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テゾス (Tezos/XTZ) の今後と将来性について徹底解説

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Kasobu 編集部 (Kasobu editorial team)
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1分で理解する要約
  • テゾス (Tezos/XTZ) はスマートコントラクトを可能とするプロジェクト
  • 2021年末には1XTZ=11ドルに到達することが予測されている
  • 上場や提携が進むことでさらなる価格上昇が見込まれる

近年注目を集めてきた暗号資産(仮想通貨)にはテゾス (Tezos/XTZ) の存在があります。テゾスは2017年に誕生した暗号資産 (仮想通貨) でありながら、じわじわと知名度を高めている銘柄です。プラットフォームプロジェクトとして発展を続けており、今後の成長が見込まれています。

本記事ではテゾスの将来性や取扱上での注意点を解説しています。

テゾス (Tezos/XTZ) とは

テゾスはスマートコントラクトを可能としたプラットフォームプロジェクトです。プロジェクトの類似性としてはイーサリアムとの共通点が多くなっています。テゾスについての基本情報は以下の通りです。

テゾスの基本情報

通貨単位

XTZ

24時間取引高

$370.690.371

時価総額

$2.529.989.285

最高値

$3.83

運営元

テゾス財団

テゾスがイーサリアムや他の暗号資産 (仮想通貨) と一線を画す性能にはハードフォークを必要としない点があります。ハードフォークなしでシステム上の問題点を解決できるため、既存の通貨を分裂させることがありません。

テゾスは2017年のICOで大きな話題を集め約250億円の資金調達を成功しています。運営元の対立によるプラットフォーム立ち上げの延期といった問題も発生したものの、現在ではメインネットも稼働済みです。フランスでは財務大臣がテゾスに関心を寄せるといったニュースもあり、国を動かすしくみとしても注目を集めています。

また将来的に分散型アプリケーション (Dapps) の開発プラットフォームとしての確立も期待されています。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後・将来性

ハードフォークが不必要

暗号資産(仮想通貨)はブロックチェーンの性能によって情報の改ざんが事実上不可能となっています。新しいルールを適用する場合ハードフォークにより新しい銘柄を誕生させますが、テゾスではハードフォークの必要なしで、システム上の変更を加えられます。

PoSを使用

プルーフオブステーク (PoS) とはテゾスのブロックチェーンを成立させる承認方法です。ビットコインなどで採用されているプルーフオブワーク (PoW) は大規模なマイニングマシンを必要とします。しかしPoSではテゾスを保有することでテゾスの発掘作業 (ステーキング) に参加可能です。またステーキングへの貢献度によって報酬も獲得できます。

PoSはPoWに比べて環境面でも電気代がかからず、多くの保有者がステーキングに関われるといった利点が多く存在しています。

オリジナルのスマートコントラクトを使用

スマートコントラクトは賢い契約とも呼ばれます。ブロックチェーン上にプログラムを書き込んでおくことで、あらかじめ定められた条件が達成されると自動的にプログラムが起動します。この内容を応用することで契約者同士が顔を合わせなくてもすばやい契約を実行可能です。

またブロックチェーンに記録された情報は改ざんがほぼ不可能です。そのため何人にも偽装されることのない正しい情報として認識できます。

テゾスでは記録したデータを検証できるように、独自のスマートコントラクトが実装されています。

オーキャメルを使用

Ocaml (オーキャメル) はテゾスで採用されているプログラミング言語です。Ocamlの特徴としてバグや不具合が起こりにくく、記入したコードが誰にでもわかりやすくなっていることから扱いやすい言語として採用されています。

リング署名の使用

リング署名は取引情報を記録する時に公開鍵と非公開鍵がセットで記録される署名方法です。この署名は同じタイプの鍵の所有者のみが分かる情報が提示され、利用者が鍵を持っていると証明できます。

リング署名は第3者から送金情報を明らかにされないため、個人の特定が困難です。つまり匿名性の高さを示しており、マネーロンダリングなどに悪用される危険性もはらんでいます。

