Zaif (ザイフ) の基本情報
Zaif (ザイフ) のメリット
Zaifのメリットは以下の二つがあります。
- 国内取引所で唯一のコイン積み立てを導入
- 日本発のICOプラットフォーム「COMSA」を展開
メリット1 国内取引所で唯一コイン積立を導入
コイン積立は初心者でも簡単かつ知識なしで、仮想通貨の積立ができる仕組みです。自分自身の感情を排し、毎月銀行口座から自動で積立をしてくれるので、自動的に仮想通貨の投資が行われているということになります。このサービスではドルコスト平均法と呼ばれるものが採用されていて、リスクが少なく効率的に仮想通貨資産を増やせるので人気の投資方法として広く認知されています。
(2020年7月13日現在Zaifではコイン積立を無期限停止しています)
Zaifコイン積立
「Zaif」は仮想通貨の取引所の中では珍しい、仮想通貨の積み立てができる取引所です。先ほども記述しましたが、この機能は毎月一定額が指定の銀行口座から引き落とされて、自動でその分の仮想通貨を購入してくれるというサービスです。
仮想通貨を買う手間が省けたり、購入するタイミングを考える必要などはないというメリットがあります。何も考えずに仮想通貨が貯まっていくというシステムであるためとても便利で、利用している人も多くいます。また、この積み立てができるのはZaif特有の機能となっているため、まだ仮想通貨についてあまり詳しくなかったり、投資のタイミングがわからない方はこの機能を使ってみるのも良いかもしれません。
この「Zaifコイン積立」は毎月一定回続けると言うドルコスト平均法と言う投資方法の1つでもあります。長期間の資産運用がしたい方は試してみる価値があります。コイン積立を始めるのとき、まずZaifの口座開設をする必要があります。
メリット2 日本発のICOプラットフォーム「COMSA」を展開
Zaifの一番の特徴と言っても過言ではないのが、「COMSA」と呼ばれる、Zaifの運営元であるテックビューロ社がZaif等のサービス等を介して提供している企業によりブロックチェーンを使ってもらうためのサービスです。具体的なサービスの内容としては、まずICOソリューションと呼ばれる部分で、これからICOと呼ばれる、簡単に言えばトークンを用いた資金調達を行いたいが、ホワイトペーパー等のICO知識を持っていない企業でもICOができるようなサポートを行なっています。
続いてこうしてサポートされてICOが行われたトークンは、COMSAを介しての場合、そのトークンがそのままZaifに上場する仕組みになっています。こうすることで、Zaifの活発か出来高の恩恵を初期から受けることが可能になります。このようなICOのプラットフォームを日本で初めて立ち上げた会社の取引所としてもZaifは有名です。
Zaif (ザイフ) のデメリット
2018年2月末、Zaifの取引所にてサーバーエラーが発生し、多くの人が買い注文や売り注文が通らなくなりました。
その後、ユーザーが注文できないのにも関わらずロスカットが発生しビットコインの価格が30分で約46万円の下落することがありました。
Zaif (ザイフ) の取扱仮想通貨
Zaif (ザイフ) の取扱仮想通貨一覧
決済通貨は日本円とBTC (ビットコイン)の2種類になります。
Zaifの取り扱い通貨は5種類です。
また他の取引所よりもかなり多くの通貨を取り扱っている上に、トークンやCOMSAを取り扱っているのは国内取引所では非常に珍しいです。
Zaif (ザイフ) のトークン
Zaifは上でも述べた通り、ICOのプラットフォームと連携しているため、Zaifで購入できるトークンの種類は他の取引所と比べると比較的豊富で、またZaifでしか購入できないトークンも存在しています。
Zaif (ザイフ) の手数料
Zaif (ザイフ) のアカウント・口座開設手数料
アカウントの開設とその維持にお金はかかりません。口座を持っておくだけなら無料でできます。
しかし本人確認が未完了の場合のみ口座管理手数料が発生します。
Zaif (ザイフ) の入出金手数料
参照:Zaif 取引ルール
Zaifでは仮想通貨の入金手数料は無料ですが、それ以外の入出金に関しては手数料がかかるので注意しましょう。
Zaif (ザイフ) の取引手数料
