VLDMIインジケーターとは?特徴やダウンロード方法を紹介


VLDMIはオシレーター系インジケーターの一種
RSIよりも反応が早く、複雑な計算式から正確なデータを示すのが特徴
投資への役立て方や設定方法、使い方なども解説

「VLDMIって何?」「仮想通貨のチャート分析にどうやって使うの?」など疑問を感じていませんか。VLDMIとは仮想通貨のチャート分析に使うオシレーターの一種で、価格変動の大きさに応じて柔軟に対応してくれるのが特徴です。

今回はVLDMIを学んだり使ったりしてみたい方のために、特徴や利用方法を紹介します。この記事を参考にすれば、仮想通貨のチャートを奥深く分析するうえで、VLDMIを役立てられるでしょう。

【Trading View (トレーディングビュー) | 無料で使える多機能チャートツール】

![](https://kasobu-com.imgix.net/kS31vTVOlUbo2uUHCeNIxntiKWC3/1637228950489/btc-usd-tradingview-example.jpg?auto=format)

Trading View では100種類以上のインジケーターや50種類以上の描画ツールを自在に駆使し、相場の動向を把握できます。

また、ユーザー同士のコミュニケーションの場としての役割も兼ね備えています。自分のチャート分析やトレードの案を公開したり、他の人が公開した指標を見てトレードの参考にしたりできます。

さらに、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成も可能で、全世界で数多くのトレーダーに愛用されています。

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができます。トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。

VLDMIとは?

VLDMIは、「Variable Length Dynamic Momentum Index」の頭文字を合わせたもので、価格変動を意味するボラティリティに配慮しながら、計算結果を出力するオシレーター系インジケーターです。

RSIと性質が似ていると考える方もいるようですが、VLDMIはRSIよりも反応が鋭く、素早くて正確なチャート分析ができます。インジケーターとしてはレアで、初期状態で組み込んであるチャートが少ないのも特徴です。

RSIと同じく、使い方自体は買われすぎや売られすぎを判定するものですが、VLDMIはボラティリティに配慮するぶん、奥深くチャート分析できます

VLDMIの見方

VLDMIはボラリティティへの配慮というRSIとの違いはありますが、大まかな使い方は変わりません。チャート内の70を超えるほど上のポジションに行けば買われすぎと判断し、下落トレンドのサインと判断できます。30を下回ればその逆で、上昇トレンドが近いと読めるでしょう。

RSIとくらべると、VLDMIの方が早くサインを出します。ユーザーにとってはトレンドを狙ってまとまった利益を狙うために、VLDMIのように早く情報をもらえるツールが役立つでしょう。

ボトムアウトやピークアウトもRSIより早いので、取れる利益を最大限に取るための投資判断につなげやすいのがVLDMIの魅力です。以上からVLDMIは手に入ると、強力なサポートを期待できます。

VLDMIの計算方法

VLDMIの計算式は複雑なので、慎重に見て判断しましょう。

  • 基準期間/ (終値のA期標準偏差/そのB期単純平均)=VL
  • VL期間内の前日比プラスだけの変動合計/同期間内すべての前日比合計=VLDMI

基準期間は14になる場合が多いです。A期やB期はチャートの足期間に合わせた区切りの数で、7期で1日足なら1週間、5分足なら35分になります。VLDMIではA・Bともに10日が基準になるのが多いようです。

VLDMIで使っている標準偏差は統計学用語で、複数データが存在したときのバラつきの大きさを複雑な計算式で現しています。標準偏差に単純平均を組み合わせ、変動を繰り返す仮想通貨やFXの相場に配慮した計算が可能です。

以上からVLDMIは、単純平均だけでなく標準偏差も交えた計算により、RSIよりも正確に相場状況を映し出す結果を出します

VLDMIはダイバージェンスを適用させやすい?

VLDMIは、チャートとオシレーターのそれぞれが反対方向に動く、ダイバージェンス現象を生かしやすいといえます。VLDMIを使って投資サインを見極めたいなら、チャートとオシレーターの動きがそろわなくなるときに要注目です。

オシレーター系指標はRSI、ストキャスティクス、シャンデモメンタムオシレーターなど人気の種類が集まっています。しかしVLDMIもチャートの下落トレンドが終わらないうちにオシレーターとして上向きを始めるなど、逆張り投資のサインを教えてくれます。

VLDMIを使っていて、チャートと反対方向へ動き始めたら、トレンド転換が近いとして、買いや売りのポジションメークに入るのがおすすめです。しかしダマシとしてチャートの予測が外れることもあるので、信じすぎには注意しましょう。

