- Poloniexの入金は仮想通貨のみ
- Poloniexでは法定通貨の入金はできない
- 送金反映時間はコインによって異なる
Poloniexでの入金はすべて英語で仮想通貨のみの入金となっています。Poloniexはアメリカの仮想通貨取引所であり、日本語には対応していません。
そのためPoloniexでの取引はハードルが高いと感じるかもしれません。しかし「英語である」と言うことを除けば仮想通貨の取引方法は日本の仮想通貨取引所でのやり方とそれほど違いがありません。
本記事では、Poloniexの取引を始める時に欠かせない入金方法について分かりやすく解説していきます。
Poloniex (ポロニエックス) への入金方法
Poloniexは、法定通貨の入金不可&仮想通貨のみ入金を受け付けるスタイルを取っています。
そのため、必然的に仮想通貨を入金することになります。
まずは手持ちの仮想通貨取引所のアカウントで仮想通貨を買って、Poloniexに送金しましょう。
送金手順を理解してしまえば、たとえ英語がわからなくてもスムーズに送金ができますのでまずは手順を押さえてやってみましょう。
本記事ではビットコインを例に解説します。
BALANCESからDEPOSITS&WITHDRAWALをクリック
ログインしてページ右上のBALANCES(残高)にマウスを合わせ、出てきたドロップダウンメニューからDEPOSITS&WITHDRAWALSをクリックします。
ビットコインを絞り込み検索
この例ではビットコインを入金するので、「bitcoin」またはティッカーシンボルの「BTC」を右上の検索窓に入れて検索します。
仮想通貨の銘柄はアルファベット順に並んでいるので、スクロールしてBから始まる部分を探してもよいのですが、Poloniexは扱っている仮想通貨銘柄が多いので、さくっと検索窓から探す方がおすすめです。
右端の「Deposit」をクリック
BTCが候補に出てきたら右端の「Deposit(チャージ) 」をクリックします。
そこであなたのPoloniexアカウントのチャージ用のビットコインアドレスがQRコードとともに表示されます。
Poloniex (ポロ二エックス) の「Deposit (チャージ) 」用アドレスをコピー&ペースト
入金元のウォレットや取引所 (CopayやBitFlyer、bitbankなど) の送金先アドレスにPoloniexの「Deposit(チャージ)」用アドレスをコピー&ペーストします。
QRコードも同時に表示されているので、入金元のウォレットや取引所がアドレス入力にQRコード対応しているのであれば、それを撮影してアドレスを取り込むと確実です。
送金する金額を入力して送金ボタンをクリック
チャージ用アドレスを、入金元のアカウント(CopayやBitFlyer、bitbankなど)にコピー&ペーストしたら、送金金額を入力して、「送金」ボタンをクリックします。
送金ボタンをクリックする前に宛先アドレスがあなたのPoloniexアカウントのものになっていることを確認します。送金アドレスが正確なものであることを何度も見直しましょう。
ビットコインの送金は、一度送金ボタンを押してしまうと取り消せません。
存在しないアドレスに送っていれば、宛先エラーで送金されませんが、もしアドレスが存在した場合はそのアドレスに送信され、二度と戻ってきません。
Poloniex (ポロ二エックス) から着金のお知らせメールが来る
送金ボタンクリック後、Poloniexのアドレスにビットコインが着金すると、Poloniexがお知らせメールを送ってくれます。これでPoloniexへの入金が完了です。
その資金を使って実際に取引を始めてみましょう。
Poloniex (ポロニエックス) の入金反映時間
Poloniexへの仮想通貨入金の反映時間は、コインの種類やそのときの取引承認待ちの詰まり具合に左右されます。
ビットコインを例にとって説明すると、もともとビットコインはマイナーと呼ばれる人たちが専用のマシンを使って承認しているため、時間当たりの承認可能件数には限界があります。
つまり、取引が多くなればなるほど、入金反映時間が遅くなります。
しかし、一般的には、入金反映時間は早くて10分~30分と言われています。遅くなる場合は、1日以上かかることもあります。
Poloniex (ポロニエックス) の入金手数料
Poloniexの入金手数料は無料です。送金するときにマイナーに払う手数料はいりますが、Poloniex側で独自に取る手数料はありません。
そのため格安の手数料で入金し、その入金した資金を使って仮想通貨の取引が開始できます。
Poloniex (ポロニエックス) の入金に関するQ&A
さて、ここからはPoloniexで入金をするときに誰もが疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。
Poloniexで入金する前にQ&Aをチェックして、落ち着いて確実に入金できるようになりましょう。
ドル入金もできるの?
Poloniexでは、ドルを含む法定通貨 (政府発行の通貨) の入金は一切できません。
ただし、仮想的に法定通貨のドルと連動し、同じ価格となるUSDTという仮想通貨が法定通貨ドルの代わりになります。
日本では同様の仮想通貨として三菱UFJ銀行が発行しているMUFGコイン(1MUFG=1円)があります。
ドルで取引したいときはUSDTを使えば実質的に米ドルを取引することになります。
政府発行の法定通貨と同じ価値が持たされ、価格調整される仮想通貨をステーブルコインと呼びます。
入金制限はある?
Poloniexでは入金の上限額はありませんが、下限で以下3つの仮想通貨で最低入金額が決められています。
つまり、以下の仮想通貨は入金下限額以上の額を入金するようにしてください。
入出金の限度額は?
Poloniexでは、先ほどの「入金制限はある?」の疑問でお伝えしたように入金の限度額はありません。
ただし、出金の限度額があります。Poloniexでは、法定通貨は一切取り扱っていませんが、出金上限の基準になっているのは米ドルです。
これは、価格の乱高下が激しい仮想通貨を基準にするより、価格が安定している法定通貨を基準にした方が常に一定の制限内で出金できるためです。
例えば「出金上限1BTC」と設定してしまうと、その時々の対法定価格で日本円にして200万円、40万円など出金可能額にかなりの差が出てしまいます。
入出金のキャンセルはできるの?
入出金のキャンセルはできません。Poloniexでは入金・出金ともに仮想通貨のみの受付です。
そのため、一度送金してしまうとキャンセルは効きません。入出金のときは、送り先のアドレスや金額を何度も確かめて、その内容に自信を持ってから入出金の確定をしましょう。
すぐに送れない通貨もある?
仮想通貨は送金してしばらくしないとその取引が承認されないという部分は現在誰もが知るところではあります。
しかし最終的な送金確認リンクをクリックしてもその状態が「Pending」と表示される場合があります。
つまり、送金する最後の手順まで完了したのに肝心の仮想通貨がブロックチェーン上にも出されずにアカウントに留められているという状態です。
それでも30分ほど時間がたてば送れているので、送金状態が「Pending」で止まっていても焦らず気長に待ちましょう。
送金先のアドレスと金額さえ正確に指定できていれば時間はかかっても必ず目的のアドレスに送金されます。
Poloniex (ポロニエックス) の入金 まとめ
Poloniexは言語対応が英語のみととっつきにくい印象がありますが、本記事で解説したようにすれば確実に送金できます。
一度やってみれば日本の仮想通貨取引所への入金と方法はそんなに変わらないことがわかります。
「英語が苦手だから」と尻込みせず、まずは本記事を参考に入金をしてみましょう。2回目からはだんだん慣れ、Poloniexを使いこなせるようになります。
ただし、一度送金してしまえばその取り消しは不可能ですので、送金時のアドレスの打ち間違いには気をつけましょう。
Poloniex (ポロニエックス) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。