ネム (NEM/XEM) は1万円まで上昇する? | 今後の見通しや値上がりする仮想通貨の見極め方も紹介

1分で理解する要約
  • ネムの価格相場が1万円に上昇する可能性がある
  • 取引承認スピードの速さや発行上限数への到達などが要因か
  • 「Symbol」へのアップグレードでさらなる期待感もある

ネムがこれから価格上昇するか疑問に思っている方はいらっしゃいませんか。結論からいうとネムにはさまざまな魅力があり、将来的には1万円までの価格上昇も夢ではありません。

今回はネムに注目している人のために、現在の状況や特徴から1万円まで価格がアップする可能性があるか解説します。この記事にある情報を参考にすればネムを買うべきかを判断するヒントが学べるでしょう。

1万円に上昇するかもしれないネム (NEM/XEM) の特徴

発行上限数に達している

ネムは発行上限枚数が90億XEMですが、すでに上限いっぱいまで発行を受けています。これによりネムの価格が押し上げられるでしょう。

暗号資産(仮想通貨)が新しく発行されると、市場に流通する枚数が多くなって希少価値が減ります。これにより通貨の価格が安くなります。しかしネムにはもう新規発行がないので、流通枚数が増えたことによる価格下落の心配はありません。

ネムは発行枚数が上限に達したことで価値をキープしやすい状況です。そのため価格が安定して上がる可能性が高いでしょう。

承認スピードが速い

ネムのもう1つの特徴として取引承認スピードの速さが挙げられます。わずか1分で取引承認が終わるといわれており、ビットコインの10倍に相当する計算です

暗号資産(仮想通貨)の承認スピードが速いほど注文した取引の成立も速かったり、送金も短時間で相手に届いたりします。逆に承認スピードが遅いと資産が届くまで長く待たされるので不満を感じるかもしれません。

ネムはビットコインの10倍の送金スピードを誇るので扱いやすいでしょう。この特徴が世界中に周知されれば相場が1万円まで上がることも考えられます。

1万円に上昇するかもしれないネム (NEM/XEM) の価格推移

2017年

2017年当時のネムは11月末までは20円前後を推移し続けていました。

しかし12月に入ると暗号資産(仮想通貨)市場の認知度アップをきっかけにした価格上昇がはじまります。ネムも12月下旬には一気に200円を超えました。

ネムの価格上昇は2017年末に本格化しています。暗号資産(仮想通貨)全体の注目度アップとともに、ネムに興味を示す投資家が増えたことが原因だと考えられます。

2018年

2018年に入るとネムの価格が大きく下がりました。暗号資産(仮想通貨)市場全体が前年末のブームの反動を受けたことや、1月にCoincheckでネム流出被害が起きたことが原因です

その後4月のはじめには20円台後半だったのが、ゴールデンウィークに一時50円超えまで伸びる場面もありました。しかし以後はゆっくりと価値を落とす一方でした。

勢いを失ったネムは、年末には10円を下回るほど下落しています。2018年はネム市場の衰退が目立つ印象でした。

2019年

2019年のネムは春から夏にかけての価格上昇が印象的です。2月には5円を下回るほどの低調ぶりでしたが、4月のはじめには7~8円を推移するようになります。

その後ネムは反動で価格下落が目立つようになりましたが、元号が平成から令和に変わった直後の5月に10円超えを記録し勢いを見せるようになりました。

ネムは7月上旬まで10円前後での推移を続けます。

しかし7月上旬の大幅な下落をきっかけにネムは再び価値を落とし続けます。最終的に2019年末には3円台まで落ち込みました。

このように2019年のネムも浮き沈みの激しい1年になっています。

2020年

2020年のネムは印象的な活躍を見せています。2月に5円超えを記録するようになってから、夏まで安定した値動きを示すようになりました。

7月から段々と価格を上昇させていったネムは8月上旬に10円超えを果たし、12月まで27〜30円前後での推移に変わっています。

2021年

2021年にはNEMブロックチェーンの大型アップデート「Symbol(シンボル)」のローンチも期待されて、2月には2020年の最高値32円前後を超えて36円前後を推移しています。

【2021年3月2日追記】現在ネムは80円まで高騰。大型アップデートを控え上昇の勢いが止まらなくなっています。

将来値上がりする暗号資産(仮想通貨)を見極めるポイント

使用目的

暗号資産(仮想通貨)の将来性をチェックするならまずは使用目的が重要です。使用目的が社会情勢に合っているなら、将来性が高いと評価できるからです。

発行枚数

発行枚数も暗号資産(仮想通貨)を評価するうえで大切です。上限枚数と現在の発行数量を見ておきましょう。ネムは発行上限枚数いっぱいまで流通しているので、供給が多すぎて価格が落ちすぎる心配はありません。

