リップル (XRP) の手数料の種類
取引手数料
取引手数料とは、リップル (XRP) を取引所で売買するときにかかる手数料です。売買が成立する度に加算されていくため、短期トレードの繰り返しで稼ぎたいという人は取引手数料に注意しましょう。DMM BitcoinやGMOコイン、Coincheckなどでは取引手数料が無料です。
また、BINANCEのように、取引手数料の支払いを取引所が発行している独自トークンで行うと、手数料が割引されるシステムもあります。[1] BINANCE公式, BNBで手数料を支払う, 2021年6月25日参照各取引所のルールを確認しておくのが大切です。
スワップ手数料 (ポジション手数料)
スワップ手数料は、リップルでレバレッジ取引を行う際にかかる手数料です。取引成立時に発生するのではなく、ポジションを翌日に持ち越した場合に必要になります。
多くの取引所では、レバレッジ上で保持しているリップルの0.04%前後がスワップ手数料となり、前日の終値を使って計算が行われます。スワップ手数料を抑えたい場合は、ポジションを当日中に決済するようにしましょう。
BITPointはスワップ手数料など、レバレッジ取引にかかる手数料がすべて無料です。
入金手数料
取引所の口座に日本円を入金するときにかかる手数料です。ほとんどの取引所では無料で入金することができますが、振込に使う金融機関やコンビニの振込手数料はユーザー持ちになります。もちろん各取引所が使用している銀行と同じ銀行から振り込む場合は振込手数料が無料になる場合もあります。
出金手数料
出金手数料は、取引所から日本円を出金するための手数料です。出金手数料は金額に関わらず一律であることが多いので、複数回の出金を一回にまとめると手数料が節約できます。
GMOコインやBitPointでは出金手数料が無料です。GMOコインでは金融機関の振込手数料も必要ありません。また、SBI VCトレードで出金口座をSBIネット銀行にした場合は出金手数料が50円になります。
送金手数料
送金手数料とは、取引所で保管している仮想通貨を別の取引所の口座に送金するときにかかる手数料です。
仮想通貨の送金を行うケースで多いのは、海外の取引所を利用するときかと思います。海外の取引所のほとんどは、日本円での入金ができず、仮想通貨で送金する必要があります。そのため海外取引所を利用する方は、できるだけ送金手数料が安い取引所を利用するのが良いでしょう。DMM BitcoinやGMOコイン、SBI VCトレードなどは、送金手数料が無料です。
リップル (XRP) の手数料が安いおすすめ取引所3選
GMOコイン
GMOコインでは、ほぼすべての手数料が無料となっています。GMOコインの主な特徴は以下の通りです。
- ほぼすべての手数料が無料
- 現物取引もレバレッジ取引も可能
- GMOインターネットグループの管理で信頼性も高い
また、以下の手数料以外は全て無料となっています。
- 入金時に各金融機関に払う振込手数料
- マイナーに支払う手数料
- レバレッジのロスカット、スワップ手数料
取引にかかる手数料をできるだけ抑えたい方や初期費用が少ない方にぴったりの仮想通貨取引所です。
参考 : GMOコインの手数料まとめ | GMOコインの手数料は無料?
BITPoint (ビットポイント)
BITPointもほぼすべての手数料が無料となっている取引所です。BITPointの主な特徴は以下の通りです。
- ほぼすべての手数料が無料
- 取り扱い通貨数は5種類
- 建玉管理料は0.035%/日
BITPointでは、翌日まで建玉を決済していないと1日ごとに0.035%の建玉管理料がかかります。それ以外の手数料はかからないので、現物取引だけをする方であれば、手数料を気にする必要はありません。
先物取引を行う方で建玉管理料を抑えたい方は、当日内のポジション決済を目指しましょう。
参考 : BITPoint (ビットポイント) の出金方法 | 手数料・反映時間・注意点
Coincheck (コインチェック)
Coincheckはリップル (XRP) の手数料が安い取引所のひとつです。主な特徴は以下の通りです。
- スマホアプリが使いやすいと評判
- 入金手数料は無料
- 取引手数料も無料
Coincheckは入金手数料と取引手数料が無料です。スマホアプリの使いやすさやにも定評があり、投資が初めてという初心者の方にもおすすめです。
参考 : Coincheck (コインチェック) の手数料は高いのか?他の取引所との比較や安く抑える方法を解説!
リップル (XRP) の取引所全10社の手数料比較
※スプレッドの値は、リップル価格や流通量によって随時変更されます。このデータを取得したのは2021年6月21日で、1xrp = 78円です。
※スワップ手数料について:レバレッジ取引に対応していない取引所はーで表記されています。
リップル (XRP) の手数料に関する注意点
リップルの取引をする際には、手数料だけでなくスプレッドにも気を配る必要があります。
スプレッドとは、販売所における売値と買値の差額です。取引所や売買をするタイミングによって変わりますが、1XRPあたり0.001円から9円がかかります。(2021年6月現在)
スプレッドの広い取引所で大量のリップルを購入すれば、それだけで大きなコストがかかってしまうので、bitbankやBITPOINTなど、スプレッドの狭い取引所をおすすめします。
リップル (XRP) の手数料を抑える秘訣
リップルの手数料を抑えて、取引で利益を出しやすくするポイントを3つ紹介していきます。
- 販売所よりも取引所を利用する
- スプレッドの狭い取引所を選択する
- ウォレットで保有する
どれも重要なので、取引所選びの際や取引を行う際には注意しておきましょう。
販売所よりも取引所を利用する
仮想通貨の売買は販売所と取引所でそれぞれ可能です。
- 販売所:運営会社と仮想通貨の売買をする
- 取引所:ユーザー同士で仮想通貨の売買をする
販売所による取引は、売買手数料がかからない場合が多く、一見お得に見えます。しかし販売所取引は取引所による取引よりも売値と買値の差額であるスプレッドが広い場合が多いです。そのため結果として、販売所取引の方が取引にかかるコストが多くなってしまうケースもあります。
取引所は自分で注文数量や価格を決める必要があるので、ハードルが高く感じますが利益を出すために慣れていきましょう。
スプレッドの狭い取引所を選択する
取引所を選ぶときには、手数料のみでなくスプレッドの広さにも気を配っておきましょう。スプレッドは売値と買値の差額であり、実質的に取引コストとして負担する必要があるからです。
少しでも利益を多く出したい方は、自分が支払う手数料とスプレッドを事前に計算しておくと、より効率的な取引所選びができるでしょう。
- 各取引所でスプレッドは異なる
- スプレッドは相場の状況や時間帯で変動する
上記を覚えておいて、取引前には手数料だけでなく、スプレッドも確認するようにしてください。
リップル (XRP) 手数料に関するまとめ
リップルの取引を行うときには、以下の手数料がかかります。
- 入出金手数料
- 売買手数料
- 送金手数料
- スワップ手数料
各種手数料は取引所ごとに違うので、手数料の安い取引所を選ぶと、取引時の費用を抑えられます。ただし手数料のみで取引所を選ぶのではなく、安全性やスプレッドの狭さなども確認しておくのが重要です。
特にスプレッドは手数料同様に、取引時に実質的なコストとして負担しなければなりません。様々な観点から取引所を比較して、自分に合う取引所を選んでみてください。