VLDMIを使えるFX業者・取引ツール一覧

VLDMIは、主にFXチャートにある指標です。使えるところは限定的ですが、外為オンラインやFXブロードネットなどの人気取引所でも使えます。この章では、VLDMIを扱うFX業者や取引ツールの代表例を4つにまとめました。

外為オンライン

外為オンラインは、初心者に優しいコンテンツの充実などから人気のFX取引所です。iサイクル2取引という独自の自動注文方法を採用しており、仕事が忙しい合間でも取引を任せられる特徴があります。

デモトレード機能や無料セミナーの積極的展開など、初めてFXに取り組む人でもなじみやすい印象です。VLDMI搭載により、チャートも深みのある分析が可能なので、初心者から上級者まで、さまざまなタイプが取り組める場所として要注目でしょう

ひまわり証券

ひまわり証券は1998年に設立し、日本国内で初めてFX取引を展開しています。現在ではパソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも投資ができるシステムを確立しており、VLDMIを含めたテクニカル指標も活用できます。

トレードツールには「さきどりテクニカル」として相場予測を行う機能があり、ここからFXの値動きを学べます。初めてFXを取り組み、大きな損をしないで上達させたい方には注目に値する取引所でしょう。

アイネット証券

アイネット証券は高機能な取引ツールを備えており、本格的な投資で利益を狙う方におすすめです。操作は初心者でもわかりやすく、上級者ならVLDMIを含めたテクニカル指標を使いこなしながら、まとまった利益を狙えるでしょう

パソコンやスマートフォンなどから注文できるだけでなく、「i-NET TRADER」という独自の高機能トレードツールも備えています。自身の希望に合わせて投資環境を整備できるのがアイネット証券の魅力でしょう。

FXブロードネット

FXブロードネットは使い勝手に優れた取引所として、グッドポイントが多くあります。取引ツールはすべて無料で、自動売買機能により仕事が忙しても投資を任せられます

現代社会ではライフスタイルが多種多様に変わってきているので、生活環境を問わずに使用できるFXブロードネットが助かるという方もいるでしょう。

1000通貨単位4000円から参入できるなど、少額でも参入できるのがポイントです。VLDMIなどのテクニカル指標を試す場としても最適といえます。

VLDMIのダウンロード方法

MT4というFXのトレーダーツールに、VLDMIをダウンロードで組み込めます。『医学的FX』がVLDMIインジケーターの配布を行っているので、「MT4インジケーター:相場に合わせて期間が変わるRSI、VLDMI」にアクセスしましょう。

医学的FX「MT4インジケーター:相場に合わせて期間が変わるRSI、VLDMI」

VLDMI

VLDMI.zipをダウンロードすると、圧縮フォルダーツールに2つのファイルが出ます。

VLDMIの設定方法

画面左上の「ファイル」から「データフォルダを開く」を押します。

フォルダ内の「MQL4」から「Indicators」へ向かい、VLDMIのファイル2つを加えましょう。

MT4では、ナビゲーター内のインディケーターを右クリックし、「更新」を選びます。

インディケーターに加わったVLDMIをチャートにドラッグ&ドロップし、指標の情報ウインドウでOKをクリックすれば、チャートの下に出てきます

VLDMIの使い方

MT4でのVLDMIは、0と100という限界点のほかに、売られすぎの基準である30、買われすぎの基準である70のラインを示します。VLDMIが30か70を破ったときはトレンド変換のサインなので、投資行動すべきか判断しましょう。

VLDMIは、チャートのトレンドと逆方向に動くこともあります。上昇トレンドなのにVLDMIが下を向いているなど、2つのグラフの動きが違えば、トレンドが切り替わるサインなので投資のチャンスととらえてもよいでしょう。

VLDMIまとめ

VLDMIは買われすぎや売られすぎのサインを示すオシレーター系指標です。複雑な計算式にもとづいたデータを示すので、テクニカル指標のなかでもサインを出すタイミングが早く、投資判断につなげやすいでしょう

使用中はVLDMIラインの位置取りだけでなく、チャートの動きとの違いにも要注目です。今回の記事でVLDMIを面白いと思ったら、早速使ってみてはいかがでしょうか。

【Trading View (トレーディングビュー) | 無料で使える多機能チャートツール】

![](https://kasobu-com.imgix.net/kS31vTVOlUbo2uUHCeNIxntiKWC3/1637228950489/btc-usd-tradingview-example.jpg?auto=format)