ブロックチェーンの特性

テゾスのブロックチェーンは他の暗号資産 (仮想通貨) と違って自己修復型に当たります。すなわちプロジェクトの進行状況に応じて、システム修復や軌道修正といった柔軟な対応が取れるということです。

この側面はハードフォークによるコミュニティの分裂を避けられますが、同時に参加者の質によってプロジェクトの出来が変わってしまうことも意味しています。

運営状態の良さ

テゾスの財務状況としてはテゾス財団が役割を担っている側面があります。テゾス財団の公式ページでは更新頻度が高くプロジェクトの推進に向けて活動的であるとうかがえます。

財務状況を知る重要な情報である財務報告は4半期ごとに公開され、40ページの資料で詳しい状況を理解可能です。またテゾスを活用した研究などへの支援金も潤沢に提供しており、テゾスの発展と普及に向けて万全な体制を取っています。

運営元があるプロジェクトでは必ずと言ってもいいほど価格操作の問題が上がります。しかしテゾス財団はテゾスを市場の10%しか保有しておらず健全性も高いと言えるでしょう。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後のアップグレード

テゾスはプロジェクトの進行状況に合わせて細かな軌道修正を踏まえた開発が進められています。そのため明確なロードマップについては定められていません。しかし大まかな導入項目については以下のように定めています。

  • プライバシー保護トランザクション
  • シャーディング
  • セカンドレイヤー

これらの技術はすでにイーサリアムで取り組まれています。そのため市場に与えるインパクトは大きくありません。

テゾスはイーサリアムと類似するプラットフォームプロジェクトとして、遅れをとっているように見られています。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後の価格

暗号資産 (仮想通貨) 予測サイトの期待が高い

previsionibitcoin」は暗号資産 (仮想通貨) を専門にして、様々な観点から相場予測を行っています。

テゾスについても将来的な価格が公表されておりprevisionibitcoinの予測では2021年末には、11ドル近くまでの上昇が見込まれているようです。

表示しているグラフでは2021年7月ごろから大きな上昇をはじめます。そこから年末には11ドルあたりまで値上がりを起こすとのことですが、この根拠にはテゾスの認知度が高まる面が大きいようです。2021年にはテゾスを取扱う取引所が増え、さらに提携先の企業なども増加すると予測されています。

テゾスは現在の地点では知名度よりもスマートコントラクト面で評価をつけられている側面が大きいです。そのため知名度の高まりにつれて、2021年は大きな値上がりを実現する可能性があります。なお2022年のテゾスの価格予想では、10ドルから18ドルの間で変動が激しくなっています。

これらの価格予想はテゾスプロジェクトの進捗具合や、取引所への上場スケジュールなどで変わることが多いです。あくまで大まかな目安としてとらえておくのがいいでしょう。

テクニカル分析

テクニカル分析によって、テゾスは今後6ドルから14ドルまでの値上がりの可能性を見せています。テクニカル指標にはエリオット波動とフィボナッチトレースメントを使用しました。

なおテクニカル分析はあくまで過去の値動きを元にしているものです。今後のテゾスに関わる状況次第では予想外の値動きをする可能性も十分にあります。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後に関する評判

テゾスをステーキングしているユーザーのツイートです。このツイートによるとテゾスの上昇トレンドはBINANCEによって抑制されている疑惑が述べられています。この系列のツイートもステーキングをするうえで参考になるかもしれません。

ユーロのステーブルコイン「EUR-L」についての説明動画がリツイートされています。テゾスを利用したステーブルコインの登場で、展開が成功すればテゾスが通貨として利用される日も見えてくるかもしれません。

本ツイートではステーキングによる獲得利益が10年で2倍になると予測しています。1XTZ=1950円の期待は「previsionibitcoin」が予測する2022年のテゾス価格と一致しています。

今後将来性のあるテゾス (Tezos/XTZ) を購入できる取引所

bitFlyer (ビットフライヤー)

