SushiSwap (スシスワップ) の使い方まとめ | ステーキングと流動性提供

1分で理解する要約
  • SushiSwapはUniswapから派生したDEX (分散型取引所)
  • SushiSwapでは流動性を提供することでSUSHIと手数料収入を獲得できる
  • 流動性トークンをステークするとSUSHIを収穫できる

「SushiSwapの使い方を知りたい!」そう思っていませんか。本記事では、はじめてDEXを利用する方向けにSushiSwapの使い方やメリットを解説します。SushiSwapでSUSHIを獲得する方法を知りたい方はぜひ最後まで読み進めていきましょう。

SushiSwap (スシスワップ) での仮想通貨交換のやり方・使用方法

まずは公式サイトに飛び、「Enter App」を押します。

その後「スワップ」をクリックして、上段に交換元の通貨、下段には交換先の通貨を入れます。

すると、最下段の「金額を入力」欄が「スワップ」に変わるので、ボタンを押すと仮想通貨の交換が完了します。

SushiSwap (スシスワップ) での流動性提供のやり方・使用方法

SushiSwapにおいて流動性プロバイダーになるには、次の手順を踏みましょう。

SushiSwapでの流動性提供のやり方
STEP1SushiSwapを表示する
STEP2「+ Liquidity」ボタンを押す
STEP3提供するコインの数量を入力する
STEP4「Supply」ボタンを押す
STEP5受け取るLPトークンの数量が表示され、確認したら「Confirm Supply」ボタンを押す
STEP6イーサリアムウォレットの使用を承認する

ここでは例として、「WETH-SUSHI」プールでの流動性提供のやり方を解説します。

上記、SushiSwapのスワップページから「流動性」ボタンを押しましょう。

次に、シンボルを選択します。

今回は ラップドイーサリアム(WETH) と寿司スワップトークン (SUSHI) をペアにしました。

流動性プールでは、2種類のコインを1対1のペアにして預け入れることに注意してください。

そして、コインの数量を入力します。2種類のコインが「同じ価値」になるよう、片方を入力するともう片方のコインの数量が自動入力されます。

最後に「Supply」ボタンを押すと、受け取る流動性トークンの数量が表示されるので、確認しましょう。

問題なければ「Confirm Supply」ボタンを押し、イーサリアムウォレットの使用を承認してください。

SushiSwap (スシスワップ) でのステーキングのやり方・使用方法

SushiSwapでのステーキングは、以下の手順を踏むことで出来ます。

SUSHIのステーキングのやり方
STEP1「Farm」メニューから流動性プールを選択する
STEP2「Approve Staking」を押し、イーサリアムウォレットで承認する
STEP3「Staking」を押す
STEP4ロックするLPトークンの数量を入力し、「Confirm」を押す
STEP5「Portfolio」メニューを表示
STEP6「Harvest]をクリックする

まず左メニューから「ファーム」を選択し、「All Farms」をクリックします。

次に、画面の中央にシンボル(今回はsushi)を入力して流動性を提供したプールを検索します。

そして、その流動性プールの「Approve Staking」をクリックしましょう。

イーサリアムウォレットで承認作業を行います。なおこのときに表示されるトランザクション手数料を確認してください。

再度SushiSwapの画面に戻り、「Staking」をクリックします。ポップアップ画面が表示されますので、ロックする流動性トークンの数量を入力し「Confirm」をクリックしましょう。これで流動性トークンのステーキング作業は完了です。

SUSHIを獲得するには、左メニューから①「Portfolio]をクリックし、②「Harvestable」欄の「Harvest」を選択しましょう。

なお「Harvestable」欄の数値はすぐに利用可能なSUSHIの数量で、報酬の3分の1です。残り3分の2は「Locked (2/3) 」欄に記載されており、これは6ヶ月後にロックが解除されます。

SushiSwap (スシスワップ) の使い方に関するQ&A

SUSHIを稼ぐには取引とプールのどちらがおすすめ?

SUSHIを手に入れるときは、取引のほうが手軽でおすすめです。他の暗号資産 (仮想通貨) と同じようにBINANCEなどの取引所で入手できるほか、SushiSwapのスワップメニューを使って交換できます。

流動性プロバイダーになってSUSHIを手に入れるには、いくつかの手順を踏む必要がありますし、ガス代がかかるため高くつきます。

SushiSwap (スシスワップ) とUniswap (ユニスワップ) どちらが使うのにおすすめ?

暗号資産 (仮想通貨) を他の暗号資産 (仮想通貨) へ交換したり、流動性プロバイダーになって手数料を稼いだりしたい場合はUniswapがおすすめです。

なぜならUniSwapはSushiSwapよりも流動性が高いからです。

だだしSushiSwapでは、SUSHIをステーキングできる「Sushi Bar」や貸付できる「Bento Box」など、Uniswapにはないメニューが開発されています。Uniswapにない部分はSushiSwapを使うなど、使い分けると良いでしょう。

DEX (分散型取引所) は安全ですか?

DEXは安全とは限りません。DEXはスマートコントラクトというプログラムに従って自動的に動作しますが、常にバグのリスクを伴っています。

一度スマートコントラクトを設定してしまうと変更は不可能で、バグがあるとハッキングされ続けるでしょう。第三者機関が監査したDEXであっても、リスクが伴うことに注意してください。

SushiSwap (スシスワップ) とは?

