Polygonは暴落に強い仮想通貨!将来性を徹底解説

1分で理解する要約
  • Polygon (MATIC) は2021年に大きく価格が上昇し、将来性も高い
  • Polygon (MATIC) は買い支えが強い
  • しばらくはPolygon (MATIC) のようなセカンドレイヤー銘柄に需要がある

Polygon (MATIC) は、2021年に大きく成長した仮想通貨の一つです。

2021年1月頃のPolygon (MATIC) 価格は2円付近でしたが、現在では200円を上回っています。

しかし、2021年11月頃から、仮想通貨市場の勢いが弱まると共に、Polygon (MATIC) の価格も一旦の落ち着きを見せています。

本記事では、「Polygon (MATIC) の価格は再び上昇するのか」や「Polygon (MATIC) に将来性はあるのか」をプロダクトや過去の値動きなど様々な観点から検証していきます。

Polygon (MATIC) の将来性は?今後も値上がりする?

Polygon (MATIC) は、今年の最大上昇率が100倍を超えた仮想通貨ですが、今後もさらなる将来性があります。

Polygon (MATIC) の今後に期待できる理由を解説していきます。

Polygon (MATIC) は再び最高値を狙える

現行の相場では、Polygon (MATIC) はテクニカル指標の「フィボナッチ・エクステンション」との応用が効いています。

2021年の5月の上昇幅を参照に「フィボナッチ・エクステンション」を引くと,
2021年の12月の高値をピタリと当てています。

更に、2021年の7月に生じた下落から「フィボナッチ・エクステンション」を引くと、2021年の上昇幅と一致しました。

こうした流れから、新たに「フィボナッチ・エクステンション」を引くと、およそ300円ほどまで価格が戻る予想が立てられました。

Polygon (MATIC) はイーサリアム (ETH) のガス代問題を解決

NFTやメタバースなどの最新のテクノロジーで活用されることが期待されています。

しかし、現状のイーサリアム (ETH) はガス代問題という根本的な問題を抱えています。

ガス代とは、イーサリアム (ETH) のネットワーク手数料のことです。

イーサリアム (ETH) で多くのアプリケーションが開発されればされるほど、イーサリアムネットワークに多くの情報が書き込まれ、利用時に手数料が高騰します。

例えば、イーサリアム (ETH) ネットワークを用いて仮想通貨の交換(スワップ)を行うと以下のツイートの様に7,000円ほどの手数料が天引きされます(2021年12月15日時点)。

💸 ETH | ERC20 | Uni X
Fast: 82 gwei $6.7 $21 $63
Avg: 77 gwei $6.2 $19 $60
Low: 77 gwei $6.2 $19 $60
Pending Transactions: 167,400

— Ethereum Fees (@EtherFees) December 15, 2021

Polygon (MATIC) 目的の一つは、このガス代問題に対処することであるため、イーサリアム (ETH) の需要が高まってるうちは、それに比例してPolygon (MATIC) の価格も値上がりすることが期待されています。

### Polygon (MATIC) の価格はイーサリアム (ETH) に依存しがち

Polygon (MATIC) はイーサリアム (ETH) の機能を補完する意味合いが強い通貨です。

従って、イーサリアム (ETH) の地位が他の仮想通貨に取って代わられたり、Polygon (MATIC) の助けがいらないくらい開発されれば、Polygon (MATIC) の価格に大きな影響を及ぼします。

#### イーサリアム (ETH) VSイーサリアムキラー通貨

イーサリアム (ETH) の地位が他の仮想通貨に取って代わられる可能性として、イーサリアムキラー通貨の出現が大きなリスクとして存在しています。

イーサリアムキラー通貨とは、イーサリアム (ETH) のガス代などの克服の解決策として、全く新しいブロックチェーンを開発するものです。

Polygon (MATIC) もイーサリアムキラー通貨も、イーサリアム (ETH) の負荷を減らすプロジェクトであるものの、全く異なるゴールを持っています。

イーサリアムキラー通貨の代表格は、バイナンススマートチェーン (BSC) やソラナ (SOL) 、カルダノ(ADA) などが挙げられます。

これらのイーサリアムキラーは、イーサリアム (ETH) が抱える問題を克服するため、今後イーサリアム (ETH) にとって変わる可能性があります。

ただし、現在多くのDappsがイーサリアム (ETH) 上で稼働しているため、すぐにイーサリアム (ETH) の代わりになる可能性は低いです。

#### イーサリアム (ETH) 自体のアップグレード

2020年より、イーサリアム (ETH) 自体がガス代などのスケーラビリティ問題を解決する大型アップデート(イーサリアム2.0)を進めており、現在もその開発が続いています。

イーサリアム (ETH) が、イーサリアム2.0にアップデートされることで、スケーラビリティ問題を解決しているPolygon (MATIC) の需要が低くなる可能性があります。