Trading View では100種類以上のインジケーターや50種類以上の描画ツールを自在に駆使し、相場の動向を把握できます。

また、ユーザー同士のコミュニケーションの場としての役割も兼ね備えています。自分のチャート分析やトレードの案を公開したり、他の人が公開した指標を見てトレードの参考にしたりできます。

さらに、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成も可能で、全世界で数多くのトレーダーに愛用されています。

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができます。トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。


PRO,Basicの機能に加えて、より多くのチャート、時間足、インジケーターを設定可能!
PRO+,PROの機能に加えて、高度なテクニカル分析が可能に!次のレベルを狙うデイトレーダーにおすすめ!
PREMIUM,チャートツールの最高峰。可能なすべてのチャンスを逃さないための最高精度と緻密なデータを閲覧可能!

こちらは編集部おすすめの、本当にトレードで役立つテクニカル分析まとめです。トレードでの勝率をさらに高めたいという方は気になったものから1つずつ覚えていきましょう!


ボリンジャーバンド,勢いの変化や反転の目安、方向を見るテクニカル指標
MACD,移動平均線を元にしたテクニカル指標
ローソク足,価格を4つの値段で表し、価格推移を表示したもの
移動平均線,相場の方向性を見るテクニカル指標
ゴールデンクロス,価格の上昇を判断するテクニカル分析手法
出来高,売買の数量を確認できる指標
ダウ理論,全てのテクニカル分析の基礎として現在も多くの投資家に支持されている
支持線,過去の価格推移から反発を予想
新値足,トレンドを把握するためのテクニカル分析
サヤ,価格変動において生じる値幅のこと
ストキャスティクス,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
一目均衡表,相場の動向を見るためのテクニカル指標
RSI,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
ダイバージェンス,様々なオシレータ系指標に見られる現象
逆ウォッチ曲線,価格と出来高から相場を分析する手法
コマ足,売買シグナルをわかりやすく出してくれる


VWAP,大口取引を行う、機関投資家などを中心に目標値とされている
モメンタム,トレンドの転換や強弱を表す指標
逆三尊,トレンドが転換するときに形成されるチャートパターン
ソーサー,頻繁に出現するチャートパターン
エリオット波動,相場は5つの上昇波と3つの下降波で1つの周期を形成するという考え方
パラボリック,トレンド追随型のテクニカル分析
三段高下,上昇・下降相場の波動理論
グランビルの法則,移動平均線とレートの関係性から売買タイミングを判断する
ダブルトップ,上昇トレンドが終了する際に現れるチャートパターン
DMI,市場の状態を見極めるための順張り指標
ポイントアンドフィギュア,○と×だけで値動きを表現して相場のトレンドを把握し予測する
アームズボックス,その日の高値と安値を示し、取引量を把握可能
練行足,一定の値幅を決めて、その値幅以上の値動きがあったときに足を記入する
リスクリワードレシオ,利益確定と損切りのバランスを表す指標
%Rオシレーター計算式,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
フィボナッチ,サポートとレジスタンスの地点を判断する指標
RCI,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
サイコロジカルライン,市場参加者の心理を数値化した指標
酒田五法,日本の江戸時代に開発され、現在も使われる相場分析方法

国内 暗号資産(仮想通貨)取引所比較ランキング
  1. Coinceck(コインチェック)

    取引量・ユーザー数は日本で最大級!使いやすいスマホアプリと豊富な取扱通貨で人気の取引所!

    詳細を見る
  2. Bitbank(ビットバンク)

    全ての暗号資産(仮想通貨)が板取引形式 (最安手数料) で売買できる!

    詳細を見る
  3. GMOコイン

    安心のGMOインターネット (東証一部上場)グループの暗号資産(仮想通貨)取引所

    詳細を見る
※ 2023年11月22日 最新更新国内取引所ランキングをもっと見る
海外 暗号資産(仮想通貨)取引所比較ランキング
  1. Bybit(バイビット)

    クレカ入金可能!レバレッジの効いたFX取引に特化した暗号資産(仮想通貨)取引所!海外ならココ一択!

    詳細を見る
  2. Zoomex(ズームエックス)

    レバレッジ取引に特化した次世代仮想通貨取引所!

    詳細を見る
  3. MEXC(メックスシー)

    取り扱い銘柄数1,500種類以上の大手仮想通貨取引所!

    詳細を見る
※ 2023年11月22日 最新更新海外取引所ランキングをもっと見る
目次
詳細表示