モナコイン (MonaCoin/MONA)とは?高騰の理由、投資情報と将来性

1分で理解する要約
  • モナコインは2ちゃんねる発祥の仮想通貨
  • SEGWITを搭載したので技術的に優れてる

日本発祥の仮想通貨として注目されている「モナコイン」。一部のユーザーには大人気で実用性も出てきています。また、価格の高騰もみせていますので今後にも期待しているユーザーもいるでしょう。

そこで、今回は価格高騰の理由と将来性をうまく紐づけて解説していきたいと思います。

モナコイン (MonaCoin/MONA)とは

日本発の仮想通貨

モナコインは日本発の仮想通貨です。日本で最初に生まれた仮想通貨です。2ちゃんねるから誕生しています。(2ちゃんねるは現在、5ちゃんねるです)

2ちゃんねるのソフトウェア板(ソフトウェアに関する話題を扱うカテゴリ)で生まれ、多くのファン、有志により色々なサービスが生まれていきます。名前も一風変わっていますが、「モナー」からコインの名前を取っているユニークな仮想通貨です。

また、モナコインプロジェクト(モナコインの公式サイト)には以下のように定義されています。

Monacoin project

モナーコイン(モナコイン)は2013年12月に誕生した日本初の暗号通貨です

有名なアスキーアート、「モナー」をモチーフにしています

モナーコインは誰かが管理・運営する中央集権型ではなく、各ユーザーのPCで実行されるクライアントプログラムによって維持される完全分散型の決済システムです。

モナコインは多くの仮想通貨が理念に掲げる「非中央集権型」の仮想通貨でもあります。ビットコインと同様P2Pを採用していますので、特定のサーバーを持たず管理者が不在であるため、非中央集権型を実現させています。

開発者(ワタナベ)はライトコインの「2chPOOL」という採掘プール(マイニングを担当するグループ)を運営しています。また、モナコインはライトコインの仕組みとほぼ同様です。

また、発行上限は1億500万枚。金融庁が審査をして仮想通貨交換業者での取り扱いを認めているホワイトリストにも載り、健全な運営が認められています。仮想通貨の時価総額ランキングでもトップ10前後を常にキープしている人気のコインでもあります。

知名度

モナコインは2ちゃんねらーを中心に話題になり、その広がりは仮想通貨ユーザーにも見られます。


クリエイターのみんな、「モナコインはじめました」って言うんだ!どっかから飛んでくるぞ!
— ミツコア (@mizcored)
引用元:X (Twitter)

後ほど、実用性については説明しますが、モナコインは「投げ銭」ができ、知っているユーザーの間では流行っています。また、このツイートのように、「モナコインが貰える」ということ広めようとしているので、どんどん知名度は上がってくると思います。


家に帰ったら、モナコインがポテトになってた!!!すごいー!!
— TAAKE_JPYC (@taka4198aq)
引用元:X (Twitter)

こちらのツイートを見ればモナコインの親しみやすさや知名度は伝わるのではないでしょうか。遊び感覚とは思いますが、料理にまでモナコインのキャラクターを出しているほど人気があります。

それから、投資をしている方はご存知かと思いますが大物投資家のCISさんもモナコインのトレードをしています。


ビットコインさらに買い増しこれでパンパンもなコインも買い増ししたよ
— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984)
引用元:X (Twitter)

誰もが知る投資家がトレードしているともあり、知名度はぐんぐん上がっていいます。モナコインを広めようとする人、家庭でも身近なものにしている人、大物投資家もトレード。いろんな側面からモナコインの知名度は高まっていると言えます。

SEGWIT(セグウィット)が対応

モナコインのテクノロジーで注目すべきは世界で初めて「SEGWIT(セグウィット)」を搭載したということです。セグウィットとは端的にいうと処理能力を上げる技術です。ビットコインもそうですがブロックチェーンの技術をもつ仮想通貨はブロックチェーン上に取引記録を残していきます。

モナコインも同様でブロックチェーン上に様々な取引記録を保存します。その記録をする時に処理が遅いと送金詰まりなどユーザーは不利益を被ります。

そうならないためにセグウィットを搭載しました。取引(トラザクション)の容量を小さくし多くの取引の処理ができるようになりました。

実生活で使える

モナコインは処理速度に優れているだけではありません。先ほど少し触れましたが実生活でも使えます。「投げ銭」です。具体的にはツイッター上でモナコインを受け取ることができるのです。

「tipmona」と呼ばれるウォレットにモナコインを保有することができ、ツイッターで気になるユーザーが居れば送金する。逆に受け取ることもできます。tipmonaはツイッターアカウントだけで使えるので便利です。

さらに、モナコインを決済方法として使えるお店も増えてきました。オンラインショップの「ビットコインモール」や「ark」、モナコインのユーザーが集まる「Monappy」で使えます。Monappyはモナコインのポータルサイトでもあるので、コインの入出金、コミュニティー内ではユーザー同士の投げ銭などもできます。

実店舗では東京などの首都圏を中心として飲食店などでも決済が可能になっています。これからも対応店は増えていくでしょう。

モナコイン (MonaCoin/MONA)の高騰の理由

モナコインは2017年に2度、高騰しています。10月と12月です。仮想通貨の価格暴騰、暴落は日常的に起きますが、理由をしっかりと把握すると今後のトレードにも役立ちます。まずは、高騰の理由を探っていきます。