時価総額

時価総額も重要なチェックポイントです。高いほど通貨に対する世界中の期待度が高いと見られるからです。時価総額は注目度や将来性を測るステータスととらえられます。

ネム (NEM/XEM) の今後の将来性

大型アップデート「Symbol」で性能が飛躍的に上がる

ネムは「Symbol」という大型アップデートを予定しており、クオリティアップの期待を受けています。

Symbolとは何か

Symbolとは、ネムの大型アップデートです。トークンのセキュリティおよび決済スピードの向上を目的としています。ネムはSymbolを経て、他の通貨よりも処理速度が大幅に向上されるといわれています。

例として、Symbol実装後のネムの1秒間における取引処理数を、他の通貨と比較すると

通貨ごとの取引処理数
通貨名取引処理数
ネム約4000件
ビットコイン約5~8件
イーサリアム約13~15件
リップル約1000~2000件

仮想通貨の中で処理速度が早いと言われているリップルよりも、 ネムの方が約2~4倍速く取引を処理できます。

Symbolのローンチ予定は2021年3月頃

Symbolは2021年3月にローンチ予定です。これに伴い、9月上旬には仮想通貨としてのシンボルが登場予定で、略称は「XYM」になります。

スナップショットは現在のところ日にちは確定していませんが、スナップショット時に保有しているネムと同じ量のシンボルを無料配布してもらえます。仮想通貨としてのシンボルが欲しいなら、ネムの持参が必要です。

以上から、 2020年の9月から2021年3月にかけては、ネムとシンボルから目が放せません。

簡単に個人でもICOができる

ネム上でかんたんにオリジナルトークンを作成することができます。作成するときはプログラミングの知識は必要なく、トークン名や発行枚数など必要事項を入力するだけです。

さらにこのトークンを販売することでトークンを使った資金調達 (ICO) も可能となるでしょう。お客様に対して会員券やクーポンのように配布して特典を与えるなど、トークンを使ったビジネス展開も行えます。

決済手段としての拡大が見込まれる

ネムは決済用の通貨としての拡大が期待されています。ネムを決済手段として使えるお店を掲載しているnem mapをみると、2021年2月現在91件の店舗でネムを使えるようです。

2021年前半に予定しているアップデートでさらに送金スピードが拡大するため、決済用通貨としての普及がますます進むかもしれません

ネム (NEM/XEM) は1万円に上昇するのか

ネムは2021年2月時点で32〜36円を推移していますが、今後その価値は100倍~1,000倍まで跳ね上がる可能性を秘めています。「Symbol」という大型アップグレードが控えていることもあり、実用性の高い暗号資産(仮想通貨)としての認知が期待できる状況です。

【2021年3月2日追記】現在ネムは80円まで高騰。大型アップデートを控え上昇の勢いが止まらなくなっています。

ネムの将来性のカギを握るSymbolについてまとめました。

価格が上昇する理由 アップグレード「Symbol」

ネムは今後大型アップデートにより、Symbolという新しいプラットフォームが誕生する予定です。こちらは取引承認のスピードアップや安全性の向上を目的としており、暗号資産(仮想通貨)としての使いやすさを重視しています。

ネムがSymbolに生まれ変われば暗号資産(仮想通貨)の単位もXEM(ゼム)からXYM(ジム)になるなど、本格的な変化が視野に入っているのがポイントです。

今回の大型アップデートは、2019年7月に計画が始まっています。当初は「カタパルト」として計画が進んでいましたが、商標として使えないことから「Symbol」に名前が変わりました。

2021年3月頃Symbolのメインネットが活動をスタートする見通しです。生まれ変わったネムへの注目度は高まり相場上昇につながるでしょう。

ネム (NEM/XEM) 購入におすすめな取引所

ネムは短期間で需要が急激に高まっており、高額になってからでは手が出せなくなる恐れもあります。購入を検討している方は早めに取引所への登録を行うとよいでしょう。

【おすすめ】Coincheck (コインチェック)

Coincheckはマネックスグループが主要株主である、Coincheck株式会社が運営する取引所です。国内取引所と比較すると最も豊富な数のアルトコインを取引可能で暗号資産(仮想通貨)の取扱銘柄は以下の通り15種類となっています。

ビットコイン (Bitcoin/BTC)
イーサリアム (Ethereum/ETH)
リップル (Ripple/XRP)
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
ライトコイン (Litecoin/LTC)
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC)
ネム (NEM/XEM)
リスク (Lisk/LSK)
ファクトム (Factom/FCT)
モナコイン (MonaCoin/MONA)
ステラ (Stellar/XLM)
クアンタム (Quantum/QTUM)
ベーシックアテンショントークン (Basic Attention Token/BAT)
アイオーエストークン (IOStoken/IOST)
エンジンコイン (ENJIN/ENJ)

