- セミナーには「良いセミナー」と「悪いセミナー」がある
- セミナーに参加する目的をもちましょう
- 少しでも怪しいと感じたら、そのセミナーから離脱すべし
仮想通貨に興味を持つ人が増え、巷では仮想通貨に関する『セミナー』が多く開催されています。
しかし、特に初心者にとって「本当にセミナーに参加する必要があるのか」「参加するセミナーは、信頼できるものなのか」などわからないことが多いのではないでしょうか。
そもそも仮想通貨のセミナーとは何なのか!?セミナーに参加する意義や「良いセミナー」と「悪いセミナー」の見分け方を解明するため、仮想通貨セミナーの実態に迫ります。
仮想通貨セミナーに参加する目的
人にはそれぞれに最も適した学習方法があり、理解の仕方は大きく3つのタイプに分けられます。
- 見て (読んで) 理解する人
- 聞いて理解する人
- 話して (質問して) 理解する人
「見て (読んで) 理解する人」は、書籍やインターネット時の情報から学ぶことができます。しかし、「聞いて理解する人」や「話して (質問して) 理解する人」の場合、セミナーに参加するというのは良い方法です。
ただし、インターネットの情報だけでなく仮想通貨のセミナーへの参加も考えているなら、なぜセミナーに参加するのか自分自身で再確認してみましょう。
仮想通貨知識を増やしたい
セミナーでは仮想通貨に関することを直接教えてもらえます。基礎的なことから、専門家が扱う技術的なものまで様々です。その中で、自分の目的に合ったセミナーを探してみましょう。
話を聞き、分からないことはその場で直接質問できるので、理解を深めることもできます。
楽に儲けたい
セミナーに参加するのは、「儲けたい」という理由が一番ではないでしょうか。「仮想通貨のことはよくわからないけど、儲けるチャンスが多そう」という漠然としたイメージでセミナーに参加する人も多いかもしれません。
しかし結論から言うと、運良く多くの資産を築く人もいますが運任せではほとんどの場合は資産を失います。
参加するだけで稼げるようになるわけではありません。セミナーに参加するからには、提供されるすべてのものを自分のものにするという気概で臨みましょう。
「良いセミナー」と「悪いセミナー」とは
残念ながら、仮想通貨のセミナーには「良いセミナー」と「悪いセミナー」があります。
良いセミナーと悪いセミナーの見分け方
「良いセミナー」では、今後の仮想通貨投資に役立つ情報が得られ、その情報は参加者の財産になります。
「悪いセミナー」では、セミナー主催者が無知な参加者から搾取することを目的としています。甘い言葉で誘って、参加者の財産を全て巻き上げようとしています。
セミナーに参加する際は、主催する企業や団体、講師などセミナーの評判をあらかじめ調べておきましょう。
セミナーの良い悪いは、実際に参加してみないと分からないかもしれません。しかし、できるだけ悪いセミナーに参加しないために、事前の情報収集は重要です。
良いセミナーの例
特定の仮想通貨や商品に偏らず、テーマに沿って客観的事実を説明してくれます。儲けるための具体的な説明があるかもしれませんが、理論的に矛盾なく解説され、勢いや雰囲気で無理な理屈を通すことはありません。
できるだけ、有名企業等が主催しているものを選びましょう。「〇〇協会」などと信頼性の高そうな名称であっても、実体のない場合もあるので注意が必要です。
悪いセミナーの例
特定の仮想通貨や商品のメリットを断定的に言い切り、時間がないことを強調した説明をします。悪いセミナーの場合、その目的は主に次の3つです。
- 教材の販売
- 高額セミナーへの勧誘
- ICOの販売
参加者からの搾取を目的としているので、手に入れられるものに、支払った金額と同等の価値はありません。
儲け話に「絶対」や「確実に」といった枕詞が現れたら要注意です。どこかの国の政府や、誰もが知っている国際的大企業との提携といった話も、よく使われる手法です。
仮想通貨セミナーに期待すること
残念ながら、仮想通貨関連セミナーの9割は、「悪いセミナー」だと言われています。「良いセミナー」もあるのでセミナーへの参加をすべて否定するわけではありませんが、セミナーに多くのものを期待し過ぎて参加すると、足をすくわれる結果になりかねません。
少しでも怪しいと感じることがあれば、できるだけ速やかにセミナーから離脱しましょう。
まとめ
仮想通貨投資を始めたいなら、情報が全てと言っても過言ではありません。セミナーに行ってからも、状況は刻々と変化します。仮想通貨市場に情報不足のままで参加すると、悪いセミナーに引っかかる可能性が高くなります。
そのため、セミナーに参加する際には事前に情報を集めることに徹底し、常に冷静な判断をするように注意してください。