ライトコインの発行上限はビットコインの4倍である8,400万枚です。発行上限が多いということ、それだけ市場に流通するライトコインが多くなるため、取引が活発化します。
これだけ発行枚数が多ければ、供給量に余裕があるので、ライトコインの価格は安定しやすいです。なお発行枚数が多すぎれば、価格が暴落するリスクも高くなるので一概に、発行枚数が多い=良い、というわけではありません。
送金時間が短い
ライトコインの送金時間は2分30秒しか掛かりません。一方ビットコインの送金時間は10分も掛かります。
ライトコインなら、ビットコインよりもスムーズな送金ができるので、個人間送金だけでなく、店舗での決済にも利用できます。今後実用的になるのは、明らかにライトコインです。
また送金時間が短い仮想通貨は、取引所での手数料も安くなるため、取引をして利益を得やすい仮想通貨ともいえます。
非中央集権的な仮想通貨
ライトコインは、ドルや円といった通貨のように国や銀行が管理していません。
非中央集権的な仮想通貨なので、少人数の権力者がデータを無断で改ざんすることや、悪用して利益を得ることはできないしくみになっています。
また発行上限も多いため、ライトコインの価格を不当に吊り上げて、価格を高騰させることもできません。そのため誰もが安心して取引をしやすい仮想通貨です。
半減期が価格を変える
半減期とは、仮想通貨のマイニング報酬が半減する時期です。一般的に仮想通貨は半減期を迎える時期が近づくと、価格が上昇します。なぜなら半減期を迎えると、市場に出回る仮想通貨の量が減少するためです。
また半減期を迎える前まで上昇した仮想通貨が、下落トレンドに転換するケースもあります。当然一定期間上昇し続けていることがわかっていれば、仮想通貨の値動きも活発化しやすいです。
高騰時のライトコイン (Litecoin/LTC) の値動き
半減期がライトコインなど仮想通貨の値動きに大きな影響を与えることがわかったとことで、高騰時のライトコインの値動きについて解説します。
ライトコインの1回目の半減期は2015年8月後半でした。
半減期2ヶ月前の6月頃に250円未満だったライトコインの価格は、わずか2ヶ月で1,000円以上まで上昇しました。しかしその後半減期になる頃には、500円以下の価格まで暴落しています。
このようにライトコインが半減期を迎える時期は、価格の暴騰や暴落が起きやすくなります。
ライトコイン (Litecoin/LTC) の高騰要因は半減期?
ライトコインの高騰要因は本当に半減期が原因なのでしょうか?2回目の半減期前後の値動きも見てみます。
半減期が始まる5ヶ月前の価格は5,000円でした。しかし半減期2ヶ月前の6月には、15,000円まで上昇しています。ただ6月をピークに下落が始まり、半減期当日以降も下落し続けています。
つまりライトコインが上昇しやすいのは、半減期を迎える半年前頃から、半減期直前の2ヶ月前後であることがわかりますね。
ライトコインの半減期・次は2023年頃
ライトコインの半減期は、1回目が2015年8月、2回目が2019年8月でした。そう考えると、次のライトコイン半減期の予測も立てやすくなります。
おそらく次回のライトコインの半減期は2023年頃になるのではないでしょうか?また半減期の1回目も2回目も8月に半減期を迎えているため、特別な発表がない限り、2023年の8月頃が有力だと思います。
ライトコイン (Litecoin/LTC) の半減期を待てない!半減期で高騰しそうな仮想通貨
ライトコインの半減期は2023年ですが次のチャンスまで3年以上あるため、それまで待つのは大変かもしれません。実は2020年から2021年に半減期を迎える仮想通貨があります。
特に、時価総額・人気が高いビットコインは注目です。ただビットコインの価格は既にピークを過ぎているかもしれません。他の3種類の仮想通貨がチャンスですね。
高騰前にライトコイン (Litecoin/LTC) を購入できるおすすめの取引所
高騰前にライトコインを購入できるおすすめの取引所を選びました。取引所の信頼性やセキュリティはもちろん、ライトコインのスプレッドも調査しました。これから、半減期の取引を狙っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
1位 Coincheck (コインチェック)
- 取扱仮想通貨が11種類と国内取引所最多
- 2020年以降に半減期を迎える仮想通貨も取引可能
- マネックスグループの傘下で、セキュリティが万全
- スマホアプリが使いやすくて初心者向き
Coincheckのメリットは、国内取引所最多の11種類の仮想通貨が取引できることです。また2020年以降に半減期を迎える「ビットコイン」「モナコイン」「ライトコイン」「ビットコインキャッシュ」の取引が可能です。
マネックスグループの傘下に入ったため、資本金は豊富で、セキュリティ対策も強化されました。またスマホのアプリの操作性が良く、初心者でもかんたんに取引ができます。
一方でCoincheckのデメリットは、レバレッジ取引ができないことと、スプレッドが一画面で表示されていない点です。
2位 bitFlyer (ビットフライヤー)
- 資本金が41億円
- 国内取引所最大のユーザー数と取引量
- 不正ログインや盗難被害について最大500万円の補償
bitFlyerは、国内取引所最大のユーザー数と取引量を誇ります。さらに保険会社と契約し、不正ログインや取引所が盗難に遭った場合、最大500万円の補償が受けられることが特徴です。
ただbitFlyerはスプレッドが他社よりも高いです。もしスプレッド重視で選ぶなら、他の取引所が良いですね。
3位 GMOコイン
- コールドウォレットで管理
- スプレッドが安い
- ライトコインのレバレッジ取引が可能
GMOコインは、東証一部上場企業のGMOグループの一員。資本金やセキュリティ対策も万全です。仮想通貨はコールドウォレットで管理しており、盗難リスクがありません。
さらにレバレッジ取引ができ、効率よく利益を出したい場合にぴったりです。一方で相場の急変時は、一時的に取引規制がかかることがあります。またモナコインが取引できません。
ライトコイン (Litecoin/LTC) の高騰まとめ
ライトコインの次の半減期は2023年です。ライトコインで取引をするなら半減期の半年前から購入しておくことをおすすめします。
またCoincheckなら仮想通貨の取扱銘柄が多いため、多くの仮想通貨の半減期に備えることが可能です。2020年以降はビットコインやモナコインなどで半減期が予定されているため、今のうちに準備しておきましょう。