- MEXの基本情報がわかる
- MEXのメリット・デメリットがわかる
- MEXの口座開設方法から使い方までがわかる
本記事では「MEX」について解説します。
MEXとは仮想通貨のレバレッジ取引で有名な、BitMEXのことです。仮想通貨取引を行っている投資家であれば、一度は名前を聞いたことがあるでしょう。
基本情報や口座開設方法、使い方などについて、画像付きで解説していきます。
MEX (BitMEX) の基本情報
MEXとはBitMEXの愛称です。最大レバレッジ100倍や追証なしで仮想通貨のレバレッジ取引ができるとして、世界中の投資家に人気があります。
ホームページはもちろんお問い合わせも日本語に対応しているため、日本人の投資家も利用しやすい取引所です。
MEX (BitMEX) の特徴
MEX (BitMEX) の取扱通貨
MEXは仮想通貨のレバレッジ取引だけでなく、先物取引も行える仮想通貨取引所です。ビットコインの価格を予想する、UP&DOWNにも対応しています。
またXBTという仮想通貨は、ビットコインのことです。
MEXで取り扱っている仮想通貨は、上記の8種類です。ユーザーはレバレッジをビットコインが100倍・イーサリアムが50倍・ライトコインが33.33倍で、他のアルトコインは一律20倍まで設定できます。
MEX (BitMEX) の手数料
入出金手数料
MEXは日本円の入出金に対応していない、海外の仮想通貨取引所です。仮想通貨を取引するときは、上記の仮想通貨を入金する必要があります。MEXでは仮想通貨の入出金手数料が一律無料です。
ただビットコインのみ、出金時にマイナー手数料が発生します。
取引手数料
MEXの取引手数料・資金調達率は、上記の表通りです。資金調達はポジションを保有していると、8時間ごとに発生します。ロングは資金調達率分の手数料を受け取れますが、ショートは手数料を支払う必要があります。
MEX (BitMEX) のメリット
メリット1 最大レバレッジ100倍の取引が可能
MEXはレバレッジを最大100倍までかけて、仮想通貨取引を行える取引所です。仮想通貨の種類により最大レバレッジは異なるので、取引を行う前に確認しましょう。
メリット2 追証がない
MEXでは追証が発生しません。レバレッジ取引は保有している資産以上の金額を動かして、大きな利益を狙える取引方法です。取引をするときは、一定の証拠金が必要になります。
しかし保有しているポジションのマイナスが膨らみ続けると、証拠金が不足し強制ロスカットされてしまいます。追証が必要な取引所では、不足分の証拠金を入金しなければなりません。
一方追証がないMEXでは、強制ロスカット後にマイナス分を自動でリセットしてくれます。そのため急な価格変動でポジションのマイナスが膨らんでも、大きな借金を背負う必要はありません。
メリット3 安心の日本語対応
MEXは海外の仮想通貨取引所ですが、日本語に対応しています。海外の仮想通貨取引所では、日本語に対応していないことが多いです。しかしMEXはホームページとお問い合わせが日本語に対応しているため、日本人の投資家もスムーズに利用できます。
MEX (BitMEX) のデメリット
デメリット1 日本円の出金に対応していない
MEXでは日本円の出金に対応していません。そして入金にも対応していないため、取引を行うときは仮想通貨を入金する必要があります。MEXはビットコインの入金に対応しているので、ビットコインを外部ウォレットや取引所から送金しましょう。
デメリット2 現物取引に対応していない
MEXは仮想通貨のレバレッジ・先物取引に対応している取引所です。しかし現物取引には対応していません。仮想通貨の現物取引を行う場合は、bitbankやbitFlyerなどを利用しましょう。
デメリット3 入金できるのがビットコイン (Bitcoin/BTC)のみ
先ほども解説しましたが、MEXはビットコインの入金のみ対応している取引所です。アルトコインの入金は対応していないため、送金しないように注意しましょう。
MEX (BitMEX) の使い方
MEX (BitMEX) の入金方法
MEXで仮想通貨を取引するには、まず「アカウント」をクリックしましょう。次に左メニューの「入金」をクリックし「入金用QRコード」と「BTCの入金アドレス」を確認してください。
その後外部ウォレットや取引所に、MEXの入金アドレスを入力しましょう。
