ネム (NEM/XEM) は高騰する?現状の分析と将来の予想を徹底解説

1分で理解する要約
  • 2020年明けからネムの価格が高騰し話題に
  • 背景には技術アップデート「Catapult」による知名度上昇などがある
  • ネムの購入におすすめな取引所も紹介

2020年明けからネムの高騰が話題です

なぜネムがここまで投資家の注目を受けているのかが気になる人や、これから本当に買い時と言えるのか知りたい人もいるでしょう。

そこで今回はネムの高騰要因について考察します。今ネムを買いたい人のために、おすすめの仮想通貨取引所もピックアップしましたので合わせて確かめてみてください。

ネム (NEM/XEM) とは?

ネムとは2015年に誕生した多機能プラットフォームであり、厳密には仮想通貨の一種ではありません。しかしビットコインなどと同じように資産価値はあり、取引所で売買もできます。

ネムの目的は新しい経済概念を作ることです。取引の承認形式が独自であるなど、オリジナリティにあふれた特徴で世界中から注目を受けています。

ネム (NEM/XEM) の特徴

ネムの特徴は、取引承認ルールが「PoI」であることです。取引承認作業を行う環境に優れた人が報酬を独占しないために配慮したルールを意味します。

ネム上での取引承認作業は「ハーベスティング」として、ネムの保有量の多さなどで貢献度が高い人が報酬を得やすくなっています

ほかにも処理速度の速さなどから、スムーズに決済できる手段としても注目を受けています。ネムは公開当初から約90億XEMが世に出ていますが、それ以降は発行枚数が増えません。

2020年のネム (NEM/XEM) 高騰要因

ネムは2020年年明けからは約3,500〜3,600円を推移していました。しかし1月14日から価格上昇が始まり、最終的には2月11日の終値が8,170円にいたり、年明けから約2.5倍の高騰を見せました。この現象が起こった背景を考察します。

サッカーワールドカップ2022のホテル建設で使われることが判明

ネム高騰の要因にサッカーのワールドカップとの関係があります。2022年に中東のカードでFIFAワールドカップが開催予定ですが、現地のホテル建設プロジェクトの管理プラットフォームとしてネムの新ブロックチェーン「Symbol」の使用が決まりました

ネム財団が2月4日にこの情報をブログで明かし、世界中の関心を引き寄せたことも価格高騰を後押ししたと考えられます。

カタパルトトークンの付与

2019年10月17日にZaifは、ネムの技術アップデート「カタパルト」の話題を受け、ネム保有量に応じたカタパルトトークンをユーザーに与えると発表しました。このニュースによりネムの価格が高騰するなど期待感が高まっています。

2019年11月15日にはネム財団などによるカタパルトへの移行委員会が、2020年2〜3月にカタパルトのメインネット公開予定と発表するなど、ネムのアップデートは待ったなしの状況です。こうした動きがネムの知名度を引き上げ、市場価格上昇につながっているともとれます。

今後もネム (NEM/XEM) の高騰はある?

ネム財団による技術アップデート「Catapult」などにより、ネムの注目度が上がっています。今後も高騰の機会があるかについて考察します。

NEMの技術アップデート「Catapult」が予定

ネム財団による技術アップデート「Catapult」はネムの投資者だけでなく、仮想通貨業界全体が注目しています。現時点では2020年2〜3月にアップデート実行予定であり、期待感が高まる状況です

国内でもネムを扱うZaif、Coincheck、GMOコインが対応策を発表していることから、アップデートがネムの相場のカギを握っているといえるでしょう。

簡単に個人でもICOができる

ネム独自の特徴として、個人でもICOという資金調達目的の仮想通貨販売会を開けることがあります。個人がネム上で簡単にオリジナルトークンを作れ、それを使った販売会の結果に応じて、プロジェクト用の資金を調達が可能です

ビジネスの手段としても活用できることから、ネムの注目度が高まっています。以上から今後もニュース次第で、ネムの価格が高騰する可能性は十分にあるでしょう。

決済手段としての拡大

ネムは取引だけでなく、東京や大阪を中心に全国の店舗で決済に使えるうえ、ジャンルも飲食店や整体院、美容室など多岐にわたります。

2020年1月27日には、世界230カ国以上の宿泊施設予約ができるサイト「トラバラドットコム」が決済手段としてネムの新規採用を発表しました。これを使えば最大40%の宿泊料金割引を受けられます。

このようにネムは時期を追うごとに使える範囲が広がっており、将来性の高さから相場が上がり続ける可能性を秘めています。

ネム (NEM/XEM) の高騰を阻む要因

ネムに対する評価はポジティブなものばかりではありません。ハッキングを受けた過去もあって今後の大幅な価格上昇を見込めないという見方もあります。ネムの値上がりを阻みそうな要因も確かめましょう。

Coincheck事件は今後も影響し続ける?

