仮想通貨の二段階認証の方法は? 安心・安全の取引をするためのセキュリティ対策を徹底解説

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Kasobu 編集部 (Kasobu editorial team)
1分で理解する要約
  • 二段階認証とは、本人確認の手順を1つ増やすセキュリティ保全策のこと
  • 二段階認証における情報管理コストはテイクすべきもの
  • 二段階認証アプリを活用してセキュリティ対策をしよう

不正アクセスについての犯罪や事件が多く起こるなか、「二段階認証」という言葉をとてもよく耳にするようになってきました。

現代のセキュリティ対策においてのキーワードの一つであるこの単語について、その仕組みから効果、設定方法まできちんと把握して活用することは重要です

この記事では安心で安全な取引のため、セキュリティ強化の観点から二段階認証について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください!!

二段階認証とは?

二段階認証とは、認証の際の本人確認の要素を増やすことで、第三者によるアカウント(ID)への不正アクセスに対策する方法のことです。

主にシステムやサービスへのログイン前や決済前にさらなる安全対策として導入されています。

仕組み

二段階認証とは、言葉のままですが、段階を2つに分けて行う認証ということです。

現在最も普及している認証方法は、一段階の認証です。通常のサービスへのログインを思い起こしていただければよいのですが、ログインID(アカウント)とパスワードを使って認証を行います。

これに加えて二段階認証ではもうひとつ確認を追加します。

二段階認証の方法の中でもポピュラーなもののひとつ「ワンタイムパスワード」では、一段階目の認証の後、数十秒ごとに自動生成される文字列をユーザーが指定した端末へ送信するなどして、アクセスが正しい本人なのかということを再確認します。

自分で決めたパスワードにプラスして、サービスやシステムから端末へ自動で送られてくるパスワードをさらに入力することで二段階の認証を行うということです。
通常のログイン情報+携帯端末による確認」と認識していただければと思います。これが二段階認証の仕組みです。

メリット

二段階で認証を行うメリットは、よりセキュリティ対策への手間がかかっていることにより、不正アクセスへの防御効果が高まることです。

自分のスマートフォンでやりとりをする個人情報について思い浮かべてみてください。

SNSでの会話、アカウント情報、出金、送金…。外に漏れてしまったらプライバシーも金銭的にも大きなダメージを受ける場合があることが簡単に想像できます。

個人の情報が不正取得されてしまうという可能性を完全にゼロにすることはできません。しかし、二段階認証ならその可能性を下げることができるのです。

自分の資産を守るためにも、二段階認証は必須だと言えます。

デメリット

二段階認証を行うことでネガティブなことがあるとすれば、それは利用にかかる管理コスト程度です。

認証への段階を多くしている分、パスワードや端末の管理が煩雑になりがちで、何かあった時の対処に困ることがあります。

例えば、携帯端末を紛失してしまった際に、その端末を登録するような二段階認証を設定していた場合、そのアカウントでのサービスへのアクセスをすぐに復活させることができなくなる場合があります。

しかし、情報管理コストを軽視することは大事故につながるので、上記のことを「二段階認証のデメリット」と捉えることは危険です。

二段階認証は、コストをかけてでも行うべき方法だと認識するべきです。

登録時の注意点

注意点としては、二段階認証の設定を行うときは、バックアップを行うなど、何かの理由で認証ができなくなった時のカバー策を用意しておくのがよいです。

例えばアプリなどのスマホ端末を利用した二段階認証の場合、二台以上の端末で設定しておけば、一台のスマホが壊れてしまった時も、もう一台のスマホを使って認証コードを取得することができるので問題がありません。

もう使っていない古い端末でもアプリのダウンロードはできるので、念のため古い端末を使ってもバックアップとして設定しておくと良いです。

おすすめの二段階認証アプリ

二段階認証は、スマホを持っているのならアプリで行う方法が主流です。

おすすめの二段階認証アプリについてその特徴と使用時の注意点を紹介します。自分に合った二段階認証アプリ探しの参考にしてください。

  • Google Authenticator
  • IJ SmartKey
  • uthy

おすすめアプリ1 Google Authenticator

Google Authenticatorは、Googleアカウントの二段階認証を行うGoogleの公式アプリです。現在の二段階認証のアプリとしては最もメジャーなものです。