ビットコインを取引する手数料は0%になっています。以前は手数料がマイナスでしたが、現在はそのようなサービスはありません。
Zaif (ザイフ) のFX・レバレッジ
Zaif (ザイフ) のFXの基本情報
FXとは自己資金にレバレッジ (倍率) をかけることで、少額でも大きな利益をあげられるシステムのことです。
Zaifでは信用取引とビットコインのFX取引を利用できます。ビットコインのFX取引のレバレッジが最大25倍で、信用取引のレバレッジは最大7.77倍となっています。
【ロスカット】
損失額があまりに大きくなりすぎた際、トレーダーの損失をこれ以上増やさないために、買い注文が強制的に売られたり、空売りしたものが強制的に買い戻されたりします。これを「ロスカット」と呼びます。ユーザーの過剰な損失を防ぐための安全装置とも言えますが、急激な価格の変動で間に合わず、ユーザーが多額の損失をしてしまう場合もあります。ロスカットも追証と同様に証拠金維持率を元に基準が設定されており、Coincheckでは50%を下回った場合となります。
追証無しのレバレッジ取引:AirFX
ZaifのAirFXとは現物取引に近い価格感で取引できるツールのことです。レバレッジをかけることもできます。さらに、EPSと呼ばれる、自動のロスカットシステムが導入されたことで、追証が不要で証拠金以上のマイナスに陥ることを防止してくれます。それ故他の取引所でよく耳にするような「追証」と呼ばれるシステムはありません。
Zaif (ザイフ) のスマホアプリ
Zaifのスマホアプリは以前はリリースされていましたが、現在は利用することができません。スマホからの操作はWebブラウザを用いて行うことになります。
Zaif (ザイフ) の取引ツール
ZaifはチャートにTradingViewを採用し、テクニカル指標数はなんと76種類もあります。そのため市場動向の予測がしやすく、仮想通貨取引をより有利に行えます。
ZaifのPC取引ツールはこちらの画像のようにシンプルで完結なので、初心者でも非常に見やすく使えるようになっています。
時間軸は1分足から週足まで、全10種類の足から選ぶことが出来ます。チャートスタイルはローソク足や平均足など全6種類から、インジケーターは、移動平均線等基本的なものを含む全9種類から、オシレーターは、出来高やMACDなど全49種類から、と全て同時に表示させることができます。(ある程度以上のインジケーターを同時表示すると、チャートが非常に重くなり、かつ見にくくなります。)
Zaifは現物取引、信用取引、AirFXがあります。その中でもAirFXはZaif一押しのトレードツールです。
Zaif (ザイフ) の使い方
Zaif (ザイフ) の入金方法
取引の欄から入出金というボタンを選択します。日本円のマークがあるので「日本円の入出金と履歴」という文字を押して、入金に進みます。
その後、希望する金額を入力して「入金開始」というボタンを押します。その後識別コードが表示されますので、メモしておきましょう。「タナカ ケンジ 11111」このような形になります。そして銀行に行き、自分の氏名を先ほどの識別コード入力してください。
振込み後入金額が反映されるのは大体1時間程度かかります。これで入金は完了です。
Zaif (ザイフ) の出金方法
まずはzaifにログインし、入出金のボタンを押します。入出金のページに飛んだら、入金、出金、履歴とある中の出金を選びます。
しかし、出金申請をする前に振込先の銀行口座を登録しなければ出金申請を行うことができません。
登録がまだの方はまず出金口座の登録をしましょう。もし登録せずに出金をしようとすると「先にこちらから出金口座の登録お願いします」と言う注意書きが出てきます。そこのリンクから銀行口座の登録を行うようにしましょう。
銀行口座を登録したら、出金のページに行くと登録した銀行口座が表示さます。今一度この銀行口座新をしっかりと確認することが重要です。
もし、違うものになっているのであれば違う人に振り込んでしまうことになってしまう、確認が必要です。出金先が間違っていなければそのまま出金額を出金金額の欄に入力し、「私はロボットではありません」という確認にチェックを入れます。