2018年1月に、Coincheckから約580億円相当のネムが流出する事件がありました。この事件により、Coincheckだけでなくネムの信頼性も地に落ちています。

この事件の原因は当時のCoincheckのセキュリティ不備でしたが、大量流出を受けたことでネムへの風評被害も目立っています。

ハッキング事件で初めてネムを知った人も多く、今後の信頼回復が価格を左右する見方もあります。

国内の取引所で扱っているところが少ない

日本国内でネムを扱う取引所はまだ少ないのが現状です。そのためまだネムを知らない人も多いと考えられます。

海外では中国や韓国などアジア圏で人気を得ているほか、取引所でもマルタ島のBinanceなどで買えますが、その魅力は日本にはまだ伝わりきれていない状況です。こうした国内での知名度の低さがネムの価格上昇を阻むかもしれません。

ネム (NEM/XEM) のおすすめ取引所 | 高騰する前に買いたい

今のうちにネムを買い、利益を得たい人もいるでしょう。この章ではネムの購入におすすめな仮想通貨取引所をベスト3として紹介します。どれも金融庁から正式な仮想通貨交換業者として認定を受けているので、これを機に新規口座を開くとよいでしょう。

1位 Coincheck (コインチェック)

Coincheckは国内の取引所において、仮想通貨の取扱数がトップクラスです。ネムもその中に入っており、ほかの好きな通貨と組み合わせた分散投資も狙えます。

取引手数料も無料なので、手数料で売買をためらった人でも、Coincheckでなら気軽にネムを買えます。仮想通貨を取引所に貸して年利で運用できるサービスもあるなど、充実した取引所です。

2位 GMOコイン

GMOコインは株式やFX投資でも人気のGMOグループ運営の取引所です。そのためハイレベルなセキュリティで初めてネムを買う人でも安心して使えます。

会費や取引手数料も無料であり、ネムも気軽に売買できます。PCサイトだけでなくスマートフォンアプリも使いやすく、初心者から上級者まで取り組みやすくて人気です。こちらでも貸し仮想通貨サービスを利用できるなど、環境が充実しています。

3位 DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)

DMMビットコインはECサイト大手のDMMグループ運営であり、セキュリティが優れています。初めて仮想通貨取引所を使う人でもローリスクで使えます。

こちらではネムも含め、9種類の仮想通貨が取引可能です。ネムを買えるのはレバレッジとしてのみですが、買値と売値の差を意味するスプレッドがせまく、取引への抵抗の少なさが魅力といえます

ネム (NEM/XEM) の高騰 まとめ

2020年明けからネムの価格上昇が話題です。技術アップデートのCatapultだけでなく、世界的にも活用事例が増えているなど、ネムの知名度が上がっていることも追い風になっています

今後もネムの発展に期待がかかり、市場価格が気になるところです。

国内 暗号資産(仮想通貨)取引所比較ランキング
  1. Coinceck(コインチェック)

    取引量・ユーザー数は日本で最大級!使いやすいスマホアプリと豊富な取扱通貨で人気の取引所!

    詳細を見る
  2. Bitbank(ビットバンク)

    全ての暗号資産(仮想通貨)が板取引形式 (最安手数料) で売買できる!

    詳細を見る
  3. GMOコイン

    安心のGMOインターネット (東証一部上場)グループの暗号資産(仮想通貨)取引所

    詳細を見る
※ 2023年11月22日 最新更新国内取引所ランキングをもっと見る
海外 暗号資産(仮想通貨)取引所比較ランキング
  1. Bybit(バイビット)

    クレカ入金可能!レバレッジの効いたFX取引に特化した暗号資産(仮想通貨)取引所!海外ならココ一択!

    詳細を見る
  2. Zoomex(ズームエックス)

    レバレッジ取引に特化した次世代仮想通貨取引所!

    詳細を見る
  3. MEXC(メックスシー)

    取り扱い銘柄数1,500種類以上の大手仮想通貨取引所!

    詳細を見る
※ 2023年11月22日 最新更新海外取引所ランキングをもっと見る
目次
詳細表示