取引量が日本No,1の取引所

2020年12月、最大手国内暗号通貨資産取引所bitFlyer (ビットフライヤー) がテゾスの取扱いをはじめました。これは国内では初であり大きな注目を集めています。

bitFlyerは 取引量が日本No,1の国内最大級の暗号資産 (仮想通貨) 取引所です。過去に1度も暗号資産 (仮想通貨) のハッキング事件が生じたことがなく、サービスの信頼性が高いことで有名です。なかでも独自に開発された取引ツール『bitFlyer Lightning』はFXや先物取引など様々な種類の取引手法を使うことができ、使いやすさは国内外の取引所と比べても優秀です。

他にも手数料が安いことや補償サービスの満足度が人気の理由として挙げられます。ビットコインの取引量に応じて手数料が安くなったり、FXでは当日中に決済すると手数料がタダになるなど、 手数料を安く抑えるしくみがあります。また国内初となる補償サービスも大手損保会社とつながっており安心感のある取引ができます。

FTX (エフティーエックス)

FTXは、アルトコインを主とした先物取引や、株式投資でもおなじみのインデックスなどいろいろな取引形態に対応した取引所として人気があります。「レバレッジトークン」というオリジナルの商品を発行するなど定評があります。

レバレッジトークンとはレバレッジを適用したポジション自体がトークン化したものです。レバレッジトークンではロスカットが行われず、取引が強制終了することはありません。

BINANCE (バイナンス)

BINANCEは世界最大級の暗号資産 (仮想通貨) 取引所です。取引量・ユーザー数はもちろんのこと100種類以上の通貨が取引でき、国内取引所では扱えない通貨もいっぱい買えます。まだ価格の低い「アルトコイン」の取引がしたい方には特におすすめの取引所です。

また取引所独自通貨バイナンスコインの取引が可能で、所持していると取引手数料が安くなったり新しく上場する通貨を決める投票を行うことができます。

テゾス (Tezos/XTZ) に今後投資するときのポイント

フランスの銀行で使われる

2020年9月には「Societe Generale」から、フランスの中央銀行がデジタル通貨実験としてテゾスブロックチェーンを導入すると発表しています。「Societe Generale」は中央銀行とデジタル通貨の共同開発を実施しており、ユーロのデジタル化を促進するための導入です。テゾスからも開発メンバーが参入しており、テゾスを利用した開発実験に本腰を入れているようです。

2021年3月にはフランスとラテンアメリカでカジノグループを運営している「G​​roupe Casino」が、テゾス基盤のユーロのステーブルコイン「Lugh (EURL) 」導入を検討していると報道されました。ここから「Lugh (EURL) 」の実用性が証明されれば、いずれ日常生活でも普及すると期待できます。

スマートウォレットとの統合

2020年12月4日に「Sylo Smart Wallet」がテゾスのパブリックブロックチェーンを統合すると発表しました。「Sylo Smart Wallet」はコミュニケーションと暗号資産(仮想通貨)のやり取りができるスマートウォレットです。

「Sylo Smart Wallet」は資産の自己管理ができるウォレットとしてユーザーを増やしつつあります。そのためテゾスブロックチェーンを導入して、万全なセキュリティ面と利便性の高い資産管理を実現する狙いがあるようです。

「Sylo Smart Wallet」がこのまま分散型ウォレットアプリケーションとしてユーザーニーズに応えることで、テゾスの技術導入が注目されるかもしれません。

ステーキングを使う人が増える

テゾスはすでにいくつかの取引所でステーキングの対象通貨として利用されています。今後の展開によってはステーキングの需要が高まり、テゾスのステーキング数も増加すると期待されています。

スイス証券取引所資産部門「SIX Digital Exchange」とカストディ企業「Custodigit」は共同で新規サービスをリリース予定です。「SIX Digital Exchange」はビットコインやイーサリアムをはじめとして、テゾスについても取引所取引商品 (ETP) の提供を行っています。ETP化されたテゾスはシンボルとして「AXTZ」と表記されており、「AXTZ」で取引をするたびに利子を受け取り可能です。

「SIX Digital Exchange」と「Custodigit」による新規サービスはステーキング関連のものだと予測でき、実際にそのような投資商品がリリースされることで、テゾスのステーキング利用者が増える可能性が高いです。