ただし、イーサリアム2.0は当初の開発計画よりも大幅に遅れており、しばらくはPolygon (MATIC) などセカンドレイヤー頼みの波は続きそうです。

今後のイーサリアム (ETH) のアップデートがうまくいくかどうかで、Polygon (MATIC) の命運が左右されるでしょう。

## 過去のPolygon (MATIC) の値動き

### 2020年以前のPolygon (MATIC) の値動き

2020年以前、Polygon (MATIC) は、大きな価格変動をすることなく、しばらく1円~4.5円の間をうろうろとしています。

2019年12月ごろに4.5円を記録しており、その価格が最大値となっています。

### 2021年以降のPolygon (MATIC) の値動き

一方、2021年以降は、2月頃からじわじわと価格を上げてきており、5月18日には最高値である268円を記録しています。

2021年に入り急激に価格上昇した要因としては、イーサリアム (ETH) のガス代問題への関心が高まったことや、DeFi、DEX、NFT関連に注目が集まったためです。

7月、9月、11月と何度も価格の下落を引き起こしていますが、サポートラインを引いてみると、きちんと反発して暴落が起きていません。

現在では再び最高値を更新する勢いで価格が上昇しています。

今後、ブロックチェーン関連のテクノロジーが注目されると、現在よりPolygon (MATIC) は注目される可能性があります。

## Polygon (MATIC) の価格上昇が予想されるタイミング

先述のとおり、Polygon (MATIC) はイーサリアム (ETH) のガス代問題から付随する需要が長期的に続いており、下落があっても大きくサポートラインを割ることがありませんでした。

このように、比較的買い支えが強いPolygon (MATIC) は今後どのようなタイミングで大きく値幅を伸ばす可能性があるのかを検証していきます。

### 値上がりポイント① Polygonと連携するプロジェクトが増える

現在、Polygon (MATIC) は、SushiSwapやNFTなど、複数の事業と連携しています。

今後、Polygon (MATIC) を利用した新規プロダクトがリリースされ、需要が上がった時にはPolygon (MATIC) の値上がりが期待できます。

### 値上がりポイント② Polygonの開発が進んだとき

今後、Polygon (MATIC) の開発が進み、実用化されていくと、それに比例して値上がりが期待できます。

2021年時点では、Polygon (MATIC) はまだ完全形ではありません。順調に開発が進んで行くと、2022年中に開発が終了するようです。

Polygon (MATIC) の弱点として、セキュリティの脆弱性が挙げられます。

将来的に、セキュリティの脆弱性によるハッキング被害を抑えることができれば、さらに価格が上昇する見込みがあります。

### 値上がりポイント③ 仮想通貨全体が上昇傾向にあるとき

Polygon (MATIC) に関するポジティブニュースが無くても、仮想通貨全体が上昇傾向にあるときはPolygon (MATIC) の値上がりが期待できます。

Polygon (MATIC) をはじめ、アルトコインはビットコイン (BTC) の価格につられて価格変動を起こす傾向があります。

例えば、2021年に初頭にPolygon (MATIC) の価格が初めて大きな上昇を見せた時、ビットコイン (BTC) も大きな上昇を見せていました。上記画像で丸く囲まれたエリアを参照してください。

当然、ビットコイン (BTC) の価格が暴落すれば、他のアルトコインもつられて下落しがちです。上記画像の緑色のバーを参照すれば、一目瞭然です。

Polygon (MATIC) に投資する場合は、ビットコイン (BTC) をはじめ、仮想通貨関連ニュースを幅広く目を通しておくことをおすすめします。

## Polygon (MATIC) の購入方法

### Polygon (MATIC) が買える仮想通貨取引所

Polygon (MATIC) は、国内取引所には上場していないので、海外の取引所で購入する必要があります。

海外の取引所では、世界最大級の取引量とユーザー数を誇るBINANCEがおすすめです。

下記よりPolygon (MATIC) の購入方法を解説します。

### 手順① 国内取引所で送金用の仮想通貨を購入する

BINANCEを含め、海外の仮想通貨取引所では日本円の入金ができません。

従って、国内の仮想通貨取引所で日本円建てで仮想通貨を購入し、その通貨を海外の取引所へ送金します。

まずは、国内取引所で送金用の仮想通貨を購入します。

おすすめは、リップル (XRP) です。

リップル (XRP) は取引手数料が少なく、海外の取引所に適しています。

仮想通貨を初めて触る方は、直感的な操作でリップル (XRP) が購入できるCoincheckがおすすめです。

### 手順② 購入した仮想通貨をBINANCE (バイナンス) に送金する

次に、購入した仮想通貨をBINANCEへ送ります。

BINANCEの口座開設を行った後に、右上の人型をクリックし、「ウォレット」→「フィアットと現物」の順にクリックして以下の画面に進みます。

画面中央左の検索ボックスに国内取引所からBINANCEへ送金する仮想通貨を入力します(今回はリップル (XRP) を選択しました)。

選択した仮想通貨の「入金」をクリックします。

「入金」をクリックすると、入金用のウォレットアドレスが表示されますので、コピーしましょう。

その後、国内取引所に戻って送金を完了させます。

リップル (XRP) の入金の場合、「ネットワーク」は「XRP」を選択し、「MEMO」もコピーして送金元の国内取引所の所定欄に貼り付けます。

### 手順③ BINANCE (バイナンス) でPolygon (MATIC) を購入する

最後に、海外取引所でPolygon (MATIC) を購入します。

画面上部の「マーケット」を選択し、検索ボックスに「MATIC」と入れて「トレード開始」をクリックすればPolygon (MATIC) の購入画面へ飛びます。

なお、国内取引所から送金した仮想通貨とPolygon (MATIC) で取引ペアーが存在しない場合は、送金した通貨をテザー (USDT) やバイナンスコイン (BNB) に一旦変えてからPolygon (MATIC) の取引を行います。