ここで1つ注意があります。手数料+出金額がZaifにある日本円を超えない範囲でなければいけません。しっかりと十分な日本円があることを確認して出金申請を行うことが重要です。
Zaif (ザイフ) の送金方法
ログイン後のアカウントから「入出金」をタップして、送金したい仮想通貨を選んで出金を選択します。最後に送金情報と確認事項を入力したら送金完了です。
Zaif (ザイフ) のセキュリティ
コールドウォレット
インターネットから完全に切り離されたウォレットのこと。コールドウォレットを用いることで、不正アクセスなどによる仮想通貨盗難の危険性はなくなりますが、コールドウォレットを物理的に盗まれてしまう危険性が存在することに注意しましょう。
二段階認証
スマートフォンを使い、メールアドレスとパスワードでのログインの他に認証コードなどによってセキュリティを高める方法です。ほとんどの取引所・販売所で導入されているサービスですが、個人の資産を守るためには欠かせないので必ず設定しましょう。
SSL通信
インターネットによる情報を暗号化する技術です。
アカウントロック
パスワードを一定回数以上間違ってしまうと、アカウントへのログインがロックされる技術です。
取引時暗証番号
自分自身で設定する暗証番号のことです。
マルチシグネチャ
複数のシグネチャ(署名)を活用して、セキュリティを高める方法です。
ログイン履歴の通知
メールなどでログイン時に確認のメッセージが届きます。
Zaifでは不正アクセスによるハッキング事件なども起こっていて、セキュリティ面における不安は少し残ります。しかし基本的なセキュティ対策は行なっているので、今後Zaifのセキュリティ体制の向上に期待しましょう。
Zaif (ザイフ) の口座開設方法
以下ではZaifの口座開設方法に関して簡単な流れを解説します。
Zaif (ザイフ) 口座開設の準備
Zaifの口座開設申込は簡単で、数分あれば一通り登録が完了します。なお、下記のものが必要となります。あらかじめご準備ください。
ご自身のメールアドレス
gmailやyahooメールなど普段お使いのメールアドレスの記入で構いません。準備をしておきましょう。なお、金銭的なやりとりが発生する大事な口座ですので、できるだけ普段お使いのメールアドレスに集約されることをおすすめします。
本人確認資料
マイナンバーや免許証、パスポート、保険証といった本人確認資料が必要です。
出金口座
お持ちの預金銀行との連携で、口座番号などが必要です。なお、本人名義であるかどうかも念のため確認しておきましょう。
スマートフォン
セキュリティレベルを高くする2段階認証や電話番号登録の際に必要です。できれば手元に置かれて作業しましょう。
※口座を開設する際には、本人確認書類の提出で、Web上へのアップロードが求められます。事前にスマートフォンなどで本人確認書類の写真を表裏を鮮明に撮影しておくとスムーズです。
Zaif (ザイフ) 口座開設の手順
メールアドレスを登録する

取引所といっても色々とありますが、ほぼどの取引所も共通してメールアドレスの登録が第一段階です。メールアドレスの登録は下記の流れで行います。
- メールアドレスを登録後、確認メールが届く
- 確認メールに記載されているリンクをクリック
- パスワードを設定
- 登録画面が開いたら次のステップへ
本人情報の入力

その後、様々な規約に同意した後、個人情報の入力の画面へ行きます。正確な情報を埋めて行きましょう。
本人確認資料のアップロード

本人情報を入力すると、本人確認書類のアップロードを求められます。求められている写真形式(jpgなのかpngなのか)などに注意して、アップロードをしましょう。
確認郵送はがきが届く
一連のご入力が終わりましたら、一旦は登録が完了となり、その後数日後に本人確認のための確認ハガキが指定住所に郵送で届きます。本人限定で受け取りを行った段階で、正式な登録完了となり、本格的にスタートです。
Zaif (ザイフ) のまとめ
Zaifは取扱トークンが豊富で、レバレッジも最大で7.77倍かけて取引できる仮想通貨取引所です。また国内取引所で唯一のコイン積立サービスを導入していました。
しかしながら前述した通りZaifはFISCOとサービス統合したため、2019年12月5日現在新規会員の受付を行なっていません。