SushiSwapは、イーサリアムのブロックチェーン上で動作するDEXです。設立者はシェフ・ノミと名乗る匿名の人物です。2020年8月に設立してからわずか1週間で、12億7000万ドル(約1350億円)もの資金を集めたことで知らています。

スマートコントラクトで管理されているDEX (分散型取引所)

DEX (分散型取引所) がBINANCEなどの一般的な取引所と大きく異なる点は、「自動化された公開プログラム (スマートコントラクト) によって管理されている」点です。DEXはスマートコントラクトによって制御されており、取引や支払いに第三者が介在することはありません。

「第三者が介在しない」例をあげると、自動販売機があります。ユーザーがコインを入れてボタンを押すと、内部のプログラムに従って自動的に商品を出します。DEXも同様に、ユーザーが特定の操作を行うことで両替や金融サービスが自動的に提供されます。

またスマートコントラクトの内容や、取引の履歴は誰でも見れるよう公開されています。どのような取引が行われるか、実際にどのようなお金の動きがあったかが公開されているため、取引に透明性があるといえます。

BINANCEなどの一般的な取引所の場合はデータが公開されていないため、運営企業によって操作される可能性がないとは言い切れません。

AMM (自動マーケットメイカー) を採用している

AMMとは、注文板を使ってユーザー同士の注文をマッチングさせるのではなく「流動性プール」とよばれる、あらかじめ準備された異なる2つの通貨が入っているプールからトレーダーがコインを交換するしくみのことです。

プールに資金を提供した「流動性プロバイダー」には、プールにおけるシェア率に応じて、トレーダーが支払う取引手数料が分配されます。このようにAMMでは、「流動性プロバイダー」になることでインセンティブを得られ、インセンティブ目当てに多くの流動性が生み出されました。

Uniswap (ユニスワップ) から派生したDEX (分散型取引所)

SushiSwapは代表的なDEXのひとつであるUniswapから派生した取引所です。「派生した」とはどういうことかというと、Uniswapのプログラムをコピーして作ったということです。UniSwapのプログラムコードはインターネット上に公開されており、だれでもが利用が可能でした。

ただ「コピペ」したのと同様なので否定的な意見も少なからずあったようです。またSushiSwapはDEXのしくみをコピーしただけではなく、Uniswapのユーザーを引き抜こうともしました。

具体的には、Uniswapのユーザーに対してインセンティブを与えるというものでした。しかしUniswapから流動性を吸い出すような施策だったため、Sushiswapは「Vampire Attack」と呼ばれました。ただこの施策によってわずか1週間で12億7000万ドル (約1350億円) の資金を集めています。

UniswapとSushiSwapの違いはネイティブトークンがあるかどうかでしたが、UniswapがUNIトークンを出したことで、この点での違いはなくなっています。

設立者が14億円ものSUSHIをイーサリアムに交換する事件が発生

2020年9月、SushiSwapの匿名の設立者シェフ・ノミ氏が大量のSUSHIトークンをイーサリアムに交換していたことがわかりました。取引所を設立してからわずか1週間ほどで売却したため、多くのユーザーから出口詐欺を疑われました。

このときSUSHIトークンは約73%価格が急落しました。

その後シェフ・ノミ氏はツイッター上で謝罪し、3万7000ETH(約14億円相当)をSushiSwap開発基金へ戻したことを報告しました。SushiSwapの管理権限を手放し、暗号資産 (仮想通貨) デリバティブ取引所FTXのCEOであるバンクマン・フライド氏へ移譲しています。

SUSHI上位保有者9名にはガバナンス権利が与えられる

SUSHIトークンはガバナンストークンとしての役割があります。というのもSushiSwapにおける大きな変更はコミュニティメンバーによる投票を通じて決定されているからです。

ただしSUSHIそのものを使って投票するのではなく、SUSHIをプールに預け入れたりステーキングしたりして得られる「SUSHIPOWAH」を使うことで投票が可能になります。これは大きな資金をもつ大型投資家の影響を防ぐための施策です。

そしてSushiSwapにおける変更が小さい場合はコアメンバーによって決定されます。

また開発基金ウォレットから資金を引き出す場合、9人のうち6人の署名が必要になりますが、9名の署名者は選挙によって選ばれます。

SushiSwap (スシスワップ) のメリット

SushiSwapのメリットは次の3つです。

  • 独自の流動性マイニングプログラム「onsen」に参加できる
  • 資金をプールすることで手数料とSUSHIがもらえる
  • SushiSwap (スシスワップ) は年利が高く稼ぎやすい

独自の流動性マイニングプログラム「onsen」に参加できる

SushiSwapでは「流動性プロバイダー」になることで手数料収入を得られます。プールは次の2つのメニューから選べます。

  • 常設 (permanent)
  • onsen

一般的な流動性プールは常設 (permanent) の方です。一方、onsenは常設でない一時的な流動性プールのことを指しています。このonsenは、SushiSwap運営者が「流動性を高めたい」としている通貨ペアをリストしたもので、主に新しい暗号資産 (仮想通貨) プロジェクトが発行するコインが上場しています。

資金をプールすることで手数料とSUSHIがもらえる

SushiSwapでは「流動性プール」へ資金をプールすることで、手数料収入とSUSHIトークンを得られます。

SushiSwap (スシスワップ) は年利が高く稼ぎやすい

SushiSwapでは投資利益率 (ROI) が非常に高いという点がメリットの1つです。

SushiSwap (スシスワップ) の使い方に関するまとめ

今回はSushiSwapの使い方を紹介しました。SushiSwapはUniswapを基に作られたDEXで、Uniswapにはない魅力も持っています。

本記事を見て、SushiSwapに興味を持った方はBINANCEなどの海外取引所で購入を考えてみてはいかがでしょうか?

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