Googleの信頼性の高さ

Googleの公式アプリなので、ブランド力からの安心感があります。

操作性がシンプル

Googleらしいアクセシビリティデザインで、画面がシンプルかつ操作性が高いです。

認証コードの引き継ぎが不可能

Google Authenticator利用時の注意点としては、認証コードの引継ぎができないことです。新しいスマホなどに買い替えた際に、サービス側から引き継ぎコードを払い出しても、Google Authenticator側でそれを受け取る機能はありません。

もしGoogle Authenticatorを利用していてスマホを換えた場合は、二段階認証設定をしているサービスすべてをいったん解除して、新しいスマホで登録しなおす必要があります。これにはかなりの手間がかかります。

バックアップが取れない

また、Google Authenticatorはバックアップが取れません。バックアップとは、クラウドなどにそのデータを保存して保険をかけることですが、安全性への考慮からか、Google Authenticatorにはその機能がありません。

機種変更などでスマホ端末自体を変更し、いったんどこかへ保管しておいたその内容データを新端末に引き継いだとしてもGoogle Authenticatorについての情報は引き継がれません。

この場合も、Google Authenticatorを利用して二段階認証設定をしているサービスすべてに新端末ではログインできなくなります。

おすすめアプリ2 IIJ SmartKey

IIJの二段階認証アプリです。こちらも有名企業のアプリなので信頼感があります

機種変更時の引き継ぎが容易

IIJ SmartKeyのメリットは、Google Authenticatorの不便さをカバーしている点です。機種変更時の引継ぎはかなりスマートに対応できるように設計されています。アプリ上で操作できるのがうれしいですね。

アプリ自体にパスワードを設定できる

また、アプリ自体にパスワードを設定できるので、さらにセキュリティ高度を高めることができます。二段階認証アプリにパスワード設定をするので、一段階増えて三段階認証ですね。

認証用のコードの移動が容易

各コードを個別に並び替えや移動をすることが可能なので、よく使う認証コードで昇順ソートかけることもできます

おすすめアプリ3 Authy

最近注目を集めている二段階認証アプリがAuthyです。

複数の端末で認証コードを同期できる

Authyは、複数の端末で認証コードを同期することができます。不慮の事故などでメインの端末が使えなくなっても、認証コードまで紛失してしまうことを防ぐことができます。

Chromeの拡張機能を使えるので、PC・スマホから使用可能

webブラウザで利用できることもメリットです。複数の端末をまたいで認証コードを利用していくスタイルで二段階認証を活用したい場合は便利です。

日本語未対応で操作が難しい

ただ、デメリットとしては日本語に未対応であることです。詳しい使い方を知ろうとしても、英語での説明しか探せない状況です。

取引所での二段階認証設定方法

仮想通貨の取引所でのデータのやり取り、具体的にはログインと出入金と送金などですが、これには細心の注意を払い、セキュリティ保護をかけるべきです。

二段階認証アプリを活用して、取引所やウォレットを連携させる方法について、bitflyer、GMOコインでの設定方法について説明します。

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GMOコインでは、下記のタイミングで二段階認証の設定ができます。

  • ログイン時
  • 日本円、仮想通貨出金時

またGMOコインでは、Google Authenticator、SMS、電話での設定も可能ですので、合わせて利用してみても良いでしょう。

bitflyer (ビットフライヤー)

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bitflyerでは、下記のタイミングで二段階認証の設定ができます。

  • ログイン時
  • 外部アドレス登録時
  • 日本円出金時
  • 仮想通貨の外部送付・bitWire時

bitFlyerでもGoogle Authenticator、認証アプリ、SMS、電話での設定が可能です。

まとめ

安心や安全のためセキュリティにコストをかけてリスク低く仮想通貨取引を行うことは、当然のことながら専門的な知識が必要です。そのため戸惑うことも多いかと思います。また、二段階認証の方法はまだまだ普及されているとは言えない部分もあり、アプリやサービス側のインターフェイスも発展途上というのが現状です。しかし、二段階認証アプリは使いこなせれば本当に便利ですし、仮想通貨のトレーディングにはセキュリティ上必要不可欠なツールです。

ただ、残念なことにセキュリティ関連の事故や事件に絶対に巻き込まれないようにすることは不可能です。そのため、実際に事故にあってしまっても慌てず対処できるよう、日頃の情報収集を怠らないことが何より大切です。二段階認証を含めた、リスクとセキュリティの動向にこれからも注視が必要です。