国内取引所で選択肢を広く持ちたい場合はCoincheckがおすすめです。

GMO コイン

GMOコインは東証一部に上場しているGMOインターネット株式会社のグループ会社「GMOコイン株式会社」によって運営されています。GMOグループが持つ金融サービスのノウハウが活用されており、快適な暗号資産(仮想通貨)サービスを利用可能です。GMOコインで取扱っている暗号資産(仮想通貨)は以下の通り12種類となっています。

ビットコイン (Bitcoin/BTC)
イーサリアム (Ethereum/ETH)
リップル (Ripple/XRP)
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
ライトコイン (Litecoin/LTC)
ネム (NEM/XEM)
ステラ (Stellar/XLM)
ベーシックアテンショントークン (Basic Attention Token/BAT)
オミセゴー (OMG)
テゾス (XTZ)
クアンタム (QTUM)
エンジンコイン (ENJ)

GMOコインは「販売所」と「取引所」、「仮想通貨FX」の取引サービスを提供しておりリスクリターンの観点から取引手段を決定可能です。

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)

DMM Bitcoinは株式会社DMM.comがグループ企業として運営するDMM Bitcoin株式会社によって提供されている取引所サービスです。DMM.comは金融サービスの提供企業として10年の経験があるため、セキュリティ体制や顧客サービスに定評があります。

DMM Bitcoinではレバレッジをきかせられる販売所形式として11種類の暗号資産(仮想通貨)に対応しています。対応通貨は以下の通りです。

ビットコイン (Bitcoin/BTC)
イーサリアム (Ethereum/ETH)
リップル (Ripple/XRP)
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
ライトコイン (Litecoin/LTC)
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC)
ネム (NEM/XEM)
モナコイン (MonaCoin/MONA)
ステラ (Stellar/XLM)
クアンタム (Quantum/QTUM)
ベーシックアテンショントークン (Basic Attention Token/BAT)

レバレッジ取引では日本円建てにくわえてビットコイン建て取引も可能です。さらに現物取引はビットコインなど4つの銘柄で利用できます。

BINANCE

BINANCEはマルタ島に本拠地を置く世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所です。BINANCEでは160種類以上の暗号資産を取引可能です。メジャーなビットコインはもちろんですが、イーサリアムやリップルといった有名なアルトコインをはじめとして一般的に知られていないような取引量の低いアルトコインも取扱っています。

BINANCEのメリットは取引所形式が採用されており、スプレッド等取引手数料が安くすむということです。BINANCEが発行しているBINANCEトークンを活用することでもともと安かった取引手数料がさらに割引されます。BINANCEへの登録も簡単に行えるので、興味があるなら1度公式ページを見てみることをおすすめします。

1万円に上昇するかもしれないネム (NEM/XEM) に関するQ&A

ネムはいくらから購入できますか?

ネムは1枚1円から購入できます。bitFlyerでは0.000001XEMを最小発注数量とするなど多くの暗号資産(仮想通貨)取引所では、小数点以下の枚数でもネムを注文できるしくみです

2021年2月時点でネムは1XEM30円台前半を推移しています。0.1XEMだけなら3〜4円でも買えるでしょう。

【2021年3月2日追記】現在ネムは80円まで高騰。大型アップデートを控え上昇の勢いが止まらなくなっています。

短期間で需要が急激に高まっており、高額になってからでは手が出せなくなる恐れもあります。購入を検討している方は早めに取引所への登録を行うとよいでしょう。

ネムのSymbolとはなんですか?

Symbolとはネムから生まれ変わる予定の新しいプラットフォームです。ネムは大型アップデートを控えており、これに合わせてプラットフォームの名前をSymbolに変える見通しになっています。

Symbolへのアップグレードにより送金のスピードがアップしたり、セキュリティが強くなったりするメリットが望めるでしょう。ネムは実用性の向上を目指してSymbolに生まれ変わる計画です。

1万円に上昇するかもしれないネム (NEM//XEM) のまとめ

ネムは将来的に1万円まで価値を上昇させる可能性を秘めています。発行枚数が上限に達しているので、流通量増加による1枚あたりの価値ダウンの心配はいりません。ビットコインの10倍といわれる承認スピードもポイントです。

Symbolへのアップグレードも計画していることから、世界中の投資家がネムに注目しています。アップグレードが成功すれば投資家の興味を引き大きな価格上昇を見込めるでしょう。

以上からネムは将来性や注目度の高い暗号資産(仮想通貨)です。気になったら早速買ってみませんか。

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