MEX (BitMEX) の出金方法
MEXから仮想通貨を出金するには「アカウント」をクリックして、左メニューの「出金」をクリックしましょう。出金手続き画面に切り替わったら、以下の情報を入力してください。
- 送金先の入金アドレス
- 送金額
- マイナー手数料 (最低0.001XBT)
- 二段階認証アプリのコード
マイナー手数料が多ければ多いほど、送金速度が速くなります。
必要事項をすべて入力し終えたら「送金内容」を確認しましょう。次に「送信する」をクリックしてください。「出金履歴」では送金の状況や履歴を確認できます。
最後に出金確認メールが届くので、「View Withdrawal」をクリックしてください。以上でMEXの出金手続きは完了です。
MEX (BitMEX) の取引方法
①注文発注
MEXの取引画面左上には、注文発注画面があります。注文手順は以下の通りです。
1.指値や成行などの注文方法を選択する
2.注文数量を入力する
3.注文したい価格を選択 (指値注文時)
4.買いか売りボタンをクリックする
②レバレッジ設定
注文発注画面の下には、レバレッジを設定する画面があります。つまみを右にスライドさせると、簡単にレバレッジを調整できます。
③対象通貨の契約詳細
選択中の仮想通貨に関する情報を確認できます。表示されている情報は以下の通りです。
- 現在の価格
- 24時間の取引量
- 建玉残高
- 資金調達率
- 契約価格
④通貨ペアの選択
MEXの取引画面上側には、取引可能な通貨ペアが表示されています。クリックするとチャート画面やオーダーブックなどが切り替わります。
⑤オーダーブック (取引板)
オーダーブックとは取引板のことです。現在並んでいる注文のバランスを確認できます。上が売り注文・下が買い注文なので、確認しながら注文を行いましょう。
⑥最近の取引 (約定履歴)
チャート画面の右側には、成立した取引一覧を確認できます。
⑦ポジション確認画面
チャート画面の下には、ポジションを確認する画面があります。注文の種類を選択すれば、決済済み・アクティブ・ストップなど様々な種類のポジション情報を確認可能です。
⑧チャート画面
チャート画面右上の矢印をクリックすると、画像のようにチャートが大きく表示されます。描画ツール・時間足やインジケータなどのツール・スケールの自動調整など、様々な項目を利用可能です。
MEX (BitMEX) の口座開設方法
MEXで口座開設を行うときは、まずホームページにアクセスしましょう。登録ボタンをクリックすると、画像の画面に移動します。登録手続きページに移動するので、以下の項目を順に入力してください。
①メールアドレス
②パスワード
③居住国
④氏名
最後に⑤「登録」をクリックして、手続きを進めましょう。
入力したメールアドレス宛に確認メールが届くので、⑥「Verify My Email」をクリックしてください。以上の手順で、MEXの口座開設は完了です。
MEX (BitMEX) の二段階認設定方法
MEXで二段階認証を行うには、まず「アカウント」をクリックしましょう。画面が切り替わったら「セキュリティセンター」をクリックしてください。次に「2要素タイプを選択」をクリックします。
二段階認証アプリを選択すると「認証コード」と「QRコード」が表示されます。二段階認証アプリで読み込み「アプリで表示されている6桁のコード」を入力しましょう。最後に送信するをクリックすれば、二段階認証が完了します。
一度自動ログアウトするので、再度メールアドレス・パスワード・二段階認証コードを入力してログインしましょう。
MEX (BitMEX) まとめ
MEXの基本情報から、二段階認証の設定方法までを解説しました。MEXとはBitMEXの愛称で、新興取引所ではありません。MEXという名称に聞き覚えがなくても、BitMEXと聞けばピンとくる方はいるでしょう。
仮想通貨のレバレッジ取引を行うなら、レバレッジ最大100倍・追証なしのMEXがオススメです。ビットコインだけでなくイーサリアムやリップルなどといった、アルトコインのFX取引もできます。また買い注文でポジションを保有していれば、資金調達分の手数料を受け取れます。
MEXは日本円の入出金に対応していないので、ビットコインを入金してレバレッジ取引を開始しましょう。
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