億り人とは、株式や暗号資産 (仮想通貨) 取引で多額の利益を上げ、1億円単位の資産を築いた投資家のことを指します。この言葉は、2008年に公開された映画『おくりびと』のタイトルをもとにした造語です。
特に価格変動 (ボラティリティー) が大きい仮想通貨の世界では、購入した通貨の価格が数十倍から数百倍になることも少なくなく、年代を問わず数多くの億り人が誕生しました。特に2017年から2018年にかけて起こった仮想通貨ブームによって、多くの投資家が億り人となったと言われています。
ただし、仮想通貨のキャピタルゲインには税金がかかります。仮想通貨の売却で1億円の利益を得た場合、本業の所得額にもよりますが、およそ半分を税金として収める必要があります。そのため、実際に億り人となるためには、倍の2億円かそれ以上のキャピタルゲインが必要です。
また億り人となった後、巨額の税金が払えずに苦しむことになるケースも存在するようです。