## Polygon (MATIC) をステーキングする方法

最後に、Polygon (MATIC) を効率的に増やす方法として、ステーキングすることを紹介します。

ステーキングでは、仮想通貨を取引所に預け入れる報酬として、金利が発生します。

Polygon (MATIC) を購入したら、ただ単に保有するよりもステーキングで金利を稼ぎながら値上がりを待つのも戦略の一つです。

BINANCEでステーキングするには、「収益→バイナンスアーニング→定期ステーキング」の順番で進み、Polygon (MATIC) を預け入れます。

2021年12月現在、Polygon (MATIC) のステーキングでは年利10-2%程の年利が出ています。

Polygon (MATIC) を効率的に増やすために、BINANCEでステーキングすることをおすすめします。

## Polygon (MATIC) の機能をおさらい

Polygon (MATIC) は、イーサリアム (ETH) が抱えるネットワーク利用料(ガス代)の高騰問題を解決するため作成されました。

Polygon (MATIC) がイーサリアム (ETH) のセカンドレイヤーとして機能することで、イーサリアム (ETH) にかかる負荷を軽減させます。

Polygonとは、プロジェクト名、MATICとはPolygonプロジェクトの独自トークンであるという違いがあります。

### 処理が高速かつ手数料が安い

イーサリアム (ETH) は、一定期間の取引量が多くなると、取引の処理に時間がかかり、手数料(ガス代)が高騰する、スケーラビリティ問題を抱えていました。

Polygon (MATIC) はこのスケーラビリティ問題の解決を目的として作成されているため、処理が高速かつ手数料が安いです。

イーサリアム (ETH) の処理できる情報(トランザクション)数は毎秒15件程度ですが、Polygon (MATIC) は毎秒6000~7000件の処理ができます。

また、取引手数料ではイーサリアム (ETH) が2000円〜数万円以上であるのに対し、Polygon (MATIC) では1円未満で取引が可能になることも多いです。

### イーサリアム (ETH) のセカンドレイヤーとしての活用を目指している

セカンドレイヤーとは、メインのブロックチェーン(この場合はイーサリアム)の負荷を減らすため、取引の一部を別の箇所で済ませることです。

セカンドレイヤーは、バイパス道路をイメージすると理解が進みます。

イーサリアム (ETH) は、一般道で混雑しており、思うよう進むことができません。

この場面で、混雑する一般道の上にバイパス道路(=Polygon (MATIC))を作れば、バイパスを走る車はより早く目的地に到達できます。

### PoSを採用している

Polygon (MATIC) は、PoSの採用を通じてイーサリアム (ETH) のスケーラビリティ問題を解消します。

PoSとは、ブロックチェーンに新しいブロック(情報を入れる箱)を追加する手法の一つで、複雑な計算を伴わずに新しいブロックの生成を承認できます。

PoSを用いると、比較的早いスピードで次のブロックが生成されるため、1分間に処理されるトランザクション数も増えていきます。

従って、Polygon (MATIC)では、高速かつ手数料の安い処理が可能なわけです。

### 多くのDappsやDeFiが連携している

Polygon (MATIC) は、イーサリアム (ETH) 上で開発されたDaaps(分散型アプリ)の一部で既に実装されています。

例えば、仮想通貨の同士の交換(スワップ)を行うSushiswapがPolygon (MATIC) 上で操作できるようになっています。

通常、Sushiswapにて仮想通貨の交換を行う際には、交換時にイーサリアム (ETH) のネットワーク手数料として2,000円~7,000円ほどを支払います。

しかし、Polygon (MATIC) にバイパスすることで、この手数料を大きく抑える事ができます。

この先、多くのDappsやDeFiがPolygon (MATIC) と連携することにより、Polygon (MATIC) の需要が拡大し、価格の上昇が見込めます。

### 将来性が期待されるNFT関連事業とも関わりがある

Polygon (MATIC) は、将来性があり、市場の拡大が期待されているNFT関連の事業とも関わりがあります。

例えば、アメフトの米プロリーグのNFLは、チケットをNFTで販売し、そのチケットを購入したファンに、NFT版のチケットであるバーチャル記念チケットを付与すると事です。

このプロジェクトはPolygon (MATIC) のブロックチェーンを基盤にしていました。

## Polygon (MATIC) の将来性まとめ

Polygon (MATIC) はイーサリアム (ETH) のセカンドレイヤーソリューションとして大きく注目されました。

テクニカル分析を用いても、実際に走っているプロジェクトを見ても、十分に将来性のある仮想通貨です。

ただし、国内の仮想通貨取引所では購入ができないため、BINANCEなどの海外取引所を使って投資を行いましょう。

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