1度目の高騰:2017年10月

価格が50円ほどから700円を越す高騰でした。考えられる理由の一番の点は認知度の高まりでしょう。モナコインは2017年10月2日に国内大手の取引所、ビットフライヤーでの取引が開始されました。ビットフライヤーの登録者数も多いことから購入したユーザーも多くなったと考えられます。

購入しようとする背景には先程紹介したセグウィットなど優れた技術を搭載しているのにも関わらず価格が安いので、将来性があると踏んで購入したユーザーも多かったでしょう。また、ホリエモンこと堀江貴文さんなどもモナコインには早くから注目し発言をしていました。

2度目の高騰:2017年12月

上旬に2600円ほどの値段をつけます。10月と比べても3倍以上の値段です。この理由にはCISさんなど大物投資家の買い注文が大口であった事と考えられます。

それから、独自トークンのモナパーティのリリースがありました。また、ビットフライヤーが国内だけではなく海外(アメリカ)でも仮想通貨の交換事業を始めた事などが高騰の理由と考えられます。加えて、年末は全体的な仮想通貨の値上がりもあったのでその波に乗った格好でもありました。

モナコイン (MonaCoin/MONA)の暴落の原因

モナコインは長期的には、右肩上がりに価格が伸びているコインという訳ではありません。直近でいうと2018年1月に暴落しています。先ほどの瞬間最高の2600円前後から690円まで下がっています。

この時期にモナコインに関して、または仮想通貨界で大きなニュースはありませんでした。考えられるのは大物投資家達を中心に売りが殺到したということです。モナコインの信用というより、仮想通貨、特にアルトコインの暴落が影響しているのかもしれません。

今後もモナコインで投資する場合には他のコインの動向を見ながら行う必要がありそうです。

モナコイン (MonaCoin/MONA)の購入方法

暴騰も暴落も経験したモナコインですが、注目度の高さは変わりません。これからモナコインを買いたい方のために購入できる取引所を紹介します。
国内、海外合わせると10箇所程度、モナコインを取り扱っている取引所があります。厳選して3つ紹介します。

モナコイン (MonaCoin/MONA)を扱っている取引所

①国内:ビットフライヤー(bitFlyer)

bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。

ビットコインになりますが国内では最大の取引量を誇ります。既述の通り、それだけ登録者数がいるわけです。また、不正出金、流出の際の補償制度もあるので安心して取引できます。安全度はNo. 1で、国内登録者数がダントツNo. 1の200万人です。(2位のZaifは50万人です。)

②国内:ビットバンク(bitbank)

Bitbank (ビットバンク)
取扱通貨
30銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitbank (ビットバンク) は、リップル社公式の取引量ランキング「XRP Market」の過去30日間統計において、11,749,018,567.14USD を記録し、XRP (リップル) の取引量世界No.1に選ばれました。

最近注目されるようになった取引所です。取引所での取引が無料だったり嬉しい面があります(期間限定の場合もあり)。さらに、運営会社がブロックチェーン大学校などを運営しブロックチェーンに関しての情報発信に努めています。

③海外:ビットレックス(BITTREX)

Bittrex (ビットレックス)
取扱通貨
取引手数料
最大レバレッジ
日本語対応
-
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Bittrexは、シアトルとリヒテンシュタインに拠点を置く仮想通貨取引所で、およそ300種類のの仮想通貨を扱っています。マイクロソフトとアマゾンの元エンジニアによって2014年に設立され、高度なセキュリティ(一度もハッキングされていない)、高い流動性、広いサービス展開、使いやすいモバイルアプリなどを特徴としています。低い取引手数料と自動化された取引システムも提供しており、USドルやユーロでの直接取引も可能です​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​。

海外の取引所になりますので、仮想通貨の取引に慣れてからの口座開設をおすすめします。ビットレックスの特徴はアルトコインの取り扱いが豊富なことです。200種類前後の取り扱いです。また、モナコインの海外取引量では最大を誇ります。

以上、3箇所がモナコインの購入におすすめな取引所です。特徴を把握して使い分けてみるのもいいでしょう。

モナコイン (MonaCoin/MONA)の将来性

では、最後に、気になるモナコインの今後を考えたいと思います。日本で初めて生まれた仮想通貨ですので依然として注目度はキープしていくと考えられます。国内でのコミュニティーの広がりは進みそうです。そうなれば、価格の暴騰も考えられます。海外でのコミュニティーも増えるとさらに拍車がかかるでしょう。

2ちゃんねると言う掲示板サイトから生まれたコインですので根強いファンは離れないと思いますので、それがどこまで広がりを見せるかです。もし購入を検討中であれば、ツイッターなどを中心にコミニュティーやイベントなどが発生していないか注視する必要があります。

参考 : モナコイン (MonaCoin/MONA) の将来性と今後の見通し | 2020・2021年の価格予想と投資戦略

まとめ

一見ネタコインのように感じるモナコインですが、多くのファンが居て、高い技術を実装している仮想通貨です。国内産仮想通貨ということもあり日本人に親しまれおり、今後どのように普及して行くか注目です。

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