リップル (Ripple/XRP) が暴落した原因とは?今後2020年代を見据えた将来予測

1分で理解する要約
  • 2019年リップルの価格は暴落した
  • リップル暴落は「リップル社のリップル大量売却が原因」と主張する人がいる
  • リップル社の売却額は全取引額の0.5%未満とインパクトは小さい

「リップル暴落の理由を知りたい!」と思っていませんか? そこで本記事では、リップルが暴落する原因についての一番有力とされている理由と、「リップル社の大量売却が原因」とする説について触れていきます。

リップル (Ripple/XRP) の価格はどうやって決まる?

リップルの価格が変化する仕組みは、需給のバランスです。買う人 (需要) が多ければ価格は上がりますし、売る人 (供給) が多ければ価格は下がります。

つまり「リップルを買いたい人」と「リップルを売りたい人」のバランスが変化したときに価格が変動するしくみです。

リップル (Ripple/XRP) が過去に暴落した理由

リップルが暴落する要因は「リップルを売る人の比率が多くなったとき」です。ではなぜ「リップルを売ろう」とする人が増えるのでしょうか?その原因は大きく3つ考えられます。

  • リップルに失望したとき (価格が上がらない、問題がある等)
  • 「仮想通貨」に失望したとき
  • 一儲けしようとする仕掛けを行うとき

1つ目はリップル自体に問題があったときです。株式も同じですが特定の企業に問題があったとき、その企業の株価は大きく下がります。ただリップルから悪いニュースが出ることはこれまでほとんどありませんでした。

2つ目は「仮想通貨」や「仮想通貨業界」に問題があったときです。たとえば仮想通貨取引所がハッキングされたとき。ハッキングが相次いだ2018年は、仮想通貨には将来がないと悲観的な見方が強まりました。

3つ目は仕掛け売りです。大量にリップルを持っている機関投資家などが、トレーダーを騙そうとして大量に売り出すことがあると考えられます。

Coincheckハッキング事件

Coincheckのハッキング事件は仮想通貨史上最大の暴落を引き起こした出来事でした。

2018年1月の初旬にピークを迎えていた仮想通貨市場は、バブルが弾けるように値を下げていたのですが、1月26日に約580億円分ものネムが、Coincheckから盗難されたことをきっかけに悲観的な売りがさらに強まりました。

「仮想通貨はもうダメだ」と感じる人が多かったのでしょう。「仮想通貨取引所のセキュリティ対策がダメなだけで、仮想通貨のしくみ自体に問題はない」とする意見は多かったものの、Concheck事件以降もZaifやBITPointでハッキング事件が続きました。

しかも犯人は捕まっていないため、仮想通貨はハッキングに脆弱であることが印象付けられ、イメージを悪化させました。

機関投資家が大量の売却

リップルを大量に保有している人が一気にリップルを売り出すと、売り注文が極端に多くなり価格が暴落することがあります。

ただし「売る」といっても、何らかのニュースでリップルや仮想通貨に失望したわけではなく、あえて価格の下落を狙った「仕掛け売り」である可能性があります。価格が下がった原因をチャートやニュースなどから分析し、よく観察することが大切です。

ハードフォークの発生

ハードフォークは通貨がアップデートすることで、ブロックチェーンが2つに分岐することです。通貨の開発者同士が対立したとき、新しいブロックチェーンも古いものも両方存続することがあります。

このとき新しいブロックチェーンに対応した新しい通貨が誕生します。多くの場合ハードフォーク以前に通貨を保有していると、新しく誕生した通貨をもらうことが可能です。

この「新しい通貨の付与」を狙って、ハードフォーク前に通貨をたくさん保有しようという「買い需要」が発生し、通貨の価格が上がります。そしてハードフォーク後は用済みとなるため、「売り」が先行して価格が下がります。

リップル (Ripple/XRP) を取引するならどこの取引所

リップルの購入におすすめな国内取引所はCoincheckです。初心者の方でも使いやすいスマホアプリが魅力です。ウィジェット機能もあるため、スマホからワンタッチでいつでもリップルの価格をチェックできます。

Coincheck (コインチェック)
取扱通貨
27銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。

リップル (Ripple/XRP) は暴落時に買い注文

安いときに買って高いときに売る」これが相場の鉄則です。ゆえにリップルが暴落したときは、絶好の「買い場」といえます。ただ頭ではわかっていても、実際暴落している相場を目にすると買う勇気はなかなか出ないでしょう。暴落時は「どこまで価格が下がるのか」を見通すことが非常に難しいからです。

「もし今買ってさらに価格が下がったらどうしよう・・・」と恐れます。気持ちでトレードが左右されないように、相場を冷静に見極める技術を身につけておくことが大切です。

リップル (Ripple/XRP) の暴落歴史

2019年8月15日 リップルの暴落の原因はリップル社?

2019年に値上がりが期待されたリップルですが、価格は反対に約39円から約21円まで値下がりしてしまいました。仮想通貨市場全体の動きに連動していたという見方もありますが、リップルは特に値下がり率が大きかったため別の原因が考えられました。

なぜリップルの上値が重いのでしょうか? 実は「リップル社が大量にリップルを売却しているから」と主張する人々が、2019年8月に「リップル社に対してリップルの売却中止を求める」とする署名活動が行なわれたからです。リップル社のCEO Garlinghouse氏はこの署名活動についてツイッター上で以下のコメントを発表しました。

リップル社は四半期ごとにリップルの売却を行っていますが、リップルの全取引量に対してほんのわずかの割合にすぎません。さらに我々は売却数量を徐々に減らしています。

リップル社が公開した四半期レポートを見てみると、リップル社が売却した自社仮想通貨が、全体の取引額に占める割合は次のとおりです。

四半期レポート
-1Q 20192Q3Q4Q
全売却額の全取引量に対する比率0.32%0.16%0.4%0.08%

Garlinghouse氏の主張どおり、リップル社の売却額は全体の取引額の0.5%未満です。ゆえにリップルの価格が上がらない理由にリップル社の大量売却を主張するのは少し厳しいといえるでしょう。

2019年12月18日のリップル暴落の動き

現時点 (2020年2月) から鑑みると、2019年12月末がリップルの底だったといえるでしょう。2020年年明けから仮想通貨市場が急騰し、リップルも市場の動きに連動して値上がりしているからです。2020年からはアルトコインの値動きが強くなってきているため、今後も値上がりが期待できるかもしれません。

リップル (Ripple/XRP) の暴落まとめ

リップル自体に悪いニュースはほぼありません。ですがリップルの価格がなかなか上がらないため、やきもきしている方も多いのではないでしょうか。

リップルは有望な通貨ですが、市場は投資家の予測どおりに動いていないのが現状です。

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