オープンミンター

オープンミンタープロジェクトでは、テゾスプラットフォームの利用促進を目的としたNFTトークンの簡易的発行を可能にしました。NFTは代替え不可能なトークンと呼ばれ、NFT化されたトークン1つ1つがそれぞれの価値を持ちます。

イーサリアムでもクリプトキティのようなゲームで珍しい猫を生み出すことで、高い価値が付けられています。このようにテゾスプラットフォームでNFTが推進されると、テゾスの利用価値も高まると予測されるでしょう。

セキュリティトークン

テゾスは仕様変更においてハードフォークを必要としない点から、価値の分裂などが起こりにくい暗号資産 (仮想通貨) です。その性質は有価証券の側面を持っており、関連企業によるテゾスへの対応が進んでいます。

さらにテゾスを保有することによるステーキング報酬も大きな特徴になっており、有価証券として確立されることで安全性が高まり機関投資家の資産なども流入する可能性があります。

集団提訴

テゾスは2017年にICOを実施して、約250億円の資金調達を行いました。しかし当時の財団では開発者とテゾス財団の最高責任者の間で方向性が一致せず、内紛状態に陥りました。内紛はテゾスプロジェクトの開発延期に繋がり、テゾスを購入した投資家による集団提訴が発生しています。

この集団提訴は2020年8月に裁判所によって和解承認が締結され、テゾス財団が2500万ドルの支払いを行うことで収められました。

一連の集団提訴問題によって、運営元による対立はプロジェクト推進において停滞を招くと再認識されています。テゾス財団も問題解決後は健全な運営元として体制を整えているものの、今後同じような問題を起こすことは信用問題にかかわります。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後・将来性に関するQ&A

過去のテゾスの値動きについて教えてください

テゾスの価格推移は右肩上がりとなっています。2019年2月末の段階では1XTZ=44円、2020年2月末の時点で1XTZ=310円です。2021年3月19日時点では1XTZ=466円となっているため、全体的に見ても上昇傾向にあります。

テゾスはビットコインやイーサリアムの問題を解決するために作られた暗号資産(仮想通貨)で技術的に優れていますが、今後取引所への上場や提携先の増加によって知名度が高まることでさらなる値上がりを期待できるでしょう。

テゾスの取引で注意点はありますか

テゾスは仮想通貨の時価総額ランキングで30番台に位置しています。次第に知名度を高めて価格を上げていく傾向があるため、テゾスで取引を行う場合は中長期保有を心がけるといいでしょう。逆にスキャルピングといった短期取引でテゾスを対象にすることで、あまり大きな利益は見込めずかえって損失を大きくする可能性もあります。

そしてテゾスは暗号資産 (仮想通貨) です。為替や株式と比較するとどうしても価格の変動率 (ボラティリティ) は高くなります。ハイリスクハイリターンな投資対象であることに変わりないため、投資は計画的に行ってください。

さらに購入したテゾスを保有する場合、保管場所にも気を配る必要があります。取引所はセキュリティ体制に力を入れているものの、ハッカーの狙いどころには違いありません。過去には数百億円規模の暗号資産 (仮想通貨) が流出した事件も発生しています。

万全なセキュリティ体制を敷くならハードウェアウォレットがおすすめです。ハードウェアウォレットは専用端末に暗号資産 (仮想通貨) の秘密鍵を保管して、資金の移動時以外はオフラインで保存されます。そのため専用端末の紛失や第三者へのパスワード漏洩が発生しない限り、安全に保管可能です。

テゾス (Tezos/XTZ) の今後・将来性のまとめ

テゾスはユーロ圏での導入やステーキング需要、さらにスマートウォレットでのブロックチェーン技術投入といったプラスの要素が多く用意されています。テゾス運営もテゾスの開発と普及に尽力しているとうかがえており、NFTの普及も進むことで、テゾスの利用価値がさらに高まると予想されます。

これからさらなる発展が期待されるテゾスについて今後も注目する価値があると言えるでしょう。